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ラトゥフは、レッドを肩に担ぎ上げると、ダッフルバッグを抱え、筵小屋の外を伺った。
「私が大声を出したら、キミは捕まるぞ」
「キミはそんなことはしない」
「なぜ? 私はここに残りたいと言ってるんだぞ?」
「だがそれで僕が奴らに捕まるのは、キミの本意じゃない。それに残りたいのがキミの勝手なら、キミを助けるのは僕の勝手だ。メンラットも、そう思ってる」
レッドの手が、ラトゥフの上着をギュッと握る感触がした。
逃走経路は事前に何度も確認したが、マッピングした紙面で見るのと、実際の道を歩くのでは勝手が違う。
ラトゥフは少々の不安を抱きながら、道を急いだ。
「ラトゥフさん」
小さな声で呼びかけられ、振り返るとアリがいて、ホッと息をつく。
どうやら、間違わずに待ち合わせの場所まで来られたようだ。
「グラッドさんが、井戸に眠りの粉を混ぜておいてくれてます」
「だからって、街全部が眠っている訳じゃないんだろう?」
「元締めとその周囲が眠ってれば、指示が出せないので大丈夫だろうって、メンラットさんが」
「なるほど」
ダッフルバッグをアリに渡し、ラトゥフはレッドを背負いなおした。
人目に付かぬよう計画しておいた逃走経路を、アリと共に急ぐ。
夕暮れて、壁の向こうに陽が隠れ、辺りはかなり暗くなった。
その薄暗がりを利用して、ラトゥフとアリは壁の切れ目にたどり着いた。
「ラトゥフ! アリ! 無事だったか」
そこにはメンラットとグラッドが待っていた。
「すまん、待たせたか?」
「いや、俺はどうも、ただ待つってのが苦手でな……」
メンラットは、用意していた箱の蓋を開ける。
そこにはマットや厚手の布地が敷き詰められていて、痩せ細って小さくなったレッドの体を柔らかく包めるようになっていた。
「奴ら、いつ気付くだろうか?」
「私の流した眠りの粉を、どれぐらい摂取したかによりますが。まぁ、あの井戸の水を飲んだ者は、夜半までは眠りこけるでしょう」
「今はいいが、明日以降はどうなるんだ?」
「少々頭痛が残る程度です。眠りの効果は、それほど長くは持ちません」
「レッドが消えたことに気付き、僕が荷馬車隊の護衛だと判明するまでに、どれくらい掛かるだろう……? 荷馬車隊の出発は夜明けだ。出来るだけボンクラだと、余計なモメゴトを避けられるんだがな」
「言っただろう、俺はむしろ奴らが追ってきて、いっそ "盗賊" として始末がしたいとな」
グラッドの診察と術の行使が終わったところで、メンラットはレッドが横たわる箱の蓋を閉め、ラトゥフと二人で静かに箱を持ち上げると、荷馬車隊のテントへと戻った。
翌朝、荷馬車隊は時刻通りに出発した。
しかし、ラトゥフの期待も虚しく、襲撃は起こった。
最初に相手の気配に気付いたのは、哨戒に出ていたアリだった。
「メンラットさん、前方に待ち伏せがいます」
「ふん、ってことは、後ろからも追ってきてるな……」
荷馬車隊は、より多くの物資を運び込むために、車体を重種の馬に引かせた大型の幌馬車五台ほどで隊を組んでいる。
護衛にはダーインの遺産とラトゥフの他に、危険度2ランクの冒険者パーティが二組ほど付いているが、基本はメンラットとラトゥフが主戦力として見込まれていた。
メンラットは手綱を引くと、馬の方向を反転させ、荷馬車隊の真ん中辺りにいるラトゥフの元に向かった。
「来たぞ! 前を頼む!」
短い伝言だけで、ラトゥフは事態を飲み込んだ。
そして即座に鞍に手を伸ばしてショートボウを手に取ると、鐙を蹴って馬を早駆けで荷馬車隊の先頭に向かう。
平素の狩りでは剛弓を使っているが、今回は馬上での仕事時間が長い……と考えていたために、装備はショートボウと大剣だ。
ショートボウと言っても、ラトゥフのそれは狩った幻獣族の素材を使っていて、平素使っている剛弓に比べれば威力は落ちるが、木材で作ったそれよりも弦の張りは堅い。
常人ならば足で押さえて両手で引いてもびくともしないそれを、ラトゥフは軽々と引き、手綱を手放し鐙に踏ん張る形で立ち上がると、迷いもなくまず一射を撃ち、更にそのままの姿勢で二射、三射と矢を放った。
「二射は乗り手に、一射は馬に当たりました! 前方の敵は、残り三です!」
先頭で、メンラットに変わって荷馬車隊の先導をしていたアリが叫ぶ。
「護衛はその場を離れるな!」
浮足立った危険度2ランクの護衛たちを一喝して、ラトゥフはショートボウを手放し、背中の大剣を抜く。
前方から迫ってきた敵を、大剣のリーチの差で馬から落とし、返した刃先で二人目の脛を切り、最後の一人は鍔迫り合ったところで、相手の馬の首を蹴飛ばした。
いきなりの攻撃に馬はいななきながら倒れ、乗っていた男はそのまま放り出される。
あっという間に襲撃者五人の戦意を失わせたラトゥフの働きに、呆気にとられていた危険度2ランクの冒険者たちが、アリの合図で慌ててこちらに駆け寄ってきて、襲撃者たちを拘束した。
「後ろの様子は?」
「問題ありません。メンラットさんとグラッドさんで、制圧できたようです」
後ろに付いていた斥候からの報告を、アリがラトゥフに伝える。
間もなく、後ろから先頭にメンラットが戻ってきた。
襲撃にきた人数が十人程度だったことも幸いして、敵を撃退するのに掛かった時間は、さほどでもない。
「そっちはどうだった?」
「ああ、魔導士が一人混ざっていたが、グラッドが無力化してくれたのでな。問題ない」
癒者ではあるが、グラッドも魔導士の端くれである。
攻撃系の術も扱える技量を持っているので、メンラットの援護はお手の物だった。
荷馬車隊は、一度も歩みを止めずに進んでいる。
危険度2ランクの冒険者たちが拘束した者も含めて、メンラットは襲撃者たちを解放した。
ラトゥフもだが、メンラットもまた相手の戦意を失わせただけで、殺してはいない。
ただ「これ以上追ってくるようならば、容赦はしない」と警告したのみで、そのままそこに置き去りにした。
「放置で、良かったんですか?」
「良かったどころか、彼らには不幸極まりない結果だろうね」
アリの問いに、グラッドが答えた。
「でも、彼らは馬に魔気を退ける魔道具を付けていましたから、追って来ようと思えば来られますよね?」
「怪我というのは、気力を奪うものだよ、アリ。魔障は体力が衰えた者から影響が出る。気力と体力は、違うように見えて実は繋がっているものだ」
「そうだな、魔道具の性能いかんによっては、戻り道の身の保証はないかもしれん」
グラッドの言葉を肯定するように、ラトゥフが言った。
「ふん。あの状況下で、他人を食い物にするような不埒な輩は、一掃されたほうが良いだろう」
幾ばくかの溜飲は下げたものの、それでも不満そうな顔のメンラットが吐き捨てるように言う。
「本当にキミは、正義漢だよ」
やれやれと、ラトゥフは笑った。
襲撃の二波は無かった。
もっとも、最初の一波もようやくかき集めた十人だったのだろうな……と、ラトゥフは思った。
奴隷を奪われたことで腹を立てても、メンツの為に魔気の濃厚な場所へ行けと命じては、元締めの信頼が揺らぐ。
よほどの腹心か、元締めに弱みでも握られている者でもなければ、こんな割の合わない仕事は引き受けないだろう。
グラッドの言う通り、魔障の危険は気力や体力と言った体調に左右される。
そういう意味から言えば、この過酷な旅でレッドの体力が奪われることも深刻な問題だ。
帰路の馬上で、ラトゥフはレッドがなぜ救出を拒んだのかを考えていた。
箱の中に身を横たえたレッドは、グラッドの治療を拒んだりはしなかったが、何も言わない。
スラムではひたすら、魔導士を敵視するスラムの住人たちの敵意を向けられることを、レッドは唯々諾々と受け入れていた。
元締めがレッドを筵小屋に囲い、支払いをした者に "殺す以外はなにをしても構わない" サンドバッグとして提供していたのは、あの閉塞感漂うスラムでは、それが旨い商売になったからだ。
性的であれ、暴力的であれ、なんらかのストレスのはけ口として、恨み骨髄の魔導士に向けてそれを発散してもいいとなれば、代価を払ってでも晴らしたい鬱憤が皆にあったのだろう。
だが、なぜ?
箱の中でただぼんやりと空を見つめるレッドが、なぜあんな酷い場所に身を置き、救出されるのを拒んだのか?
どんなに考えてもラトゥフには、全く想像もできなかった。
「私が大声を出したら、キミは捕まるぞ」
「キミはそんなことはしない」
「なぜ? 私はここに残りたいと言ってるんだぞ?」
「だがそれで僕が奴らに捕まるのは、キミの本意じゃない。それに残りたいのがキミの勝手なら、キミを助けるのは僕の勝手だ。メンラットも、そう思ってる」
レッドの手が、ラトゥフの上着をギュッと握る感触がした。
逃走経路は事前に何度も確認したが、マッピングした紙面で見るのと、実際の道を歩くのでは勝手が違う。
ラトゥフは少々の不安を抱きながら、道を急いだ。
「ラトゥフさん」
小さな声で呼びかけられ、振り返るとアリがいて、ホッと息をつく。
どうやら、間違わずに待ち合わせの場所まで来られたようだ。
「グラッドさんが、井戸に眠りの粉を混ぜておいてくれてます」
「だからって、街全部が眠っている訳じゃないんだろう?」
「元締めとその周囲が眠ってれば、指示が出せないので大丈夫だろうって、メンラットさんが」
「なるほど」
ダッフルバッグをアリに渡し、ラトゥフはレッドを背負いなおした。
人目に付かぬよう計画しておいた逃走経路を、アリと共に急ぐ。
夕暮れて、壁の向こうに陽が隠れ、辺りはかなり暗くなった。
その薄暗がりを利用して、ラトゥフとアリは壁の切れ目にたどり着いた。
「ラトゥフ! アリ! 無事だったか」
そこにはメンラットとグラッドが待っていた。
「すまん、待たせたか?」
「いや、俺はどうも、ただ待つってのが苦手でな……」
メンラットは、用意していた箱の蓋を開ける。
そこにはマットや厚手の布地が敷き詰められていて、痩せ細って小さくなったレッドの体を柔らかく包めるようになっていた。
「奴ら、いつ気付くだろうか?」
「私の流した眠りの粉を、どれぐらい摂取したかによりますが。まぁ、あの井戸の水を飲んだ者は、夜半までは眠りこけるでしょう」
「今はいいが、明日以降はどうなるんだ?」
「少々頭痛が残る程度です。眠りの効果は、それほど長くは持ちません」
「レッドが消えたことに気付き、僕が荷馬車隊の護衛だと判明するまでに、どれくらい掛かるだろう……? 荷馬車隊の出発は夜明けだ。出来るだけボンクラだと、余計なモメゴトを避けられるんだがな」
「言っただろう、俺はむしろ奴らが追ってきて、いっそ "盗賊" として始末がしたいとな」
グラッドの診察と術の行使が終わったところで、メンラットはレッドが横たわる箱の蓋を閉め、ラトゥフと二人で静かに箱を持ち上げると、荷馬車隊のテントへと戻った。
翌朝、荷馬車隊は時刻通りに出発した。
しかし、ラトゥフの期待も虚しく、襲撃は起こった。
最初に相手の気配に気付いたのは、哨戒に出ていたアリだった。
「メンラットさん、前方に待ち伏せがいます」
「ふん、ってことは、後ろからも追ってきてるな……」
荷馬車隊は、より多くの物資を運び込むために、車体を重種の馬に引かせた大型の幌馬車五台ほどで隊を組んでいる。
護衛にはダーインの遺産とラトゥフの他に、危険度2ランクの冒険者パーティが二組ほど付いているが、基本はメンラットとラトゥフが主戦力として見込まれていた。
メンラットは手綱を引くと、馬の方向を反転させ、荷馬車隊の真ん中辺りにいるラトゥフの元に向かった。
「来たぞ! 前を頼む!」
短い伝言だけで、ラトゥフは事態を飲み込んだ。
そして即座に鞍に手を伸ばしてショートボウを手に取ると、鐙を蹴って馬を早駆けで荷馬車隊の先頭に向かう。
平素の狩りでは剛弓を使っているが、今回は馬上での仕事時間が長い……と考えていたために、装備はショートボウと大剣だ。
ショートボウと言っても、ラトゥフのそれは狩った幻獣族の素材を使っていて、平素使っている剛弓に比べれば威力は落ちるが、木材で作ったそれよりも弦の張りは堅い。
常人ならば足で押さえて両手で引いてもびくともしないそれを、ラトゥフは軽々と引き、手綱を手放し鐙に踏ん張る形で立ち上がると、迷いもなくまず一射を撃ち、更にそのままの姿勢で二射、三射と矢を放った。
「二射は乗り手に、一射は馬に当たりました! 前方の敵は、残り三です!」
先頭で、メンラットに変わって荷馬車隊の先導をしていたアリが叫ぶ。
「護衛はその場を離れるな!」
浮足立った危険度2ランクの護衛たちを一喝して、ラトゥフはショートボウを手放し、背中の大剣を抜く。
前方から迫ってきた敵を、大剣のリーチの差で馬から落とし、返した刃先で二人目の脛を切り、最後の一人は鍔迫り合ったところで、相手の馬の首を蹴飛ばした。
いきなりの攻撃に馬はいななきながら倒れ、乗っていた男はそのまま放り出される。
あっという間に襲撃者五人の戦意を失わせたラトゥフの働きに、呆気にとられていた危険度2ランクの冒険者たちが、アリの合図で慌ててこちらに駆け寄ってきて、襲撃者たちを拘束した。
「後ろの様子は?」
「問題ありません。メンラットさんとグラッドさんで、制圧できたようです」
後ろに付いていた斥候からの報告を、アリがラトゥフに伝える。
間もなく、後ろから先頭にメンラットが戻ってきた。
襲撃にきた人数が十人程度だったことも幸いして、敵を撃退するのに掛かった時間は、さほどでもない。
「そっちはどうだった?」
「ああ、魔導士が一人混ざっていたが、グラッドが無力化してくれたのでな。問題ない」
癒者ではあるが、グラッドも魔導士の端くれである。
攻撃系の術も扱える技量を持っているので、メンラットの援護はお手の物だった。
荷馬車隊は、一度も歩みを止めずに進んでいる。
危険度2ランクの冒険者たちが拘束した者も含めて、メンラットは襲撃者たちを解放した。
ラトゥフもだが、メンラットもまた相手の戦意を失わせただけで、殺してはいない。
ただ「これ以上追ってくるようならば、容赦はしない」と警告したのみで、そのままそこに置き去りにした。
「放置で、良かったんですか?」
「良かったどころか、彼らには不幸極まりない結果だろうね」
アリの問いに、グラッドが答えた。
「でも、彼らは馬に魔気を退ける魔道具を付けていましたから、追って来ようと思えば来られますよね?」
「怪我というのは、気力を奪うものだよ、アリ。魔障は体力が衰えた者から影響が出る。気力と体力は、違うように見えて実は繋がっているものだ」
「そうだな、魔道具の性能いかんによっては、戻り道の身の保証はないかもしれん」
グラッドの言葉を肯定するように、ラトゥフが言った。
「ふん。あの状況下で、他人を食い物にするような不埒な輩は、一掃されたほうが良いだろう」
幾ばくかの溜飲は下げたものの、それでも不満そうな顔のメンラットが吐き捨てるように言う。
「本当にキミは、正義漢だよ」
やれやれと、ラトゥフは笑った。
襲撃の二波は無かった。
もっとも、最初の一波もようやくかき集めた十人だったのだろうな……と、ラトゥフは思った。
奴隷を奪われたことで腹を立てても、メンツの為に魔気の濃厚な場所へ行けと命じては、元締めの信頼が揺らぐ。
よほどの腹心か、元締めに弱みでも握られている者でもなければ、こんな割の合わない仕事は引き受けないだろう。
グラッドの言う通り、魔障の危険は気力や体力と言った体調に左右される。
そういう意味から言えば、この過酷な旅でレッドの体力が奪われることも深刻な問題だ。
帰路の馬上で、ラトゥフはレッドがなぜ救出を拒んだのかを考えていた。
箱の中に身を横たえたレッドは、グラッドの治療を拒んだりはしなかったが、何も言わない。
スラムではひたすら、魔導士を敵視するスラムの住人たちの敵意を向けられることを、レッドは唯々諾々と受け入れていた。
元締めがレッドを筵小屋に囲い、支払いをした者に "殺す以外はなにをしても構わない" サンドバッグとして提供していたのは、あの閉塞感漂うスラムでは、それが旨い商売になったからだ。
性的であれ、暴力的であれ、なんらかのストレスのはけ口として、恨み骨髄の魔導士に向けてそれを発散してもいいとなれば、代価を払ってでも晴らしたい鬱憤が皆にあったのだろう。
だが、なぜ?
箱の中でただぼんやりと空を見つめるレッドが、なぜあんな酷い場所に身を置き、救出されるのを拒んだのか?
どんなに考えてもラトゥフには、全く想像もできなかった。
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