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320.善く生きるための小話(哲学の日)
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「ただ生きるのではなく善く生きる」
「哲学のヤツだ」
「ソクラテスだね。すごいこと言うなあって思って」
「善く、ね。どーゆーことかふわっとしてんな」
「人それぞれ答えがありそうな概念だよね」
「オレにとっての善く、は」
「うん」
「湊のためになるかどうか。湊が幸せかどうか」
「分かりやすい。それって晴海が幸せかどうか、と直結してるから」
「オレの基準が湊で、湊の基準がオレで……?」
「それもなんだか哲学っぽいねえ」
ある種の永久機関といえるかもしれない。
「哲学のヤツだ」
「ソクラテスだね。すごいこと言うなあって思って」
「善く、ね。どーゆーことかふわっとしてんな」
「人それぞれ答えがありそうな概念だよね」
「オレにとっての善く、は」
「うん」
「湊のためになるかどうか。湊が幸せかどうか」
「分かりやすい。それって晴海が幸せかどうか、と直結してるから」
「オレの基準が湊で、湊の基準がオレで……?」
「それもなんだか哲学っぽいねえ」
ある種の永久機関といえるかもしれない。
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