子豚のワルツ

ビーバー父さん

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今でしょ!※※

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※そこそこハードな表現があります。周りに注意して下さい。



「さき、私は近い未来じゃなく今にしたいと思うのだが。」

「ん?」

どう言う事とか聞き返す前に、抱き抱えられて、その場から連れ去られた。

「あらま、レオは即物的だねー」
「仲が良いってことですねー」

お父様とお母様からはそんな声が聞こえて小さく遠ざかった。




「レオハルト、どうしたの!」

「さき、私はすこーし怒っているんだ。
 ぬか喜びとは言わないが、子供の顔を想像してしまったからね
 なら、本格的に仕込ませてもらうよ」

あぁ、これ、抱き潰されるやつだ。

「もう!
 臨むところだ!」

「さすが、さき」









寝室のベッドに転がされて、獲物さながらの勢いで着ている服も剥がされた。

「あ、んん、ぁぁああぁあ」

お尻を高く持ち上げられて、ぐちゅぐちゅと舐められると、直ぐにレオハルトのペニスが侵入して来た。

「あ、やぁ!
 中、汚いよぉ!」
「かわまぬ!」

ぐぢゅ、と中を確かめる様に、レオハルトのペニスは擦りあげる。

「お願い、やだ、やだよ」

「さきには、この罰が一番効果があるな」

「罰って、やだやだぁ!」

物凄い勢いで抽送され、レオハルトも声を上げるほどだった。

「ああぁああぁあ!!
 ん、ぁ、ん、あんあんあんあん!!
 やあ、や、や、ん、んっ、ぅあん、だめ
 だめ、気持ちいい、い、い、いく、いく!」

「んあ!イケ!
 イケ!、さき、いけ!」

乱暴の一歩手前くらいの動きで、僕を射精させた。
体を目一杯緊張させて、弛緩した。
余韻にまだ痙攣が続く中で、漸く洗浄魔法で中を綺麗にしてくれた。

「さき、さき、さき!」

「ん、れお
 ごめんね?
 僕が赤ちゃんの事言ったから」

「まだ、早いとも思ったが、さきを確実に離さなくて済むとも思ったんだ。
 そっちの方が強かった」

「そっかあ、でも、僕はいま赤ちゃんがいなくても、レオのものだよ。
 絶対に離れないし。」

「当たり前だ。」

まだ、中に入ったままのペニスをキュッと絞めた。

「うっ」

「ね、しよ
 もっと、たくさん、シて」

お腹の中の質量が増した気がする。

「さき、一度抜く
 獣化して、挿れても構わないか?
 ペニスの形も変わる」

「ふふ、愉しみ」

ズルッと抜けた時に、また、僕のおちんちんは緩く立ち上がり始めていた。

レオハルトは黄金の獅子、ライオンになった。
獣同士の交尾の様に、後ろから挿れて貰うために、僕は自分で穴を拡げて待ち構えた。

「きて、れお」

「いくぞ」

尖った感じがした。
先が充てがわれると、ぐぢゅりと中へ入った。

「うぅ、ん、」

「キツいか?」

「ん、ん、あ、あん」

受け入れると体の中が変化した様な気がした。

「ん、もう少し、来ても大丈夫」

奥の一番キツいとこに欲しかった。
もっと気持ち良くなりたい、もっとレオハルトを味わいたかった。

「あんあん、あん、あん、や、あ、ん、ん」

ぐずぐずに蕩けていく。
もふもふの毛皮に抱きしめられて、その強い肉体に絡みつく様に腕や、足を回した。

揺さぶられると、黄金の毛皮を汚した。
冷たい感触と、柔らかな毛の感触で、また、快感を与えられる。

「さき、私も、いきそうだ」

「いいよ、中に出して
 いっぱい出して!」

「赤ちゃんが出来てもいい?」
「もちろん!」

「れお、可愛い、大好きだよ」

「うおおおおぉー!!」

雄叫びを上げながら、中でビクビクとペニスが跳ねるのが分かった。

「ん、ん、」

熱くて、多幸感が凄かった。

体の奥が、ひどく切なくて、また、強請った。
今度はライオンの腹に跨り、ゴツゴツとしたイボのようなトゲのようなものが付いたペニスを舐めまわし、生臭い精液も舐め取り硬くさせると、自分のお尻に刺しこんだ。

「わ、ぅ、ん、あぁぁ、ふ、気持ちいい
 ココ、ここ、ぐりぐりしてぇ」

「ここを突くのか?」

「ん、そう、それ」

腰を掴まれて、お尻とペニスを生やしたライオンの下腹部との隙間がない様に押さえつけられると、奥の結腸まで届いた。
そこで、グリグリ、ぐにゅぐにゅと擦られると、気を失いそうな快感で体を弓反りにしならせた。

「あああ、んあ、あんあん、あん
 あ、気持ちいい、いい、いい、いい、しゅごい、しゅごい、お腹、お尻、もっと、もっと!」

「淫乱な子だな」

「牡豚でしょ?」

「ああ、気持ち良くて、可愛い、牡豚だ」

「もっと、僕で気持ち良くなって」

ぐぢゅん、ぐちゅん、と激しい音をさせて、抽送を繰り返すと、僕はその意識を飛ばした。


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