19 / 21
ささくれ引きちぎり
しおりを挟む
カチャカチャ
「ふぅ、毎度毎度食器を洗うのは面倒だな。そろそろ食洗機を買った方が良いのだろうか?」
「博士、手伝いましょうか?そもそも、そういうのをやるのが助手の役目では?」
「でも君はデータの整理で忙しいだろ?部下を酷使するのは上司として最悪の行為だからな。これは私に任せたまえ」
「うぅ、僕、博士の元で働けて嬉しいです!!」
「ふふ、そうかそうか」
「(とは言ったものの、この量はいささかキツイな...)」
カチャカチャゴシゴシ
「痛っ!」
パリーン
「博士!!大丈夫ですか!?」
「あぁ、すまないな...」
「もう!!無理しないで下さいね!!僕は助手で、博士をサポートする人なんですから」
「ふふ、優しいんだな。でも大丈夫さ、ささくれがめくれただけだ、絆創膏を貼れば洗える」
「あぁ、痛いですよねぇささくれ、治るまでに時間かかるし治るまでささくれにビクビクしながら生活しないといけませんし」
「あぁ、しかも治りかけてもまためくれてしまうしな、厄介極まりない」
「とりあえず食器洗いは僕がやります。博士には代わりにデータの整理まかせていいですか?」
「うむ、分かった。頼むよ」
「あぁ、それと...」
「ん?なんですか?他にもやることがあるんですか?なんでも言ってくださいね」
「それは頼もしいな、だか違う。実験の事だ」
「実験...、ささくれを引きちぎるとかですか?」
「ご名答、ささくれの痛みは1箇所でもそこそこ痛いからな。指中に出来たささくれを全部引きちぎるとどれほど痛いのか実験しようと思う」
「さすが博士、タダでは起きませんね」
「ふふふ、早速実験の準備といこう」
ガチャ
そこには指が傷だらけの40歳程の主婦が台座に拘束されていた。
「おお!!これはいい具合にささくれだらけですね!!」
「だろ?家事プラスパートで皿洗いをしている主婦だ。毎日指に洗剤と水を浴びている、そりゃささくれも出来るだろう」
「はっ!!寝すぎた!!早くパートに行かないと!!、...え?ここ、どこ?」
「やぁお姉さん、ここは痛覚研究所。お姉さんは実験体に選ばれたんだよ」
「あらヤダお姉さんだなんて...、私もまだまだいけるわね。て、痛覚研究所?何、それ?」
「そんなことお姉さんには関係ないよ、タダそこで痛みを感じればいいだけさ」
「痛みを...?」
「博士、ヤっちゃいますね」
「あぁ、頼む」
「お姉さん、手を握りますね...」
「え?は、はい…」
助手は優しく主婦の手を握る。主婦は若く可愛らしい助手に手を握られ少し赤くなっている。
「えいっ!!」
ブチブチッ!!
「きゃぁぁぁ!!!痛いッッ!!」
人差し指のささくれを全力で引きちぎる、傷は深く、縦に裂けている。血が溢れ出し、鋭い痛みが襲ってくる。
「ちょっと!!痛いわよ!!なにすんの!!つぅぅぅぅ」
「あぁ、お姉さん!!いい血の色してるね!!」
助手が指にしゃぶりつく
「きゃゃゃゃ!!しみる!!離してよ!!離してってば!!」
「ふぅ、洗剤が染みてるからか、少し薬っぽい味がするよ。洗剤を控えたら?」
「ヒッ!!」
「こらこら、ビビっているぞ。そんなデータはいらない、さっさと続きをやってくれ」
「了解でーす!!」
「続きやるよお姉さん、大丈夫大丈夫、死にはしないよ」
「嫌よ!!やめて!!離して!!」
「えいっ!!」
ブチブチッ
「うぐっ...いったぁぁぁい!!痛い痛い!!やめてってばぁぁ!!!」
「よしこれくらいデータが取れれば十分だ、実験を終了しよ...」
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ
「ハァハァハァハァハァハァハァ、美味しい!!美味しいよお姉さん!!」
ブチブチブチブチッッ
「痛い!!いったぁぁぁい!!もうやめてぇぇ!!!」
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ
「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」
「...私だけでも戻っとくぞ」
ガチャン
「あいつ、この研究所にいなかったら確実に捕まってただろうな」
「ふぅ、毎度毎度食器を洗うのは面倒だな。そろそろ食洗機を買った方が良いのだろうか?」
「博士、手伝いましょうか?そもそも、そういうのをやるのが助手の役目では?」
「でも君はデータの整理で忙しいだろ?部下を酷使するのは上司として最悪の行為だからな。これは私に任せたまえ」
「うぅ、僕、博士の元で働けて嬉しいです!!」
「ふふ、そうかそうか」
「(とは言ったものの、この量はいささかキツイな...)」
カチャカチャゴシゴシ
「痛っ!」
パリーン
「博士!!大丈夫ですか!?」
「あぁ、すまないな...」
「もう!!無理しないで下さいね!!僕は助手で、博士をサポートする人なんですから」
「ふふ、優しいんだな。でも大丈夫さ、ささくれがめくれただけだ、絆創膏を貼れば洗える」
「あぁ、痛いですよねぇささくれ、治るまでに時間かかるし治るまでささくれにビクビクしながら生活しないといけませんし」
「あぁ、しかも治りかけてもまためくれてしまうしな、厄介極まりない」
「とりあえず食器洗いは僕がやります。博士には代わりにデータの整理まかせていいですか?」
「うむ、分かった。頼むよ」
「あぁ、それと...」
「ん?なんですか?他にもやることがあるんですか?なんでも言ってくださいね」
「それは頼もしいな、だか違う。実験の事だ」
「実験...、ささくれを引きちぎるとかですか?」
「ご名答、ささくれの痛みは1箇所でもそこそこ痛いからな。指中に出来たささくれを全部引きちぎるとどれほど痛いのか実験しようと思う」
「さすが博士、タダでは起きませんね」
「ふふふ、早速実験の準備といこう」
ガチャ
そこには指が傷だらけの40歳程の主婦が台座に拘束されていた。
「おお!!これはいい具合にささくれだらけですね!!」
「だろ?家事プラスパートで皿洗いをしている主婦だ。毎日指に洗剤と水を浴びている、そりゃささくれも出来るだろう」
「はっ!!寝すぎた!!早くパートに行かないと!!、...え?ここ、どこ?」
「やぁお姉さん、ここは痛覚研究所。お姉さんは実験体に選ばれたんだよ」
「あらヤダお姉さんだなんて...、私もまだまだいけるわね。て、痛覚研究所?何、それ?」
「そんなことお姉さんには関係ないよ、タダそこで痛みを感じればいいだけさ」
「痛みを...?」
「博士、ヤっちゃいますね」
「あぁ、頼む」
「お姉さん、手を握りますね...」
「え?は、はい…」
助手は優しく主婦の手を握る。主婦は若く可愛らしい助手に手を握られ少し赤くなっている。
「えいっ!!」
ブチブチッ!!
「きゃぁぁぁ!!!痛いッッ!!」
人差し指のささくれを全力で引きちぎる、傷は深く、縦に裂けている。血が溢れ出し、鋭い痛みが襲ってくる。
「ちょっと!!痛いわよ!!なにすんの!!つぅぅぅぅ」
「あぁ、お姉さん!!いい血の色してるね!!」
助手が指にしゃぶりつく
「きゃゃゃゃ!!しみる!!離してよ!!離してってば!!」
「ふぅ、洗剤が染みてるからか、少し薬っぽい味がするよ。洗剤を控えたら?」
「ヒッ!!」
「こらこら、ビビっているぞ。そんなデータはいらない、さっさと続きをやってくれ」
「了解でーす!!」
「続きやるよお姉さん、大丈夫大丈夫、死にはしないよ」
「嫌よ!!やめて!!離して!!」
「えいっ!!」
ブチブチッ
「うぐっ...いったぁぁぁい!!痛い痛い!!やめてってばぁぁ!!!」
「よしこれくらいデータが取れれば十分だ、実験を終了しよ...」
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ
「ハァハァハァハァハァハァハァ、美味しい!!美味しいよお姉さん!!」
ブチブチブチブチッッ
「痛い!!いったぁぁぁい!!もうやめてぇぇ!!!」
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ
「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」
「...私だけでも戻っとくぞ」
ガチャン
「あいつ、この研究所にいなかったら確実に捕まってただろうな」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
JOLENEジョリーン・鬼屋は人を許さない 『こわい』です。気を緩めると巻き込まれます。
尾駮アスマ(オブチアスマ おぶちあすま)
ホラー
ホラー・ミステリー+ファンタジー作品です。残酷描写ありです。苦手な方は御注意ください。
完全フィクション作品です。
実在する個人・団体等とは一切関係ありません。
あらすじ
趣味で怪談を集めていた主人公は、ある取材で怪しい物件での出来事を知る。
そして、その建物について探り始める。
あぁそうさ下らねぇ文章で何が小説だ的なダラダラした展開が
要所要所の事件の連続で主人公は自殺未遂するは性格が変わって行くわ
だんだーん強くうぅううー・・・大変なことになりすすぅーあうあうっうー
めちゃくちゃなラストに向かって、是非よんでくだせぇ・・・・え、あうあう
読みやすいように、わざと行間を開けて執筆しています。
もしよければお気に入り登録・イイネ・感想など、よろしくお願いいたします。
大変励みになります。
ありがとうございます。
悪夢のエロオスガキわからせ性教育
蓮實長治
ホラー
もし、学校の性教育の内容が下手なエロ・コンテンツより過激なモノになったとしたら……その時、エロ・コンテンツは商売として成り立つのか?
エロ用語がかなり出て来るのでR15にしてますが、実用性は期待しないで下さい。
あくまで「世の中はマシになっている……らしいが、その原因は悪夢のような事態」と云う不条理モノです。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」に同じモノを投稿しています。
#彼女を探して・・・
杉 孝子
ホラー
佳苗はある日、SNSで不気味なハッシュタグ『#彼女を探して』という投稿を偶然見かける。それは、特定の人物を探していると思われたが、少し不気味な雰囲気を醸し出していた。日が経つにつれて、そのタグの投稿が急増しSNS上では都市伝説の話も出始めていた。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる