72 / 95
憎悪と嫉妬の武闘祭(予選)
59話 戦闘訓練
しおりを挟む
土煙を舞い上げ、銀の髪がブレた。
直後、眼前に突き出されたダガーが、風を裂いて迫る。
まともに受ければ、大怪我は免れない。
「やあっ!」
それを腰を落として体を反らせることでギリギリに躱す。頬を微かにダガーが掠め、その傷に見合わない鋭い痛みが走った。だが、このくらいなら耐えられる。
追撃の姿勢をとったリリーの隙に差し込むように、地面に片手をついた俺はそのままの体勢で蹴りを放つ。
「ふっ!」
「うっ……」
手応えは……軽い。
高い【物理耐性】を持ったリリーにダメージを与えた様子はなく、吹き飛ばされたリリーは中空で一回転して着地する。
次は俺の番だ。集中力を高め、目の前の空間に魔力を集中させる。
今まで魔法を使用する時は手などの体の一部を通して発動していたが、最近ようやく何も通さずに魔法を発動できるようになった。
体に近くなければ発動はできず、魔力消費も体を通して発動するよりも何倍も大きいが、剣を持ったまま使えるというのは便利だ。
「――『大地龍顕現』!」
俺の眼前で岩が膨れ上がり、リリーが警戒する。
現れたのは、体が岩で出来た西洋龍だ。
体に風を纏い、蝙蝠のような翼をはためかせて滞空している。
「ふっふっふ」
これぞ俺が必殺技が欲しくて訓練前にリリーに隠れて編み出した、【風魔法】と【土魔法】の合成魔法である。
うん、カッコいいな!
体長は一メートル半ほどとドラゴンにしては小さいが、迫力満点である。あまり練習する時間もなかったが、中々にいい出来だろう。
真白もこれを見て、「流石マスター、芸術品のようですね」と褒めてくれた。
……いや、言いたいことは伝わってる。俺にそういった才能はないから仕方がないことなのだ。
付け加えると、魔力をほとんど消費してしまうため完全にネタ技でもあるのだが。
「いけっ!」
それでも込めた魔力の分、威力は絶大である。
その鋭い岩の爪に、纏った風を集中させ、ドラゴンがリリーへと襲いかかった。
これぞロマン。俺の心はいつになく高まっている。
「……『不魔の雷』」
銀の雷がネットのようにリリーの手のひらから広がり、俺の必殺技を包み込む。
「……え?」
雷に触れたドラゴンは、どこか悲しそうな目をして一瞬で崩れ去った。
「…………」
流れるのは、戦闘による緊張感とは違った沈黙。
「……ごめんなさい、です」
【銀雷】は、あらゆる能力を封じる。
俺がそのことを思い出すのに、かなりの時間が必要だった。
「……アースくんの仇っ!」
「名前付けてたです!?」
恨みを込めて地面を蹴り、リリーとの距離を詰めた。
戦闘続行。今のはもう、忘れよう。
左手に持った、脇差と同じサイズの木剣を防御用に軽く構える。力みすぎてはいけない。軽くとも速い、手数の多さが必要だ。
右手の木剣を振るう。現在の【双剣術】のスキルレベルは六。補正のかかった鋭い一撃が、リリーを襲う。
あっさりとその場から飛び退いて躱されるが、それは織込み済みだ。リリーに、更なる追撃を加える。
振り下ろし、すくい上げ、薙ぎ払い、時には刺突を混ぜる。
恨み? ないない。
息もつかせぬ連続攻撃、それをリリーは額に汗をにじませながらも、持ち前の素早さを生かして凌いでいく。
「まだまだっ!」
「!」
用意していた木剣を五本、中に浮かせた。
リリーの表情から読み取れる焦燥が大きくなる。
だが、油断はしない。
【銀雷】は体力を多く消耗し、あまり連続して使うことは難しいが、その分ノーモーションで、リリーの意思一つで簡単に使用することができるのだ。
現に、七本の剣を相手にリリーは凌ぎきっていた。正面からの剣を受け止め、死角から飛んでくる剣は【銀雷】を少し浴びせて制御を一時的に封じ対処していた。
そのまま打ち合うこと数分、俺が攻勢に回っているのは変わらないが、体力の消耗が激しい。次第に息は乱れ、剣戟の応酬と共に汗粒が飛ぶ。
「あっ……!」
先に隙を見せたのは、リリーの方だった。
力の篭った一撃を受けて腕が痺れたのか、持ったダガーを取り落としそうになる。
それを見逃さないくらいには、俺は経験を積んだつもりだ。リリーの一挙一動を【見切り】を使って瞬間的に把握しつつ、右足をより深く踏み込んだ。
魔剣デュランダルの代わりに持った木剣が、リリーの肩目掛けて袈裟斬りに振り下ろされる。
これなら、決まる――
「なっ!?」
俺は驚きに、思わず声を上げた。
肩を打つかと思われたその一撃は、リリーが木剣に軽く手を添えて受け流すことで防がれたのだ。
彼女に体術の経験はない。だが、タイミングは完璧だ。圧倒的な戦闘のセンス。これは、今まで厳しい環境に晒され続けて磨かれたものでもあった。
復讐を果たしたリリーが、こんな程度でやられる訳がなかったということか。
攻守が再度、逆転する。次はリリーが攻める番だ。しかし、二人とも体力は尽きかけている。
先程の俺と同じように、リリーは小さい体を思い切り使って全力の蹴りを俺の腹に目掛けて放った。
それを空いていた左の木剣で受け、慣性に従って後ろに飛ばされることで威力を軽減する。
腹部に走った鈍い痛み、安全の保証された普段の魔物との戦闘では味わえない感覚に、まるで戦闘狂のように口角を吊り上げる。
「ははっ」
脳からアドレナリンが分泌され、気分が高揚する。……よし、まだまだいける。
リリーは今の蹴りで体力を使い果たしたのか、追撃を加えることなく息を荒らげて木剣を構えている。
俺は一度大きく息を吐きだし、もう一度踏み込もうと――
「そこまでです」
途端、体が金縛りにあったかのように動かなくなる。力を込めても指一本動かせず、俺は抵抗を諦めた。見れば、目の合ったリリーは全身が動かないのか目線で俺に助けを求めている。
リリーと違って首と口は動かせる俺は、仕方なくこれを行った人物? に向けて口を開く。
「ふぅ……真白、もういいぞ」
せっかく盛り上がってきたところだったんだが……仕方がないか。
俺の拘束だけを解除し、真白が真剣な表情をして言った。いや、無表情なので雰囲気だけだが。
「殺してよろしいですか?」
「ダメだからな!?」
突然なんてことを言うんだこの人形は。
真白の発言を聞いて、リリーの顔が青くなった。
「って、違う!」
あれ息ができてないだけだ!
多分【空間魔法】で一部を真空にでもしているんだろうが……それは死ぬって!
「真白ストップ!」
「彼女の心臓をでしょうか?」
「違うわ!」
ああ、どんどんリリーの顔から血の気が失せて――
「真白」
「ですが犬の分際でマスターに攻撃を……かしこまりました」
言葉の途中で、俺の様子に気付いた真白が、リリーを解放した。というか口悪いな!
ゴホゴホと咳をして、リリーが地面に膝をつく。
……これは、流石に放置はできないか。
俺は今後のことを考え、一度しっかり真白と話すことに決めた。
直後、眼前に突き出されたダガーが、風を裂いて迫る。
まともに受ければ、大怪我は免れない。
「やあっ!」
それを腰を落として体を反らせることでギリギリに躱す。頬を微かにダガーが掠め、その傷に見合わない鋭い痛みが走った。だが、このくらいなら耐えられる。
追撃の姿勢をとったリリーの隙に差し込むように、地面に片手をついた俺はそのままの体勢で蹴りを放つ。
「ふっ!」
「うっ……」
手応えは……軽い。
高い【物理耐性】を持ったリリーにダメージを与えた様子はなく、吹き飛ばされたリリーは中空で一回転して着地する。
次は俺の番だ。集中力を高め、目の前の空間に魔力を集中させる。
今まで魔法を使用する時は手などの体の一部を通して発動していたが、最近ようやく何も通さずに魔法を発動できるようになった。
体に近くなければ発動はできず、魔力消費も体を通して発動するよりも何倍も大きいが、剣を持ったまま使えるというのは便利だ。
「――『大地龍顕現』!」
俺の眼前で岩が膨れ上がり、リリーが警戒する。
現れたのは、体が岩で出来た西洋龍だ。
体に風を纏い、蝙蝠のような翼をはためかせて滞空している。
「ふっふっふ」
これぞ俺が必殺技が欲しくて訓練前にリリーに隠れて編み出した、【風魔法】と【土魔法】の合成魔法である。
うん、カッコいいな!
体長は一メートル半ほどとドラゴンにしては小さいが、迫力満点である。あまり練習する時間もなかったが、中々にいい出来だろう。
真白もこれを見て、「流石マスター、芸術品のようですね」と褒めてくれた。
……いや、言いたいことは伝わってる。俺にそういった才能はないから仕方がないことなのだ。
付け加えると、魔力をほとんど消費してしまうため完全にネタ技でもあるのだが。
「いけっ!」
それでも込めた魔力の分、威力は絶大である。
その鋭い岩の爪に、纏った風を集中させ、ドラゴンがリリーへと襲いかかった。
これぞロマン。俺の心はいつになく高まっている。
「……『不魔の雷』」
銀の雷がネットのようにリリーの手のひらから広がり、俺の必殺技を包み込む。
「……え?」
雷に触れたドラゴンは、どこか悲しそうな目をして一瞬で崩れ去った。
「…………」
流れるのは、戦闘による緊張感とは違った沈黙。
「……ごめんなさい、です」
【銀雷】は、あらゆる能力を封じる。
俺がそのことを思い出すのに、かなりの時間が必要だった。
「……アースくんの仇っ!」
「名前付けてたです!?」
恨みを込めて地面を蹴り、リリーとの距離を詰めた。
戦闘続行。今のはもう、忘れよう。
左手に持った、脇差と同じサイズの木剣を防御用に軽く構える。力みすぎてはいけない。軽くとも速い、手数の多さが必要だ。
右手の木剣を振るう。現在の【双剣術】のスキルレベルは六。補正のかかった鋭い一撃が、リリーを襲う。
あっさりとその場から飛び退いて躱されるが、それは織込み済みだ。リリーに、更なる追撃を加える。
振り下ろし、すくい上げ、薙ぎ払い、時には刺突を混ぜる。
恨み? ないない。
息もつかせぬ連続攻撃、それをリリーは額に汗をにじませながらも、持ち前の素早さを生かして凌いでいく。
「まだまだっ!」
「!」
用意していた木剣を五本、中に浮かせた。
リリーの表情から読み取れる焦燥が大きくなる。
だが、油断はしない。
【銀雷】は体力を多く消耗し、あまり連続して使うことは難しいが、その分ノーモーションで、リリーの意思一つで簡単に使用することができるのだ。
現に、七本の剣を相手にリリーは凌ぎきっていた。正面からの剣を受け止め、死角から飛んでくる剣は【銀雷】を少し浴びせて制御を一時的に封じ対処していた。
そのまま打ち合うこと数分、俺が攻勢に回っているのは変わらないが、体力の消耗が激しい。次第に息は乱れ、剣戟の応酬と共に汗粒が飛ぶ。
「あっ……!」
先に隙を見せたのは、リリーの方だった。
力の篭った一撃を受けて腕が痺れたのか、持ったダガーを取り落としそうになる。
それを見逃さないくらいには、俺は経験を積んだつもりだ。リリーの一挙一動を【見切り】を使って瞬間的に把握しつつ、右足をより深く踏み込んだ。
魔剣デュランダルの代わりに持った木剣が、リリーの肩目掛けて袈裟斬りに振り下ろされる。
これなら、決まる――
「なっ!?」
俺は驚きに、思わず声を上げた。
肩を打つかと思われたその一撃は、リリーが木剣に軽く手を添えて受け流すことで防がれたのだ。
彼女に体術の経験はない。だが、タイミングは完璧だ。圧倒的な戦闘のセンス。これは、今まで厳しい環境に晒され続けて磨かれたものでもあった。
復讐を果たしたリリーが、こんな程度でやられる訳がなかったということか。
攻守が再度、逆転する。次はリリーが攻める番だ。しかし、二人とも体力は尽きかけている。
先程の俺と同じように、リリーは小さい体を思い切り使って全力の蹴りを俺の腹に目掛けて放った。
それを空いていた左の木剣で受け、慣性に従って後ろに飛ばされることで威力を軽減する。
腹部に走った鈍い痛み、安全の保証された普段の魔物との戦闘では味わえない感覚に、まるで戦闘狂のように口角を吊り上げる。
「ははっ」
脳からアドレナリンが分泌され、気分が高揚する。……よし、まだまだいける。
リリーは今の蹴りで体力を使い果たしたのか、追撃を加えることなく息を荒らげて木剣を構えている。
俺は一度大きく息を吐きだし、もう一度踏み込もうと――
「そこまでです」
途端、体が金縛りにあったかのように動かなくなる。力を込めても指一本動かせず、俺は抵抗を諦めた。見れば、目の合ったリリーは全身が動かないのか目線で俺に助けを求めている。
リリーと違って首と口は動かせる俺は、仕方なくこれを行った人物? に向けて口を開く。
「ふぅ……真白、もういいぞ」
せっかく盛り上がってきたところだったんだが……仕方がないか。
俺の拘束だけを解除し、真白が真剣な表情をして言った。いや、無表情なので雰囲気だけだが。
「殺してよろしいですか?」
「ダメだからな!?」
突然なんてことを言うんだこの人形は。
真白の発言を聞いて、リリーの顔が青くなった。
「って、違う!」
あれ息ができてないだけだ!
多分【空間魔法】で一部を真空にでもしているんだろうが……それは死ぬって!
「真白ストップ!」
「彼女の心臓をでしょうか?」
「違うわ!」
ああ、どんどんリリーの顔から血の気が失せて――
「真白」
「ですが犬の分際でマスターに攻撃を……かしこまりました」
言葉の途中で、俺の様子に気付いた真白が、リリーを解放した。というか口悪いな!
ゴホゴホと咳をして、リリーが地面に膝をつく。
……これは、流石に放置はできないか。
俺は今後のことを考え、一度しっかり真白と話すことに決めた。
0
お気に入りに追加
1,354
あなたにおすすめの小説
異世界を服従して征く俺の物語!!
ネコのうた
ファンタジー
日本のとある高校生たちが異世界に召喚されました。
高1で15歳の主人公は弱キャラだったものの、ある存在と融合して力を得ます。
様々なスキルや魔法を用いて、人族や魔族を時に服従させ時に殲滅していく、といったストーリーです。
なかには一筋縄ではいかない強敵たちもいて・・・・?
異世界でも男装標準装備~性別迷子とか普通だけど~
結城 朱煉
ファンタジー
日常から男装している木原祐樹(25歳)は
気が付くと真っ白い空間にいた
自称神という男性によると
部下によるミスが原因だった
元の世界に戻れないので
異世界に行って生きる事を決めました!
異世界に行って、自由気ままに、生きていきます
~☆~☆~☆~☆~☆
誤字脱字など、気を付けていますが、ありましたら教えて頂けると助かります!
また、感想を頂けると大喜びします
気が向いたら書き込んでやって下さい
~☆~☆~☆~☆~☆
カクヨム・小説家になろうでも公開しています
もしもシリーズ作りました<異世界でも男装標準装備~もしもシリーズ~>
もし、よろしければ読んであげて下さい
2回目チート人生、まじですか
ゆめ
ファンタジー
☆☆☆☆☆
ある普通の田舎に住んでいる一之瀬 蒼涼はある日異世界に勇者として召喚された!!!しかもクラスで!
わっは!!!テンプレ!!!!
じゃない!!!!なんで〝また!?〟
実は蒼涼は前世にも1回勇者として全く同じ世界へと召喚されていたのだ。
その時はしっかり魔王退治?
しましたよ!!
でもね
辛かった!!チートあったけどいろんな意味で辛かった!大変だったんだぞ!!
ということで2回目のチート人生。
勇者じゃなく自由に生きます?
人気MMOの最恐クランと一緒に異世界へ転移してしまったようなので、ひっそり冒険者生活をしています
テツみン
ファンタジー
二〇八✕年、一世を風靡したフルダイブ型VRMMO『ユグドラシル』のサービス終了日。
七年ぶりにログインしたユウタは、ユグドラシルの面白さを改めて思い知る。
しかし、『時既に遅し』。サービス終了の二十四時となった。あとは強制ログアウトを待つだけ……
なのにログアウトされない! 視界も変化し、ユウタは狼狽えた。
当てもなく彷徨っていると、亜人の娘、ラミィとフィンに出会う。
そこは都市国家連合。異世界だったのだ!
彼女たちと一緒に冒険者として暮らし始めたユウタは、あるとき、ユグドラシル最恐のPKクラン、『オブト・ア・バウンズ』もこの世界に転移していたことを知る。
彼らに気づかれてはならないと、ユウタは「目立つような行動はせず、ひっそり生きていこう――」そう決意するのだが……
ゲームのアバターのまま異世界へダイブした冴えないサラリーマンが、チートPK野郎の陰に怯えながら『ひっそり』と冒険者生活を送っていた……はずなのに、いつの間にか救国の勇者として、『死ぬほど』苦労する――これは、そんな話。
*60話完結(10万文字以上)までは必ず公開します。
『お気に入り登録』、『いいね』、『感想』をお願いします!
現代にモンスターが湧きましたが、予めレベル上げしていたので無双しますね。
えぬおー
ファンタジー
なんの取り柄もないおっさんが偶然拾ったネックレスのおかげで無双しちゃう
平 信之は、会社内で「MOBゆき」と陰口を言われるくらい取り柄もない窓際社員。人生はなんて面白くないのだろうと嘆いて帰路に着いている中、信之は異常な輝きを放つネックレスを拾う。そのネックレスは、経験値の間に行くことが出来る特殊なネックレスだった。
経験値の間に行けるようになった信之はどんどんレベルを上げ、無双し、知名度を上げていく。
もう、MOBゆきとは呼ばせないっ!!
俺のスキルが無だった件
しょうわな人
ファンタジー
会社から帰宅中に若者に親父狩りされていた俺、神城闘史(かみしろとうじ)。
攻撃してきたのを捌いて、逃れようとしていた時に眩しい光に包まれた。
気がつけば、見知らぬ部屋にいた俺と俺を狩ろうとしていた若者五人。
偉そうな爺さんにステータスオープンと言えと言われて素直に従った。
若者五人はどうやら爺さんを満足させたらしい。が、俺のステータスは爺さんからすればゴミカスと同じだったようだ。
いきなり金貨二枚を持たされて放り出された俺。しかし、スキルの真価を知り人助け(何でも屋)をしながら異世界で生活する事になった。
【お知らせ】
カクヨムで掲載、完結済の当作品を、微修正してこちらで再掲載させて貰います。よろしくお願いします。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜
夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。
不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。
その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。
彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。
異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!?
*小説家になろうでも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる