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番外編
バレンタインの誘惑/小鳥遊七音
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俺が選んだのは七音だった。他の奴らを選んだら絶対に酷いことしかされないだろうし...
無事に明日を迎えられる人を選んだ
「雪兎様っ!!」
「っち...」
「おい、舌打ちすんなよ...」
「決めたことです。大人しく手を引きますよ」
「そうだね...おい、小鳥遊...分かってんだろな...」
「えぇ...もちろん」
「さぁ、行きますよ」
部屋を出ていった三人を尻目に七音はゆっくりと近づきキスをしてきた。唾液を味わうような、しつこいものだった。ファーストキスは違うけど二人目がこれか...
ようやく満足したのか七音の顔が離れていった。ゆっくりとバスローブを脱がしていく七音の指が肌に触れるたびに声が上がる。何故が息が上がり徐々に体が火照りだした。なんで...
「はぁ...素晴らしいです」
「なに...しやがった...」
「ふふっ...着替えをしているときにジイさん特製ラブラブジュースを飲ませておきました。これで痛みなく繋がることが出来ます...」
「くっ...あのクソジジィ...っあ...」
軽く首筋を撫でられただけで声が上がる。初めに嗅がされた薬の効果は既に消えているはずだ...
体に力が入らないのはジイさんの薬のせいか...
これはされるがままになるしかないみたいだ
「あっ!...おま...そんなとこ...っ」
「可愛いですよ...白い肌に綺麗に整えられたうっすらとついた筋肉...そしてその体にある形の良い臍、ピンク色の乳首...美しい...」
「っ......恥ずかしいこと...あっ!」
「敏感ですね...弄れば大きくなりますかね?」
突然乳首をつままれ変に声が出てしまった。そのまま捏ねられたり舐められたりして感度が上がっていくのが分かる。胸で感じるなんて嫌なのにもっとと思ってしまう
そして手錠が邪魔で仕方ない
「ひっ...あっ...ん」
「雪兎様は強めに弄られるのが好きなんですね...可愛いですよ」
「ひぅ...なな...と...んっ」
「どうしました?」
「ハァハァ...これ...外せ......このたいせい、つらい...」
そういえば七音は眉をひそめた。俺が反撃するんだと思ったらしく渋っているのだ。そんな気がないと意志を伝えるために自分からキスをした。軽いキスだけどそれだけで充分だった。顔をほころばせ持っていたであろう鍵を使って手錠を外した。外されても腕を持ち上げるのがやっとだった
俺からのキスがよほど嬉しかったのか、キスをされながら下腹部へ手を伸ばされた
「はっ...もうこんなになっている......まだ女を知らない色をしていますね」
「...悪ぃかよ...」
「いいえ...とってもステキですよ」
優しく性器に触り、撫でるように優しく握る。僅かな刺激...だが今の俺にとっては大きすぎる波に呑まれてしまう。そして何を思ったのか口を開け俺の性器をくわえ込んだ。軽く吸われるだけでイキそうになる。我慢しようと唇を噛んでいると噛まれた。その痛みだけでイってしまった。イッてしまった後の気怠さでぐったりしているとうつぶせにされた
「意外とMなんですね」
「...んなわけ...っ...」
「もう少し楽しみたいのですが...私も限界なので」
いつの間にか手にしていたローションを遠慮なく中身を尻にかけられた。冷たさにビックリしたがそれ以上に尻をも見込む七音に驚いてしまった。力いっぱい揉み込まれている。それだけで腰が動いてしまう
そして、遂に七音の指が中に入ってきた。異物感に驚き力を入れてしまった。締め付けてしまったからか七音は小さく笑うと性器を弄りだした。必ず快楽を生むところ。その刺激にまた力が抜けていった
「ほら、分かりますか?私の指を美味しそうにくわえていますよ?」
「うっ...ん......ひぅ...あぁ...」
「もっと声を出しても良いのに...聞かせてください、貴男の声を」
「ひぃ......いゃ...んあ!」
解すように動かしていた指が二本に増えると挿入口がピリッと来た。切れてはいないようだが皮膚が最大限まで伸びきってしまっている。分かっているのか偶然なのか、ローションを足してまた解してくる。何かを探るように動く指はハッキリ言って不愉快この上ない
「この辺だと思うんですがね...」
「うぅ...ん.......ひぁああ!!!」
「あ、これですね」
「あぁぁあ!!あうっ...ひぃ!...なっ...なに?」
「知りませんか?前立腺ですよ」
「ぜん...りつ?」
「男でも快感を覚えられる場所ですよ」
そう言うと遠慮なくつついてくる七音。すぐに殴り飛ばしてやりたいが流れてくる快感で思考がついていかなくなる。触られてもいないのに性器は立ち上がり涎を垂らしている。もう分からなくなってきた
いつの間にか増えている指で更に責め立ててくる。しかしそこだけでイケるわけがない。そろそろと手を伸ばして性器に触ろうとしたら直前で手を取られ頭の上に縫い付けられてしまった
「これぐらいなら...いけますね」
「ハッ...はぅ...イ...たい...」
「もう少しだけ我慢してください」
「うっ...もぉ......むり...」
「ほら、頑張ってください」
覆い被さり耳元で囁かれて、それだけでもビクビクしてしまう自分が情けない。そして後ろに擦りつけられているモノの熱さにも...
ゆっくりと入ってくるなな七音の性器の圧迫感が凄すぎて力を入れてしまう。力を抜かせるためにキスをしてきた七音に応じているとどんどん中に入れられていく。そして七音の腰と俺の尻がぶつかった
「っ...全部入りましたが...キツいですね......でも温かくて...ようやく、雪兎様と繋がれた...」
「あ...あ...あぁ...ん」
「あぁ...そういえばイキたかったんですよ?逝かせてあげますよ...私の肉棒で」
素早い出し入れに酷く感じてしまう。パンパンと乾いた音とグチュグチュと粘着質な音が混ざり合う。そしてそこに俺の喘ぎ声が混ざっていた。しかしどんなに前立腺をつかれても逝くことが出来ない。出せない苦しさに泣いていたら七音が涙を舐めてきた
「あっあっ...ななと...も、イカせ....あ!」
「はぁ...分かりました」
「ああぁぁぁぁあ!!!!」
性器をしごかれ奥をすり潰すような出し入れをされ、もうわけが分からなくなった
そして七音が中で逝く快感で俺も逝ってしまった。そしてあまりの快楽に頭がショートしてしまった
*******************
目が覚めると腰が異常に痛かった。隣には幸せそうに寝ている七音。殴りたかったがねんどくさくなったのでやめた。つか、起き上がれないし...
「...馬鹿だろ、おまえら」
俺と犯るためにここまでするなんて...
来年からは食べ物用意しよう。じゃなきゃ俺の腰と尻が死んでしまう
─────────────────
こにゃちは(*´ω`*)
七音編はどうでしたか?
ちょっぴり意地悪になるけど無理はさせない
本命には弱くなってしまう七音でした
無事に明日を迎えられる人を選んだ
「雪兎様っ!!」
「っち...」
「おい、舌打ちすんなよ...」
「決めたことです。大人しく手を引きますよ」
「そうだね...おい、小鳥遊...分かってんだろな...」
「えぇ...もちろん」
「さぁ、行きますよ」
部屋を出ていった三人を尻目に七音はゆっくりと近づきキスをしてきた。唾液を味わうような、しつこいものだった。ファーストキスは違うけど二人目がこれか...
ようやく満足したのか七音の顔が離れていった。ゆっくりとバスローブを脱がしていく七音の指が肌に触れるたびに声が上がる。何故が息が上がり徐々に体が火照りだした。なんで...
「はぁ...素晴らしいです」
「なに...しやがった...」
「ふふっ...着替えをしているときにジイさん特製ラブラブジュースを飲ませておきました。これで痛みなく繋がることが出来ます...」
「くっ...あのクソジジィ...っあ...」
軽く首筋を撫でられただけで声が上がる。初めに嗅がされた薬の効果は既に消えているはずだ...
体に力が入らないのはジイさんの薬のせいか...
これはされるがままになるしかないみたいだ
「あっ!...おま...そんなとこ...っ」
「可愛いですよ...白い肌に綺麗に整えられたうっすらとついた筋肉...そしてその体にある形の良い臍、ピンク色の乳首...美しい...」
「っ......恥ずかしいこと...あっ!」
「敏感ですね...弄れば大きくなりますかね?」
突然乳首をつままれ変に声が出てしまった。そのまま捏ねられたり舐められたりして感度が上がっていくのが分かる。胸で感じるなんて嫌なのにもっとと思ってしまう
そして手錠が邪魔で仕方ない
「ひっ...あっ...ん」
「雪兎様は強めに弄られるのが好きなんですね...可愛いですよ」
「ひぅ...なな...と...んっ」
「どうしました?」
「ハァハァ...これ...外せ......このたいせい、つらい...」
そういえば七音は眉をひそめた。俺が反撃するんだと思ったらしく渋っているのだ。そんな気がないと意志を伝えるために自分からキスをした。軽いキスだけどそれだけで充分だった。顔をほころばせ持っていたであろう鍵を使って手錠を外した。外されても腕を持ち上げるのがやっとだった
俺からのキスがよほど嬉しかったのか、キスをされながら下腹部へ手を伸ばされた
「はっ...もうこんなになっている......まだ女を知らない色をしていますね」
「...悪ぃかよ...」
「いいえ...とってもステキですよ」
優しく性器に触り、撫でるように優しく握る。僅かな刺激...だが今の俺にとっては大きすぎる波に呑まれてしまう。そして何を思ったのか口を開け俺の性器をくわえ込んだ。軽く吸われるだけでイキそうになる。我慢しようと唇を噛んでいると噛まれた。その痛みだけでイってしまった。イッてしまった後の気怠さでぐったりしているとうつぶせにされた
「意外とMなんですね」
「...んなわけ...っ...」
「もう少し楽しみたいのですが...私も限界なので」
いつの間にか手にしていたローションを遠慮なく中身を尻にかけられた。冷たさにビックリしたがそれ以上に尻をも見込む七音に驚いてしまった。力いっぱい揉み込まれている。それだけで腰が動いてしまう
そして、遂に七音の指が中に入ってきた。異物感に驚き力を入れてしまった。締め付けてしまったからか七音は小さく笑うと性器を弄りだした。必ず快楽を生むところ。その刺激にまた力が抜けていった
「ほら、分かりますか?私の指を美味しそうにくわえていますよ?」
「うっ...ん......ひぅ...あぁ...」
「もっと声を出しても良いのに...聞かせてください、貴男の声を」
「ひぃ......いゃ...んあ!」
解すように動かしていた指が二本に増えると挿入口がピリッと来た。切れてはいないようだが皮膚が最大限まで伸びきってしまっている。分かっているのか偶然なのか、ローションを足してまた解してくる。何かを探るように動く指はハッキリ言って不愉快この上ない
「この辺だと思うんですがね...」
「うぅ...ん.......ひぁああ!!!」
「あ、これですね」
「あぁぁあ!!あうっ...ひぃ!...なっ...なに?」
「知りませんか?前立腺ですよ」
「ぜん...りつ?」
「男でも快感を覚えられる場所ですよ」
そう言うと遠慮なくつついてくる七音。すぐに殴り飛ばしてやりたいが流れてくる快感で思考がついていかなくなる。触られてもいないのに性器は立ち上がり涎を垂らしている。もう分からなくなってきた
いつの間にか増えている指で更に責め立ててくる。しかしそこだけでイケるわけがない。そろそろと手を伸ばして性器に触ろうとしたら直前で手を取られ頭の上に縫い付けられてしまった
「これぐらいなら...いけますね」
「ハッ...はぅ...イ...たい...」
「もう少しだけ我慢してください」
「うっ...もぉ......むり...」
「ほら、頑張ってください」
覆い被さり耳元で囁かれて、それだけでもビクビクしてしまう自分が情けない。そして後ろに擦りつけられているモノの熱さにも...
ゆっくりと入ってくるなな七音の性器の圧迫感が凄すぎて力を入れてしまう。力を抜かせるためにキスをしてきた七音に応じているとどんどん中に入れられていく。そして七音の腰と俺の尻がぶつかった
「っ...全部入りましたが...キツいですね......でも温かくて...ようやく、雪兎様と繋がれた...」
「あ...あ...あぁ...ん」
「あぁ...そういえばイキたかったんですよ?逝かせてあげますよ...私の肉棒で」
素早い出し入れに酷く感じてしまう。パンパンと乾いた音とグチュグチュと粘着質な音が混ざり合う。そしてそこに俺の喘ぎ声が混ざっていた。しかしどんなに前立腺をつかれても逝くことが出来ない。出せない苦しさに泣いていたら七音が涙を舐めてきた
「あっあっ...ななと...も、イカせ....あ!」
「はぁ...分かりました」
「ああぁぁぁぁあ!!!!」
性器をしごかれ奥をすり潰すような出し入れをされ、もうわけが分からなくなった
そして七音が中で逝く快感で俺も逝ってしまった。そしてあまりの快楽に頭がショートしてしまった
*******************
目が覚めると腰が異常に痛かった。隣には幸せそうに寝ている七音。殴りたかったがねんどくさくなったのでやめた。つか、起き上がれないし...
「...馬鹿だろ、おまえら」
俺と犯るためにここまでするなんて...
来年からは食べ物用意しよう。じゃなきゃ俺の腰と尻が死んでしまう
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こにゃちは(*´ω`*)
七音編はどうでしたか?
ちょっぴり意地悪になるけど無理はさせない
本命には弱くなってしまう七音でした
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