427 / 623
427.付き添いオアノットの小話(怪談の日)
しおりを挟む
「今度ねえ、夜に部活のみんなと集まることになったんだ。帰りが遅くなるかもしれないけど僕の部屋にいる?」
「ンな遅くまでいねーの?」
「そうだねえ、スタートが夜だから」
「スタートって何。つかオレもついてく。湊がいねーのヤダ」
「んんん……訊いてみてもいいけど、ホントに大丈夫?」
「湊がいんのに大丈夫じゃねーことある?」
「だって、百物語チャレンジだよ」
書道部有志、日が落ちてから蝋燭を灯して行う夏企画である。晴海はぴしりと固まって、どうやら必死で考えている。
(了)220813
「ンな遅くまでいねーの?」
「そうだねえ、スタートが夜だから」
「スタートって何。つかオレもついてく。湊がいねーのヤダ」
「んんん……訊いてみてもいいけど、ホントに大丈夫?」
「湊がいんのに大丈夫じゃねーことある?」
「だって、百物語チャレンジだよ」
書道部有志、日が落ちてから蝋燭を灯して行う夏企画である。晴海はぴしりと固まって、どうやら必死で考えている。
(了)220813
0
お気に入りに追加
90
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる