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天界革命
土下座※R18
しおりを挟む目が覚めた瞬間に、やらかした事を思い出した。
ヤバイ。
隣には既にウリエルはいなくて、真っ青になりながら、ヤバイヤバイと繰り返して全く思考は働かなかった。
いっそ、すべての記憶を忘れてしまっていたかった。
どうしよ。
逃げないって言ったけど、逃げたくて仕方ない。
冷や汗だらだらで、考えていたらいや、ただ、ぐるぐるとヤバイしかなかったけど、ウリエルがスープを持って入ってきた。
「イズ、起きてたか」
ウリエルの方を見れなくて、とにかく謝らなきゃ、の勢いでベッドから飛び出し、…出来なかった。
腰が、お尻が、足が、どこもかしこもギシギシで、痛くて怠くてベッドから出ようとして、ただ、ドテンと転がっただけだった。
まるで、高速土下座だ。
「イズ!
大丈夫か!?」
もう、恥ずかしくて顔も声も出せない。
「イーズ」
クスクスと笑われているのが分かったけど、死ぬほど恥ずかしくて無理!
「昨日は可愛くて、エロくて、最高だったな」
「もう!!
ごめんなさい!!」
それしか出なかった。
「くすくす
ほーら、おいで
痛いところはない?」
首をふるふると振って、ないよ、と言うと嘘だね、と返された。
「首まで真っ赤だよ
足腰、たたないんでしょ
ほら、抱っこしてあげるから」
脇の下に手を入れられて、後ろ抱きにされたまま、ベッドに腰掛けるウリエルの膝の中に入れられた。
「ウリエル、嫌いにならないで!
…おね、が、い」
泣きそうだった。
後ろから俺の肩口に顔を乗せて、お腹のとこで腕を回されて、耳元で好きだよって。
「イズ、そうやって感情や言葉に出してくれるのが、私は嬉しいし、お前がどんなことになったとしても、どんな姿でもお前を愛しているよ」
後ろから頬にキスをされた。
それが合図みたいに、俺も後ろへ首を回しながら、その唇にキスをした。
軽いキスから、次第に歯列を割って舌が入ってくる。
後ろ抱きされてたのに、俺はウリエルと向き合うように、膝に乗り上げて深くキスをした。
「ウリエル、好き」
「私もだ」
また、勃ち始めたペニスの先をウリエルの大きな手が、ヌルッと撫でて乳首を吸われた。
「ぅ、ん」
「ほら、まだ柔らかい」
アナルにもう片方の手で触ると、指をいきなり二本挿れてきた。
「ゃあっ」
「嫌?
やめる?」
首に抱きついてイヤイヤをする。
「どっち?」
「や、やだ」
そうか、と言うとペニスから手を離した。
「や、やあだ」
笑いながらウリエルが、強く乳首を吸った。
「あ、あぁぁ!!」
その瞬間、射精してしまった。
「イケたね」
「ゃ、足りない」
「薄いけど、出たよ
満足しない?」
「イジワル!!」
「教えて、なにが足りないの?」
「…」
「どこに、なにが足りなくて、どうして欲しいの?」
濡れそぼったペニスがまた、勃ち上がり始めた。
ウリエルの大きいペニスも服を押し上げて形が分かるほど、硬くしてるのにわざと俺に言わせようとする。
その上挿れてる指は抜くこともしないで、中でクチュクチュと動き回るし。
「、お尻、に、ウリエルの
お、ちん、ちん、挿れて、いっぱい
突いて、欲しい」
「喜んで、イズラエル様」
イジワルな言い方!
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