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悪役王子だるまにされて世界に復讐したかったのに触手が生えてしまう4 *

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 触手のおかげで身体を起こすことができるようになった。触手を使うにも多少の魔力が必要なようで、やれることは少ない。魔力が足りないと体液を欲するエロ触手はかなり厄介だ。
 目の前にシャイオがいるのに、手っ取り早くおれを絞ろうとする触手。触手に犯されている俺を見て興奮するシャイオ。最後にシャイオにぶっかけられて、それを触手が回収して終わるのが最近の日常風景だ。

「ドゥルマ様も早く回復して出せるようになるといいですね」

 シャイオの精液を胸から腹にぶっかけられたから、そこを触手が這い回っている。初めから触手に直接かけられないのか。

「シャイオ、かけるなら触手にかけてくれ」
「はっ、そうですね。気遣いが足りず申し訳ありません!では溢れないようにこちらに」
「なっ、やめ、やあああっ!!」

 まだ触手が入っている後ろを無理やり広げてシャイオが挿入してきた。慣れた身体はギリギリで受け入れているが、二輪挿し状態だ。苦しい。

「あっ……うぅっ、く、ぬ、抜い……ひぅっ!!」
「ドゥルマ様、きつくて……気持ちが良いです……」
「ぁあっ、動くな……っあああっ」

 そういえば二輪挿しはまだしていなかったな、なんて……納得できるか!!
 シャイオは魔法使いのくせに、おれを軽々と持ち上げられる程度には力があり、エロゲー仕様の絶倫だ。一回がねちっこくて長い上に連発する鬼畜。触手もノリノリでシャイオのタイミングに合わせておれの中で暴れまわっている。裂けてもシャイオが癒してしまうから死ななきゃいい程度の認識なのだろう。
 おれの人権……。

「っ……っ…………」

 最後は声も出なくなって、ぐったりしている身体をシャイオと触手に使われている。気絶したいけれど痛みと強制的な快感がたたき起こしてくる。最後にシャイオが名残惜しそうに身体を離し、中に残ったものを掃除機みたいに触手がうねって回収しているのまで感じて悲しくなる。
 そこ、性器じゃないはずなのに……もう立派なけつまんこ……。おれ、攻めじゃなかったの……。
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