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第13話
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私とマルクスは別室から、冒険者ギルド内にある飲食店のテーブル席に向かう。
昼食をとっていると、マルクスが話す。
「エミリーは、これから何か予定があるのか?」
「そうですね……街を巡ろうかと、思っていました。
来たばかりで、生活面の問題は解決している。
余裕ができたことで、まずはこの街を知りたくなっていた。
「それなら、俺が街を案内しよう」
「本当ですか、嬉しいです」
私が本心を伝えると、マルクスが思案して話す。
「価値を知らなかったとはいえ、貴重な魔力回復ポーションを平然と幾つも取り出したり……エミリーは心配になってしまう」
「そ、そうですか」
私からすれば貴重だと思っていなかったのもあるけど、確かにポーションを全部見せたのはやり過ぎた気がする。
顔が赤くなってしまうと、マルクスが微笑む。
「俺達を信用してくれたのだろう。俺はエミリーだから、街を案内したいと想っている」
そう言ってくれるのは嬉しいけど、調合魔法の力が凄いからだろうか?
私は自分の力が凄いから、マルクスの好意を疑ってしまう。
とにかくマルクスと一緒にいられるのが嬉しくて――私達は、街を巡ろうとしていた。
昼食をとっていると、マルクスが話す。
「エミリーは、これから何か予定があるのか?」
「そうですね……街を巡ろうかと、思っていました。
来たばかりで、生活面の問題は解決している。
余裕ができたことで、まずはこの街を知りたくなっていた。
「それなら、俺が街を案内しよう」
「本当ですか、嬉しいです」
私が本心を伝えると、マルクスが思案して話す。
「価値を知らなかったとはいえ、貴重な魔力回復ポーションを平然と幾つも取り出したり……エミリーは心配になってしまう」
「そ、そうですか」
私からすれば貴重だと思っていなかったのもあるけど、確かにポーションを全部見せたのはやり過ぎた気がする。
顔が赤くなってしまうと、マルクスが微笑む。
「俺達を信用してくれたのだろう。俺はエミリーだから、街を案内したいと想っている」
そう言ってくれるのは嬉しいけど、調合魔法の力が凄いからだろうか?
私は自分の力が凄いから、マルクスの好意を疑ってしまう。
とにかくマルクスと一緒にいられるのが嬉しくて――私達は、街を巡ろうとしていた。
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