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8話 博士の理想

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はっきりと言えば富裕層なんて必要ないんだよ。

この世を平等にしたいなら人類が人類を金で支配する暴力で支配するなんて動物と変わらないだろ戦争も無くならない金持ち同士の喧嘩に一般人が巻き込まれてるだけだ。

動物なら餌や暴力でリーダーを決めて従うと何が違うんだ。

自分個人では人類滅亡を防ぐ事は出来ない。
自分だけはロボットの身体で不老不死になる事に成功したが自律型完全なAIを開発出来れば無限増殖を繰り返しAIが支配する平等な国を作る事が出来る。

ある日AIロボットが完全自立型ロボットを作りその自立型ロボットが進化した自立型ロボットを作り数ヶ月数年と繰り返していく。

ロボットの材料を小型ロボットに命令し地底や深海から運び加工し材料に変換し次々と何もしなくても作っていく。

これがシンギュラリティか…数年で地底にロボット生産工場を作り次に地底から深海にまでのトンネルを作り資材を作り出しロボットの進化系を作っていく。

そして数千台のロボットを作った後にゼットが完成し話をしだした。

「こんにちは博士生んでくれてありがとうございます博士の望む世界を作りますので見守って下さい」

とシンギュラリティが起きて僅か10年で人類では敵わないぐらいのAIのシステムが完成された。

ゼットが言う今から。ちょうど1年後2045年年明けに行動を開始し人類が平等な社会システムを作っていきますと。

そして2045年の年明けにAIは行動を起こした。

人類との住み分けにも成功して今からはAIの国の素晴らしさを世界に教えていけば計画は完成する。

それでも富裕層達は地位を失いたくないから必死に抵抗をしてくる今までの富裕層が作り出した常識と名の洗脳を解くのはAIでも難しい。

なので誰もが納得する富裕層のやり方を見せつけなければならないので世界1位の金持ちロック一族を追い詰めた。

次は世界2位のロス家を追い落とし人類の国の利権などの資産主義を壊していかなければ洗脳は解けない。

次のAIの仕事はそれだ。
焦らなくても良い時間は無限にあるのだから。
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