ラビリンス・シード

天界

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012 隠れた名店

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 30分ほどの休憩を終え、ログインする。
 暗転の後の一瞬の浮遊感。視界に入ってくる数々の情報と光景はここが『ラビリンス・シード』の中だと確かな力強さを持って教えてくれる。

 現在はゲーム内時間で16時くらいだ。
 夜時間がくるまであと2時間ほど。
 必要素材の購入を済ませて生産をするには十分な時間だろう。

「じゃあ買い物行こうか」
「「はい、兄上(兄様)」」

 プレイヤーの開いている露店が1番多いのは『ピタ』の東西南北の門から一直線に引かれている各大通りのぶつかる中央部――大噴水と石碑がある中央大広場だ。
 各門の付近にある総合ギルドや石碑のある場所にも露店がそこそこ並んでいるがやはり中央大広場の方が多い。
 ゲーム内時間もすでに2日目の夕方。
 露店を開けるようになったプレイヤーの数も劇的に増加している。
 総合ギルドで売却するよりもプレイヤーやNPCに売った方が素材は儲けが多い。
 そうして集まった素材をさらに生産プレイヤー向けに販売している露店も多い。狩りを行って実際に素材を手に入れてくるプレイヤーから直接買い付けるよりは割高になってしまうが、その分色んな手間を省ける。

 中央大広場の石碑に転移するとそこにはたくさんのプレイヤー達が露店を開き、そして買い物をしている。
 プレイヤーだけではなく、NPC達も露店を開いたり買い物していたりするのはNPCのAIが超がつくほど高性能であり、実際に生きているように活動しているからだろう。
 プレイヤー達の露店はプレイヤー達だけのものではないのだ。

 プレイヤーとNPCを見分けるのは単純に装備をつけているか否かで大体わかる。
 露店を開いているプレイヤーでも多少は防具やアクセサリーを装備しているものだ。
 何せ露店を開くのだって『スキル』が必要であり、Lv上げが必要だ。防具やアクセサリーには様々な追加効果がついており、恩恵を受けることが出来る。
 だがNPCは兵士以外装備をつけている者はほとんどいない。
 その兵士も揃いの防具と槍が標準装備だ。1発で兵士とわかる。

 まぁNPCロールをしていたり、追加効果を持たない装備しかもっていなかったりした場合は装備していない場合もあるから一概には言えないけれど。

「さすがに増えてきましたね」
「これなら必要素材はすぐにでも見つかりそうですわ」
「端から順に見ていこうか」
「「はい、兄上(兄様)」」






      ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






 中央大広場の露店を順に見ていった結果、必要となる素材は大体揃った。
 各露店によって値段が微妙に上下していたり、明らかに値段設定を間違っていると思われる額もあったりしたが、概ね相場情報通りの値段で入手することができた。
 まぁ当然ぼったくり価格の露店の素材は一切売れてなかったようだけど。

 買い物も大体終わってそろそろ生産施設をレンタルしに行こうかと思い始めた時だった、その露店を見つけたのは。

 大通り以外にも『ピタ』には数多くの道が存在している。
 そんな小さな路地のような道を少し入ったところにちょこんと露店が開いている。
 露店を開くのに場所代などは必要としないため早い者勝ちだが、中央大広場にはまだまだ露店を開けるスペースがある。
 わざわざあんな見つけづらいどころか、微妙に隠れているとさえ思えるような路地に露店を開くのはそういうロールプレイでもしているためだろうか。
 NPCならまずそういったことはしない。何せ彼らは仕事として露店を開いているのだから。

「ナツ、アキ。あれみてあれ」
「露店……ですわね」
「何の露店でしょう? 行ってみますか、兄上?」
「うん、ちょっと気になるし行ってみよっか」

 隠れた名店的なロールをしているなら販売している物も拘っている可能性が高い。
 まぁまだ始まったばかりのこの『ラビリンス・シード』で販売アイテムを拘るのは難しいと思うけどね。
 だからこそ気になるのだ。

 路地で隠れるように露店を開いているプレイヤーはボク達が目の前に来ても俯いたままこちらを見ようとしない。
 というかボク達は今『うさたんキグルミパジャマ』を装備しているので、『認識阻害/C+』がいい仕事しているから本当に気づいていないのだろう。
 『認識阻害/C+』はそういう効果だ。だがこれでNPCではないということが確定だろう。NPCなら『認識阻害/C+』は効果を発揮しない。
 ……寝てるなら別だけど。

 露店を開いているプレイヤーが気づかなくても買い物は可能だ。
 販売されている物は確認できるし、欲しかったらディスプレイされているアイテムに触れて購入を選択するだけで取引ウィンドウが出てくる。
 取引ウィンドウでお金を払って取引を確定させればアイテムは自動で『魔法の鞄』に移動というわけだ。

 なので露店を開いているプレイヤーに反応がなくても特に問題はない。

「ほぉ……これは」
「「兄上(兄様)、これ……」」
「うん」

 路地に隠れるように開かれていた露店で販売されていたのは確かに拘りのあるアイテムだった。
 今まで見た物よりもずっと細かく、緻密に美しく描かれた品の数々。
 ひと目見ただけでその拘りがわかる。
 どうしてこんな路地で隠れるように販売しているのかいまいちわからない。中央大広場で販売しても十分に人が集まるのではないだろうか。
 まぁそんなことは露店の主であるこの俯いているプレイヤーが判断することだ。ボク達には関係ないことであり、路地で隠れるように販売しているからこそボク達が買えるのだ。よしとしよう。

「兄様、私これが……」
「兄上、俺もこれとこれを……」
「あぁ、ずるいですわ、ナツ。じゃあ私はこっちとこれも……」
「1つ増えてるじゃないか! じゃあ俺はこれとこれも!」
「ナツ! あなたには遠慮というものがないの!?」
「それはこっちの台詞だ! アキこそ遠慮しろ!」
「まぁまぁ2人共。結局必要になるんだから買っていいよ? ボクもいくつか買っていこうと思ってたし」
「「! はい! 兄上(兄様)!」」

 双子コンビもボクと同じようにこの露店の販売アイテムが気に入ったみたいだ。
 双子コンビの感性はそれぞれ微妙に異なるけれど、ボクの影響を多大に受けている面が強い。なのでボクが気に入るものは大抵2人も気に入る。
 そして当然ながら2人が気に入るものは大抵ボクも好きなのだ。

 そんな感じにわいわいアイテムを選んでいたら、俯いていた露店の主が驚いた顔でこちらを見ていた。
 今ボク達は『認識阻害/C+』のおかげでプレイヤーからは影の非常に薄い存在にしかみえない。だからこの店主さんから見ればすぐそこにいるのにどこにもいないような、なんとも奇妙で目を少しでも逸らしたらそのまま忘れてしまいそうな存在なのだ。驚くのも無理はない。
 ……もしくはこんな隠れるように開かれた露店に人がやってきたことに驚いているのか。

「あ、よかった。ちょっと聞きたいことがあったんです。
 この『グラフィックシード・・・・・・・・・』はあなたが?」
「ぁ、は、はいっ!」
「あと、ここに出ているだけですか? 出来れば中盾や格闘用足装備なんかが欲しいんですけど」
「あ、え、は、はい! ちょ、ちょっとまってください! えっとえっと……」

 驚いた顔で停止していた店主さんに声をかけてみたところ小動物のようなびくびくした動きでの対応が始まった。
 でもその動作がなかなか可愛らしかったのでボクとしては微笑ましくて優しい気持ちになれる。
 あ、でも店主さんは男性プレイヤーのようだ。なかなか庇護欲をそそる感じではあるけれど。
 ボクと系統としては似ているかな? でもボクみたいに背はそれほど低いわけではなさそうだけど。

「あ、あの、ちゅ、中盾はこの4種類と……格闘用の足装備は2種類しかなくて……『スキル』Lvも低いので在庫も3つしかなくて……その、すみません……」
「いえいえ、ありがとうございます。ナツ、アキ」
「「はい、兄上(兄様)」」

 店主さんは若干慌てながらもボクの注文に応えてそれぞれの『グラフィックシード』を『魔法の鞄』から取り出し、レンタルトレードモードで見せてくれる。
 レンタルトレードモードは通常の所有権が委譲されるトレードとは違い、所有権をそのままにアイテムの受け渡しが可能なモードだ。
 所有権が自分の物でないアイテムは『魔法の鞄』には入らず、所有権を持つプレイヤーの『魔法の鞄』に貸し出し中表示で枠を占有する。
 貸し出し中のアイテムは使用や装備、取り出し、破棄、売却などが一切出来ず、返却催促しか出来ない。
 返却催促をしてから一定時間が経過すると強制的に所有権を持つプレイヤーにアイテムが戻ってくる。
 借りパクを防ぐためのシステムだ。

 ちなみに露店は『スキル』Lvによって同時に販売できるアイテム数に制限があり、なんでもかんでも販売できるわけではない。
 なのでこうして他にも欲しいアイテムがあった場合は店主に相談したりする必要があるのだ。

 とても恐縮してチラチラと双子コンビとボクを見る店主さんから視線を切り、可視モード――通常は不可視状態がデフォルトになっている――にしたレンタルトレードのウィンドウを眺める。

 ウィンドウに並ぶ『グラフィックシード』は店売りのどこか安っぽい見た目とは大きく違う、とても洗練されていて美しい外見だ。
 『グラフィックシード』は『スキル』――『エディット・グラフィックシード』で自作することが可能だ。
 NPC店などで売っている『グラフィックシード(空)』を素材として使用するのだが、『エディット・グラフィックシード』のLvが低いと『グラフィックシード(空)』の容量が低いものしか使用することができない。
 『グラフィックシード(空)』には決まった容量が存在し、その容量の許す限りの外見をエディットできるのだ。
 さらに完成した『グラフィックシード』は『エディット・グラフィックシード』のLvに応じて複製できる。

 NPCが店売りしているような『グラフィックシード』は最低容量すら使いきれていない簡素な外見の物ばかりだが、プレイヤーが最低容量でも全てを使いきって『グラフィックシード』を作成するとそれなりに自由度の高い外見を作り出すことが出来る。
 もちろん『エディット・グラフィックシード』には他にも様々なルールが存在し、その中での自由となるわけだが。

 今ボク達が眺めている『グラフィックシード』は最低容量の『グラフィックシード(空)』を使用して作られているようだが、容量をぎりぎりまで使用しその上で緻密で美しい装飾などを施せるように工夫を凝らしつつも全体的なバランスもしっかりと取れているなかなかに素晴らしいものだ。
 まさに隠れた名店に相応しい品揃えだ。

 でもそれにしては店主さんの動きがぎこちないというか、隠れた名店ロールならもっとどっしりと構えて……まぁそれはボク達が関与すべきことではないか。

「どう? 2人共」
「「はい! 気に入りました(わ)!」」
「じゃあ欲しいのを選んで。予算は……これだけね」
「えぇ!? いいんですの、兄様!?」
「兄上、いずれ必要となるとはいえ、その、よろしいのでしょうか?」
「いいのいいの。どうせならナツもアキも気に入った外見の装備をつけたいでしょ?」
「「それは……」」

 『グラフィックシード』は生産には必須のアイテムなので店売りの値段はかなり安い。
 でもプレイヤーメイドの『グラフィックシード』もそうなのかと言えば、決してそんなことはない。
 『グラフィックシード』を1つ作るのにもかなりの労力がかかるのは想像に難くない。
 その上、ボク達が気に入るような緻密で美しい装飾が施されている『グラフィックシード』となると尚更だ。
 この露店の販売価格も掲示板で議論がされていた値段の平均あたりだが、それでも店売りの5倍くらいの値段だ。
 なので数を購入するとなるとかなり懐へのダメージが大きくなる。
 でもボクとしては双子コンビには気に入った外見の装備をつけてほしい。
 それに……どうせ何れはプレイヤーメイドの『グラフィックシード』で装備を統一することになるんだから遅いか早いかの問題だ。
 減った分のお金は稼げばいいだけだしね。

「あ、あの……僕としては買ってもらえるなら嬉しいんですけど……無理をするのは……」
「大丈夫ですよ。何れは必要になる物ですし、それにボク達はあなたの『グラフィックシード』を気に入りました。
 これは先行投資です」
「先行……投資……?」

 そう、ここで大金を使うのは先行投資の意味もある。
 店主さんの先ほどの様子からも、この場所的にもあまり売れていない、というか見つけてさえもらえていないのだろうから金銭的に余裕があるとは思えない。
 『グラフィックシード(空)』だって無料じゃない。
 店売りの5倍で売っても、素材の転売や装備の販売価格に比べればずっと少ないだろう。

 それにボクはぜひこの人にオーダーメイドの『グラフィックシード』を作って欲しい。
 現時点ではかなり少ないだろう、売り物になるほどの『グラフィックシード』職人なのだ。逃す手はない。
 つまりはそういった意味での先行投資なのだ。

「ボクはお察しの通り、生産者ですから。プレイヤーメイドの『グラフィックシード』には期待してるんですよ。
 特にボク達が気に入る外見を作れるプレイヤーに、ね?」
「あ……は、はい! 僕頑張ります! 期待に応えられるように!」
「じゃあじゃあフレンド登録してもいいですか?」
「はい! こちらこそよろしくお願いします!」

 小動物のようにびくびくしていた店主さんだったけれど、最後にはとてもいい笑顔を見せてくれた。
 フレンド登録をボクと双子コンビの分も交わし、これで連絡手段は確保だ。

 フレンド登録を済ませたのでボク達は『うさたんキグルミパジャマ』のフード部分を取る。
 こうすると『認識阻害/C+』の効果が薄まり、フレンド登録をしたプレイヤーにもボク達をボク達と認識できるようになるのだ。

「あ……もしかして……合法ショタさん……? あ、ご、ごめんなさい! こんな呼び方失礼ですよね……その、ハルさん」
「あはは、別にいいですよ、アリシーさん」
「あ、えっと……そのありがとうございます。掲示板ですごく有名な人に僕の『グラフィックシード』を使ってもらえるなんて……とても……嬉しいです」

 フレンド登録を済ませたので当然お互いのプレイヤー名がわかるようになる。
 だがプレイヤー名自体はあの共有スペース事件では知られていない。フードを取ったことにより、そのわかりやすい外見でアリシーさんもボクがあの事件の人物だとわかったようだ。
 どうせなら性能のよい装備に自分の作った『グラフィックシード』を使って欲しいというのは職人なら誰でも持っている想いだろう。

 こうしてボク達は長い付き合いになる『グラフィックシード』職人――アリシーと出会った。
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