たまたまアルケミスト

門雪半蔵

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078◇不思議の間の夜会(4)

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「「「「「……(ざわざわ)」」」」」

 なんか向こうの方がざわめいてる。
 ちょっとした騒ぎが起きようとしていた。

「組合長ーっ! 組合長――っ! みなさん、『鍛冶かじ職人組合』の組合長を見ていませんかな? 見当たらんのです」
 男性の声が響いた。

(まあ、場もわきまえず、なんてガサツな)
(仕方ありませんわ。普段、鉄板を叩いている方々ですもの)

 奥様方から、そんなささやきも聞こえる。
 なんてゆーか、『王都』に行ったら、きっとこの何倍も面倒くさいんだろうなあ……。

「組合長ーっ! 組合長――っ!」

 そして、広間の別の方からも、同じような声があがった。

「おおっ! 会頭がいない! 会頭はどちらに?」

 そっちでも、「人探し」が始まったらしい。

「「「……なんだ? なんだ?」」」

 広間全体が、ざわつきだした。

 ――三人の行方不明者か?

 なにやら、事件の匂いがしないでもないけれど……狙われた(?)のは、全員おっさんとか爺さんらしいので、あまり真剣になれない。

 俺の理想は、「乙女のピンチ」を華麗に救って、「俺のチャンス」にする展開だ。なので、男はいいです。いらないです。

 しかし――

「む?」
「また行方不明か?」

 王女主従が気にしだした。

「あのー、ジンさん」
「なんですか、シンシアさん?」

「私、なんとなく気になって壁掛けのあたりをうかがっていたんですけど……先刻さっき、二人の方が中に入っていって……そのままなんです」
「とすると、事件解決じゃないですか? その二人は、あの壁掛けの裏側に」

「ち、違うんです」
「違う?」

「二人の方と言いましたが、一人は女性でした。給仕の……こちらのお屋敷の方かと思います。そんな服装でしたから」

 つまり、片方はメイドさんか。
 そこに、ずっと聞き耳を立てていたらしいミーヨが口をはさむ。

「あの裏側で、えっちなことしてるかもしれないってこと?」
「……そんな、はっきりと。ミーヨさんたら」
 シンシアさんが赤面してる。耳まで赤い。

「照れたシンシアちゃん。可愛いねー」
「うむ」

 俺も、ラウラ姫口調で同意したった。
 清楚な美少女が、性的なことで恥ずかしがる様子とか「大好物」だ(笑)。

 その時だった。

「……うっ、ぎゃぁぁぁあああああ!!」

 悲鳴だ。

「今のって――あの壁掛けのあたりからですよ?」
「ジンくん。行ってみようよ!」

 昨夜も、同じような事があったよ。
 もうヤだよ。

「イヤ、あきらかにおっさんの悲鳴だよ? 女の子の悲鳴ならすぐ行くけど……」
「うむ。ジンらしいな」

 ラウラ姫の同意も得られたし、ここはスルーだな。

 と思ったら、
「行ってきなさい」
「ハイ」

 プリムローズさんにキツく言われると、ついつい従ってしまいます。

      ◇

 俺の他に、駆けつけて来た礼装の番兵隊長や何人かの関係者と一緒に、問題の「壁掛け」をめくり、その裏側を見てみた。

 ――そこには、誰もいなかった。

 今回のメイドさんも入れると、四人が失踪? 行方不明?

 『不思議の間』の「不思議」って、こういうこと?

      ◇

 夜会会場である『代官屋敷』二階の『不思議の間』から消えた四人の人間――彼らは、しばらくすると、あっさりと戻って来た。

 最初に消えた『全能神神殿』の『神官長』(※俺たちに昼食を勧めてくれたチャンポン方言の爺さんだった)は、最後に消えたメイドさんらしい女性に介添されながら戻って来た。どこかしら痛めているらしい。出血はないようだけど。

 『癒し手』でもあるシンシアさんが急ぎ駆け寄り、白く光る手で『神官長』を治療していた。

 かたわらでは、『七人の巫女』の一人のロザリンダ嬢が、その様子を、ただ見守っていた。なんで、彼女が治療しないんだろう?

 二番目に消えたらしい『鍛冶職人組合』の組合長は――偵察に行った侍女風ミーヨによると、頑固そうな職人風のおっさんで、近寄って事情を訪ねる周囲の人たちに対して、ずっと沈黙を守っていたそうだ。

 そして、三番目に消えた『会頭(※どっかの商会のトップらしい)』という脂ぎってスケベそうなおっさんは、何かに対して激しく怒っているようだけど、こちらも終始無言を貫いていた。……こっちは、俺が直接近くで見てた。

 みなみな無言だった。沈黙を守っている。

 どうやら、『この世界』の成人男性は、「自身の恥や失敗は絶対に他人には話さない」というダンディズムを持つらしい。

 ミスやヘマは、面白おかしく話を盛って、ネタにしてしまう元・日本人の俺は、見習った方がいいのかもしれない。

 俺はこの先も、『この世界』で生きて、年をとっていくのだから。

 ――ともかく、彼ら四人は、広間の入り口から戻って来た。

 『不思議の間』は細長く、西の端は大き目のトイレと、ちょっとした休憩スペースになっていて、通常は外には出れない。

 そして、反対側の東の端が「入り口」となっていて、中央の猫怪談……イヤ、大階段に続き、その向こうは『鏡の間』だ。

 入り口の扉は、夜会が始まってから、ずっと閉じられていた。
 さらに扉の外には、警備のために駆り出されてる街の番兵隊が、人の出入りをチェックしていた。

      ◇

「つまり、四人は一旦いったんこの『不思議の間』から、直接建物の外に出た。問題は、その手段が不明――という事か?」

 プリムローズさんが事件(?)のポイントを絞ると、ミーヨが感想をもらす。

「ふしぎだよねー」
「訊いても、誰も答えてくれないんですよ」

 俺は直接質問したりしなかったけど、全員黙したままなのだ。

 ――居なくなった四人が、すぐに戻って来たことで、夜会は何事もなかったかのように続いている。

 一連の出来事は、「事件」にはならなかったのだ。

「うむ。では、秘密の抜け穴か」

 ラウラ姫が、腕組みしながら自信たっぷりに言うけれど……。

「ご存知なんですか?」
「うむ。『王宮』には、いくつもあったぞ」
「で、殿下。ここでは構いませんが、他ではそのこと他言無用に願います」

 姫の放言に、プリムローズさんがちょっと慌ててる。

「この屋敷にもあるんですかね? ドロレスちゃんなら詳しそうだけど……いないしな」

 俺がぼやくと、ミーヨが提案する。

「やっぱり、すっきりしない! もう一度あの『壁掛け』の裏よく見てみようよ」
「いいですね。今度こそしっかりと確かめてみましょう」

 治療を終えて合流したシンシアさんまでもが、妙に乗り気だ。

 もう一度、「現場の確認」か……。
 『氷○』の折木○太郎君なら、行くの嫌がるだろうな。前髪いじるだけで推理しちゃいそうだ。

 とにかく、ちょっとした「探偵ごっこ」だ。

 みんなで、壁掛けまで移動する。
 ラウラ姫がいるので、わりと目立ってたけど、まあいいだろう。

      ◇

「★光球っ☆」

 プリムローズさんが人差し指と親指を、パキン! と鳴らすと、空中に白い光球が出現して、物凄い明るさで壁掛けの裏の細長い空間が、隅々まで照らされた。

 この『魔法』は、『水灯』とどう違うんだろう?
 そのメカニズムを知りたい。

「別に、なんもないんだよなぁ」
「不審な点は……と言いますか、そもそもここって、何のための場所なんでしょう?」
「外に向かって、出っ張ってる感じだけど?」
「ふーん、建物から張り出しているのか? この下はなんだったかな?」

 言いながら、一人ずつ奥に進んでいく。

 ――と、床が傾いた。

「む。浮く・・ぞ」
 ラウラ姫が短く呻く。

「マズイ、みんな戻って! 床が下がって・・・・る!!」
 俺が警告し、シンシアさんを押し戻すように抱きつく。

「きゃっ!」

 イヤ、緊急事態だし。

 みんなして、急いで入った方に戻ると、床は水平に戻った。

「「「「「…………」」」」」

 びっくりして、みんな無言だ。

「……あの、ジンさん」
 俺が抱きついたままのシンシアさんから、控えめな声がする。

「あ、すみません」
 言われるまで、たっぷり堪能しました。ハイ。

「今のって……重い方に傾いたよね? 天秤てんびんみたいに……」

 ミーヨが、なかなか鋭い。
 しかし、俺とシンシアさんの方には、注意が向いてなかったらしい。よかった。

「いや、天秤なら、誰かが一人入った時点で、すぐに下がったろう」

 プリムローズさんが「ミーヨ説」を否定した後で、一人でぶつぶつ言ってる。

「これって……なんだったかな? こっちに転生して長いしな、うーん」

 何かを思い出せないようだ。

「ししおどし……ですか?」
 シンシアさんが言うと、プリムローズさんは合点がてんがいったようだ。

「おお、それ! そう、『鹿威ししおどし』!」

 竹筒に、ちょろちょろと水が溜まって……カッポ――ン! のヤツか?

 ――そう言えば、そんな感じだ。
 片側に「ストッパー」と「重し」が付いてるようで、向かって右側の床を踏んでもなんともない。左奥の方に「重み」が掛からないと、床は動かない。そして、重みが去ると、自動的に「水平」に復元する。

 ……ただ、俺には「忍者屋敷」とかの「カラクリ」とか「仕掛け床」みたいにも思えてしまうけれど。

 でも、シンシアさんは、どうして知ってるんだろう?

「……『ししおどし』?」
「む?」

 ミーヨとラウラ姫が置いてきぼりにされて、不満そうだ。

「畑を鳥や獣から守るために、音を出す道具です。竹という植物で出来ていてですね。水を流して……」

 シンシアさんは、二人に「鹿威し」の構造を説明してる。

 ただ、この辺でも「竹製品」は色々と見かけるけど……地面に植物として生えてる「竹」は見かけない。
 どっか、遠くからの輸入品なのかな?

 ところで、
「……畑を守るため?」
 俺の呟きが聴こえたようだ。プリムローズさんが説明してくれた。

「日本庭園にある『いめーじ』だろ? 元々はシンシアの言う通り……というか、名前の通りの害獣除けの『鳴る子』みたいなものだったらしいよ。日本庭園に組み込まれるようになったのは、江戸時代かららしいよ」
「へー……そうなんですか」

 つまり、シンシアさんの知識は、もっと古い時代の日本のもの……ということになるらしい。

「む? 落とし穴の罠か」

 姫。それはちょっと違うと思います。

「つまり、片側にだけ下がる『しーそー』? あの四人は『滑り台』みたいに外に落っこちたの?」

 ミーヨは、こういう時、理解が早い。

 きっと、その通りだな。あの人たち、よく怪我しなかったな。
 下に、衝撃吸収マットでも置いてあんのかな?

「わたしも、やってみたい」
 ミーヨが、うずうずしてる。

「うむ。いざ!」
 ラウラ姫も完全にその気だ。

 こらこら、二人とも。

「お止めください、殿下。殿下が消えたら大騒ぎになります」

「「……むう」」

 プリムローズさんの制止に、二人で子供みたいなふくれっつらで、むくれてる。二人とも美少女なので、そんなんも可愛いけど。

「でも、何の目的でこんなものが設置されてるんでしょう? 泥棒除けにしては意味のない場所ですし」

 シンシアさんが言うと、ふいにラウラ姫が何かを察知した。

「む?」

 壁掛けが動いて、誰かが入って来たのだ。

「あたしがお教えしましょう」

「「「「ドロレスちゃん!?」」」」

 ――この子、神出鬼没すぎる。

      ◇

 ドロレスちゃんは、メイド姿だった。
 しかも、わざわざ「茶髪のウィッグ」で頭髪の色を誤魔化し、さらに顔には、まばらな「ソバカス」まで描きこんであった。手が込んだ本格的な変装だ。パッとじゃあ、見破れそうにない。

 しかし、いつから夜会に紛れこんでたんだろう?

 ……イヤ、たぶん最初から居たんだろうな。

「「「……ぜんぜん気付かなかった」」」

 それが、皆の素直な感想だった。

「でも、なんで、そんな格好?」
 訊いてみた。

「あたしも色々と反省しまして……お手伝いです」

 ドロレスちゃんは、さくっと言う。

「「「「……(疑惑の目)……」」」」

 みんな、まったく信じてないよ?

「あのー、たしか会頭さんとここに入りませんでした? 一緒に落ちたんですか?」

 シンシアさんだけは、ドロレスちゃんの変装姿に見覚えがあったらしい。

「いえ、三人目はあたしが落としてやったんですけどね」
 ドロレスちゃんは平然と言う。

「どゆこと?」
「はい、あたし、何かあったらすぐに隠れられるように、この壁掛けの近くに居たんですけど――最初の『神官長』さんは、あたしにお手洗いを訊ねられまして……『向かって左奥です』と案内してさしあげたら、何を勘違いしたのか、この壁掛けをめくって、いきなり左側の床に乗って自沈じちんされました」

「…………」

 シンシアさんが唖然としている。
 にしても、「自沈」って……。「キングスべん」でも抜いたんか?

「ほう。で?」
 プリムローズさんが、頭痛を感じているかのように、こめかみを押さえている。

「二人目の『鍛冶職人組合』の方は、『この壁掛けはなんだ? こんなものなかったハズだ?』と言われて……奥にズカズカ入り込んで轟沈ごうちんされました。ここは『冶金の丘』なのに、壁掛けが農村風景の図柄だったのが気に入らなかったようでした」

 今度は「轟沈」ですか?
 最後の通信は、「ワレ操舵不能。ワレ操舵不能」……これは違うか。

「でも、三人目のおじさんと一緒にここに入ったんでしょ?」
 ミーヨが訊くと、
「いえ、なんかイヤラしいおじさんでして、『ねーちゃん、いいケツしてるじゃねーか』とあたしを壁掛けの裏まで追いかけて来たので、闇に紛れて蹴飛ばして撃沈してやりました」

 最後は「撃沈」か? 非日常的な話だ。
 時刻は「15:40」。場所は「1-Q教壇前」か?

「む? 無事であったか?」
 ラウラ姫が妹を心配する。

「あ、はい。逆にあたしがケツを蹴ってやりました」

「「「「…………」」」」

 みんな、何ともいえない表情かおで黙ってる。
 こっそり彼女の足元を見たら……爪先の尖った木靴だった。「中折れ式ヒンジ・フレームの銃」みたいに装着するタイプのやつだ。痛そう。

「で、その時悲鳴を上げられたので、しかたなくあたしも下に降りてから、落ちたみなさんに口止めして、またここに入って来たんです」

 あの三人のおっさんたち。
 男の「ダンディズム」とかじゃなくて、年端もいかない女の子から「口止め」されて、黙ってたのか……。

「あれ? ……だいぶ、話が逸れましたね?」
「ですね。ここは一体なんなんですか?」

 シンシアさんが改めて訊ねる。
 ドロレスちゃんは、同じようなメイド姿のミーヨに向かって言った。

「ミーヨさん、気を強くもって聞いてくださいね?」
「……なに?」

 ミーヨが身構えてる。
 こっそり俺の手を握ってきた。

「これって、火事の時の緊急脱出装置なんです。12年前の『王都大火』を教訓として、10年前に設置されたものだそうです」

「「「「…………」」」」

 みんなは、また無言だった。

 前に、『王都大火』の事で、ミーヨが気を失ってしまった事を思い出したんだろう。
 本人に言わせれば、きちんと意識はあって、「気絶」ではなかったそうだけど……身動きもとれないような状態になってたからな……。

 けれど、ミーヨの口から出たのは、意外な言葉だった。

「――これって、外からも動かせるよね。ここから中に入って来れるんじゃないの?」
「……あ、はい。実はそうです。なんで分かったんですか?」

「昨日の夜。ドロレスちゃん、わたしたちより先回りして、階段で待ってたよね?」
 ミーヨは、たくましく笑う。

 もう、他人に『王都大火』の事を言われても、平気でいられるようになったんだろうか?

 ……すこしずつ、人は変わっていくんだろうか。

「はい、ご明察です。ここを使って屋敷の中に入りました」
 ドロレスちゃんも、ミーヨの変化に気付いたようだ。

「あたし。子供の頃から、ここを滑り台代わりにして遊んでたんです」
 ほっとしたように、軽口をたたいてる。

「「「…………」」」

 他の三人には、このやりとりが意味不明だったかもしれないけれど、何かを察してくれたようで、黙って見守っていてくれた。

「ついでに言うと、夜会会場の設営は、よその人たちに頼んだのですけど……そこの人たちが、ここを、ただ立ち入り禁止にするのも無粋なので、この壁掛けで、すっぽりと隠してしまったんです」

 補足説明し終えたドロレスちゃんは、不意に真剣な表情で――

「今回の件が、今後みなさんの生命を救う事になるかもしれません。よく覚えておいてください」
 予言めいた言葉を口にした……と思ったら、
「――なーんて言うと、謎の女っぽくてカッコイイですよね!」

 ニカッ☆ と笑った。

 謎の女というよりも、わるガキの笑いだった。
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