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Let's 親睦会⑥
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親睦会二日目
今日はバスで一時間のところにある森林公園で最初のゲーム、「サバイバルゲーム」をする。今回は生徒会の提案と職員の提案で親睦ゲームを考えた。生徒会は遊園地での尻尾とり。職員はサバイバルゲーム。そして、それが決定したのだ
「では、ルール説明をしまーす」
昨日頼まれたルール説明書の音読する役目を頼まれたが、予想通り誰も聞かねぇ...
それで困るのは生徒だから知らんぷりして説明を続ける。まぁ、ルールは簡単。四グループに分かれ敵グループに各グループカラーのペイント弾を当てるだけ。最後に一番多く生き残ったグループが優勝。また個人の表彰もあり、特殊訓練されたSP達がそれぞれのエリアに隠れて数をカウントしてくれるらしい。人材の無駄遣いだよね
「グループは事前に知らされているA~Dグループに分かれてください。ゲーム中の乱闘事件、強姦は即失格になり厳重な処分が下されます。ルールを守ってくださいね。では、各グループに分かれてください!十分後に開始の合図がなります!!」
あ、一応言っとくね
俺はDグループ。おもしろいことにDグループ、俺だけなんだよな。これ知ったとき笑ったもん。怒るとか悲しいとかじゃなくてメッチャ大爆笑した。各グループの人数は職員とSPしか知らない。だから他のグループに何人いるなんて分からない。なのにDグループは俺だけ。ホントにウケるwww
「さぁて...どこから攻めよっかな」
サバイバルゲームは得意なんだよな。銃の使い方とかは誠とかジャッチ人とかに教えてもらったし、気配を消して動く方法とかは七音とか姐さんとかに教えてもらったし、樹上移動とかはジンに教えてもらった。だから油断さえしなければなんとかなる
「とりあえず、移動しながら倒していくか」
******************
ゲーム開始の合図がなってから五分
多分三十人は潰したと思う。あ、ペイント弾の色はグループごとでAが赤、Bが青、Cが黄、Dが緑だって。んで、グループが分かるようにそれぞれのカラーのハチマキを頭につけている。そして大将はカラーのビブスを着ている
まぁ、誰も木の上からの攻撃に無防備だから打ちまくれるんだけどね
「次は...あ」
「え?...あ」
なんと高橋君と出くわしてしまった。赤いハチマキをつけているから高橋君はAグループか...
とりあえず、どうすっか...
「えっと...降谷君はDグループですか?」
「そう。どうする?見なかったことにする?」
「そ...うですね......」
俺も知り合い相手すんのはちょっと...ね
手加減できそうにないから、止めよう。さっさと木に登ってその場から離れた
しばらく移動していたら、ルール違反をしようとしている輩を発見した。しかも、被害者見覚えのある顔だし...
「三日月ぇ、前々からお前を犯してやろうって思ってたから丁度良かったわ~」
「離せ!!この行為はルール違反だろ!!」
「うるせぇ口だなぁ...黙らせるか」
「んぐっ!!!」
あー...
ヤられてるなぁ...
助けに入りたいのは山々だけど、あの人...三日月先輩だっけ?プライド高いじゃん?
俺が助けたってので自暴自棄になられるのは嫌だしなぁ...どーしたもんかね...
......
...........あ
「ははっ...うめぇじゃねぇ......がぁ!?」
「ぇ......なに?」
「だいじょーぶですか~?」
元気そうで何よりだわ
丁度手元にあった武器(その辺で拾った石)があったから死なない角度と勢いで投げて相手を沈めた。一応生存確認したけど気絶してるだけだから問題ない。本部に連絡て先輩の方も確認した。既にペイント弾を受けているようなのでついでに回収してくれるだろう
「お前は、生徒会長...の」
「大丈夫ですか?もう少ししたら先生が来るので...それにしても運が良かったですね」
「.........」
「とりあえずこれ着てください」
破かれたのか三日月先輩の服は無惨な状態。なので上着を貸してその場を去った。あのまま居続けたらなに言われるか分かんないし、丁度先生来たしね
辰兄が二人を回収してくれた
俺は再びサバゲーに戻るか!
今日はバスで一時間のところにある森林公園で最初のゲーム、「サバイバルゲーム」をする。今回は生徒会の提案と職員の提案で親睦ゲームを考えた。生徒会は遊園地での尻尾とり。職員はサバイバルゲーム。そして、それが決定したのだ
「では、ルール説明をしまーす」
昨日頼まれたルール説明書の音読する役目を頼まれたが、予想通り誰も聞かねぇ...
それで困るのは生徒だから知らんぷりして説明を続ける。まぁ、ルールは簡単。四グループに分かれ敵グループに各グループカラーのペイント弾を当てるだけ。最後に一番多く生き残ったグループが優勝。また個人の表彰もあり、特殊訓練されたSP達がそれぞれのエリアに隠れて数をカウントしてくれるらしい。人材の無駄遣いだよね
「グループは事前に知らされているA~Dグループに分かれてください。ゲーム中の乱闘事件、強姦は即失格になり厳重な処分が下されます。ルールを守ってくださいね。では、各グループに分かれてください!十分後に開始の合図がなります!!」
あ、一応言っとくね
俺はDグループ。おもしろいことにDグループ、俺だけなんだよな。これ知ったとき笑ったもん。怒るとか悲しいとかじゃなくてメッチャ大爆笑した。各グループの人数は職員とSPしか知らない。だから他のグループに何人いるなんて分からない。なのにDグループは俺だけ。ホントにウケるwww
「さぁて...どこから攻めよっかな」
サバイバルゲームは得意なんだよな。銃の使い方とかは誠とかジャッチ人とかに教えてもらったし、気配を消して動く方法とかは七音とか姐さんとかに教えてもらったし、樹上移動とかはジンに教えてもらった。だから油断さえしなければなんとかなる
「とりあえず、移動しながら倒していくか」
******************
ゲーム開始の合図がなってから五分
多分三十人は潰したと思う。あ、ペイント弾の色はグループごとでAが赤、Bが青、Cが黄、Dが緑だって。んで、グループが分かるようにそれぞれのカラーのハチマキを頭につけている。そして大将はカラーのビブスを着ている
まぁ、誰も木の上からの攻撃に無防備だから打ちまくれるんだけどね
「次は...あ」
「え?...あ」
なんと高橋君と出くわしてしまった。赤いハチマキをつけているから高橋君はAグループか...
とりあえず、どうすっか...
「えっと...降谷君はDグループですか?」
「そう。どうする?見なかったことにする?」
「そ...うですね......」
俺も知り合い相手すんのはちょっと...ね
手加減できそうにないから、止めよう。さっさと木に登ってその場から離れた
しばらく移動していたら、ルール違反をしようとしている輩を発見した。しかも、被害者見覚えのある顔だし...
「三日月ぇ、前々からお前を犯してやろうって思ってたから丁度良かったわ~」
「離せ!!この行為はルール違反だろ!!」
「うるせぇ口だなぁ...黙らせるか」
「んぐっ!!!」
あー...
ヤられてるなぁ...
助けに入りたいのは山々だけど、あの人...三日月先輩だっけ?プライド高いじゃん?
俺が助けたってので自暴自棄になられるのは嫌だしなぁ...どーしたもんかね...
......
...........あ
「ははっ...うめぇじゃねぇ......がぁ!?」
「ぇ......なに?」
「だいじょーぶですか~?」
元気そうで何よりだわ
丁度手元にあった武器(その辺で拾った石)があったから死なない角度と勢いで投げて相手を沈めた。一応生存確認したけど気絶してるだけだから問題ない。本部に連絡て先輩の方も確認した。既にペイント弾を受けているようなのでついでに回収してくれるだろう
「お前は、生徒会長...の」
「大丈夫ですか?もう少ししたら先生が来るので...それにしても運が良かったですね」
「.........」
「とりあえずこれ着てください」
破かれたのか三日月先輩の服は無惨な状態。なので上着を貸してその場を去った。あのまま居続けたらなに言われるか分かんないし、丁度先生来たしね
辰兄が二人を回収してくれた
俺は再びサバゲーに戻るか!
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