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三波新の孤軍奮闘編
謎の脱毛症 その5
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ケマムシ、許すまじ。
そう思ってた。
だが、許すとか何とかというレベルじゃなくなった。
抹殺だ。
存在自体がもう許せない。
それは晩飯時のこと。
「アラタ、ちょっといい?」
マッキーに呼ばれた。
店の前の広場と森の入り口の境目辺りに呼び出された。
「どうした? マッキー」
「……仲間の異常を心配するのは分かるが、もう少しその……」
「ん?」
……まさか。
「デリケートな話題だし、もう少しこう、調査には気を利かせてだな」
……テンちゃんか?
テンちゃんの事言ってるのか?
「あ、あたしは何の被害もないからな? ただ、まぁ、ほら。……あたしも言いたい事はあるが、それは既にヨウミが言ってるだろうから……まぁ、そんなとこだ」
テンちゃんがヨウミに相談する。
これはまぁ分かる。
けどヨウミ……どこまで話広まるんだろうか。
「あ、でもあたしは、ヨウミがコーティと話をしてるのを立ち聞きしただけだから……あ、聞くとはなしに聞いちゃったから」
あ、そういうことね。
むやみやたらに広めてるわけじゃないのか。
ならまぁいいが……。
「んじゃそういうことで」
……元凶は、未だまみえぬちっぽけな魔物、ケマムシ!
どうしてくれようか……。
「アラタさん、ここにいたんですね」
「お、どうした? クリマー……」
「あ、あの……ンーゴさんはどうかは分りませんが」
「ん?」
「……女性陣は少なからず、アラタさんに好意を持ってます」
何だ? いきなり。
「け、けど、その……。わざわざあんなことを質問するってのは……ちょっと……その……」
クリマーよ、お前もか……。
「で、でも、悪いのはケマムシっていうのは分かりますから……それがなきゃ、いくらアラタさんでもあんな質問はしない人なのは分かってますから……」
その女性陣とやらにみんな知られてしまってないか?
テンちゃんとだけの質問のつもりが、結局みんなに知られてんじゃねぇか。
「でも……私の体は、ライムさんほどじゃないですが体を変化させられますので、私の体毛も体そのものの一部ですから……。あ、もちろん弟のゴーアもです」
……何で俺、気遣われてるんだ?
何か、それもそれでだな……。
※※※※※ ※※※※※
「……アラタ」
「何だよ」
今度は、晩飯を食うってときに、隣に居座ったコーティが。
「……アラタも男だってのは分かってるし、まぁ欲求不満もあるかと思うし、誰か相手を決めたとしても二人きりになれる環境でもないのも分かる。あたしはアラタのこと気に入ってるけど、アラタにも好みのタイプもあるから、あたしのこと箸にも棒にもってことも分かってる。だからと言って、あたしの気持ちが揺らぐことはないんだけどさ」
何のことだよ。
「好きな相手だとしても、相手にも感情はあるんだからね? 分かってるよね?」
「そりゃ分かってるよ」
「だから、何をするにしても、順番ってのがあるんだからさ。順番通りに事を進めて行けば、好きな相手から拒絶されることはないんだからね?」
おいちょっと待て。
「ま、この中ではあたしが一番年上のはずだから、年齢が三桁でも小娘には変わらないあの子には、いろんな面で優ってるし」
だからちょっと待て。
「だから、突然変な質問されても、あたしなら笑ってやり過ごせるよ? 軽い電撃は間違いなく食らってもらうけど」
いろいろとツッコミどころがたくさんあって対処しきれないんだが?
「ま、何かあったらお姉さんに頼りなさい、ね?」
俺の視線の高さからさらに上昇して、ぱたぱた羽根をはためかせながら……。
俺は頭を撫でられた。
何この仕打ち。
周りからの理解がほしい。
だが、そういう方面の理解はいらないんだが。
俺は、真面目に、俺の身に降りかかったこんな被害をだな……。
……何で俺は今、こんなに哀しいんだろう……。
※※※※※ ※※※※※
悲しみの大元も、まだ見たことのない小さい魔物のせい。
微妙な雰囲気の中で晩飯を終え、すぐにミアーノとンーゴに、さらに詳しくケマムシの情報を求めた。
「つってもなあ……。時々飯についてくる黒い粒……」
「黒ゴマのことか? 今日の野菜のお浸しにかかってたよな」
「あぁ、あれがゴマっつーんか。あんな感じかな」
「アレニ、テアシヨンホンツイテル」
ゴマ粒に手足が付いたような奴だな?
よし。
「活動する時ゃあくっついて集団になるこたぁねぇな。上からでかい物が落ちて潰されても、全滅しねぇようにってこっちゃねぇか?」
「アト、クラヤミデハカッパツニウゴク。スコシデモアカルサガアルト、ヨウジンノタメニアマリウゴカナクナル」
見えづらい物が、少しでも見られやすくなると動かなくなる。
厄介だな。
「だどもよお、本腰入れてケマムシ退治かよ。移動速度は目に負える程度だで? つまんで潰せるぐれぇなんだがよお」
「アト、ヒョットシタラ、ヒトツノシュウダンデ、カズハニジュウヲコエルカモシレナイ。ガ、サンジジュウヲコエルコトハナイカラ」
了解だ。
「そうだ。移動手段はどうなんだ? 速度は聞いたが……跳躍、飛行とかは」
「ねぇよ。羽根はねぇし、バッタみたいな跳躍力もねぇ」
「ノミミタイニ、ジブンノシンチョウノノジュウバイモトブ、ナンテコトモナイ。タダ、ホコウスルダケ」
「魔力はあっても、攻撃も防御も、移動手段にも使わねぇしなぁ。つか、魔力の使う手段もねぇ」
心得た。
決戦は……今夜だ。
集団の数は、少なくとも二つはある。
一つはテンちゃんと俺に被害を与えた集団。
もう一つはメイスに被害を与えている。
ただ、気になる問題が一つ。
「月明りで奴らは動かないかもなぁ」
「あー、そりゃあるかもな」
「デモ、スヲミツケタラ、ソクゼンメツデキルデショ。ニゲヨウトシテモ、アタリヲアルケバフミツブセルトオモウ」
それは甘い考えだ。
地面はまっ平じゃない。
靴の足の裏と地面の間に空間ができりゃ、そこに逃げ込んで難を逃れる奴もいるだろう。
「どのみち、逃げようったって半径一メートルくらいの円の中を走り回ってりゃ、間違いなく全滅できると思うがの」
そうなのか。
だが油断はしない!
……圧倒してやる!
恥ずかしさやら悲しみやらが変化して、積もりに積もったこの恨みを晴らすぐらいにな!
そればかりじゃない。
こんな苦しい思いをする被害者を、これ以上増やさないためにもだ!
そのためにも、この右腕に備わった、龍の頭部の防具から繰り出す攻撃で、ケマムシの被害を食い止める!
その決戦は……勝負所は……今夜だ!
そう思ってた。
だが、許すとか何とかというレベルじゃなくなった。
抹殺だ。
存在自体がもう許せない。
それは晩飯時のこと。
「アラタ、ちょっといい?」
マッキーに呼ばれた。
店の前の広場と森の入り口の境目辺りに呼び出された。
「どうした? マッキー」
「……仲間の異常を心配するのは分かるが、もう少しその……」
「ん?」
……まさか。
「デリケートな話題だし、もう少しこう、調査には気を利かせてだな」
……テンちゃんか?
テンちゃんの事言ってるのか?
「あ、あたしは何の被害もないからな? ただ、まぁ、ほら。……あたしも言いたい事はあるが、それは既にヨウミが言ってるだろうから……まぁ、そんなとこだ」
テンちゃんがヨウミに相談する。
これはまぁ分かる。
けどヨウミ……どこまで話広まるんだろうか。
「あ、でもあたしは、ヨウミがコーティと話をしてるのを立ち聞きしただけだから……あ、聞くとはなしに聞いちゃったから」
あ、そういうことね。
むやみやたらに広めてるわけじゃないのか。
ならまぁいいが……。
「んじゃそういうことで」
……元凶は、未だまみえぬちっぽけな魔物、ケマムシ!
どうしてくれようか……。
「アラタさん、ここにいたんですね」
「お、どうした? クリマー……」
「あ、あの……ンーゴさんはどうかは分りませんが」
「ん?」
「……女性陣は少なからず、アラタさんに好意を持ってます」
何だ? いきなり。
「け、けど、その……。わざわざあんなことを質問するってのは……ちょっと……その……」
クリマーよ、お前もか……。
「で、でも、悪いのはケマムシっていうのは分かりますから……それがなきゃ、いくらアラタさんでもあんな質問はしない人なのは分かってますから……」
その女性陣とやらにみんな知られてしまってないか?
テンちゃんとだけの質問のつもりが、結局みんなに知られてんじゃねぇか。
「でも……私の体は、ライムさんほどじゃないですが体を変化させられますので、私の体毛も体そのものの一部ですから……。あ、もちろん弟のゴーアもです」
……何で俺、気遣われてるんだ?
何か、それもそれでだな……。
※※※※※ ※※※※※
「……アラタ」
「何だよ」
今度は、晩飯を食うってときに、隣に居座ったコーティが。
「……アラタも男だってのは分かってるし、まぁ欲求不満もあるかと思うし、誰か相手を決めたとしても二人きりになれる環境でもないのも分かる。あたしはアラタのこと気に入ってるけど、アラタにも好みのタイプもあるから、あたしのこと箸にも棒にもってことも分かってる。だからと言って、あたしの気持ちが揺らぐことはないんだけどさ」
何のことだよ。
「好きな相手だとしても、相手にも感情はあるんだからね? 分かってるよね?」
「そりゃ分かってるよ」
「だから、何をするにしても、順番ってのがあるんだからさ。順番通りに事を進めて行けば、好きな相手から拒絶されることはないんだからね?」
おいちょっと待て。
「ま、この中ではあたしが一番年上のはずだから、年齢が三桁でも小娘には変わらないあの子には、いろんな面で優ってるし」
だからちょっと待て。
「だから、突然変な質問されても、あたしなら笑ってやり過ごせるよ? 軽い電撃は間違いなく食らってもらうけど」
いろいろとツッコミどころがたくさんあって対処しきれないんだが?
「ま、何かあったらお姉さんに頼りなさい、ね?」
俺の視線の高さからさらに上昇して、ぱたぱた羽根をはためかせながら……。
俺は頭を撫でられた。
何この仕打ち。
周りからの理解がほしい。
だが、そういう方面の理解はいらないんだが。
俺は、真面目に、俺の身に降りかかったこんな被害をだな……。
……何で俺は今、こんなに哀しいんだろう……。
※※※※※ ※※※※※
悲しみの大元も、まだ見たことのない小さい魔物のせい。
微妙な雰囲気の中で晩飯を終え、すぐにミアーノとンーゴに、さらに詳しくケマムシの情報を求めた。
「つってもなあ……。時々飯についてくる黒い粒……」
「黒ゴマのことか? 今日の野菜のお浸しにかかってたよな」
「あぁ、あれがゴマっつーんか。あんな感じかな」
「アレニ、テアシヨンホンツイテル」
ゴマ粒に手足が付いたような奴だな?
よし。
「活動する時ゃあくっついて集団になるこたぁねぇな。上からでかい物が落ちて潰されても、全滅しねぇようにってこっちゃねぇか?」
「アト、クラヤミデハカッパツニウゴク。スコシデモアカルサガアルト、ヨウジンノタメニアマリウゴカナクナル」
見えづらい物が、少しでも見られやすくなると動かなくなる。
厄介だな。
「だどもよお、本腰入れてケマムシ退治かよ。移動速度は目に負える程度だで? つまんで潰せるぐれぇなんだがよお」
「アト、ヒョットシタラ、ヒトツノシュウダンデ、カズハニジュウヲコエルカモシレナイ。ガ、サンジジュウヲコエルコトハナイカラ」
了解だ。
「そうだ。移動手段はどうなんだ? 速度は聞いたが……跳躍、飛行とかは」
「ねぇよ。羽根はねぇし、バッタみたいな跳躍力もねぇ」
「ノミミタイニ、ジブンノシンチョウノノジュウバイモトブ、ナンテコトモナイ。タダ、ホコウスルダケ」
「魔力はあっても、攻撃も防御も、移動手段にも使わねぇしなぁ。つか、魔力の使う手段もねぇ」
心得た。
決戦は……今夜だ。
集団の数は、少なくとも二つはある。
一つはテンちゃんと俺に被害を与えた集団。
もう一つはメイスに被害を与えている。
ただ、気になる問題が一つ。
「月明りで奴らは動かないかもなぁ」
「あー、そりゃあるかもな」
「デモ、スヲミツケタラ、ソクゼンメツデキルデショ。ニゲヨウトシテモ、アタリヲアルケバフミツブセルトオモウ」
それは甘い考えだ。
地面はまっ平じゃない。
靴の足の裏と地面の間に空間ができりゃ、そこに逃げ込んで難を逃れる奴もいるだろう。
「どのみち、逃げようったって半径一メートルくらいの円の中を走り回ってりゃ、間違いなく全滅できると思うがの」
そうなのか。
だが油断はしない!
……圧倒してやる!
恥ずかしさやら悲しみやらが変化して、積もりに積もったこの恨みを晴らすぐらいにな!
そればかりじゃない。
こんな苦しい思いをする被害者を、これ以上増やさないためにもだ!
そのためにも、この右腕に備わった、龍の頭部の防具から繰り出す攻撃で、ケマムシの被害を食い止める!
その決戦は……勝負所は……今夜だ!
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