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決戦、エイルアン城
全員集合 2
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「おいおい、随分派手にやられてんなぁ?」
「はっ・・・遅すぎるんだよ」
必死に起き上がろうと折れた手足でもがいていたレオンは、後ろからやってきた人影によって支えられていた。
その人影が誰かなど振り返らずとも分かる、この身体がその力によって瞬く間に癒されれば、誰にだって分かるだろう。
自らのボロボロの姿を皮肉ってきたクロードに対して、レオンはその遅すぎる到着へと文句を零していた。
「にいやん!!クララ、イダ!良かったにゃー!!!」
「うわわっ、ティオちゃん!危ないから!」
「・・・ティオ、痛い」
ようやく皆と合流できた事で喜びを爆発させたティオフィラは、彼女達へと思いっきり飛び込んでいく。
彼女を何とか受け止めたクラリッサはその行いを注意し、それに巻き込まれたイダは文句を漏らすが、その表情には笑みが浮かんでいた。
「クロード様・・・?良かった、無事だったんですね!!」
戦闘不能なエミリアを抱えているため、レオン達の戦いに加わらず柱に身を隠していたアンナは、合流したクロード達の姿を見ると喜びに目を潤ませていた。
「おぉ!アンナ!やっと合流できたな!!」
「えぇ、えぇ!!私を助けに来てくださったんですね!私・・・嬉しいです!!」
ようやく叶ったアンナの救出に、クロードは顔を上げると彼女へと笑顔を見せる。
その表情にアンナは感極まって涙を流し始める、彼女は仲間達皆が自分を助けるためにここへと集まった事を知り、感謝と申し訳なさに感情を制御できなくなっていた。
「ちょっと!そんなことより、早く私を治しなさいよ!!」
「お、おう!そうだな。アンナ、エミリアをこっちに」
自らの胸に飛び込んできて涙を流しているアンナをそっと抱きとめ、その感触を楽しんでいたクロードは、至近距離から聞こえてきたエミリアの恨み言に、慌ててアンナとの距離を離していた。
そのままの姿勢でもクロードの力ならば彼女を治療するには問題なかっただろうが、どこか気まずい空気を感じとったクロードは、アンナにエミリアを背負っている背中を向けるように指示を出す。
「そんな慌てなくても、良かったのに・・・えっと、こうですか?」
飛び込んだクロードの胸に味を占めていたアンナは、エミリアに口を挟まれて慌てて離した彼の振る舞いに口を尖らせる。
彼女の不満を漏らした呟きは小さく、誰に聞かれることもなかった。
「そうそう・・・よし、こんなもんでどうだ?」
「あぁ~、楽になったわぁ。アンナ、もう降ろしていいわよ」
クロードに対して背中を向け、姿勢を低くしたアンナにクロードは腕を伸ばしてエミリアの治療を開始する。
オーデンに痛めつけられ、少し動いただけでも全身に痛みが奔るような状態だった彼女の身体も、その力に掛かればあっという間に回復し、エミリアは久々に自由に動かせる身体を堪能するように四肢を伸ばしていた。
「エミリア、大丈夫なの?」
「平気平気!」
痛めつけられ、ぐったりとしていたエミリアの姿を目にしていたアンナは、元気を取り戻した彼女にも心配そうな視線を向けている。
彼女の不安げな声にエミリアは手足を振り回して応えてみせる、その姿は一刻も早く自分で自由に動きたいと訴えかけていた。
「ふぅ、何だか自分の足で立つのも久しぶりな気がするわね・・・ロイクさん!それ、私のだから返してくれる!!」
あれだけ早く降りたがっておきながら、エミリアはかなり慎重に床へと足をつける。
そうして何度か足を踏みしめて具合を確認した彼女は、近くで魔物達と戦っているロイクを見つけると、自らの獲物を返してもらおうと声を掛けていた。
「えぇ!?そりゃ分かるけど・・・それじゃあ、俺はなに使ったらいいんだよ?」
戦いの端っこで、隙を見てはその斧を振るっていたロイクは、エミリアの声に戸惑っていた。
彼としても正直扱いに困っているこの武器はエミリアに返してしまいたいが、そうすると戦う術を失ってしまう。
決して楽ではない戦況に、それは死活問題に思えた。
「ほら、あんたの出番よ!なんか適当な武器でも作りなさい」
「適当って言われてもなぁ・・・ロイクさんだっけ?得意な武器とかあります?」
ロイクのもっともな言葉に、エミリアは隣にいたクロードの背中を叩くと、彼の能力で武器を作れと促していた。
そのぞんざいな言葉は、信頼の証だろうか。
どこか釈然としないまま彼女に促され前へと進み出たクロードは、周りに素材になるものがないか探しながら、ロイクにリクエストを求めていた。
「はぁ、出来ればその剣の方が・・・慣れているので」
「えっと、それじゃあ・・・やっぱ石の剣になるのかなぁ」
控えめに自分の得意な武器を告げてきたロイクに、クロードは周りから碌な素材が見つからないことを嘆いていた。
このままでは床の素材を流用した石の剣しか作れないが、それでは十分な戦力にならない事はかつての戦いの折に目にしている。
それしか選択肢はないのかと難色を示すクロードは、何とか別の素材はないかと視線を巡らせるが、
結局何も見つけることは出来ない。
そんな彼の肩を、叩く人影がいた。
「おい、俺にもそれを作れ」
「うおっ!?レオンか・・・どうしたんだ?さっき治したばっかなのに、なんかボロボロだな?」
クロードの肩を叩いたのは、レオンだった。
彼はその大きすぎる大剣を差し出すと、それを素材に武器を作れと要求している。
クロードはそんなことよりも突然現れた彼と、そのボロボロさに驚きの声を上げていた。
「お前らがいつまでもぐだぐだやってるから、その間の時間稼ぎをやってやってたんだよ!!いつになったら準備が整うんだ、お前らは!!」
「おぉ!?悪い悪い、そうだったんだな!」
クロード達が暢気に会話している間にも時間は過ぎている、その間にも彼らに迫ろうとしていたオーデンをレオンが引き止めていたようだ。
オーデンに弾き飛ばされてこちらまでやってきたレオンは、そのついでに武器の修正をクロードに求めていた。
見れば今は一人、デニスがどうにかオーデンの足止めをしようと頑張っているが、かなり分が悪そうだった。
「それで・・・これを、前使ってたみたいな剣にすればいいのか?」
「あぁ、お前なら出来るだろう?」
「おぅ、任せとけ!」
クロードへと剣を差し出しているレオンは、どこか挑発的に顔を傾ける。
それはクロードの力を試す態度だろうか、クロードはそれを受けて力強く頷くと、その大剣を受け取っていた。
「お、重いな・・・えーっと、基本の素材はこれをこのまま使って・・・柄はこれ、なんだ?何かの骨か・・・まぁいい、これをそのまま流用してっと」
レオンから大剣を受け取ったクロードは、まずはその重たさに身体を持っていかれてしまう。
男の意地からか、最初はどうにか持ち上げようと粘っていた彼も、すぐに諦めてそれを床に降ろすと、使われている素材の検分を始めていた。
ある程度武具を扱った経験から、なんとなくそれに使われている素材を見抜けるようになっていたクロードは、その大剣に主に使われている素材を鋼と何か動物か魔物の骨だと推測する。
それらの素材から頭の中で完成形をイメージし始めた彼は、ゆっくりとその腕を前に伸ばすと、力をその手に纏わせ始めていた。
「・・・出来たか?」
「もうちょい・・・よし、こんなもんだろ」
デニスとオーデンの戦いぶりに、一刻の猶予もないと焦るレオンは、発動を始めたクロードの力にすぐに寄越せと急かしていた。
せっつかれ小突かれた背中に、その振動は寧ろクロードの集中力を乱して完成を遅らせている。
クロードは乱れた手元からどうにか集中を取り戻すと、一振りの剣をその手に作り出していた。
その剣はクロードの手にも握りやすく、彼の力では僅かに重たく感じる程度の重量へと仕上がっていた。
「よし、寄越せ!!」
「あ、おい!なんだよ、ちょっとは感想とかさ・・・」
クロードの手に剣が握られたのを見たレオンは、すぐさまそれを奪い取るとオーデンの下へと駆けていく。
その態度に不満を感じたクロードは、彼の後姿を追いかけるが、その背中はあっという間に遠ざかっていた。
「はっ・・・遅すぎるんだよ」
必死に起き上がろうと折れた手足でもがいていたレオンは、後ろからやってきた人影によって支えられていた。
その人影が誰かなど振り返らずとも分かる、この身体がその力によって瞬く間に癒されれば、誰にだって分かるだろう。
自らのボロボロの姿を皮肉ってきたクロードに対して、レオンはその遅すぎる到着へと文句を零していた。
「にいやん!!クララ、イダ!良かったにゃー!!!」
「うわわっ、ティオちゃん!危ないから!」
「・・・ティオ、痛い」
ようやく皆と合流できた事で喜びを爆発させたティオフィラは、彼女達へと思いっきり飛び込んでいく。
彼女を何とか受け止めたクラリッサはその行いを注意し、それに巻き込まれたイダは文句を漏らすが、その表情には笑みが浮かんでいた。
「クロード様・・・?良かった、無事だったんですね!!」
戦闘不能なエミリアを抱えているため、レオン達の戦いに加わらず柱に身を隠していたアンナは、合流したクロード達の姿を見ると喜びに目を潤ませていた。
「おぉ!アンナ!やっと合流できたな!!」
「えぇ、えぇ!!私を助けに来てくださったんですね!私・・・嬉しいです!!」
ようやく叶ったアンナの救出に、クロードは顔を上げると彼女へと笑顔を見せる。
その表情にアンナは感極まって涙を流し始める、彼女は仲間達皆が自分を助けるためにここへと集まった事を知り、感謝と申し訳なさに感情を制御できなくなっていた。
「ちょっと!そんなことより、早く私を治しなさいよ!!」
「お、おう!そうだな。アンナ、エミリアをこっちに」
自らの胸に飛び込んできて涙を流しているアンナをそっと抱きとめ、その感触を楽しんでいたクロードは、至近距離から聞こえてきたエミリアの恨み言に、慌ててアンナとの距離を離していた。
そのままの姿勢でもクロードの力ならば彼女を治療するには問題なかっただろうが、どこか気まずい空気を感じとったクロードは、アンナにエミリアを背負っている背中を向けるように指示を出す。
「そんな慌てなくても、良かったのに・・・えっと、こうですか?」
飛び込んだクロードの胸に味を占めていたアンナは、エミリアに口を挟まれて慌てて離した彼の振る舞いに口を尖らせる。
彼女の不満を漏らした呟きは小さく、誰に聞かれることもなかった。
「そうそう・・・よし、こんなもんでどうだ?」
「あぁ~、楽になったわぁ。アンナ、もう降ろしていいわよ」
クロードに対して背中を向け、姿勢を低くしたアンナにクロードは腕を伸ばしてエミリアの治療を開始する。
オーデンに痛めつけられ、少し動いただけでも全身に痛みが奔るような状態だった彼女の身体も、その力に掛かればあっという間に回復し、エミリアは久々に自由に動かせる身体を堪能するように四肢を伸ばしていた。
「エミリア、大丈夫なの?」
「平気平気!」
痛めつけられ、ぐったりとしていたエミリアの姿を目にしていたアンナは、元気を取り戻した彼女にも心配そうな視線を向けている。
彼女の不安げな声にエミリアは手足を振り回して応えてみせる、その姿は一刻も早く自分で自由に動きたいと訴えかけていた。
「ふぅ、何だか自分の足で立つのも久しぶりな気がするわね・・・ロイクさん!それ、私のだから返してくれる!!」
あれだけ早く降りたがっておきながら、エミリアはかなり慎重に床へと足をつける。
そうして何度か足を踏みしめて具合を確認した彼女は、近くで魔物達と戦っているロイクを見つけると、自らの獲物を返してもらおうと声を掛けていた。
「えぇ!?そりゃ分かるけど・・・それじゃあ、俺はなに使ったらいいんだよ?」
戦いの端っこで、隙を見てはその斧を振るっていたロイクは、エミリアの声に戸惑っていた。
彼としても正直扱いに困っているこの武器はエミリアに返してしまいたいが、そうすると戦う術を失ってしまう。
決して楽ではない戦況に、それは死活問題に思えた。
「ほら、あんたの出番よ!なんか適当な武器でも作りなさい」
「適当って言われてもなぁ・・・ロイクさんだっけ?得意な武器とかあります?」
ロイクのもっともな言葉に、エミリアは隣にいたクロードの背中を叩くと、彼の能力で武器を作れと促していた。
そのぞんざいな言葉は、信頼の証だろうか。
どこか釈然としないまま彼女に促され前へと進み出たクロードは、周りに素材になるものがないか探しながら、ロイクにリクエストを求めていた。
「はぁ、出来ればその剣の方が・・・慣れているので」
「えっと、それじゃあ・・・やっぱ石の剣になるのかなぁ」
控えめに自分の得意な武器を告げてきたロイクに、クロードは周りから碌な素材が見つからないことを嘆いていた。
このままでは床の素材を流用した石の剣しか作れないが、それでは十分な戦力にならない事はかつての戦いの折に目にしている。
それしか選択肢はないのかと難色を示すクロードは、何とか別の素材はないかと視線を巡らせるが、
結局何も見つけることは出来ない。
そんな彼の肩を、叩く人影がいた。
「おい、俺にもそれを作れ」
「うおっ!?レオンか・・・どうしたんだ?さっき治したばっかなのに、なんかボロボロだな?」
クロードの肩を叩いたのは、レオンだった。
彼はその大きすぎる大剣を差し出すと、それを素材に武器を作れと要求している。
クロードはそんなことよりも突然現れた彼と、そのボロボロさに驚きの声を上げていた。
「お前らがいつまでもぐだぐだやってるから、その間の時間稼ぎをやってやってたんだよ!!いつになったら準備が整うんだ、お前らは!!」
「おぉ!?悪い悪い、そうだったんだな!」
クロード達が暢気に会話している間にも時間は過ぎている、その間にも彼らに迫ろうとしていたオーデンをレオンが引き止めていたようだ。
オーデンに弾き飛ばされてこちらまでやってきたレオンは、そのついでに武器の修正をクロードに求めていた。
見れば今は一人、デニスがどうにかオーデンの足止めをしようと頑張っているが、かなり分が悪そうだった。
「それで・・・これを、前使ってたみたいな剣にすればいいのか?」
「あぁ、お前なら出来るだろう?」
「おぅ、任せとけ!」
クロードへと剣を差し出しているレオンは、どこか挑発的に顔を傾ける。
それはクロードの力を試す態度だろうか、クロードはそれを受けて力強く頷くと、その大剣を受け取っていた。
「お、重いな・・・えーっと、基本の素材はこれをこのまま使って・・・柄はこれ、なんだ?何かの骨か・・・まぁいい、これをそのまま流用してっと」
レオンから大剣を受け取ったクロードは、まずはその重たさに身体を持っていかれてしまう。
男の意地からか、最初はどうにか持ち上げようと粘っていた彼も、すぐに諦めてそれを床に降ろすと、使われている素材の検分を始めていた。
ある程度武具を扱った経験から、なんとなくそれに使われている素材を見抜けるようになっていたクロードは、その大剣に主に使われている素材を鋼と何か動物か魔物の骨だと推測する。
それらの素材から頭の中で完成形をイメージし始めた彼は、ゆっくりとその腕を前に伸ばすと、力をその手に纏わせ始めていた。
「・・・出来たか?」
「もうちょい・・・よし、こんなもんだろ」
デニスとオーデンの戦いぶりに、一刻の猶予もないと焦るレオンは、発動を始めたクロードの力にすぐに寄越せと急かしていた。
せっつかれ小突かれた背中に、その振動は寧ろクロードの集中力を乱して完成を遅らせている。
クロードは乱れた手元からどうにか集中を取り戻すと、一振りの剣をその手に作り出していた。
その剣はクロードの手にも握りやすく、彼の力では僅かに重たく感じる程度の重量へと仕上がっていた。
「よし、寄越せ!!」
「あ、おい!なんだよ、ちょっとは感想とかさ・・・」
クロードの手に剣が握られたのを見たレオンは、すぐさまそれを奪い取るとオーデンの下へと駆けていく。
その態度に不満を感じたクロードは、彼の後姿を追いかけるが、その背中はあっという間に遠ざかっていた。
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