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夏だ!監禁された!

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親睦会が終わり、その後わりと平和な日常を過ごしている生徒会長の雪兎です
え?親睦会の最後?聞きたいの?
...誠の青姦のせいで俺は腰と体の節々に多大なダメージをおってしまって立つことができなかった。最終日は遊園地を貸し切って尻尾とり大会だったんだけど俺は不参加。進行は先輩方と辰兄がやってくれて、俺は先生方専用のバスのなかでずっと寝てました
久々に激しい運動はダメだね。寝てるだけなのに腰がクソ痛ぇの
まぁ、問題なく全工程が終わって学校に帰って来ていつも通りの日常になった。ちょくちょく嫌がらせはあるものの親睦会以前に比べればぐっと少なくなった。クラスメイトのイタズラもほぼなくなったし
後、風紀委が少しだけ真面目に働くようになったから始末書の作成が僅かに減ったんだ。少しずつだけど改善はされてきてる。辰兄も理事長も喜んでるし

「と、言うことで夏休みがあるからとはめを外しすぎないように、学園の一員として日々精進するようにしましょう。以上」

そんで、今は閉会式の真っ最中でやっと校長の話が終わったところだ
一応、理事長→校長→生徒会長の順で話すんだけど、理事長はめっちゃ簡潔だったのに校長がクソ長ぇの。二十分ぐらい立ちっぱになる生徒のこと考えてやれよ

「続きまして、生徒会長の話です」

進行が進み俺の番になった
祭壇に上がってマイクの前で一礼をしてから話し始めた

「あーしろ、こーしろは先生方から耳だこ出来るほど聞いてると思うので割愛します。俺からは一つ、報告があります。夏休み中、俺への連絡はほぼ不可能になります。その為問題が起きた場合、先生方か他の生徒会員または風紀委に連絡をお願いします。余程の緊急事態のみ俺への連絡をお願いします。以上です」

報告を聞いた生徒全員ざわざわしとるw
通年だと生徒会と風紀委は夏休み中残る学生の安全のためと新学期に向けての仕事のために学校に残るんだけど...
ご存じの通り、俺には猟奇的かつ病的なストーカーどもがおりまして...昨日、そいつらからメールが届いたのよ

『雪兎様。明日、戻られたら天宮の店へ来て下さい。必ずですよ』

『ゆっきー、明日から夏休みだよね?帰ってくるよね?帰ったらすぐに天宮の店に来て欲しいんだ。絶対だよ』

『雪兎、明日帰るですよね?帰ったら香織の店にきてください。話したいことがあります』

『元気か?明日帰ってくるんだろ?帰ったらすぐに天宮の店にこい』

こんなん届いたのよ?
四人ほぼ同時刻にこんなの届いてみ?ホラーだよ
そもそも、なぜに全員姐さんの店に呼び出しくらってんだろうね。絶対監禁されるじゃんね
監禁されなくても俺にとって不都合なことが起きるじゃんね
と、言うことで飢えた獣になったストーカーどもを落ち着かせるために我が身を差し出さなければならないのだ

一言言っていいのなら...














帰りたくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!








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