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秘玉ライカ※※ 2 本篇完結

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※ほんとエロしかないので、後ろは特にご注意ください。






 ぐちゅん、ぐちゅん

「あ、あ、ん、あん、あん、あん」

「気持ちいいか?」

「いい、いい!」

ぱちゅ!ぱちゅ!ぱちゅ!

「あ、奥、おく、ぐりぐりしてぇ」

 グチュグチュ!

「ここが、好きなんだな」

「あ、ん、すきぃ」

 これが快感でセックスなんだとやっと理解した。 
 蕩けて爛れた頭では、ライデンがくれる快感だけをひたすら追うと、足をその胴体に巻き付けて、離したくないもっとその先の奥へ刺激が欲しいと、体で強請った。

「ん、ん、ライ、デン、奥ぅ!」

「ぐちゅぐちゅだぞ」

「ん、ん、」

 自分のちんちんを、突かれる度に擦り果てそうになると根元をぎゅっと掴んで制した。

「どうした?
 出して良いのだぞ?」

「ヤダ、やだ! 
 気持ち良いの終わっちゃう!」

 この気持ち良いのがずっと続いて欲しかった。
 じゃないと、俺の価値が無くなってしまう気がしたからだ。

「ライカ、馬鹿で可愛いのぅ。
 お前が自分の価値を下げるなら、私がお前に価値を付けよう。
 ‶秘玉″と称した精霊たちが、お前を見つけたこの私が、お前を唯一無二の至宝だと決めた。
 懐の中の秘中の秘である玉に、無用な心配をするでない」

 難しくて良く分からなかった。

「私の為に生き、私の為に眠り、私にだけ愛されれはそれで良い
 それでは満足せぬか?」

「ひぎょくって言われても、何をすれば良いか分からないから」

 中をグチグチと捏ねながら、難しい話をしないで欲しいよ。

「そうさな、お前は魂がそのまま秘宝と言えば分かるか?」

「秘宝って、大袈裟な」

「この体の輝きが、その魂の美しさで、その力でもある。
 私に愛されて、その輝きを増すことで精霊界全てを照らし包み込むのだ。
 お前無しでは、この精霊界を照らすことも包む事も出来ん。
 一対の者になって、この世界を統べるのが私たちの責任であり存在理由だ」

 それだと矛盾があるんじゃない?
 だって他の精霊王も名づけをすれば、真の精霊王になるんでしょ?

「疑問が顔に出ておる」

 くつくつと笑われて、顔を赤くした。

「真の精霊王とはいえそれぞれの役割の、だ。
 私も水と雷、天候を司る者だからな」

「なら、俺が本当に彼らを欲しいと思ったら名づけが出来て、それぞれに真の役割を与えて、こうやって抱かれるの?
 それは、嫌だよ」

 お腹の中を犯しているペニスにも響くようなバリトンの声が、大笑いをしていた。

「一対、と言ったぞ?
 あ奴らとは、交われない。
 真の役割を果たす精霊王にはなれても、私と同じ存在にはなれぬ。」

「俺に触れるのは、ライデンだけ?」

「何度も言ってると思ったが?」

「ううん、ライデンだけがいい、俺、他の人に触られたくないし、触って欲しくない」

 ぐちゅっと中が動き始めて、激しくなった。

「ふ、だから言っておろう!
 ライカは私の番だと!
 魂も私の物だ。 
 そして私の魂もお前と分かち合って二つに分かれたのだ!
 どこにいても、必ず見つけられる!
 お前も、私を見つけられる!
 一対の者だからな!」

 まるで怒ったように激しく突かれて、お腹が痛いのか気持ちいのか分からなくなるまで、突かれた。

「ああああああああー!!!!!」

 涙を流しても、嫌だと言っても抜いてと叫んでも、ちんちんが爆ぜて出すものが無くなってもライデンのペニスは抜かれる事が無く、大量の精液をお腹の中に出されて気絶してもずっと差し込まれたままだった。





「ん、」

 体中が痛い。

「ライカ、大丈夫か?」

「ライデン…」

 オロオロとしながらも、俺をお風呂の中で抱きかかえて眉毛をへの字に曲げていた。

「すまない、我を忘れた。
 私の一対、魂の半身、至宝の存在、どう言ってもライカが信じてくれていない気がして、イライラとした。
 こんな風にしてはいかんと知っておる。
 でもな、それ以上にライカを離したくないのだ」

「ライデン、俺がグズグズと理由を欲しがったからだ。
 ごめんな。
 愛してる、それは変わらないから」

 ライデンの頬に手を添えて、俺からキスをした。

「これからは、大事にする。
 未来永劫、愛すると誓う」

「ふふ、優しくしてね」

 俺のトラウマはたまに発動しちゃうだろうけど、それでも今ライデンが大事で、此処が俺の居場所だってちゃんと分かってる。
 だからこれからも二人で巣作りをしようって言ったんだ。
 この世界が愛しいから。
 
 またいつか。
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