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396.欲しいデザインの小話(お題:切手)#文披31題
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「切手ってあんまり買ったことないねえ」
「ねーな。手紙書くとか、郵便でなんか送るってのがほぼねーから」
「妹は、特別なデザインの切手はときどき買ってるみたい」
「あるよな、行事に合わせてとかテーマを決めてみてーな」
「晴海はどんな切手が欲しい?」
「え……湊の肖像画……?」
「僕だ。送るの?」
「送るにしても湊に送るから返ってくるって寸法」
「なーるほどね」
「でも消印が押されんのヤダからコレクションにすっかな……」
「市販は永遠にされないから、もしほんとに欲しくなったらオリジナル切手が作れるサービスにチャレンジだね」
「市販されねーことあるか? 湊はこんなに最高なのに?」
晴海は真顔で首を傾げる。
(了)220713
「ねーな。手紙書くとか、郵便でなんか送るってのがほぼねーから」
「妹は、特別なデザインの切手はときどき買ってるみたい」
「あるよな、行事に合わせてとかテーマを決めてみてーな」
「晴海はどんな切手が欲しい?」
「え……湊の肖像画……?」
「僕だ。送るの?」
「送るにしても湊に送るから返ってくるって寸法」
「なーるほどね」
「でも消印が押されんのヤダからコレクションにすっかな……」
「市販は永遠にされないから、もしほんとに欲しくなったらオリジナル切手が作れるサービスにチャレンジだね」
「市販されねーことあるか? 湊はこんなに最高なのに?」
晴海は真顔で首を傾げる。
(了)220713
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