403 / 623
403.夏の象徴の小話(お題:入道雲)#文披31題
しおりを挟む
「入道雲っつーと夏っぽいノスタルジー感じるけど、積乱雲っつーとなんかちょっと怖くねえ?」
「そっか、おんなじ雲のことだっけ」
「そう。同じ事象のことだけど、積乱雲だと一気にヤベー雨風が来るぞみてーなイメージになる。オレん中で」
「名前に引っ張られることは往々にしてあるよね」
「あとゴーストバスターズのマシュマロマンとか思い出す」
「白いモコモコだ! それでいうなら、僕が思い出すのはわたあめかな」
「あー! 確かに」
「お祭りで晴海と食べる、おっきなわたあめ」
青い空にむくむくと広がる雲、短い夕立ち、濡れた空気のなかで買うわたあめ。夏の象徴のような事象である。
(了)220720
「そっか、おんなじ雲のことだっけ」
「そう。同じ事象のことだけど、積乱雲だと一気にヤベー雨風が来るぞみてーなイメージになる。オレん中で」
「名前に引っ張られることは往々にしてあるよね」
「あとゴーストバスターズのマシュマロマンとか思い出す」
「白いモコモコだ! それでいうなら、僕が思い出すのはわたあめかな」
「あー! 確かに」
「お祭りで晴海と食べる、おっきなわたあめ」
青い空にむくむくと広がる雲、短い夕立ち、濡れた空気のなかで買うわたあめ。夏の象徴のような事象である。
(了)220720
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
理香は俺のカノジョじゃねえ
中屋沙鳥
BL
篠原亮は料理が得意な高校3年生。受験生なのに卒業後に兄の周と結婚する予定の遠山理香に料理を教えてやらなければならなくなった。弁当を作ってやったり一緒に帰ったり…理香が18歳になるまではなぜか兄のカノジョだということはみんなに内緒にしなければならない。そのため友だちでイケメンの櫻井和樹やチャラ男の大宮司から亮が理香と付き合ってるんじゃないかと疑われてしまうことに。そうこうしているうちに和樹の様子がおかしくなって?口の悪い高校生男子の学生ライフ/男女CPあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる