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4章

烈愛 *R18

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「あっ、はっ、はぁ……俺も、シたい……」

 ベッドに横たわり、ティアにフェラされエルビスに乳首を責められ、ダリウスにはありとあらゆる所を舐め回されて、どこもかしこも気持ち良くてクラクラしてる。

「ジュンヤ様、じっくりあなたを味わいたいのです。いけませんか?」
「でも、俺も、触り、たい。んんっ! ティア、そこ、吸っちゃダメェ~!」

 ジュポジュポと水音を立てながらしゃぶられて、危うくイきそうになってしまう。早いって!

「ふぅ……久しぶりのジュンヤの味は堪らないな」
「手加減してよ……三人相手にイきすぎたら、キツイからぁ」
「そうだな。ゆっくり時間をかけよう」
「まずは玉を入れてやろうぜ。なぁ、ジュンヤ?あの時みたいにしてくれよ」
「「あの時とは?」」

 二人の問いかけに、ダリウスはいやらしい顔で笑った。

「自分から足を開いて、蕾を見せつけて来たんだぜ? ドエロ可愛いかった! またやってくれ!!」
「……ジュンヤ、見たい」
「そ、そんな破廉恥で可愛い事をなさったんですか!? 私にもして下さい!」

 ダリウス! エッチの内容バラすなんてデリカシーを覚えろ!! それでも、ティアとエルビスの期待に満ちた熱い視線に根負けする。

「分かったよ、分かった!」

 するとダリウスまで足元に移動してガン見してる! あの時はマテリオにトロトロにされちゃってて、もっとシて欲しかったから恥ずかしいなんて思わなかったけど、すごい事しちゃったんだよなぁ~!
 でも、やるって言っちゃったし。顔を見ない様にしよう! えっと……膝を立て、足をひ、開いて~! ううっ、ドキドキして心臓が飛び出そう! 確か、俺自分で広げて見せたんだっけ。過去の俺、なにしてんの?!
 躊躇いながらも両手でお尻の肉を広げて恥ずかしいところを晒す。横を向いて反応を見ないようにしてるけど、三人の視線を感じるし、聞こえる息遣いが荒くなっている。……興奮してくれてる?

「えっと、玉を、ここに入れて……恥ずかしい事してほし、あっ! あ、急に、はぁう~!」
「これが我慢出来るとでも思うか?」
「いっぱい愛しますからね?」
「やっぱり最高だぜ!」
 
 一斉に襲いかかった三人に、内腿の弱いところを撫でられ、ぺ○スを責められ、入り口を擦られる。一気に与えられた快感に、誰の手かも分からなくなり悶えた。
 そして、とろりとそこに香油が垂らされ、ナカに玉が埋め込まれ、そのまま指が奥まで入り蠢き始めた。この指は、エルビスだ……

 イイ……すごく、気持ちいい……
 浄化が関係ないセックスって、こんなに安心出来て気持ち良いんだな。

「ん、きもちぃ……お願い……全員の指で、愛して?」
「ぐうっ!おっまえ!」
「望み通りに」

 二人の指も俺の反応を見ながら順に入って来て、ナカがギチギチで苦しい。苦しいけど気持ちいい。

「こんなに柔らかく三本も飲み込んで。本当にジュンヤはどこも完璧だな」
「あっ、あっ! あうっ!」

 ティアが楽しそうに囁くけど、返事なんか出来なかった。指の動きに合わせて腰が揺れて、もっと熱いモノが欲しくて堪らない。

「なぁ、は、はや、くぅ!」
「早く、何だぁ?」
「ちゃんと教えて下さいね」

 ちゃんと?なんて言えば、シて貰える……?

「一つになりたい……みんなのデカいので、俺をぐちゃぐちゃにして……」
「っ!! ダリウス、エルビス……私はもう耐えられない。良いか?」
「良いぜ。」
「はい、お先にどうぞ」
「ジュンヤ、入れるぞ?」
「うん、嬉しい」

 足を肩に担がれ、そこにティアの熱いペ○スがピタリとあてがわれ、ずぶずぶと太いモノで開かれていく。

 ああ、くる……!

「うぅ、はぁっ! はぁっ!」
 
 ティアの亀頭は大きくて、カリも張り出しているから最初はすごく苦しい。でも、その苦しさも刺激になって俺を狂わせていく。

「あっ、んうっ! はぁ、ティアッ、はっ、はぁ!」
「ジュンヤ、もう少し、力を抜け。もう少しで全部、だぞ……!」
「ぁうっ!! は、はぁぁ~」

 来た……!

 抽送を繰り返し、最後にずんっ!と突き立てられて、ようやく受け入れられた。ティアは俺が落ち着くのを待って、ゆっくりと揺するだけに留めてくれている。

「ん、ティアの熱い……」
「ジュンヤの中こそ、熱くて、とても心地良い。苦しくないか?」
「大丈夫……動いて、良いよ」
「ゆっくり、な?」
「ん、んう、あぁ……あっ、あ!」

 小刻みな抽送から徐々に大きな抽送に変わっていくと、ナカを掻き回される快感に我を忘れてシーツを掻き毟った。

「すげぇな、ジュンヤ。今日はしょっぱなからトロトロじゃねぇか。俺は乳首をいっぱい可愛がってやろうな?」
「あんっ!」
「では私も……」

 二人に乳首を、ダリウスは更にぺ○スを擦り上げてきた。

「あっ、ぜん、ぶ! は! イッちゃう!」
「イかない様にやるから心配すんな」

 ダリウスの言葉通り、絶妙な加減の責めで完全に射精をコントロールされてしまっていた。

「私を忘れるなよ」
「ひゃうっ! あ、そこ、そこっ!」

 ぐりっ!とナカのイイ所を突き上げられた。

「あっ、あっ!!」
「ここが好きだろう?」
「あっ、あっ、あん! ぃい!」

 すごく、いい!もっとめちゃくちゃに突いて……!
 
「ジュンヤ…。録画が出来る様になった……今度、撮影しよう」
「だめ! それは、だめっ!」

 この人何言ってんの? ハメ撮り!? エロは時代を超えて同じところに行き着くのか?
 抗議したくても、絶え間ない責めにまともに話せない。

「そいつは楽しみだ」
「そんな、ジュンヤ様が嫌がる事は……!」
「俺は撮る。絶対撮る!」
「ジュンヤ。私が忙しく寂しい時に見たいんだ。だから、次は撮影させてくれ」
「あっ、やぁ! だめっ、はずか、し、ああっ、ん、イく! あっ?!」

   もう何度かつかれたらイけそうだったのに、ティアがピタリと止まる。

「あっ、や、何で? イきたい~!」
「撮っても良いか?」
「だ、だめぇ……」

 ずんっ!! 奥に衝撃と快感が走る。

「あうっ! あ、もっと、そこっ、シて!」

 また動かなくなってしまっティアに焦れて、必死で腰を揺らしてみるがイけそうにない。

「良いか?」
「~~っ! 良い! 良いからイかせて! お願い! ティア、お願いします、イかせて下さい……」

 イけない苦しさに涙が溢れた。

「約束だぞ?」

 ティアが満足げに笑い、足を抱え直して激しくナカを突き上げてくれた。

「っ! あ、あっ! イイ! あんっ!」

 きもちいい! これが欲しかった、ずっと欲しかった……!

「くっ! ジュンヤ、絞り取る気かっ?!」
「ティアの、ほしい! あっ! もう、イッちゃ、っ~~~!!」

 ゴツゴツとカリで掻き回されて、ビリビリと電流が走って目の前が真っ白になって……

 イイ……あぁ、熱いのきた……うれしぃ……

「はぁ……ジュンヤ……今までで一番凄かったぞ」

 チュッチュとバードキスを楽しんで、うっとりとティアを見上げる。

 幸せそうな顔、してる。俺も、幸せ……

「ジュンヤ様、可愛い……」
「すげぇ良い顔してるよなぁ」

 あ……途中で飛んでて、ティアに夢中になっちゃってた。

「エルビス……シよ? ダリウス、良い?」
「ん~? まぁ、そのつもりだったしな」
「ジュンヤ様、本当に良いのですか?」
「ティアに苛められたから、優しくして?」
「っ! もちろん! 私はいつだってジュンヤ様の味方ですからね? 気持ち良いだけを差し上げますね?」

 エルビスが嬉々として交代してくるが、ティアは不満げだ。

「苛めたつもりはない……」
「イクの寸止めして苛めたろうが?」
「むぅ……」
「ふふふ……ティア、仕返しだよ」
「まぁ良い。約束は出来たしな?」
「うっ……」

 こういう時は悪い男なんだよね!

「ジュンヤ様、それより私とキスしてないのですか?」

 エルビスが切なそうに見つめて来て、きゅんっと胸が高鳴る。

「ん」

 唇を突き出しおねだりすると、嬉しそうにちゅっとしてくれた。

「エルビス……優しくて大好き……んんっ」

 エルビスが大好きだ。いっぱい甘えちゃおう。

「入れますよ? 苦しい時は言って下さいね?」
「んっ、んん~! はぁっ、はあぁ~!」
「痛くないですか?」
「きもちぃ……」

 ナカがエルビスでいっぱいだ。

「んう~、ナカ、早く擦って……」
「っ! ジュンヤ様、そんなに、煽らないで……」
「エルビス、俺、我慢出来ない、から、動いて」
「はっ、はいっ!!」

 可愛い、可愛いと繰り返し囁くエルビスに揺さぶられ、ずり上がると引き戻され……エッチの時は少しだけワイルドになるエルビスが……好きだ。

「あっ、あっ! あんっ! いい、だい、すきっ! あっ!」

 恥ずかしくて、好きも愛してるも言いにくかった。でももう、言葉にするのを躊躇わない。

「私も、愛してます、大好きですっ!」

 意地悪をしたティアへの仕返しに、エルビスにおねだりして甘々に甘やかされ蕩かされていく。

「ここ、好きですよね?」
「あああぁ~!」

 最奥をほんの少し広げる様にグルンと掻き回されて諤々震えて背中が反り返る。

 ああ、すごい! ナカでもキスしてるみたいだ……

「あうっ、いいっ! ちゅー、したい! しながら、イきたいっ! んむっ、んう~!」

 エルビスがねっとりと舌を絡めながら唾液を流し込んでくれて、俺はその甘い滴を飲み干す。上下から流し込まれる力に、クラクラする程の快感……

「んん! んく~~!!」

 あっさりと陥落した俺は、エルビスを抱きしめながらイッた。それを確認した様に、エルビスの熱い精液が注がれる。

「ぷはぁ……はぁ、ああん……はあっ、きもちぃ……」
「はあっはぁっ……ジュンヤ、様……私も、良かった、です。キレイです、大好きです……」
「俺も……」

 余韻に浸りながら、ちゅっちゅっとキスを繰り返す。

「なぁなぁ。俺も、良いよな?」
「ダリウスは先日ジュンヤを抱いたばかりだろう? 連日とは狡いと思わないか? そうだろう? エルビス。」
「確かに、そうですね。ジュンヤ様もきっとお疲れですよね?」

 ちゅっ。繋がったまま、もう一度優しいキスをするエルビス。

「俺、結構色々我慢してるぞ……あの日だって、マテリオを先にしたし、初めてジュンヤを抱いたときも最後まで我慢した……」
「おや、殿下。エロ団長が拗ねてしまいました」
「そうだな、珍しい事だ。ジュンヤの力は偉大だな。ジュンヤは、大丈夫か? 体は辛くないか?」
「ふふふ……」

 珍しく二人でダリウスをからかってのがおかしくて笑ってしまう。

「二人とも……ダリウスは、すごく、我慢してたよ……ダリウスと本当のエッチ、したい……」
「ジュンヤ~すぐシてやるからなっ! エルビス、早く退けっ!」
「全く、お前という奴は!」
「んっ、んうぅ……」

 ずるんとエルビスの太いものが出て行き、同時にナカからとろりと何かが溢れた。

 あっ……二人の、出ちゃうっ!

 慌てて足を閉じて、きゅっとお尻に力を入れたけど少し溢れちゃったよ。ナカから力が入ってくるの好きなのに……

「ん? ジュンヤ?」
「……ちゃった」
「なんだって?」
「もらったの、溢れちゃった。さみしい」
「うぐっ……よし、俺がいっぱいやるからな? 足、開いてみな?」
「できない。でも、はやくほしい~」

 足を開いたらまた溢れそうだよ。それはやだ……

「分かった。俺に任せろ。うつ伏せになれるか?」
「うん」

 ゴロンと転がると、腰を掴まれお尻を高く掲げられた。そっか。バックなら溢れないな。

「いくぞ」

 ずぶりとダリウスが入ってきて、待ち焦がれていた俺は、きもち良くてそれだけで軽くイッてしまった。

「ひうぅ~! イッちゃ……あっ! あっ!」

 イッてもやめないで。何度もダリウスにねだってきた。だから今も遠慮なしに俺を抉ってくれる。

「っふぅ~~! 俺、もう我慢出来ねぇから、全部入れるぞ?」

 声にならない俺は必死に頷く。

 やめないで。はやく、全部奪って……!

「あうっ! あっ、ひうっ! あ、あ、あ!」

 腕の力は入らず、ダリウスの力強いグラインドで奥深くを犯される悦びに絶え間なく声が漏れるだけだった。

 使命も、明日の仕事も全てを忘れて、何度も俺達はお互いを貪りあった。

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