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4章

未来を夢見る、俺達

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「ジュンヤ様、ノルヴァン殿から新製品の商品が納品されたと連絡が来ましたよ。それと、食堂用の試食もして欲しいそうです」
「おっ、とうとうか! じゃあ、街に出てみようか。ダリウスも来てくれる?」
「当然だろう?支度するぞ!」

 成婚の儀から既に三週間。俺は少しずつ王妃としての勉強をしながら、王国の発展を目指し商業面に力を入れて活動をしていた。だが、住まいはまだ離宮だ。
 ティアの伴侶として王宮の隣室で生活を、と言う話も出ていたが、王宮住まいではエルビスやマテリオに都合が悪かった。だから、五人で暮らす新しい黒晶宮を建築中だ。
 公共事業で労働者を増やす目的もある。新しい住まいには、各地の名産品などを集めた資料室と、俺用のキッチンも作られる予定だ。
 明るい気分の俺達は、ノルヴァンさんの店にワクワクしながら向かう。

「さて、仕上がりが楽しみだ」

 一度目のサンプルは改善点があり修正を加えた。今回は三度手直しをした完成品が納品される。貿易品にするので少し高級感が必要だし、販売後に問題が起きないように検品しなくちゃいけない。
 それから、平和になったカルタス王国に観光客なども呼び込み外貨の獲得と商業の活性化も図りたい。学習面は歩夢君に任せているが、子供達の識字率を上げて算数をしっかり教えるよ!と張り切っていた。
 芸術面も頑張りたいと言っていたが、ウスイホンの一件もありこちらは少々怪しいと思っている。だが、役者などの当事者が拒否しない分には問題にしない事、肖像権もあるのでマージンを払う事で折り合いをつけたそうだ。
 俺達についてのウスイホンについてだが……あまりにも酷い内容でなければスルーする事にしたんだ。地下に潜られるよりマシだからな。
 ドアを開けると、店内は納品された品物が並び、笑顔と活気に満ちていた。

「ノルヴァンさん、こんにちは!」
「これはこれはジュンヤ妃殿下、お待ちしておりました」
「もう、それはやめてくださいと何度言えば良いんです?」
「はははっ! すみませんな。一応体裁というものがございますから。さぁ、仕上がってきましたよ。今回はかなり良い出来だと思います」
「どれどれ……」

 まずはピアスだ。この世界ではピアスをつけている人が殆どだ。それは近隣国でも同じ。だから、ピパカノ織とバルバロイの宝石を組み込んだアクセサリーは人気が出ると思った。どうせなのでお揃いのブレスレットも制作して貰った。別々で購入もいいが、あわよくばセット買いを狙う。プレゼントにも最適じゃないかな。

 次にシャンプーとリンスだ。石鹸は軋むし、香油はベタついてサラサラさせたい俺みたいな人もいると思う。事前に少量作りモニターを募ってアンケートを取ったが、概ね好評だった。
 何より香油より断然手入れが楽だ。リンスはテポの実でクエン酸を作り、ハーブ類を入れて香り良い物を試作して貰った。一般市民が使う石鹸は固形も液体も油臭い匂いが気になっていたのだが、これを機に改善して貰った。

「ノルヴァンさん、どうです? 前より香りも良くなりましたね」
「ええ、ええ! これは良いですねぇ。テポの実は時折豊作すぎて廃棄する年もあるのです。ですからクエン酸の材料にすれば、廃棄も減るでしょう!! クックック……これは流行りますよ!!」

 ノルヴァンさんの目が爛々として、商売への期待に燃えている。そう、テポの実は安定して収穫できるが、果実水として使うだけだと余る時があると聞き、どうにかならないかと思ったんだ。
 もしもシャンプーとリンスが好評で増産をするなら、瘴気のせいで土地がダメになって職を失った人を雇用出来るし、孤児たちの就職先にも出来る。
 ハーブを育てる畑も必要になるし、雇用を増やして多くの人が潤う様にと模索している。日用品は嗜好品と違い安定して消費されるから、安心して働ける場になると思う。

「今回は香りが一種類ですが、評判が良ければ香りを増やしたいですねぇ」
「確かに。ところでジュンヤ様。このシャンプーとリンスも近隣国に行く行商人に託してみましょう。お手頃価格の日用品がコンスタントに海外で売れれば、我が国はきっと潤いますよ!」
「ええ、お願いします」

 生き生きと初回分の商品をどこで売ろうか算段するノルヴァンさん。

「ジュンヤ様、とても美しい商品ができましたね。それに、シャンプーとリンスも一般市民が手に入る価格帯に出来て良かったです」

 エルビスがにこにこと商品を手に取って眺めている。

「うん。日用品は安くないとな」
「俺らが使っているのとは少し香りが違うなぁ?」

 ダリウスがクンクンと香りを確認する。

「そりゃそうだ。貴族用に使われているのは高級品で希少なハーブだっていうじゃないか。そんなの庶民は買えないだろう? 価格を抑えるには手に入りやすいハーブを使うしかないからな」
「ふむ。でも、これも悪くないな。今夜はこれ使ってみるか?」
「ダリウス様、庶民の品ですが献上致しますのでお持ちください」
「おう! ありがとよ、ノルヴァン。じゃあ遠慮なく貰うぜ。楽しみだなぁ~っと」

 この男は……ナニが楽しみなのかな……?

「では、パッカーリア商会や各ギルドと連携して結果をご報告しますね」
「はい。では、よろしく。俺は食堂に行きますね」

 俺達はノルヴァン商会を後にして、食堂をオープンする予定の建物に向かう。危険がなくなったので街は徒歩移動が多くなって、活気が戻りつつある街を眺めるのが楽しみだ。

「あっ! 神子様! こんにちは! 良いお天気ですね!」
「おい、ばか! 妃殿下って呼ばなきゃだろう?」
「はっ、そうかっ!申し訳ありません!!」

 道を歩けば、民が気軽に声をかけてくれるのが嬉しい。だって、俺が一番に望んだのは民との距離が離れない事だった。
 確かにティアの戴冠式が終われば王妃なんだけど……バリバリ働く庶民的な王妃がいたって良いんじゃないか?
 あわあわと平伏しようとする彼を留めて、笑顔を返す。

「そのままで。俺はいつも皆さんの近くにいるんですから」
「神子様……! やっぱり、神子様は聖母様だ……慈悲深く情愛に満ちたカルタスの聖母様……!!」

 聖? いや、俺はお母さんではありませんよっ!?

「その、聖母と言うのはどこからそんな話に?」
「えっ? 各地で苦しむ民の手を握り、微笑みと共に浄化をして励まし、自ら調理した食事を分け与えてくれた慈悲深い神子様のお話は皆が知っています!! カルタス国民の憧れで、子供達には理想の母、年頃の男にとっては恋人にしたい男ナンバーワン! 料理上手で理想のお嫁さんと評判ですよ? ウスイホンもたくさん出回っています」
「またか、ウスイホン!!」

 まぁ、悪口とか誹謗中傷でなければ見逃す事にしたのだが、ちょっと誇張されているのでは?

「ちょっと大袈裟じゃないかな?」
「全部本当だろうがよ。ぶっ倒れるまで民を癒して来たんだ。それくらい言われて当然だなぁ~」
「ええ。ジュンヤ様の慈愛に満ちた微笑みの麗しさは讃えられて当然です!」

 二人が更に追い討ちをかけて、周囲の人々が『おお~!』とどよめいて拍手をしている。うう~ん、修正不可能?

「ーーあまり美化しないで、普通にして下さいね。それじゃあ、行くところがあるので失礼します」
「お引き留めしてすいませんでした! いってらっしゃいませ!」

 その場を立ち去って着いたのは、内装工事中の食堂だ。名前は検討中です! 俺が考案したレシピを提供して、更には料理人育成もする。
 ハンスの弟子のピッドがここを任される事になっていて、離宮でビシバシ修行中だ。もちろん、俺も知っている子なんだけどね。
 日本食に夢中の彼は、新しいメニューに日々目を輝かせて修行をしている。

「あっ、ジュンヤ様っ! 内装もだいぶ出来て来ましたよ! キッチンはもう出来ているので、ここでの調理に慣れる為作ってお待ちしてました!」
「ピッド君、張り切ってるね」
「もちろんです! あの、店の名前なんですが、やっぱりジュンヤ様のお名前をお借りしたいです。ミナト食堂でどうですか? 俺達庶民に、神子様の祖国のメニューや考案したレシピを提供してくださるんですからね。俺、その名に恥じない店にしてみせます!!」

 ミナト食堂、か。結婚して俺の名前はジュンヤ・カルタスになった。だから、苗字が残るのは嬉しい。

「うん。良いよ。頑張ってくれよ?」
「はいっ! では、カレーにチャレンジしたので、味を見て貰えますか? ピザも作ってみました! それと、今は冷えるのを待ってますが、プリンも作ってみました」

 カレーにピザと節操のないメニューだが、ファミレス的に色々なメニューを試すんだ。定番メニューはそれから決めれば良いと思う。カレーは日本風のとろみがあるタイプにしてあって、キールの実をご飯がわりにしている。トラージェから海藻や煮干しを取り寄せているので、届いたら出汁を作り和食も出す予定だ。
 食堂の従業員は募集中だが、応募が多くてハンスとピッド君が面接している最中だ。俺も良く来る事になるから、身元のしっかりした人間を選ぶと言っているダリウスが最終関門だ。俺に邪な思いを抱く奴は完全排除すると張り切っている。

 ーーあんまり脅すなよ?

「おお~、ピッド君はめちゃくちゃ燃えてるな!」
「はい! それはもう! あっ、マテリオ司教様? こんにちは!!」

 振り向けばマテリオが店にやって来ていた。

「お疲れ様! 治療院はどうだった?」
「ああ。まだ地方からやってくる瘴気に関わる病人がいるが、浄化の魔石はあまり使わずに済む様になって来た。ここも大分出来て来たな」

 そう、未だに残る瘴気の影響。また旅に出るべきか悩んだが、神殿が神兵を派遣して病人を王都に移送してくれる様になった。だから、小さな村から人々はやって来る。だが、重傷者はマナとソレスがコンビを組んで浄化の魔石を携えて巡回診療を始めた。
 先日、旅先の二人から『魔石が狙われないように護衛がたくさんいるのでむさ苦しい』という内容の手紙が届いて苦笑した。神官だった二人も司教になり、日々人々の為に尽力する二人と旅が出来た事を、俺はいつまでも誇りに思うだろう。
 実を言えば、トラージェから俺の訪問を切望する親書が来ているらしいのだが、ティアが首を縦に振らない。まぁ、俺としてはティアの判断に任せるが、瘴気溜まりが本当にあるのなら、行っても良いとは思っている。
 そうそう、そういえば、治療院への奉仕は基本的に神官の仕事だと知った。昇格したら神殿内で働くのは通例だという事も。だが、マテリオも治療院での奉仕を止める気はないという。

「魔石の補充は要らない?」
「念の為、小さい物を二つ程頼めるか?」
「もちろん!」
 
 俺は民の血税で暮らしている。だから俺はこの国に尽くすと決めた。それは神殿も同じ事だ。マテリオも同じように考えていて、司教になっても民に支えられている以上民に尽すべきだ、と言い切った。

 う~ん、カッコ良かったよなぁ。

「ふふっ」

 俺の旦那様達は、みんな特別かっこいい。

「どうした?」
「なんでもないよ。ーー幸せだなって思っただけ」
「そうか。私も毎日美しい妻といられて幸せだ」
「あっ、こらっ! お前はすぐ抜け駆けするっ! ジュンヤはいつだって美人に決まってるっての」
「ですからそう言っておりますよ?」

 すっとぼけながら俺を賛美するマテリオ、俺だって思ってるわ! と噛みつくダリウスの姿はすっかり見慣れてしまった。

 またいつものコントが……

「あの二人はいつもあれですねぇ。でも、あれがないのも寂しくなりますからね、ふふっ」
「そうだなぁ~」

 話が通じてるんだか通じてないんだか……あの二人、ボケとツッコミみたいなんだよな。まぁ、そろそろ止めてやるか。

「はいはい、二人とも! 一緒にカレーやピザの試食をしよう? ちゃーんとレビューしたらキスしてやるから」
「よ~し、さっさとやるかぁ~!ピッド、持ってこい!」

 腕まくりをして、スパッと席に座るダリウス。

「では、良く検分しよう」

 キリッと表情を引き締めてマテリオも座る。

 全く、ご褒美があるとこれだ! と苦笑しつつ、俺も座る。その後みんなで味見をして、具材の相談や仕入れについてを詰めた結果、週明けのオープンを目指す事に決まった。

 また一歩、俺の野望に近づいたぞ! 出汁を手に入れたら日本食も出すんだ!! カツ丼は仲間内で好評だし、カルタス国民は肉が好きだからウケると良いな。俺も食べたいんだ!
 
 試食会の後、みんなの意見を真剣にメモするピッド君を頼もしく思いつつ、ティアに先触れを頼み食堂を後にした。
 帰り道、王宮が遠くに見えてティアの事を思った。あの場所で一人で公務を頑張っているんだよな。寂しがっていないかな?

「なんか……ティアに会いたくなっちゃったな。ティアが毎日忙しいのは王都にいても変わらないよね。まぁ、今では毎日会えるから良いけど」
「午後の執務が空いた時間に会いに行っては?お喜びになりますよ?」
「うん」

 えっ? 二人にご褒美は? って?

 離宮に一度戻ってからにきまってるだろ、恥ずかしい!

 だって……




「ふぁ、あむっ……んんっ、はぁ、ん、んくっ……」

 に散々口腔を舐めまわされ、四組の手が全身を這い回る。

「あぁん……まだ、こんな、じかん~!」
「こんなに美味しそうなジュンヤ様を食べずにいられますか?」
「エリアスに会ったらどうせ食われるんだ。俺達にも食わせろ」
「さっきから良い香りが漂っていた。期待をしていたのだろう?」

 うそ……そんな事、ない……エルビスまで~!!

「あっ、あっ! えっちぃ~!」

 ビクビクと体が震えて、膝から力が抜ける。

「おっと、危ねぇ。もうシたいだろう?」

 ヘロヘロでダリウスにしがみついたその時、カチャッ! と背後でドアの開く音がした。

「これは……抜け駆け、という奴ではないか?」

 ティア、俺が行くより先に帰って来ちゃったんだ!?

「ジュンヤ。我が妃よ。どういう事だ? 我慢出来ずに犯して欲しいと頼んだのか?」
「違っ、違うよ!?」
「だが、すっかり蕩けた顔をしている。私抜きで始めるとは……お仕置きをされたいのか?」
「俺じゃなくて、みんなが先に弄って来たんだよ?」

 ご褒美はあくまでもキスだったのに、触って来るなんて反則だし!

「だってよ、ジュンヤの色気は最近ダダ漏れで我慢出来ねぇし。そうだろう? エリアス」

 色気は知らないけど、あんたはいつもエロしか考えてないだろう?

「確かに。私達に毎日抱かれているから香りも強いしな」

 誰のせいか知ってるよね?ね?

「最近のジュンヤ様は、セックスをしないと眠りが浅くなってしまいますからね。抱いて差し上げないと」

 ーーエッチ休みした時、寝れなくて一人エッチしたの知ってる?!

「何よりも、おまえは精液を注がれるのが好きだものな」

 なんでいつもストレートに言うんだよ! 好きだけどさっ! オブラートに包めよっ!

「ちょっと! 誰のせいだよっ! みんなが毎日エッチな事するからだろう?」

 もう、好き放題言って!! そりゃあ、エッチは好きだけどさぁ~!

「もうっ!! みんなっ! エッチは夜まで我慢です!!」

 一気にブーイングだが、まだ昼間ですよ! お仕事残っていませんかっ?!

「ティアだって、執務が残っているんじゃないの?」
「もちろん今日の分は終わらせてきた。私は優秀だからな」
「えっ? すごい! お疲れ様!」
「頑張った私にご褒美は?」
「えっ? もう~! みんなしてご褒美欲しがるんだから」

 欲しがり屋で甘えん坊で……でも、誰よりも頑張り屋だ。

「屈んで?」

 屈んでくれたティアにキスをする。

「まだ、これだけだよ?」
「足りないのだが?」
「えっ? で も、まだ明るいし」
「私達は新婚だ。ハネムーンだ。つまり、イチャイチャをして良いということだ」
「あんっ! お尻揉んじゃ、だめぇ!」

 お尻を揉み揉みすりすりするティアの手と、みんなの手がまた伸びてきて、全身をくまなく撫で回される。

 あぁ……ぜんぶ、きもちいぃ……!!

「や、あぁん……」
「ふっふっふっ……可愛いな。昼は清廉潔白な神子で王太子妃。夜は夜毎夫達を貪る淫乱な妻……完璧だな」
「可愛い尻が揺れてるぜ? 弄られたいんだろう?」
「民の理想のお嫁さんはエッチな奥様でもありますよね?ふふ。民がこんなエッチなジュンヤ様を知ったら、もっと夢中になりそうです。」
「ジュンヤは愛の化身なのですから、当然性的にも完璧に決まっています」
「あっ!? 愛の化身っ!?」

 何それ~! ラブラブフィルター怖い~!

「なるほど。愛の化身……ならば、やはり愛してやらねば」
「ティア、まだ、ダメって、あっ! はぁ……んん~! みんな、だ、めぇ~!」

 こうして、また今日もなし崩しに愛されて一日を終えるらしい。

「即位したら、胎珠を使っても良いか?」
「ん、良いよ……」

 国の子供は減ったが、これからきっと幸せな家庭が増えていくだろう。
 みんなのとの子供はどんな子が生まれるかな?
 俺はこの国で新しい家族を作って、仕事をして、新しい人生が始まる。
 ゲームの中だと思われた世界は現実で、俺達の未来はこの先誰にも分からない。
 
「みんな愛してる。俺、この世界に来て、みんなに出会えて良かった。ーー幸せになろうな?」

 一人一人としっかり見つめ合い、未来を夢見る。愛する人がいれば、それだけで強くなれる。

 メイリル様。あなたには最後までちゃんと会って話せなかったけれど……俺を選んでくれて感謝します。

 おまけと呼ばれた俺だけど、自分の生きる道を見つける事が出来た。その道を、強く凛々しい夫達と共に生きていく。

 ーーーー俺、最高に幸せです!


ーーーーー

これにて、「おまけの兄さん自立を目指す」は完結です!
進捗は読まれない方もいると思うので、こちらにも書かせていただきます。

今、困難な状態で強い閉塞感もあり、苦しい方も多いかと思います。現状を打開すべく努力、協力をしている全ての方に、愛と勇気と信念で乗り越えたこの物語を捧げます。エロBLですが!

それと、イチャイチャハネムーン編を書こうと思っています。誰が一番になるかはコメント次第です。推しを全力で推してください!進捗にも書きますので、御一読頂けると幸いです。

長い間ご愛読ありがとうございました!!
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