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異世界は続くよどこまでも
51※R18
しおりを挟むライカスが次に狙われるのだろうか。
ローク種族には、あとで正式に名前と役職にする通達を出すらしい。
神様も、大体の流れがわかったと、帰って行った。
「タロー様、俺は、姫の腹の中からトリスタンを出して消し去りたい。
許してもらえますか?」
「アキ、すまんな
私も一緒に消しに行く。
きちんと、この手で終わらせねばならん。」
「タロー様、お辛いですよね」
「いや、むしろ怒りと憎しみに変わっておるな。
アキが首を掻き切るまでして身を守ったのに、こんな事を起こした理由が自分の思い通りにしたいがためとか、なんと身勝手な話か。
腹立たしい気持ちしかないな。」
疑う事を止めようと思ってるのに、心のどこにある刺が痛む。
「そんな顔をするな、不安になる必要はない。
アキだけを愛してる」
言葉にして、キスをしてくれる。
おでこをコツンと合わせて、見つめ合うと甘い感情に支配された。
そのまま抱き上げられて、寝室へ足を運ぶタロー様に、昼間から?と聞いてみるとそのまま、昼間だからだろ?と返されて、何も言えなくなった。
そのまま、ベッドに下され激しく噛み付き合う様にキスをした。
溢れる唾液を吸い合い、体から剥ぎ取る服ですら疎ましいくらい、性急に求めあった。
「タロー様、好き
大好き、あ、ん」
体中を弄られ乳首とペニスを同時に攻められて、体が弓形に反応してしまう。
タロー様の口に含まれたペニスは、硬さを増し、熱く脈打つのが分かった。
「ん、ん、あ、ぉ、ん
たろ、さ、ま
きも、ちいい、
あ、で、ちゃう、出ちゃうよぉ!」
「ん、出しなさい」
くぐもった声で爆発しそうな亀頭に刺激を与えてくれた。
ぢゅっ!!
強く吸い上げられ、呆気なく果てた。
「あ、あ、あ」
ガクガクと体を痙攣させて快感に身を任せた。
でも足りない。
一番欲しい快感が足りなかった。
「あ、あ、タローさま
ココ、ココが足りないの」
自分で足を抱え、アナルを晒す。
確実にヒクついているアナルに、自分の指を入れる。
くちゅ、くちゅん
「ココ、ね?」
「どこだ?」
意地悪を言うタロー様に、指を二本入れて拡げて見せる。
「この、中に、」
「どれ、コレか?」
タロー様の指が一本俺の指の隙間に挿し入れられた。
「あ、あん」
ぢゅく、ぢゅっ
ぐぢゅん、くちゅん
「あぁん、あ、ん
もっと、ぉくぅ
挿れ、てぇ!」
「アキの好きなモノを、腹に一杯挿れてやろう」
凶悪な程のタロー様のペニスが入ると思うと、想像できる快感にまた、甘くペニスが勃ち上がり、滴を溢した。
ぐっぷん!!
「あぐっ!!」
ぐっちゅん!
ぐぽっ!ぐっぽ!ばぢゅん!
「あ、あ、お、ぁう、ぉ、う、!」
自分で胸のあたりで、足を抱え込んでるから、アナルにタロー様のペニスが真っ直ぐに下に下ろされ、抜き差しされた。
「はは、アキのアナルが私のペニスでめくり上がってるぞ」
「あ、あぁぁ、んぐぅ、うん、ん」
気持ち良くて、お尻にチカラが入ってしまう。
押し出そうとする排泄感が、より一層中を擦りアマイキし続ける。
ペニスからは、ちょろ、ぴゅ、と精液を吐き出し続け、口に苦い味が広がる。
「い、く!いく!いくいくいくイクイク!!
イックぅぅ~!!!」
ぱんぱんぱん!
ばちゅん!ばぢゅん!ばぢゅん!
「あ、や、いってる、いってるからあ、
やめてー!!」
「このままだ!
このまま、まだ、イケ!」
ばっぢゅん!ばっぢゅん!ばっぢゅん!
「あああああああああう!
ぁおおおぁおあぅ!」
しょろ、ショロショロ、じょろじょろろろ~
「イクぞ!」
結腸の最奥に、タロー様が吐き出した。
ぐちゃぐちゃに塗れた体を愛しそうに抱きしめられて、また、抽送が始まった。
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