モテないゲイは、魔法使いを目指す！

90※無理やり表現有り

「かーわいーいー！
　何が許さないの？」

くすくす笑いながら、笠木が近づいてくる。

「ホントはさ、伴以外とする気なかったんだけど、仕方なくね。
　そしたら、みんな本気になるから困っちゃうよね。
　俺は伴がいれば、他のなんて必要ないし、
　伴だって俺がいればきっと満足するよ」

「何言ってんの！！
　俺は入籍だってしてるし、一志さんや侑士が好きだから、櫂砥や海江田さんと一緒にいることが幸せだから！
　心も体も満足してる！
　お前なんかいらない！」


逃げ場がない！
壁とベッド、笠木の間に俺！みたいな状態で、手をつかまれた。

「いや！
　やだ！
　放して！」

「何言ってんの？
　放すわけないだろ？
　これから、伴を俺のものにするんだから。
　初めてをあいつらにって思うと腸も煮えくり返るけど。
　まぁ、いい具合に開発されてれば、多少無理してもお互い楽しめるよね」

頭の上で、両手を拘束された。
嫌だ、キモチワルイ！
助けて！

「俺は！
　お前を許さない！」

「うん、許さなくていいよ、
　それだけ、俺の事こと考えてくれるよね？
　嬉しいなー。」

ニコニコ笑う笠木が怖い。

「皆んなが迎えに来てくれる！」

「ん？
　どうやって？」

「それ、は、」

言えない、GPSがバレたら。

「あ、ピアスは捨てたからね」

え！！

「あはは、それ？
　もしかして、GPSとか？」

うそ、見透かされてる上に、無いんだ。
唯一、繋がりを信じて頑張れたものが、切れたんだ。

「伴、だから、俺が可愛がってあげるから、ね？」

いやだ、みんなの所に帰るんだ！
待ってるだけじゃダメなんだ！

「やだって言ってる！！
　触るな！」

「だからさ、開発されてるなら、このまま突っ込んでもイケそうだよね？」

黒い笑顔で笠木が体を弄るまさぐ。

「俺も男だからわかるけど、ちんぽ掴まれたらもう、ダメだよなー」

やだやだやだ！

下着ごと、パンツを脱がされて、おちんちんを掴まれた。

やだやだやだ！
キモチワルイ！

「お前さ、ちょろいよな
　俺、最初はそんなに好きじゃなかったんだよな。
大学ん時に、やたら一生懸命でなんか面白いって思って観察してたら、すげー可愛くて綺麗なのに、変な髪とキモい眼鏡でさ～
　笑ったよ、天使がお笑いやってんのかと思ったわ！
　その上、やたら優秀でさー
　鼻っ柱へし折ったらどんな顔するか、すげー楽しみでさー
　俺が海外のプロジェクト決まった時、お前を犯すのを許された気がしたよ。
　なのに会社辞めちゃうし。
　弱すぎだよなー」

「な！」

「だから、俺がいないとダメじゃん
　これ突っ込まれて、泣き叫ぶお前が見たいんだよ。
　俺に縋って、懇願するお前が見たいんだよ
　なあ、挿れて良いよな？
　絶対お前もコレ、好きになるって。
　なんて言っても、ヤク塗ったちんぽで中を擦ると吸収早いし、天国にイケるぜ
　墜ちるとこ見せてくれよ。」

覚醒剤！
あの襲ってきた奴も薬が出たって言ってだ気がする！
全部、こいつが！

「やめ！
　やめて！」

おちんちんをガムシャラに擦り上げられても、反応しなかった。
エライ！

「なんで勃たねーの？
　ま、いっか、俺が勃ってれば良いんだし」

下衆な笑いを張り付かせて、攻める場所を乳首に変えてきた。

「あ、突っ込まれてるとこ、ちゃんと撮影してやるから、あいつらに送りつけといてやるよ」

「や、だ！
　触らないで！」

顎を掴まれて、口の中を舌で犯された。

「んぐ、う、ん、う」

キモチワルイ！
ナメクジみたいに這い回るのを必死に逃げても、舌を捉えられる。
一志さん！
侑士！
助けて！