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腹上死
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くそ、この女とも早くおさらばしないとな。
俺は今出会い系で知り合った女の家にいる。
最初はヤるだけヤってさっさと捨てちまおうと思ったが、向こうが俺に異常なほど好意を寄せてくる。
SNSでどれだけメッセージを無視しようが、もう合わないでくれと言おうが、向こうはどこで知ったのか俺の家まで来てしまうのだ。
顔はブスだが体は悪くない、そんなだから俺もズルズルと関係を引きずってしまう。
「ねぇ、私ほんとにあなたが好きなの。本当よ?あなたと触れ合っている時が世界で一番幸せなの」
俺が挿入しようとすると毎回これを言ってくる、出会い系で知り合った男にそこまでの愛が芽生えるものなのか?正直いって怖かった。
だが体は悪くない、体も悪ければなんの躊躇いもなく捨てれるんだが...。
しばらく行為を続け俺の射精が近づいてきた。
フィニッシュに向けて腰を早く動かす。
女は顔を赤らめながら汚く喘ぐ、そんな顔を見ていたら萎えるので体だけを見て腰を動かす。
「うっ!出るっ!!」
「私も!!ああああああああ!!!」
すごい声だな、思わず声に出しそうになる。
「ふぅ、おい、離してくれよ」
「........」
「ん?おい、離せって!」
「........」
女がピクリとも動かなくなった、顔は白目を向き、俺の体にまきつけた足は鉄のように動かない。
「おい!!大丈夫かよ!!おい!!」
心臓に手を当てる。
動いていない。腹上死というやつだ。
「ま、まじかよ...俺か?俺が殺したことになるのか...?」
こんな女とセックスしたせいで捕まるなど真っ平御免だ。俺はいち早くこの場から逃げ出すことにした。
が、女の足がビクともしない。
「まじかよ!!ホントうぜぇな!!離せよおい!!」
ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!
イライラが抑えきれず顔を力任せに殴る。
「クソが!!クソが!!クソが!!クソが!!」
女の顔はボコボコに腫れ上がり、鼻は折れ血まみれになった。顔を見ることすらはばまれる。
「なんなんだよ!!何だこのバカみたいな状況は!!」
抜け出そうと、もがくが抜け出せない。
時間は流れ、体力もなくなり動くことが出来なくなった。
「あぁー、この女腐ってきやがった、くせぇよぉー、死にたくねぇよぉー」
さらに時間は流れ、男も衰弱死した。
死体を発見した人はこう思ったらしい。
お互いに愛し合い、最高の瞬間に死ねて、ある意味最高の死に方だと思った。と
俺は今出会い系で知り合った女の家にいる。
最初はヤるだけヤってさっさと捨てちまおうと思ったが、向こうが俺に異常なほど好意を寄せてくる。
SNSでどれだけメッセージを無視しようが、もう合わないでくれと言おうが、向こうはどこで知ったのか俺の家まで来てしまうのだ。
顔はブスだが体は悪くない、そんなだから俺もズルズルと関係を引きずってしまう。
「ねぇ、私ほんとにあなたが好きなの。本当よ?あなたと触れ合っている時が世界で一番幸せなの」
俺が挿入しようとすると毎回これを言ってくる、出会い系で知り合った男にそこまでの愛が芽生えるものなのか?正直いって怖かった。
だが体は悪くない、体も悪ければなんの躊躇いもなく捨てれるんだが...。
しばらく行為を続け俺の射精が近づいてきた。
フィニッシュに向けて腰を早く動かす。
女は顔を赤らめながら汚く喘ぐ、そんな顔を見ていたら萎えるので体だけを見て腰を動かす。
「うっ!出るっ!!」
「私も!!ああああああああ!!!」
すごい声だな、思わず声に出しそうになる。
「ふぅ、おい、離してくれよ」
「........」
「ん?おい、離せって!」
「........」
女がピクリとも動かなくなった、顔は白目を向き、俺の体にまきつけた足は鉄のように動かない。
「おい!!大丈夫かよ!!おい!!」
心臓に手を当てる。
動いていない。腹上死というやつだ。
「ま、まじかよ...俺か?俺が殺したことになるのか...?」
こんな女とセックスしたせいで捕まるなど真っ平御免だ。俺はいち早くこの場から逃げ出すことにした。
が、女の足がビクともしない。
「まじかよ!!ホントうぜぇな!!離せよおい!!」
ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!
イライラが抑えきれず顔を力任せに殴る。
「クソが!!クソが!!クソが!!クソが!!」
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「あぁー、この女腐ってきやがった、くせぇよぉー、死にたくねぇよぉー」
さらに時間は流れ、男も衰弱死した。
死体を発見した人はこう思ったらしい。
お互いに愛し合い、最高の瞬間に死ねて、ある意味最高の死に方だと思った。と
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