秘密組織の八咫烏と天照

たくやす

文字の大きさ
上 下
5 / 7

中国からの視点

しおりを挟む
広い部屋に1つ豪華な机と椅子がありそこに座る少し小太りで身長は平均より低め160cmぐらいの人が1人座って机の上のモニターを見ている。

「よしよし台湾はやっと1つの中国になる時がきたな」

と今の中国の国家主席の、江「コウ」は満足そうに独り言を言っていた。

モニターには台湾に侵攻している中国軍の様子など侵略状況などが表示されており。

一方的な虐殺の様子が映し出されている。
無抵抗な一般の人達に容赦なく銃弾をうち。
女子供も関係なく蹂躙している様子など見るに絶えない様子だ。

それを満足そうに見ている江は一般人からすれば考えられない。

そして机にあるボタンを押し

「そろそろ台湾も決着がつきそうなので演説を始める党役員を集めろ」

と命令を出した所で腕が縛られた情報員が慌てて江の部屋に1人で入ってくるというより投げ入れられた感じで入ってきた。

「なんだ貴様は!護衛は何をしている!」

とまず江は怒鳴り

「つまみ出し死刑しろ!機嫌が良い時に気分がだいなしだ!」

すると名のない情報員が

「死刑は覚悟の上です国家主席に至急報告が護衛の人間にも言えない情報で身体検査うえ腕を縛ったうえで通してもらいました!」

「なんだその情報は!下らなけば即処刑だぞ!」

と江はイライラしながら怒鳴る。

「クソ!良い気分が台無しだ喋れ!今なら私以外誰も聞いていない」

「は!日本に潜んでいた情報工作員が日本の天皇の暗殺を企て失敗し殲滅しました」

「へ?」

と間抜けな声を出し江は固まって暫く動けなくなる。
いやいや絶対に駄目だろ皇室に手を出せば噂の秘密組織が…

「それは本当か?あれほど皇室に手を出さなければ何をしても良いとは言っていた筈だぞ」

「あのアメリカさえも皇室に手を出し酷い目にあったのだぞ!」

中国の国家主席になりトップになったが正直怖い。

歴代伝えられてきた日本の皇室だけには手を出すな手を出せば組織ごと潰される。国の命令で皇室に手を出せば国ごと潰されると。

現に大東亜戦争の時に満洲国とゆう国があった。
表ではソ連と中国に滅ぼされた事になっているが言い伝えでは満洲国の皇帝が日本の天皇を暗殺し皇室を潰し日本の実権をソ連と中国で握ろうとして逆に満洲国が滅ぼされたと伝えられている。

あの敗戦確定の日本の状況で1つの国を潰しアメリカの占領軍を撃退できるほどの秘密組織があるのは確定している事実だ。

普通に考えれば当たり前だが無条件降伏で占領されれば国のトップは処刑かトップではいられない。

だが日本は敗戦をして占領もされたがトップの天皇の存在は有り続けているどころかアメリカに支援をうけ防衛までさせている。

あり得ないことだが日本国民は疑うことなく受け入れている…バカなのか?お花畑なのか?それとも秘密組織の情報統制が凄いのか…

「で?その情報工作員の本拠地は何処だ?すぐに調べろ調べて日本の秘密組織より先に潰せ」

いや先に潰すと関与を疑われるかも知れんか…

「いや本拠地を調べるだけでいい潰すのは…あるかどうか分からないが日本の秘密組織だ。これで秘密組織の存在が分かる」

「もう二度と暴走をしないように全組織伝えろ!皇室には手を出すなと!」

「処刑は取り消してやる!いけ!そして調べろ!」

「は!」

バカな組織のせいで気分が萎えた…

江は再び机の上のボタンを押し

「やはり今日の演説は台湾完全征服まで中止する伝えろ」

こんな気分で演説など出来るかと…

一方で天照では捕らえた中国マフィアの尋問を続けてる。

片目を潰し両耳を削ぎ手足の指を1本づつ切っていく…

「まだ生きてるだろ本拠地の場所は聞いたが陛下の暗殺を命令したのはお前って本当か!国の命令ではないのか!組織の命令ではないのか!」

マフィアは死にかけの声で

「ほんと…です…私が…なんでも…きく…女2人に…めいじ…ました…台湾…侵攻…におうじて…てがら…が…ほしくなり…ころしてくれ」

薬や虐待に電気に脅迫にありとあらえる事をし殺さずに尋問してきたが…これ以上は無理か…

「ミコト様どうします。単独組織犯罪みたいですが…」

「単独組織犯罪でも見せしめが必要だ。見逃せば今後同じ事が起きるしな。今回は本拠地の建物と組織の殲滅で終わらす事にする」

「ただちに行動せよ」

「分かりました。本拠地は中国でなくフィリピンにあるみたいなので簡単に終わると思います」


とミトが了解をし去って行った。

「今回の騒ぎはこれで終わりそうだな。次は沖縄か…最悪完全に守るのは沖縄と北海道以外なのだがな…沖縄と北海道は天照の力が及ばないからな…」

と意味深なことをミコトはつぶやいた。

「よしミコト様からの命令だフィリピンの組織の本拠地を破壊し殲滅をする部隊は、また前回10人で行くぞ高速飛行艇に乗り込めすぐに行動する」

「この飛行艇ならステルスでフィリピンまで1時間で行けるし本拠地は海沿いだ」

飛行艇とは水上に着水する乗り物だ。

「海から本拠地に乗り込み一気に殲滅し爆薬をセットして撤退だ!今回は生け捕りは考えなくていい殲滅だ外の見張りは四隅に1人で4人だ残りは全員で建物に乗り込むぞ!」

「は!」

「今回は派手にサイレントでなくマシンガンとレーザーソードだ好きに暴れていいぞ笑」

「行くぞ!」

と10人は基地から出発した。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

美咲の初体験

廣瀬純一
ファンタジー
男女の体が入れ替わってしまった美咲と拓也のお話です。

シチュボ(女性向け)

身喰らう白蛇
恋愛
自発さえしなければ好きに使用してください。 アドリブ、改変、なんでもOKです。 他人を害することだけはお止め下さい。 使用報告は無しで商用でも練習でもなんでもOKです。 Twitterやコメント欄等にリアクションあるとむせながら喜びます✌︎︎(´ °∀︎°`)✌︎︎ゲホゴホ

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

性転のへきれき

廣瀬純一
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

処理中です...