上 下
6 / 6
ホラー

1.マナー違反は承知だが、食事をしながら本を読むのがやめられない。

しおりを挟む
マナー違反は承知だが、食事をしながら本を読むのがやめられない。その日も器の中身はそっちのけで活字を追い、半ば自動的に蕎麦を口に運んだ。(――は)這入り込んできたのはぞろりとした黒髪だった。噛むに噛めず顔を上げると、店にいた全員が押し黙って僕を見ていた。箸で黒髪の束を持ち上げたまま。(了)210131
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

お題あり140字SSまとめ

隅枝 輝羽
BL
X(旧Twitter)で診断メーカーで出た3つのお題でたまーに投稿している140字SSが埋もれていくので救済としてここにまとめることにしました。 少しだけ改行とかで見た目を整えることをしています。 あちらだと改行も文字数に含まれちゃうので。 お題は↓こちらから https://shindanmaker.com/1108121 なので話の傾向とかはまとまってません。 その時の私の気分も反映されてるかもです。 不定期更新 ムーンさんは1話の最低文字数が引っかかっちゃうので140字はアルファのみです。

十年目の結婚記念日

あさの紅茶
ライト文芸
結婚して十年目。 特別なことはなにもしない。 だけどふと思い立った妻は手紙をしたためることに……。 妻と夫の愛する気持ち。 短編です。 ********** このお話は他のサイトにも掲載しています

6年生になっても

ryo
大衆娯楽
おもらしが治らない女の子が集団生活に苦戦するお話です。

【完結】ホテルグルメはまかないさんから

櫛田こころ
ライト文芸
眞島怜は、ごく一般的な女子大生だった。 違う点があるとすれば、バイト内容。そこそこお高めのビジネスホテルの宴会部門スタッフであることだ。華やかに見えて、かなりの重労働。ヒールは低めでもパンプスを履いているせいか、脚が太めになるのがデメリットくらい。 そんな彼女の唯一の楽しみは……社員食堂で食べられる『まかない』だった。事務所の仕組みで、バイトでも500円を払えば社食チケットがもらえる。それで、少ないセットメニューを選んで食べられるのだ。 作るのは、こちらもバイトで働いている小森裕司。 二人の何気ない日常を綴る物語だ。

後悔と快感の中で

なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私 快感に溺れてしまってる私 なつきの体験談かも知れないです もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう もっと後悔して もっと溺れてしまうかも ※感想を聞かせてもらえたらうれしいです

神様のミスで女に転生したようです

結城はる
ファンタジー
 34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。  いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。  目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。  美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい  死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。  気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。  ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。  え……。  神様、私女になってるんですけどーーーー!!!  小説家になろうでも掲載しています。  URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」

天上にこの口づけを 〜高梨姉妹の双子さんにおける事情〜

ズッコ
ライト文芸
日直の当番で朝早く出ることになった、高校1年生の日向透は、マンションから落ちてきた植木鉢であやうく死にそうになる。出会った二人の高梨さんはどうやらなにかありそうなのだが、、、。

異世界漫遊記 〜異世界に来たので仲間と楽しく、美味しく世界を旅します〜

カイ
ファンタジー
主人公の沖 紫惠琉(おき しえる)は会社からの帰り道、不思議な店を訪れる。 その店でいくつかの品を持たされ、自宅への帰り道、異世界への穴に落ちる。 落ちた先で紫惠琉はいろいろな仲間と穏やかながらも時々刺激的な旅へと旅立つのだった。

処理中です...