38 / 290
巨塊討伐編 第一章:「天美法具店」店主、未知の世界と遭遇
常連客二組目との出会いもトラブルでした 7
しおりを挟む
四本腕のリーダーと副リーダーは別のチームになる。リーダーのブレイドは超人族のエンビーと黒い羽のキューリアが入り、副リーダーのリメリアには獣妖種のライヤーと鳥の女のヒューラーが入る。
筋肉が目立つ四本腕と超人族の三人は主に肉弾戦。羽を持つ二人は空中戦、獣妖種の男は素早さに物を言わせての戦術をとる。
模擬戦と言えど、その動きを参考に武器や防具などを作ってもらう彼らにすれば、実戦とは違う動きをとるわけにはいかない。模擬戦に最適な道具は実戦では役に立つとは思われないからだ。
店主はと言うと、実戦を見てから道具作りを始める工程は初めての事。工程どころか、冒険者の腕を振るう現場を見るのも初めて。それでも店長には、彼らはどんな気持ちでいるのかはその姿勢で分かった。彼らの事はどうでもいいが、模擬戦に臨む彼らの真剣さと、それだけ自分の作る道具を求める気持ちに応えるべく、彼らからの依頼を真っ向から受け止めた。
店主には武術の心得はない。目にも止まらぬ速さや予測不能な連携が多い。それでも一瞬たりとも見逃すことがないよう、店主は全員の行動範囲すべてを視野に入れるように距離を離れて観察する。額からにじみ出た汗が滴り落ちる。それでも瞬き一つしないかのように食い入るように見ていた。
しかし一本目が終わってから二本目が始まるまでの休憩時間中、店主は彼らの休む姿を見詰めながら首を傾げる。
二本目はリーダーと副リーダー以外の四人はそのまま入れ替わる。
彼らの真剣さは落ちることはない。しかし店主は一本目とは違い、ほとんど模擬戦を見ていない。
その模擬戦が始まってからは、まるでその対戦の内容に疑念を持つ監督か何かのように、腕組みをして俯きながら考え込んでいる。
セレナが心配して店主に声をかける。
「見なくていいの? 私は別に見なくてもいいけど、あの子たちの動きとか見えてないんじゃない?」
しかしその声に反応するかのように頭を掻いたり模擬戦に背を向けたり、何か悩んでいるような素振りの店主。言葉が通じないので応答はない。
二本目の終了近い時間には、完全に彼らを見ることなく眉間にしわを寄せ、自分の世界に浸かっているようにも見える。
そんな店主に、二本目が終わった後キューリアが心配そうに何かを話しかけてくる。
この模擬戦の第一の目的は鍛錬ではなく店主に見てもらうため。その店主が見ようともしなくなっては本末転倒である。
彼の身に何か起きたのかと声をかけたようだが、もちろん言葉は通じない。
その三人の様子を見て、全員が店主に寄って来る。
自分たちの動きを見てくれないのか、何か気になることでもあるのか、体調崩したのか。
おそらくそんな中身の言葉をかけているのだろう。模擬戦どころではなくなった雰囲気に気付いた店主は、それでも考え込みながらもう帰ろうという意志を身振りで伝える。
『ホットライン』全員が納得いかない顔をするが、時間経過の事もある。
互いに何かを話しながら帰り支度を進める彼ら。
その帰り道の間もその話し合いは止まらない。
だが『法具店アマミ』に到着して真っ先に口を開いたのは店主。
「多分お前ら、自分の能力を理解しきれてないところもあると思うぞ。そこも含めて、全員の能力を高めるような力をもたらす道具を作る。お前らの目的はもっと難易度が高い依頼も受け付けてもらえるようになりたいって話だったはずだから、それを身につけた上での今後の鍛錬次第ってことでいいよな? って言うか、そうしろ。お前らの好みに合わせたままじゃ思う以上の成長はないからな」
六人全員、なぜ最後まで模擬戦を見てくれなかったことの質問をする前の事。
隠された能力なんてあるはずがない。鍛錬し続け、切磋琢磨してここまで来た彼らはそう断言できる。
「今までの努力が間違っていたってことか?」
「違―よ。プラスアルファの強さだっつーの。ま、特徴は把握した。それに合わせて俺がこれから作る。出来たもんが気に入ったら報酬をいただく。気に入らなかったらお代はなしで、出来た道具は記念品にでもしとけ。他の奴には合わねぇはずだから売り物にもならねぇしな」
店主は怪しい人物ではないことを理解できた六人だが、この店の職人としての腕前までは信頼できるという確信はない。
もちろん店主にもその自覚はある。
「本当はその装備に加工する方が手っ取り早ぇんだが、お前らが俺にそれを預けるほどの信頼はねぇだろ? だから新たに体につける装備品を作ってやる。急に新たな能力が身につけられる物になるっつー解釈でいいと思う。文句があるならつけなきゃいいんだ。けど一人でも気に入らねぇって思う出来だったら、全員つけねぇ方がいいな。六人全員つけるか外すかのどちらかだ。命を預ける仲間がその道具に命を預けることになるからな。ま、すべては出来上がった時次第ということだ。勝手に作らせてもらうぜ」
こうして店主は彼らのための道具作りに取り掛かる。
『ホットライン』のメンバーは、店主の事はセレナの話以外には全く知らないし、店主も彼らの事は、模擬戦でのこと以外は分からない。
碌に模擬戦を見ずに自分達に合う道具を作ってくれるのかどうか心配をする彼ら。
しかし店主には彼らの力を十分見極めた様子。真剣だが明るい表情をしている。
店内にいた時から長い時間彼らを見ていた店主には、診る時間が少なかったセレナの時のように力を入れずとも彼らの力を見計らうことは出来た分、それなり集中して模擬戦での行動も見ることが出来た。
後は素材集めと道具の製作。念のためにセレナに彼らの体の採寸を測らせ、自身は自信ありげに店の隣や地下の倉庫を行ったり来たり。
装備品の作製のための体の採寸は、身長や手足の長さ、首回りや腕回りなどの洋服を作る時の寸法もそうだが、眉間の間や目から耳までの長さや目耳の大きさまで測る。
ヒューラーとキューリアは、羽根の付け根の部分まで測ることになる。
「採寸取れたらお前ら帰っていいぞ。後はこっちが腕を振るう番だからな」
六人はこれまでの店主との接触を振り返る。
謝罪をすればそれを受け止めようともせず、力を見極めると言いながら鍛錬所ではあまり見ようともしない。
セレナから聞かされた話は、異世界に飛ばされた自分を助けてくれた功労者。その力で以て物作りを生業としているという話。店主の行動に半信半疑だが、どうとも言えず言われるがままにするしかできず、この夜はそのまま彼らの拠点に戻ることになった。
筋肉が目立つ四本腕と超人族の三人は主に肉弾戦。羽を持つ二人は空中戦、獣妖種の男は素早さに物を言わせての戦術をとる。
模擬戦と言えど、その動きを参考に武器や防具などを作ってもらう彼らにすれば、実戦とは違う動きをとるわけにはいかない。模擬戦に最適な道具は実戦では役に立つとは思われないからだ。
店主はと言うと、実戦を見てから道具作りを始める工程は初めての事。工程どころか、冒険者の腕を振るう現場を見るのも初めて。それでも店長には、彼らはどんな気持ちでいるのかはその姿勢で分かった。彼らの事はどうでもいいが、模擬戦に臨む彼らの真剣さと、それだけ自分の作る道具を求める気持ちに応えるべく、彼らからの依頼を真っ向から受け止めた。
店主には武術の心得はない。目にも止まらぬ速さや予測不能な連携が多い。それでも一瞬たりとも見逃すことがないよう、店主は全員の行動範囲すべてを視野に入れるように距離を離れて観察する。額からにじみ出た汗が滴り落ちる。それでも瞬き一つしないかのように食い入るように見ていた。
しかし一本目が終わってから二本目が始まるまでの休憩時間中、店主は彼らの休む姿を見詰めながら首を傾げる。
二本目はリーダーと副リーダー以外の四人はそのまま入れ替わる。
彼らの真剣さは落ちることはない。しかし店主は一本目とは違い、ほとんど模擬戦を見ていない。
その模擬戦が始まってからは、まるでその対戦の内容に疑念を持つ監督か何かのように、腕組みをして俯きながら考え込んでいる。
セレナが心配して店主に声をかける。
「見なくていいの? 私は別に見なくてもいいけど、あの子たちの動きとか見えてないんじゃない?」
しかしその声に反応するかのように頭を掻いたり模擬戦に背を向けたり、何か悩んでいるような素振りの店主。言葉が通じないので応答はない。
二本目の終了近い時間には、完全に彼らを見ることなく眉間にしわを寄せ、自分の世界に浸かっているようにも見える。
そんな店主に、二本目が終わった後キューリアが心配そうに何かを話しかけてくる。
この模擬戦の第一の目的は鍛錬ではなく店主に見てもらうため。その店主が見ようともしなくなっては本末転倒である。
彼の身に何か起きたのかと声をかけたようだが、もちろん言葉は通じない。
その三人の様子を見て、全員が店主に寄って来る。
自分たちの動きを見てくれないのか、何か気になることでもあるのか、体調崩したのか。
おそらくそんな中身の言葉をかけているのだろう。模擬戦どころではなくなった雰囲気に気付いた店主は、それでも考え込みながらもう帰ろうという意志を身振りで伝える。
『ホットライン』全員が納得いかない顔をするが、時間経過の事もある。
互いに何かを話しながら帰り支度を進める彼ら。
その帰り道の間もその話し合いは止まらない。
だが『法具店アマミ』に到着して真っ先に口を開いたのは店主。
「多分お前ら、自分の能力を理解しきれてないところもあると思うぞ。そこも含めて、全員の能力を高めるような力をもたらす道具を作る。お前らの目的はもっと難易度が高い依頼も受け付けてもらえるようになりたいって話だったはずだから、それを身につけた上での今後の鍛錬次第ってことでいいよな? って言うか、そうしろ。お前らの好みに合わせたままじゃ思う以上の成長はないからな」
六人全員、なぜ最後まで模擬戦を見てくれなかったことの質問をする前の事。
隠された能力なんてあるはずがない。鍛錬し続け、切磋琢磨してここまで来た彼らはそう断言できる。
「今までの努力が間違っていたってことか?」
「違―よ。プラスアルファの強さだっつーの。ま、特徴は把握した。それに合わせて俺がこれから作る。出来たもんが気に入ったら報酬をいただく。気に入らなかったらお代はなしで、出来た道具は記念品にでもしとけ。他の奴には合わねぇはずだから売り物にもならねぇしな」
店主は怪しい人物ではないことを理解できた六人だが、この店の職人としての腕前までは信頼できるという確信はない。
もちろん店主にもその自覚はある。
「本当はその装備に加工する方が手っ取り早ぇんだが、お前らが俺にそれを預けるほどの信頼はねぇだろ? だから新たに体につける装備品を作ってやる。急に新たな能力が身につけられる物になるっつー解釈でいいと思う。文句があるならつけなきゃいいんだ。けど一人でも気に入らねぇって思う出来だったら、全員つけねぇ方がいいな。六人全員つけるか外すかのどちらかだ。命を預ける仲間がその道具に命を預けることになるからな。ま、すべては出来上がった時次第ということだ。勝手に作らせてもらうぜ」
こうして店主は彼らのための道具作りに取り掛かる。
『ホットライン』のメンバーは、店主の事はセレナの話以外には全く知らないし、店主も彼らの事は、模擬戦でのこと以外は分からない。
碌に模擬戦を見ずに自分達に合う道具を作ってくれるのかどうか心配をする彼ら。
しかし店主には彼らの力を十分見極めた様子。真剣だが明るい表情をしている。
店内にいた時から長い時間彼らを見ていた店主には、診る時間が少なかったセレナの時のように力を入れずとも彼らの力を見計らうことは出来た分、それなり集中して模擬戦での行動も見ることが出来た。
後は素材集めと道具の製作。念のためにセレナに彼らの体の採寸を測らせ、自身は自信ありげに店の隣や地下の倉庫を行ったり来たり。
装備品の作製のための体の採寸は、身長や手足の長さ、首回りや腕回りなどの洋服を作る時の寸法もそうだが、眉間の間や目から耳までの長さや目耳の大きさまで測る。
ヒューラーとキューリアは、羽根の付け根の部分まで測ることになる。
「採寸取れたらお前ら帰っていいぞ。後はこっちが腕を振るう番だからな」
六人はこれまでの店主との接触を振り返る。
謝罪をすればそれを受け止めようともせず、力を見極めると言いながら鍛錬所ではあまり見ようともしない。
セレナから聞かされた話は、異世界に飛ばされた自分を助けてくれた功労者。その力で以て物作りを生業としているという話。店主の行動に半信半疑だが、どうとも言えず言われるがままにするしかできず、この夜はそのまま彼らの拠点に戻ることになった。
0
お気に入りに追加
268
あなたにおすすめの小説
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
離婚したので冒険者に復帰しようと思います。
黒蜜きな粉
ファンタジー
元冒険者のアラサー女のライラが、離婚をして冒険者に復帰する話。
ライラはかつてはそれなりに高い評価を受けていた冒険者。
というのも、この世界ではレアな能力である精霊術を扱える精霊術師なのだ。
そんなものだから復職なんて余裕だと自信満々に思っていたら、休職期間が長すぎて冒険者登録試験を受けなおし。
周囲から過去の人、BBA扱いの前途多難なライラの新生活が始まる。
2022/10/31
第15回ファンタジー小説大賞、奨励賞をいただきました。
応援ありがとうございました!
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
「婚約を破棄したい」と私に何度も言うのなら、皆にも知ってもらいましょう
天宮有
恋愛
「お前との婚約を破棄したい」それが伯爵令嬢ルナの婚約者モグルド王子の口癖だ。
侯爵令嬢ヒリスが好きなモグルドは、ルナを蔑み暴言を吐いていた。
その暴言によって、モグルドはルナとの婚約を破棄することとなる。
ヒリスを新しい婚約者にした後にモグルドはルナの力を知るも、全てが遅かった。
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!
完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ
音爽(ネソウ)
恋愛
アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。
だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。
相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。
どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
地味に見せてる眼鏡魔道具令嬢は王子の溺愛に気付かない
asamurasaki
恋愛
一応長編、今や番外編の方が長くなりました作品『愛のない政略結婚のはずがいつからか旦那様がグイグイきてどうしていいのかわからないのですが』から派生した、ジークシルード王国の第二王子、セントバーナルと子爵令嬢、エンヴェリカ・クエスベルトの恋物語です。
スピンオフ的な作品ですが、『愛のない〜』
の本編ではヒーローがチラッと名前が出てくる程度でヒロインはまったく出てきません。
『愛のない〜』を読まなくてもこちらの作品だけでもわかる内容となっておりますが、番外編の『ジョルジュミーナの結婚』ではヒーローとヒロインがちょこっと出てきます。
そして同じく番外編の『セントバーナルの憂鬱』ではこの作品のヒーローが主役のお話です。
『愛のない〜』を読んでいらっしゃらない方はこちらをお読み頂いた後に『ジョルジュとミーナの結婚』『セントバーナルの憂鬱』を読んで頂ければ嬉しいです。
もちろん同時でも大丈夫ですが、最初こちらの短編を書く予定がありませんでしたので、ちょいネタバレ的になってますので、ネタバレは嫌だ!という方はご注意下さませ。
このお話は主にヒロインエンヴェリカ視点で進みますが、ヒーローのセントバーナル視点など他のキャラ視点も入る予定です。
表記のないものはすべてエンヴェリカ視点となります。
こちらの作品ジャンルとしては異世界恋愛となってますが、『愛の〜』ではヒロインヴァネッサや王太子妃ナターシャ、元となった乙女ゲームのヒロインメリッサは転生者でしたが、この物語のメインキャラは転生者は登場しない予定です。
この物語は魔法のある世界ですが、魔法、魔術と記載を分けておりますが、本来の意味と違い私の独自の設定とさせて頂いております。
ご了承下さいますようお願いします。
尚、只今感想欄を閉じております。
今後開けるかもしれませんが。
ですので、誤字や脱字などないよう何度も確認をしておりますが、それでも見つけてしまわれましたら申し訳ありません。
その他、ユルユルで設定ございます。
そのあたりをご理解して読んで頂けましたら大変有り難く思います。
よろしくお願い致します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる