放課後、旧校舎にて


私立路傍高等学校には、今はもう使われていない旧校舎がある。

そこの図書室に住んでいる者の正体を僕だけが知っている。
さあ、今日は死体とお茶会だ。

死んでしまった君の好きな茶葉は何かな?
適当に淹れたこれが、気にいるといいのだけれど。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,377 位 / 193,377件 ミステリー 4,291 位 / 4,291件

あなたにおすすめの小説

ここは猫町3番地の3 ~凶器を探しています~

菱沼あゆ
ミステリー
監察医と黙ってれば美人な店主の謎解きカフェ。 3話目です。

この満ち足りた匣庭の中で 二章―Moon of miniature garden―

至堂文斗
ミステリー
それこそが、赤い満月へと至るのだろうか―― 『満ち足りた暮らし』をコンセプトとして発展を遂げてきたニュータウン、満生台。 更なる発展を掲げ、電波塔計画が進められ……そして二〇一二年の八月、地図から消えた街。 鬼の伝承に浸食されていく混沌の街で、再び二週間の物語は幕を開ける。 古くより伝えられてきた、赤い満月が昇るその夜まで。 オートマティスム、鬼封じの池、『八〇二』の数字。 ムーンスパロー、周波数帯、デリンジャー現象。 ブラッドムーン、潮汐力、盈虧院……。 ほら、また頭の中に響いてくる鬼の声。 逃れられない惨劇へ向けて、私たちはただ日々を重ねていく――。 出題篇PV:https://www.youtube.com/watch?v=1mjjf9TY6Io

運命のパズル

葉羽
ミステリー
神藤葉羽は、普通の高校生活を送る中で、学園祭の準備を通じて仲間たちと共に謎解きゲームを企画する。しかし、学園祭の準備が進む中、突如として届いた予告状や文化祭の資金消失事件、さらには行方不明になった会計係の山田の失踪が彼らを巻き込む。 葉羽は推理力を駆使し、仲間たちと共に事件の真相を探り始める。すると、学園内に隠された過去の秘密や、特別な才能を持つ生徒たちを育成する組織の存在が浮かび上がる。葉羽たちは、この組織が未来を操ろうとする陰謀に立ち向かうことになる。 物語は次第に緊迫感を増し、葉羽は未来から来た自分の息子と出会う。彼は未来の悲劇を回避するために警告を発し、葉羽たちは新しい教育システムを構築する決意を固める。しかし、その矢先に学園の秘密が外部に漏れるという新たな危機が襲いかかる。 果たして葉羽たちは、この危機を乗り越え、真に多様性と協力を重視した新しい学園を作り上げることができるのか?彼らの選択が未来を変える鍵となる。 --- このあらすじでは、物語の主要なテーマやキャラクターの成長、そして物語全体の流れを簡潔にまとめています。読者に興味を引く要素や緊張感も含まれており、物語の魅力が伝わる内容となっています。

ミノタウロスの森とアリアドネの嘘

鬼霧宗作
ミステリー
過去の記録、過去の記憶、過去の事実。  新聞社で働く彼女の元に、ある時8ミリのビデオテープが届いた。再生してみると、それは地元で有名なミノタウロスの森と呼ばれる場所で撮影されたものらしく――それは次第に、スプラッター映画顔負けの惨殺映像へと変貌を遂げる。  現在と過去をつなぐのは8ミリのビデオテープのみ。  過去の謎を、現代でなぞりながらたどり着く答えとは――。  ――アリアドネは嘘をつく。 (過去に別サイトにて掲載していた【拝啓、15年前より】という作品を、時代背景や登場人物などを一新してフルリメイクしました)

仏眼探偵 ~樹海ホテル~

菱沼あゆ
ミステリー
  『推理できる助手、募集中。   仏眼探偵事務所』  あるとき芽生えた特殊な仏眼相により、手を握った相手が犯人かどうかわかるようになった晴比古。  だが、最近では推理は、助手、深鈴に丸投げしていた。  そんな晴比古の許に、樹海にあるホテルへの招待状が届く。 「これから起きる殺人事件を止めてみろ」という手紙とともに。  だが、死体はホテルに着く前に自分からやってくるし。  目撃者の女たちは、美貌の刑事、日下部志貴に会いたいばかりに、嘘をつきまくる。  果たして、晴比古は真実にたどり着けるのか――?

あいご警察

なのと
ミステリー
ー近年、日本では動物虐待の事件の増加により【動物愛護課】を設立する。ー タフなのが唯一の取り柄 21歳の警察官、雨宮 隼斗 彼は動物が特別好きな訳でもないのに、何故か動物愛護課へ異動となってしまう。だが、彼は彼なりに努力を重ね事件を解決していく… 雨宮 隼斗の運命は少しずつ、だが着々と変わっていく。

世界は妖しく嗤う【リメイク前】

明智風龍
ミステリー
その日の午後8時32分にそれは起きた。 父親の逮捕──により少年らは一転して加害者家族に。 唐突に突きつけられたその現実に翻弄されながら、「父親は無実である」というような名を名乗る謎の支援者に励まされ、 ──少年は決意する。 「父さんは無実だ」 その言葉を信じ、少年は現実に活路を見いだし、立ち上がる。 15歳という少年の身でありながら、父親を無事救い出せるのか? 事件の核心に迫る!! ◆見所◆ ギャグ回あり。 おもらしにかける熱い思いをミニストーリーとして、2章学校編7~9に収録。 ◆皆さん。謎解きの時間です。 主人公の少年、五明悠基(ごみょうゆうき)君が、とある先生が打鍵している様子と、打鍵したキーのメモを挿し絵に用意してます。 是非解いてみてください。 挿し絵の謎が全て解けたなら、物語の核心がわかるかもしれません! ◆章設定について。 おおよそ区別してます。 ◆報告 しばらく学校編続きます! R18からR15にタグ変更しました。 ◆表紙ははちのす様に描いていただきましたので表紙を更新させていただきます!

雨屋敷の犯罪 ~終わらない百物語を~

菱沼あゆ
ミステリー
 晴れた日でも、その屋敷の周囲だけがじっとりと湿って見える、通称、雨屋敷。  そこは生きている人間と死んでいる人間の境界が曖昧な場所だった。  遺産を巡り、雨屋敷で起きた殺人事件は簡単に解決するかに見えたが。  雨屋敷の美貌の居候、早瀬彩乃の怪しい推理に、刑事たちは引っ掻き回される。 「屋上は密室です」 「納戸には納戸ババがいます」  此処で起きた事件は解決しない、と言われる雨屋敷で起こる連続殺人事件。  無表情な美女、彩乃の言動に振り回されながらも、事件を解決しようとする新米刑事の谷本だったが――。