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僕の実家は食堂で、この王都で代々商売をしている有名店だ。当然のように僕も店の手伝いをしてきて、四代目の店主になるべく修行中だ。
とはいえ、爺さんも父さんもピンピンしているので、まかないが僕の担当だ。そこまで行くのも大変だったので、一層修行しようと思っている。
「アンディ~! 相変わらずかわいいシリだなぁ~! 女の丸っこさとは違う、いいシリだ」
「ひゃんっ?! ちょっと、おさわり厳禁って張り紙してるでしょう!」
常連のおっちゃんが、毎回懲りもせずに僕の尻を撫でてくる。警戒をしていても料理をのせた皿を持っていると逃げきれなくて、いつも一回は触られてしまう……すっごく嫌だ!!
「おっさん、ウィリアムに見られたらマズいことになるぞ~!!」
「そうだそうだ!!」
別の常連がやんやとからかうのもいつもの事。ウィルはお隣さんで、幼なじみで——恋人。はっきりみんなに言ってないけど、みんなが僕たちが特別だってからかってくるんだ。別に隠してるわけじゃないけど、大っぴらに言われるのは、ちょっと……
「おじさんたち、いい加減にやめてよ~!」
そんないつもの風景に、いつものようにウィルが現れる、はずだった。ドアベルが鳴って振り向けば、そこにいたのはウィル。
——でも、少しだけいつもと違っていた。
「あ、おかえり、ウィ……」
おかえり、と最後まで言えなかった。ウィルが肩を抱いて連れてきたのは、金髪の女の子だった。でも、服は泥だらけのうえボロボロでひどい姿だった。
「どうしたの?!」
「アンディ、今夜、宿が空いてるか? 護衛の任務の帰りに、この子のいた隊商が襲われていて助けたんだ。もうひとり生存者がいる。二人一緒でいいそうだ」
よく見れば、二人の後ろには年配の女の人が同じくボロボロの状態で立っていた。食堂の二階は宿屋になっていて、偶然一部屋空いていた。
「任せて!! 父さん、部屋使うよ」
「おう。任せていいか?」
「うん!」
階段を駆け上がって、部屋を整える。掃除は毎日しているから、二人分のリネンやタオルを出すだけだ。
最近、盗賊が出るって聞いた。その被害者なんだろうな。かわいそうに。
彼女たちが少しでも気持ちよく過ごせるように、気持ちが落ち着く香をたいて湯の準備をする。一階に浴場があるけど、こんな時は部屋で落ち着きたいかもしれない。ポンプでお湯を桶にいっぱいにした頃、ようやく階段を登って彼女たちがきた。疲弊しているみたいで、やっぱり階段の往復は無理だったよね、と思った。
「湯の用意をしてくれたのか」
「うん。食事も上に持ってくるね。ウィルはどうする? 下で食べる?」
「俺は下で……っ? あの、マリンさん?」
下に降りると言いかけたウィルのそでを女の子がギュッと握りしめて引っ張った。
「そ、側に……いて、くださ、い」
——女の子に震える声でお願いされたら、ほっとけないよね。
「ウィルの分も持ってくるね。えっと、マリンさんっていうの? 清拭できますから、ゆっくりしてください。湯にも入れますけど……」
「……」
彼女は無言で首を横にふった。
「とても疲れていて、階段を登るので精一杯でした……湯の準備をありがとうございます」
お母さんかな? 女の人が丁寧に頭を下げてくれた。だから僕もすぐに下に降りて食事の準備をする。何を食べたいか聞くの忘れちゃったな。でも、きっとウィルはいつものっていうはずだ。
町の警備や護衛の仕事をしているウィルは、護衛でしばらく離れていると、必ず僕の作ったミネストローネを食べたがる。
そう言えば、清拭の時はさすがに離れるよね?
ふと、そんなばかな考えが浮かぶ。当然だよね!! 彼女たちだって出て行けって言うよね。そう思いながら清拭が終わる時間を見越して部屋に向かうと、ドアの前にウィルがいた。
「ウィル……彼女たち、大丈夫かな」
「どうかな。ショックが大きくてな。父親が王都にいるそうだから、知らせを警備隊から送ってもらった」
「そう。ご飯、食べられるかな」
「おっ、いつものだな」
ニカっと笑うウィルが嬉しくて、僕も笑う。
「ウィルも上で食べるんだよね? 終わってるか、ノックして聞いてくれる?」
「ん」
ノックをして確認すると、もう入っていいと返事が返ってきた。ウィルがドアを開けてくれて、テーブルにスープとパン、それからオムレツを並べた。
「どうぞごゆっくり」
テーブルに並べて振り向いた僕が見たのは、金髪がキラキラしていて、宝石みたいなグリーンの瞳をしたキレイな女の子だった。
びっくりした……こんなにキレイな子、見たことないよ
「皿は廊下に出してくれれば回収に来るから」
「ありがとう。後で、俺も下に行くよ」
「うん」
女の子をエスコートして椅子に座らせるウィルを見て、なんだか胸がズキンとした。金髪がキラキラするマリンさんと、艶やかな黒髪でハンサムなウィルが、すごくお似合いに見えた。僕の髪はどこにでもいるような明るい茶色で、瞳は……ウィルが青空の色だっていつも褒めてくれる。でも、顔立ちは男らしいと言われるよりかわいいと言われちゃう顔立ちでコンプレックスがある。
ウィルは僕を好きだと告白してくれて、どちらの親も公認で付き合っている。でも、ウィルにはあんな風にキレイな子が合うんじゃないの?
階段を降りると、父とおっちゃんたちが集まっていた。よく見れば、警備隊の人も来ていた。
「父さん、どうしたの?」
「ああ、ウィルが警備隊に知らせたから来てくれたんだが、様子はどうだ? 話はできそうか?」
「どうかな……でも、今はゆっくり食事をさせてあげて。かなりショックを受けているみたいだけど、清拭して食事をしたら落ち着くかもしれないよ。ウィルも付き添ってるし」
「だ、そうだ。あんたらは茶でも飲んで待ってな」
クマみたいな筋肉もりもりの警備隊のダントルさんと、痩せっぽちだけとめっぽう強いと言うニッキーさんのコンビは、街で有名な凸凹コンビだ。正反対な見た目でも、すっごく仲良しなんだよね。
「あの、他の人は……」
僕が聞くと、ニッキーさんは首を横にふった。
かわいそうに。
「有名な商会の隊商だった。荷は盗まれていたから強盗だと思うが、ちょっと気になるんだよな」
「何?」
「まだわからんから話せない。分かったとしても、俺たちの仕事だよ。あの子の親と連絡をとって今後の相談をする間は、ここに泊めてやってくれるかな。親父さん、大丈夫か?」
「任せときな。部屋は空いている」
こうして、彼女はうちに当面泊まることになった。僕は、それがなんだか……ううん。困っているんだもん。助けてあげなくちゃ。
自己嫌悪に陥っていると、階段から降りる音がしてウィルが食器を持ってきてくれた。
「ウィル、ありがとう。預かるよ」
「悪いな。俺、ちょっとダントルさんたちと話してくる」
皿を洗いながらチラッと見ると、三人が深刻な表情で話している。大変な事態なんだろう……そこにウィルが巻き込まれたらどうしよう……と思うと、怖くて仕方がなかった。
とはいえ、爺さんも父さんもピンピンしているので、まかないが僕の担当だ。そこまで行くのも大変だったので、一層修行しようと思っている。
「アンディ~! 相変わらずかわいいシリだなぁ~! 女の丸っこさとは違う、いいシリだ」
「ひゃんっ?! ちょっと、おさわり厳禁って張り紙してるでしょう!」
常連のおっちゃんが、毎回懲りもせずに僕の尻を撫でてくる。警戒をしていても料理をのせた皿を持っていると逃げきれなくて、いつも一回は触られてしまう……すっごく嫌だ!!
「おっさん、ウィリアムに見られたらマズいことになるぞ~!!」
「そうだそうだ!!」
別の常連がやんやとからかうのもいつもの事。ウィルはお隣さんで、幼なじみで——恋人。はっきりみんなに言ってないけど、みんなが僕たちが特別だってからかってくるんだ。別に隠してるわけじゃないけど、大っぴらに言われるのは、ちょっと……
「おじさんたち、いい加減にやめてよ~!」
そんないつもの風景に、いつものようにウィルが現れる、はずだった。ドアベルが鳴って振り向けば、そこにいたのはウィル。
——でも、少しだけいつもと違っていた。
「あ、おかえり、ウィ……」
おかえり、と最後まで言えなかった。ウィルが肩を抱いて連れてきたのは、金髪の女の子だった。でも、服は泥だらけのうえボロボロでひどい姿だった。
「どうしたの?!」
「アンディ、今夜、宿が空いてるか? 護衛の任務の帰りに、この子のいた隊商が襲われていて助けたんだ。もうひとり生存者がいる。二人一緒でいいそうだ」
よく見れば、二人の後ろには年配の女の人が同じくボロボロの状態で立っていた。食堂の二階は宿屋になっていて、偶然一部屋空いていた。
「任せて!! 父さん、部屋使うよ」
「おう。任せていいか?」
「うん!」
階段を駆け上がって、部屋を整える。掃除は毎日しているから、二人分のリネンやタオルを出すだけだ。
最近、盗賊が出るって聞いた。その被害者なんだろうな。かわいそうに。
彼女たちが少しでも気持ちよく過ごせるように、気持ちが落ち着く香をたいて湯の準備をする。一階に浴場があるけど、こんな時は部屋で落ち着きたいかもしれない。ポンプでお湯を桶にいっぱいにした頃、ようやく階段を登って彼女たちがきた。疲弊しているみたいで、やっぱり階段の往復は無理だったよね、と思った。
「湯の用意をしてくれたのか」
「うん。食事も上に持ってくるね。ウィルはどうする? 下で食べる?」
「俺は下で……っ? あの、マリンさん?」
下に降りると言いかけたウィルのそでを女の子がギュッと握りしめて引っ張った。
「そ、側に……いて、くださ、い」
——女の子に震える声でお願いされたら、ほっとけないよね。
「ウィルの分も持ってくるね。えっと、マリンさんっていうの? 清拭できますから、ゆっくりしてください。湯にも入れますけど……」
「……」
彼女は無言で首を横にふった。
「とても疲れていて、階段を登るので精一杯でした……湯の準備をありがとうございます」
お母さんかな? 女の人が丁寧に頭を下げてくれた。だから僕もすぐに下に降りて食事の準備をする。何を食べたいか聞くの忘れちゃったな。でも、きっとウィルはいつものっていうはずだ。
町の警備や護衛の仕事をしているウィルは、護衛でしばらく離れていると、必ず僕の作ったミネストローネを食べたがる。
そう言えば、清拭の時はさすがに離れるよね?
ふと、そんなばかな考えが浮かぶ。当然だよね!! 彼女たちだって出て行けって言うよね。そう思いながら清拭が終わる時間を見越して部屋に向かうと、ドアの前にウィルがいた。
「ウィル……彼女たち、大丈夫かな」
「どうかな。ショックが大きくてな。父親が王都にいるそうだから、知らせを警備隊から送ってもらった」
「そう。ご飯、食べられるかな」
「おっ、いつものだな」
ニカっと笑うウィルが嬉しくて、僕も笑う。
「ウィルも上で食べるんだよね? 終わってるか、ノックして聞いてくれる?」
「ん」
ノックをして確認すると、もう入っていいと返事が返ってきた。ウィルがドアを開けてくれて、テーブルにスープとパン、それからオムレツを並べた。
「どうぞごゆっくり」
テーブルに並べて振り向いた僕が見たのは、金髪がキラキラしていて、宝石みたいなグリーンの瞳をしたキレイな女の子だった。
びっくりした……こんなにキレイな子、見たことないよ
「皿は廊下に出してくれれば回収に来るから」
「ありがとう。後で、俺も下に行くよ」
「うん」
女の子をエスコートして椅子に座らせるウィルを見て、なんだか胸がズキンとした。金髪がキラキラするマリンさんと、艶やかな黒髪でハンサムなウィルが、すごくお似合いに見えた。僕の髪はどこにでもいるような明るい茶色で、瞳は……ウィルが青空の色だっていつも褒めてくれる。でも、顔立ちは男らしいと言われるよりかわいいと言われちゃう顔立ちでコンプレックスがある。
ウィルは僕を好きだと告白してくれて、どちらの親も公認で付き合っている。でも、ウィルにはあんな風にキレイな子が合うんじゃないの?
階段を降りると、父とおっちゃんたちが集まっていた。よく見れば、警備隊の人も来ていた。
「父さん、どうしたの?」
「ああ、ウィルが警備隊に知らせたから来てくれたんだが、様子はどうだ? 話はできそうか?」
「どうかな……でも、今はゆっくり食事をさせてあげて。かなりショックを受けているみたいだけど、清拭して食事をしたら落ち着くかもしれないよ。ウィルも付き添ってるし」
「だ、そうだ。あんたらは茶でも飲んで待ってな」
クマみたいな筋肉もりもりの警備隊のダントルさんと、痩せっぽちだけとめっぽう強いと言うニッキーさんのコンビは、街で有名な凸凹コンビだ。正反対な見た目でも、すっごく仲良しなんだよね。
「あの、他の人は……」
僕が聞くと、ニッキーさんは首を横にふった。
かわいそうに。
「有名な商会の隊商だった。荷は盗まれていたから強盗だと思うが、ちょっと気になるんだよな」
「何?」
「まだわからんから話せない。分かったとしても、俺たちの仕事だよ。あの子の親と連絡をとって今後の相談をする間は、ここに泊めてやってくれるかな。親父さん、大丈夫か?」
「任せときな。部屋は空いている」
こうして、彼女はうちに当面泊まることになった。僕は、それがなんだか……ううん。困っているんだもん。助けてあげなくちゃ。
自己嫌悪に陥っていると、階段から降りる音がしてウィルが食器を持ってきてくれた。
「ウィル、ありがとう。預かるよ」
「悪いな。俺、ちょっとダントルさんたちと話してくる」
皿を洗いながらチラッと見ると、三人が深刻な表情で話している。大変な事態なんだろう……そこにウィルが巻き込まれたらどうしよう……と思うと、怖くて仕方がなかった。
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