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氷結世界
光盾弾丸を通さず
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「花火の時間だハッハア!」
オペラが高らかに笑いながら菓子折り箱のような物体を投げる。
当然中身はお菓子などではない。
「どっかーん! ワハハー! こそこそ隠れる必要が無いのは楽しいなあ! 楽しいねえミト!」
「隠れる必要が無いわけじゃないと思うけど!?」
こうしてまともに戦えるようにしてるのは私のお陰なんだが???
もっと感謝しろ! ほら! お礼プリーズ!
「ありがとん!」
「ええで」
煙の向こう側の君に私からもプレゼント。
受け取れ私の弾丸を!
「ミト! 何やってるの弾幕足りてないよ!?」
「拳銃で弾幕なんか張れるわけ無いじゃん!」
砂煙を裂くように銃弾が二発。
同時に男の怒声が聞こえてきた。
「そこか! 見つけたぞ! 死ね!」
「「ほらお前のせいでバレたじゃん!」」
せっかく煙の中から攻撃してたのにさあ!?
あっまた弾丸飛んできた。
コレで正確な居場所がわかったしいいか。相手はたぶん大まかにしかわかっていないみたいだし。
地面に腹ばいになっておっさんがいるであろう場所に一発。
BLAM!
コレでいいか。
いいかな?
念の為もう一発ぶち込んでっと。
「がっ!」
「おぉ、当たったかな? オペラー! あそこに爆弾投げてー!」
「りょ!」
弁当箱のような箱をぽいっと投げてスイッチオン!
素敵な爆破を産地直送!
「っしゃ! 砕け散った!」
ガッツポーズをとったオペラは言葉とは裏腹に油断なく爆破地点を見ている。
「どしたー?」
「いや、なんかさ、HP全損した音が確かに聞こえたんだけどさ、もう一つ聞いたことのない音が聞こえたような気がしてさ――」
【Rebon !!】【再誕ユニットを確認】【魂の再構築】【仮初の命】【Reborn !!】
「あ?」「なに?」
HPを全損し、消えるはずの男を中心に衝撃波が発生。
生み出された波動は私達を隠していた土煙を吹き飛ばしてしまった。
クリアになった視界には紫色の光に包まれた男の姿がうつっていた。
「ミト」
「うん」
わかってる。
勝負は終わってない。
むしろこれからかな?
「オペラ、黙ってコレを眺めてていいと思う?」
「思わないねえ」
「と、いうわけでね撃つよ」
試し打ち!
取り敢えずこのがら空きの隙に何もしないってのはありえない。
当たって砕けろ。
「砕けるのは私じゃなくてお前だけどね!」
放った弾丸は吸い込まれるように発光している男の頭にヒット。
ザクロのように頭が砕け散った、が、弾けた頭がビデオを逆再生の如く再生していく。
なんかキモいな。
間違いなく吐き気を催す光景だねこれ。
私がゴア表現をオンにしているせいもあると思うけどさ。
隣のオペラは平気そうな顔をしているし。
もう一発入れてみたけど反応は同じだし。
光の色が濃ゆくなってきた。
これ爆発とかしないよね……?
わかんねえな。
わかんないから離れるか。
「逃げよう」
まずは提案。
オペラは私の言葉にうなずき、紫の光に背を向けた。
背を向ければ後はやることは一つだ。
ひたすらに足を動かして、逃げる!
木をよけ、根っこにつまづき、藪をかき分ける。
足元を0と1で構成された文字列が後方へと流れていく。
周囲の木々が0と1に分解され、前から後ろへと流れ行く。
かつて木であった粒子の流れた先には当然、復活行動をしているプレイヤーがいた。
光を放つ粒子の流れを目で追えば必然的に男に目がいく。
視線の先にいる男の目が、開いた。
ガラスを割ったような音が鳴り、目を刺すようなまばゆい光が消えた。
幻惑現象のように焼き付いた視界の中、男が動く。
手には紫電をまとった杭が握られていた。
手が振り下ろされ、杭が地面に突き立てられる。
葉脈のように地割れが広がり、隙間から炎が吹き出した。
生み出された炎が壁のように立ち上がり、私達の進路を阻む。
「逃さないぞ、か」
「このゲームってファンタジーだったの?」
「さあねえ、空想科学かもよ」
雷まとった杭を打ち付けたら地割れが起こっておまけに火が吹き出る?
ファンタジーだな!
「やっと手に入れたアイテムがこれでパーだ。どうしてくれる?」
炎の壁を割って現れた男の手に握られていたのは拳銃ではなく、両手持ちの銃が握られていた。
「あー! いいなあそれ! 私にくれ!」
思わず心の声が口から出てしまった。
口に出さなくても奴をぶち殺せば手に入るのにね。
焦るな、私。
落ち着いて銃を壊さないように手に入れよう。
オペラの耳に口を近づけ、私の想いを告げるとしよう。
「オペラ……聴いて」
「な、何?」
何故か顔を赤らめているオペラに少し疑問が湧くがその気持は置いておこう。
それよりも早く言わなければ。
なにせ、向こうの動く武器箱はもうこっちに向かって走ってる。
「アイツの持っている銃が欲しいから爆破は無しでお願い」
「えっ、あー……なんだ。そんなことかあ。わかったよ」
がっかりしたような、気落ちした声で返事を返してくれたオペラに感謝。
手に握ったのは爆弾ではなく銃であることからも私の言葉がちゃんと届いたことがわかるね。
男の手が、腰に下がっている円筒に伸びた。
カチン、と音が鳴り光が灯される。
円筒からコードを伸ばし、左腕の円盤に接続。
なんらかのエネルギーを得た円盤の表面に『Start up』の文字が光った。
何?
何が出る?
「わからん! 取り敢えず今できることをやる! そうでしょ!? ねえ、ミト! 考えるより、手を動かそう!」
オペラが笑いながら銃を回す。
くるりと回った銃身をピタリと止めた。回転した銃口が向く先は当然復活した男だ。
そうだ。
やることは変わらない。
生き返ったならもう一回殺せばいい。
何も迷うことじゃない!
未知の現象? 未知の道具? 上等! 初見プレイについてまわる要素だ。恐れることはない。
何が出る?
知らん!
どうするかだって?
そんなの撃って確かめるしか無いでしょ!
じゃあ決まりだ。
「Go ahead!」
「そうだよ! だって失うものなんて大したこと無いよ! ちょっと装備と経験値を失うだけ。そうでしょ?」
オペラの不敵な笑みが深くなる。
彼女はもうすでに走り始めていた。
その足の動きに躊躇いなど無い。
「Go ! Go ! Go ! ha-ha!!」
オペラの背中を追いかけ、追い越す。
正面から迫る弾丸に頬を裂かれ、肩を抉られた。
「そんなの知るか!」
後ろから投げられた爆弾が大地を抉り、土煙を上げた。
先程と同じだ。煙に乗じて奴を殺る。
「ミト! 左右に別れて挟撃しよう!」
「OK! わかった了解だよ!」
前方左右、別々の方向から爆発音と衝撃波。
更に広がる土煙。
見えなくなった私達を探すように弾丸の嵐が戦場を駆け回る。
左右に広がった土煙、どっちの方に行くか迷う~~~~。
まぁ、面倒だから正面から突撃するんだけどね。
迷う要素なかったね。
後ろのオペラがどうするかはわからないけどね。まぁなんとかなるよきっと。たぶん。メイビー!
「ミトならそうすると思ったよ」
オペラの取った行動はひたすらの妨害行為。
無視できない位置から行う攻撃だ。
「最高! 安心して突撃できるよ」
目の前の土煙をかち割っていざ突入。
オペラに気を割いたアホは私の突貫に気がついていても対応できない。
コレが二人ペアの差だ。
数の暴力で死ね!
「ばきゅーん! QTEの時間だ! 頑張って避けてみろ!」
正面から私、側面からオペラってこれもうどっちかの攻撃が当たるのも時間の問題じゃな?
しかし、男は余裕そう。むかつくなあ。
「避ける? 違うな。俺は、受け止めるぜ」
男の左腕の円盤が光る!
ただ光るだけか? そんなわけない。
光と同時に生まれた半透明の膜が私の放った弾丸を受け止めた。
「卑怯だろ! 防弾チョッキとかさ、そういのでしょ! なんだよ盾で受け止めるって! それ何処で拾った?」
「言うわけねえだろタコ!」
「どうせ、この辺でしょ。いいよ自分で探すし、目の前にも持ってるやつがいるしね!」
奪いたいものリストに盾が追加された。それだけだからね。
オペラが高らかに笑いながら菓子折り箱のような物体を投げる。
当然中身はお菓子などではない。
「どっかーん! ワハハー! こそこそ隠れる必要が無いのは楽しいなあ! 楽しいねえミト!」
「隠れる必要が無いわけじゃないと思うけど!?」
こうしてまともに戦えるようにしてるのは私のお陰なんだが???
もっと感謝しろ! ほら! お礼プリーズ!
「ありがとん!」
「ええで」
煙の向こう側の君に私からもプレゼント。
受け取れ私の弾丸を!
「ミト! 何やってるの弾幕足りてないよ!?」
「拳銃で弾幕なんか張れるわけ無いじゃん!」
砂煙を裂くように銃弾が二発。
同時に男の怒声が聞こえてきた。
「そこか! 見つけたぞ! 死ね!」
「「ほらお前のせいでバレたじゃん!」」
せっかく煙の中から攻撃してたのにさあ!?
あっまた弾丸飛んできた。
コレで正確な居場所がわかったしいいか。相手はたぶん大まかにしかわかっていないみたいだし。
地面に腹ばいになっておっさんがいるであろう場所に一発。
BLAM!
コレでいいか。
いいかな?
念の為もう一発ぶち込んでっと。
「がっ!」
「おぉ、当たったかな? オペラー! あそこに爆弾投げてー!」
「りょ!」
弁当箱のような箱をぽいっと投げてスイッチオン!
素敵な爆破を産地直送!
「っしゃ! 砕け散った!」
ガッツポーズをとったオペラは言葉とは裏腹に油断なく爆破地点を見ている。
「どしたー?」
「いや、なんかさ、HP全損した音が確かに聞こえたんだけどさ、もう一つ聞いたことのない音が聞こえたような気がしてさ――」
【Rebon !!】【再誕ユニットを確認】【魂の再構築】【仮初の命】【Reborn !!】
「あ?」「なに?」
HPを全損し、消えるはずの男を中心に衝撃波が発生。
生み出された波動は私達を隠していた土煙を吹き飛ばしてしまった。
クリアになった視界には紫色の光に包まれた男の姿がうつっていた。
「ミト」
「うん」
わかってる。
勝負は終わってない。
むしろこれからかな?
「オペラ、黙ってコレを眺めてていいと思う?」
「思わないねえ」
「と、いうわけでね撃つよ」
試し打ち!
取り敢えずこのがら空きの隙に何もしないってのはありえない。
当たって砕けろ。
「砕けるのは私じゃなくてお前だけどね!」
放った弾丸は吸い込まれるように発光している男の頭にヒット。
ザクロのように頭が砕け散った、が、弾けた頭がビデオを逆再生の如く再生していく。
なんかキモいな。
間違いなく吐き気を催す光景だねこれ。
私がゴア表現をオンにしているせいもあると思うけどさ。
隣のオペラは平気そうな顔をしているし。
もう一発入れてみたけど反応は同じだし。
光の色が濃ゆくなってきた。
これ爆発とかしないよね……?
わかんねえな。
わかんないから離れるか。
「逃げよう」
まずは提案。
オペラは私の言葉にうなずき、紫の光に背を向けた。
背を向ければ後はやることは一つだ。
ひたすらに足を動かして、逃げる!
木をよけ、根っこにつまづき、藪をかき分ける。
足元を0と1で構成された文字列が後方へと流れていく。
周囲の木々が0と1に分解され、前から後ろへと流れ行く。
かつて木であった粒子の流れた先には当然、復活行動をしているプレイヤーがいた。
光を放つ粒子の流れを目で追えば必然的に男に目がいく。
視線の先にいる男の目が、開いた。
ガラスを割ったような音が鳴り、目を刺すようなまばゆい光が消えた。
幻惑現象のように焼き付いた視界の中、男が動く。
手には紫電をまとった杭が握られていた。
手が振り下ろされ、杭が地面に突き立てられる。
葉脈のように地割れが広がり、隙間から炎が吹き出した。
生み出された炎が壁のように立ち上がり、私達の進路を阻む。
「逃さないぞ、か」
「このゲームってファンタジーだったの?」
「さあねえ、空想科学かもよ」
雷まとった杭を打ち付けたら地割れが起こっておまけに火が吹き出る?
ファンタジーだな!
「やっと手に入れたアイテムがこれでパーだ。どうしてくれる?」
炎の壁を割って現れた男の手に握られていたのは拳銃ではなく、両手持ちの銃が握られていた。
「あー! いいなあそれ! 私にくれ!」
思わず心の声が口から出てしまった。
口に出さなくても奴をぶち殺せば手に入るのにね。
焦るな、私。
落ち着いて銃を壊さないように手に入れよう。
オペラの耳に口を近づけ、私の想いを告げるとしよう。
「オペラ……聴いて」
「な、何?」
何故か顔を赤らめているオペラに少し疑問が湧くがその気持は置いておこう。
それよりも早く言わなければ。
なにせ、向こうの動く武器箱はもうこっちに向かって走ってる。
「アイツの持っている銃が欲しいから爆破は無しでお願い」
「えっ、あー……なんだ。そんなことかあ。わかったよ」
がっかりしたような、気落ちした声で返事を返してくれたオペラに感謝。
手に握ったのは爆弾ではなく銃であることからも私の言葉がちゃんと届いたことがわかるね。
男の手が、腰に下がっている円筒に伸びた。
カチン、と音が鳴り光が灯される。
円筒からコードを伸ばし、左腕の円盤に接続。
なんらかのエネルギーを得た円盤の表面に『Start up』の文字が光った。
何?
何が出る?
「わからん! 取り敢えず今できることをやる! そうでしょ!? ねえ、ミト! 考えるより、手を動かそう!」
オペラが笑いながら銃を回す。
くるりと回った銃身をピタリと止めた。回転した銃口が向く先は当然復活した男だ。
そうだ。
やることは変わらない。
生き返ったならもう一回殺せばいい。
何も迷うことじゃない!
未知の現象? 未知の道具? 上等! 初見プレイについてまわる要素だ。恐れることはない。
何が出る?
知らん!
どうするかだって?
そんなの撃って確かめるしか無いでしょ!
じゃあ決まりだ。
「Go ahead!」
「そうだよ! だって失うものなんて大したこと無いよ! ちょっと装備と経験値を失うだけ。そうでしょ?」
オペラの不敵な笑みが深くなる。
彼女はもうすでに走り始めていた。
その足の動きに躊躇いなど無い。
「Go ! Go ! Go ! ha-ha!!」
オペラの背中を追いかけ、追い越す。
正面から迫る弾丸に頬を裂かれ、肩を抉られた。
「そんなの知るか!」
後ろから投げられた爆弾が大地を抉り、土煙を上げた。
先程と同じだ。煙に乗じて奴を殺る。
「ミト! 左右に別れて挟撃しよう!」
「OK! わかった了解だよ!」
前方左右、別々の方向から爆発音と衝撃波。
更に広がる土煙。
見えなくなった私達を探すように弾丸の嵐が戦場を駆け回る。
左右に広がった土煙、どっちの方に行くか迷う~~~~。
まぁ、面倒だから正面から突撃するんだけどね。
迷う要素なかったね。
後ろのオペラがどうするかはわからないけどね。まぁなんとかなるよきっと。たぶん。メイビー!
「ミトならそうすると思ったよ」
オペラの取った行動はひたすらの妨害行為。
無視できない位置から行う攻撃だ。
「最高! 安心して突撃できるよ」
目の前の土煙をかち割っていざ突入。
オペラに気を割いたアホは私の突貫に気がついていても対応できない。
コレが二人ペアの差だ。
数の暴力で死ね!
「ばきゅーん! QTEの時間だ! 頑張って避けてみろ!」
正面から私、側面からオペラってこれもうどっちかの攻撃が当たるのも時間の問題じゃな?
しかし、男は余裕そう。むかつくなあ。
「避ける? 違うな。俺は、受け止めるぜ」
男の左腕の円盤が光る!
ただ光るだけか? そんなわけない。
光と同時に生まれた半透明の膜が私の放った弾丸を受け止めた。
「卑怯だろ! 防弾チョッキとかさ、そういのでしょ! なんだよ盾で受け止めるって! それ何処で拾った?」
「言うわけねえだろタコ!」
「どうせ、この辺でしょ。いいよ自分で探すし、目の前にも持ってるやつがいるしね!」
奪いたいものリストに盾が追加された。それだけだからね。
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