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エルドアナの街
しおりを挟むエルドアナに着いたのは、ロンド村を出て十日が経った頃だった。
森を出て、200メートル先に高さ10メートルくらいの立派な石壁があった
石壁の門前にはたくさんの人が並び、列が出来ていた。早速その列の最後尾に並び、遠目に見える門の兵士を鑑定してみる。
(【鑑定】)
名前:ラルク〈エルドアナの兵士〉
種族:人族
年齢:22
レベル:28
HP:620/620
MP:50/50
STR:120
VIT :83
INT :70
DEX:130
AGI :110
LUK:38
スキル
槍術:Lv.5
体術:Lv.2
鑑定:Lv.2
鑑定スキルを持っている人がいるから俺のステータスを隠蔽しておこう
(【ステータス隠蔽】)
名前:タイチ(水野 太一)
種族:人族
年齢:15
レベル:8
HP :350/350(1600/1600)
MP:150/150(1920/1920)
STR:70(310)
VIT :40(310)
INT :90(700)
DEX:52(365)
AGI :65(302)
LUK:70(655)
スキル
収納:Lv.3(Lv.10(容量制限なし。時間経過なし))
鑑定:Lv.2(Lv.10)
(隠蔽:Lv.10)
身体強化:Lv.3(Lv.5)
剣術:Lv.4
(格闘術:Lv.3)
魔力感知:Lv.6
魔力操作:Lv.4
(治癒:Lv.6)
(錬金術:Lv.6)
解体:Lv.3
生活魔法:Lv.4
(称号:創造神の加護)
ステータスに隠蔽をかけながら小一時間ほど待つと、俺の番がやってきた。
「身分証はありますか?」
「持っていません」
「名前は?」
「太一です」
「この街にはどういった目的で?」
「冒険者登録をしに来ました」
質問に答えると、門番の兵士は10㎝ほどの大きさの水晶玉を出してきた。
「この水晶玉の上に片手を置いてください」
門番に言われて水晶玉の上に手を置くと、水晶は白い光を発してすぐに消えた。
「犯罪歴は無いようですね、通行料が1000sです。身分証が出来たら返却しますので取りに来てください」
身分証のない人はお金を払って中に入るようだ。
「冒険者ギルドはどこにありますか?」
「門の中に入ってすぐ左に曲がって、ずっとまっすぐいくとあるよ」
「ありがとうございます」
門番の兵士にお礼を言い、街の中に入っていく。
まずは冒険者ギルドに行って冒険者登録を済ませることにした。
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