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いっちゃん&辰兄からの説教から一日経った今日。ほっといた足首が昨日より腫れていて地味な痛みが歩くたんびに走っていてちょっと不機嫌だ。仕方ないので湿布をはったがあんまり効果がない。いつも通りの時間に起きて朝ごはんと弁当を作った
朝ごはんを食べ終えた頃に起きてきたいっちゃんはパンだけをくわえていってしまった。明日からすぐに食べられて栄養がとれるのにしよ...
その後俺も部屋を出て学校に向かった。昨日と同じく道中車の渋滞だったが小回りのきくバイクでスイスイ車の間をすり抜けて校舎についた。教師用の駐車場に止めて下駄箱に向かうと、残念なことに俺の上履きはびしょびしょのドロドロになっていた。泥水でもかけたのかな?ってぐらい汚れてるし下駄箱いっぱいにくしゃくしゃにされた紙がはいっていた。上履きは予備があるので問題ないが手紙を読んでみて仰天
『生徒会長をやめろ!』だとか『平凡のくせに隆宏様の場所を奪うな!』だとか『消えろ!!』だとか、小学何年生ですか?ってレベルの嫌がらせ。つか、昨日の今日でよく俺が生徒会長やるなんてわかったな...今日の放課後に掲示板で張り出されるのに...その情報の正確さと早さに俺は驚いている
「まぁ、こんなの相手側が飽きるまでだし...ほっとけばいいか」
興味ないので中傷が書かれている紙と使い物にならなくなった靴をゴミ箱に捨てて教室に向かった。その道中ヒソヒソと話し声がそこかしこで聞こえるがいちいち相手にしていたら身が持たない。教室につくと教室にいる全員が一斉にこっちを向いて眉間にしわを寄せてきた。恐らく睨んでいるのだろうが全く怖くない。小型犬の怒った鳴き声ぐらい怖くない。図太く中に入り机に向かうとこれまた小学何年生ですか?ってレベルの嫌がらせがあった。机には多分油性のペンでいろんな言葉がびっちり書かれておりイスには画鋲が置いてあった。クラスのそこらでクスクスと笑い声が聞こえるが一つだけ言っとく
机や椅子は学校の所有物だからな?わかってやってんのかな?ここにいる人達、本当に頭いいの?
「おはようございます.......降谷、早く座れ」
「このまま座った尻が穴だらけになってしまいまーす」
「.........誰がやった?」
「さぁ?とりあえず画鋲はどこに戻せばいいですか?」
中傷落書きより画鋲の片づけ。それが面白くないのかクラスじゅうから不審な目を向けられた。だけど俺にとってはこの落書きはその程度のモノなんだ。椅子に置いてある画鋲を持って後ろの壁に刺していった。でもなかなか刺さらないので浅く刺して殴って入れるを繰り返し全部が刺し終わる頃には拳に血が滲むぐらいになっていた
「...おい、降谷...お前壁見てみろ」
「ん?......あ」
辰兄に言われて壁を見てみれば等間隔でめり込んでいる画鋲にはところどころヒビが入っていた。どうやら力加減が甘かったらしい。だけど、改めて見てみれば壁だと思ったが後ろにあった黒板らしい。いつもなら犯さないミスだ...
どったんだろ?俺
「あちゃ~...どう見間違えたんだろ」
「反省の色がないな」
「いつもならこんなへましませんよ」
「...とにかく早く座れ」
「へ~い」
席に戻って辰兄の話を聞きながら昨日のことを思い出した。説教が終わってからドラマを三本ぐらい見て、その後晩飯を食ってまたドラマを見て...
あ、寝落ちしてた。んで、起きたのが六時ぐらいで二度寝するのが嫌だったから朝風呂したんだ...
あのドラマの犯人、結局誰だったんだろ...杉上さんと相棒の会話は?くそっ、気になるぜ
そして寝落ちたのが確か深夜三時...寝不足で頭が働かないのか
納得した俺はそのまま寝直すことにしました。
...あれ?作文?
朝ごはんを食べ終えた頃に起きてきたいっちゃんはパンだけをくわえていってしまった。明日からすぐに食べられて栄養がとれるのにしよ...
その後俺も部屋を出て学校に向かった。昨日と同じく道中車の渋滞だったが小回りのきくバイクでスイスイ車の間をすり抜けて校舎についた。教師用の駐車場に止めて下駄箱に向かうと、残念なことに俺の上履きはびしょびしょのドロドロになっていた。泥水でもかけたのかな?ってぐらい汚れてるし下駄箱いっぱいにくしゃくしゃにされた紙がはいっていた。上履きは予備があるので問題ないが手紙を読んでみて仰天
『生徒会長をやめろ!』だとか『平凡のくせに隆宏様の場所を奪うな!』だとか『消えろ!!』だとか、小学何年生ですか?ってレベルの嫌がらせ。つか、昨日の今日でよく俺が生徒会長やるなんてわかったな...今日の放課後に掲示板で張り出されるのに...その情報の正確さと早さに俺は驚いている
「まぁ、こんなの相手側が飽きるまでだし...ほっとけばいいか」
興味ないので中傷が書かれている紙と使い物にならなくなった靴をゴミ箱に捨てて教室に向かった。その道中ヒソヒソと話し声がそこかしこで聞こえるがいちいち相手にしていたら身が持たない。教室につくと教室にいる全員が一斉にこっちを向いて眉間にしわを寄せてきた。恐らく睨んでいるのだろうが全く怖くない。小型犬の怒った鳴き声ぐらい怖くない。図太く中に入り机に向かうとこれまた小学何年生ですか?ってレベルの嫌がらせがあった。机には多分油性のペンでいろんな言葉がびっちり書かれておりイスには画鋲が置いてあった。クラスのそこらでクスクスと笑い声が聞こえるが一つだけ言っとく
机や椅子は学校の所有物だからな?わかってやってんのかな?ここにいる人達、本当に頭いいの?
「おはようございます.......降谷、早く座れ」
「このまま座った尻が穴だらけになってしまいまーす」
「.........誰がやった?」
「さぁ?とりあえず画鋲はどこに戻せばいいですか?」
中傷落書きより画鋲の片づけ。それが面白くないのかクラスじゅうから不審な目を向けられた。だけど俺にとってはこの落書きはその程度のモノなんだ。椅子に置いてある画鋲を持って後ろの壁に刺していった。でもなかなか刺さらないので浅く刺して殴って入れるを繰り返し全部が刺し終わる頃には拳に血が滲むぐらいになっていた
「...おい、降谷...お前壁見てみろ」
「ん?......あ」
辰兄に言われて壁を見てみれば等間隔でめり込んでいる画鋲にはところどころヒビが入っていた。どうやら力加減が甘かったらしい。だけど、改めて見てみれば壁だと思ったが後ろにあった黒板らしい。いつもなら犯さないミスだ...
どったんだろ?俺
「あちゃ~...どう見間違えたんだろ」
「反省の色がないな」
「いつもならこんなへましませんよ」
「...とにかく早く座れ」
「へ~い」
席に戻って辰兄の話を聞きながら昨日のことを思い出した。説教が終わってからドラマを三本ぐらい見て、その後晩飯を食ってまたドラマを見て...
あ、寝落ちしてた。んで、起きたのが六時ぐらいで二度寝するのが嫌だったから朝風呂したんだ...
あのドラマの犯人、結局誰だったんだろ...杉上さんと相棒の会話は?くそっ、気になるぜ
そして寝落ちたのが確か深夜三時...寝不足で頭が働かないのか
納得した俺はそのまま寝直すことにしました。
...あれ?作文?
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