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悪役王子だるまにされたけどとうとう一本取り戻す 6
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むちゅーっとイリアスにキスされながら、ディスられてるのか愛されているのか混乱する。
好かれていようが嫌われていようが、おれの考えを見抜かれるのは困る。頭のいい奴は嫌いだ! イリアスとシャイオが手を組んでしまったら、俺には手も足も出ない。手足ないけど。あ、手は一本出来た。
……まてよ? 手も足もないなら触手を出せばいいじゃないの。ベッドの下からちょろっと一本触手が「呼んだ?」と言わんばかりに揺れている。散々餌をもらってご機嫌なようだ。
触手に、イリアスかシャイオをメス堕ちさせたらいい。とりあえず目の前のイリアスか。おれに突っ込んでいるときに、触手が後ろから襲ってしまえばいい。
分離したから触手の気持ちがわからないが、そこは以心伝心でいきたい。おれが主人なんだからわかってくれるよな。
∞
イリアスがおれを押し倒して、ぬぷっと先端が挿入される。あー気持ちいい……じゃなくて! おれがメス堕ちしてどうする。そんな段階はとっくに過ぎた!
「ぁ……ぅあ……んっ……イリアス……もっと……」
「なんだ?」
「はぅ……だから……ぁっ」
浅いところで抜き挿しされて、遊ばれている。すっかり育ったおれのけつまんこはもっと奥を責められたくてたまらない。さっきまであんなにしたのに、ここの回復力といったらこれこそチートだ。嬉しくないけど、ここを酷使されて壊れるよりはマシかもしれない。童貞のままヤり殺されるのは嫌だ。
イリアスも十分に出した後だから余裕があるのだろう。余裕がないのはおれだが、堕ちているふりをして触手にイリアスを狙ってもらおう。幸い、今はおれを苛めるのに夢中なようだ。
「あぅ……イリアス、焦らさないで」
来た来た! そのままイリアスにズボっとイってくれ。ぬらぬらしてるのはすぐに挿れるためだろ? お前の気持ちよさはおれが知ってる。さあ、イリアスに新しい扉を!
「あぁ!?」
「ドゥルマ、そんなに焦れていたのか」
「や、やああああっ!!」
何でおれに突っ込むんだー!?
イリアスは焦れたおれが触手に命令して自分でやったと思われている。そうじゃないのに!
今まではされるがままだったのに、手があるせいで中途半端に抵抗できてしまう。
必死に触手を捕まえようと手を動かしたが、利き手じゃないしイリアスが邪魔だ。おれに捕まらないように触手が激しくうねっているから、どんどん体から力が抜けてしまう。
「はぁっ、ひ……ぅああん」
「俺の腕の中で一人遊びは、相手がいくら触手でも許しがたい」
「ちが、イリアスぅ、とって……あ゛あ゛あ゛――!!」
お前もかー!
可哀想なおれの尻は限界まで開かれて触手とイリアスを受け入れさせられている。痛いけど、堕ちてる身体は快感を拾う。
「萎えていない。ドゥルマ、お前の身体は淫らだ」
「ひぅ、や、あ、あ、あ―っ!!」
触手ぅ! お前いっぱい生えているんだから、一本ぐらいイリアスにも突っ込んでみろよ! 突っ込んでみたら意外にイイかもしれないじゃないか。
……突然触手から「好みじゃない」という思念を受け取って泣けた。
ただのエロモンスターのくせに、好みとか聞きたくなかった。これが分離して初めての意思疎通とかもう……。
二度目の二輪挿しにひんひん泣きながら、ご機嫌なイリアスと触手にいいようにされてその日は終わった。
好かれていようが嫌われていようが、おれの考えを見抜かれるのは困る。頭のいい奴は嫌いだ! イリアスとシャイオが手を組んでしまったら、俺には手も足も出ない。手足ないけど。あ、手は一本出来た。
……まてよ? 手も足もないなら触手を出せばいいじゃないの。ベッドの下からちょろっと一本触手が「呼んだ?」と言わんばかりに揺れている。散々餌をもらってご機嫌なようだ。
触手に、イリアスかシャイオをメス堕ちさせたらいい。とりあえず目の前のイリアスか。おれに突っ込んでいるときに、触手が後ろから襲ってしまえばいい。
分離したから触手の気持ちがわからないが、そこは以心伝心でいきたい。おれが主人なんだからわかってくれるよな。
∞
イリアスがおれを押し倒して、ぬぷっと先端が挿入される。あー気持ちいい……じゃなくて! おれがメス堕ちしてどうする。そんな段階はとっくに過ぎた!
「ぁ……ぅあ……んっ……イリアス……もっと……」
「なんだ?」
「はぅ……だから……ぁっ」
浅いところで抜き挿しされて、遊ばれている。すっかり育ったおれのけつまんこはもっと奥を責められたくてたまらない。さっきまであんなにしたのに、ここの回復力といったらこれこそチートだ。嬉しくないけど、ここを酷使されて壊れるよりはマシかもしれない。童貞のままヤり殺されるのは嫌だ。
イリアスも十分に出した後だから余裕があるのだろう。余裕がないのはおれだが、堕ちているふりをして触手にイリアスを狙ってもらおう。幸い、今はおれを苛めるのに夢中なようだ。
「あぅ……イリアス、焦らさないで」
来た来た! そのままイリアスにズボっとイってくれ。ぬらぬらしてるのはすぐに挿れるためだろ? お前の気持ちよさはおれが知ってる。さあ、イリアスに新しい扉を!
「あぁ!?」
「ドゥルマ、そんなに焦れていたのか」
「や、やああああっ!!」
何でおれに突っ込むんだー!?
イリアスは焦れたおれが触手に命令して自分でやったと思われている。そうじゃないのに!
今まではされるがままだったのに、手があるせいで中途半端に抵抗できてしまう。
必死に触手を捕まえようと手を動かしたが、利き手じゃないしイリアスが邪魔だ。おれに捕まらないように触手が激しくうねっているから、どんどん体から力が抜けてしまう。
「はぁっ、ひ……ぅああん」
「俺の腕の中で一人遊びは、相手がいくら触手でも許しがたい」
「ちが、イリアスぅ、とって……あ゛あ゛あ゛――!!」
お前もかー!
可哀想なおれの尻は限界まで開かれて触手とイリアスを受け入れさせられている。痛いけど、堕ちてる身体は快感を拾う。
「萎えていない。ドゥルマ、お前の身体は淫らだ」
「ひぅ、や、あ、あ、あ―っ!!」
触手ぅ! お前いっぱい生えているんだから、一本ぐらいイリアスにも突っ込んでみろよ! 突っ込んでみたら意外にイイかもしれないじゃないか。
……突然触手から「好みじゃない」という思念を受け取って泣けた。
ただのエロモンスターのくせに、好みとか聞きたくなかった。これが分離して初めての意思疎通とかもう……。
二度目の二輪挿しにひんひん泣きながら、ご機嫌なイリアスと触手にいいようにされてその日は終わった。
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