223 / 493
店の日常編
王族の欲 王子の告白 その1
しおりを挟む
「……ま、これらの話は、ここに来たついでだ。コーティに通話機を贈る目的で来たんだが……」
シアンの様子が変わった。
というか、雰囲気が、か?
どのみちやな予感しかしねぇ。
とは言っても、面倒事を押し付けてくるような感じじゃあねぇな。
「さて、今日はもう客も来ないようだし、もう寝ちまうかな」
「晩ご飯の時間すらまだ来てないと思うのだが?」
「否定するとこ、時間の前に客云々だろうよ。話があるんなら、それが長けりゃ客を待たせにゃならんし、この国の王子がこんな田舎の店に来てるなんて噂が立ったら、この村どうなるか分かったもんじゃねぇぞ?」
もっともこいつがここに来てるのを、不特定多数の人達が目撃している。
今更、だよな。
「実はアラタ、お前に詫びに来たのだ」
……何度言えばわかるんだ?
詫びはもういらねえつってんだろ!
「あのな、それについてはさんざん」
「いや、アラタ。君が想像している詫びではないのだ」
「何だそりゃ?」
「アラタ。おそらく君は、……父上の非礼、無礼を私が詫びようとしている。そう思っているのだろう?」
お前が俺に被害を与えるようなことは、はっきり言えば全くない。
俺がお前を嫌うのは、父親がアレだってことと、今やお前がこの国の権力者だっつーこと以外に理由はない。
もしも父親がアレじゃなく、そしてお前が一般人だったなら……特に何の感情も湧かない相手だったな、うん。
だから、話を聞いてくれと言われれば、仕事の邪魔にならないなら、いくらでも聞いてただろうよ。
お前自身は俺に対して罪とか何とかってのはないんだから。
だから、詫びに来たと言われれば、父親の代わりにとしか思えん。
だがそうじゃないってことは……。
こいつ……俺の知らない間に、俺に損害を与えた?
まさか、ススキモドキから採ってきた米の半分を食ったとか?
詫びを入れてほしいようなことと言ったら……そんくらいしか思いつかんが?
「そのような……父親がやらかしたことを詫びるのは、ある意味とても簡単なことだ。あの件に比べれば、な」
「あの件?」
あの、などと言われたって、俺にゃあ心当たりはない。
勿体ぶりすぎだろ。
いや待て。
ここでなし崩しに話を続けさせちゃ、それこそ……。
「……手っ取り早く話、終わらせてくんねぇか? お前、この国……ひょっとしたら世界的に有名人だしな」
「国内においては、有名なのはアラタ達とそうは変わらんのだが……」
「俺らと? 変わらないわきゃねぇだろうが」
「ファンクラブ、なるものがあると聞いたぞ? この店の……仲間達一人一人に。無論アラタにも」
「……やれやれ……」
そっち方面かよ。
つか、桁が違うだろうよ。有名度の。
「話ズレてんぞ? とっとと話せ。そしてとっとと帰れ」
「アラタ、茶化さないの。何となく思いつめたような顔してるわよ? シアンってば」
分かってる。
分かってるよ。
でも今は長話に付き合える時間帯じゃねぇし。
「あの、奥の方に行きません? お茶でも飲んでのんびりしながらでも」
のんびりってお前。
閑古鳥鳴いてるって言ってるようなもんじゃねぇか。
そこまで閑散としてねぇからな?
時間がくりゃ客は殺到する店なんだぞ?
つか、お前は主に会計してるから分かんだろうが!
「……厚意に甘えるとしようか。ちょっとお邪魔するよ」
「じゃあこちらの方へどうぞ」
クリマーまでっ。
ったく……もう……。
「なるべく早めに済ませろよ?」
※※※※※ ※※※※※
外からは見えない奥の部屋。
そこに、モーナーとフィールドの二人以外全員揃った。
一体何をやらかす木なのやら。
「お茶菓子まで出さんでいいだろうが」
「アラタの料簡、狭いわねぇ」
コーティ、うるせぇよ。
「……で? お忍びで店に来て、コーティに通話機を渡すってのは口実だろ。お前の本命は、ここでする話、だな?」
能力を使えばそれくらいのことはすぐ分かる。
だが……、なかなか言い出しづらいこともある。
そんな口実でも作らないと、その話しづらい話をするために運ぶ足も軽くはないこともある。
「お見通しか。流石、旗手の一人……いや、元旗手、だね」
「……話づれぇんなら日を改めな。話し始めるのに時間がかかるんじゃ、こっちも」
「……今回は、父の詫びをするつもりは毛頭ない。いや、父だけの、と言い直した方がいいか」
「だけ……って……。父と他の誰かの悪事を詫びに来た、ということか?」
自ずとそんな解釈ができる。
まぁなんだ。
こいつも大変だな。
悪政を強いる親父に耐えかねて、母親と一緒に父親を追いやって、急遽ピンチヒッターで政治を執り、異世界から来た連中には、引き続いて面倒を見て……。
だがその役目に自らなろうとしたわけだし、頑張れとしか言いようがないんだが。
それだけならできなくはない。
が、更に問題抱えて……。
「アラタは、ここに来て……五年くらい経ったか?」
「何だ? 昔話でもする気か? あいにくそんなに暇じゃねぇよ」
「……この世界のことをどれくらい理解できてるのかな、と思ってな」
「人間と魔物がどうのって話くらいなら、いろいろレクチャー受けたよ」
「そうか。……魔法についてはどうだ?」
魔法?
確か、魔力を最初から持ってる人間はいない、みたいなことを聞いたような気がしたが……。
「光と闇、そして地、水、火、風、雷の魔法が主だったものだ。複雑で強力な魔法は、これらの組み合わせによって生まれる」
「……また回りくどい話になるのか?」
「辛抱してくれ。それを踏まえて、という話だ」
……しょーがねぇ。
付き合うか。
みんなもシアンの話を真剣に聞くつもりのようだしな。
「ただ単純に、適当に組み合わせて新たな魔法を生み出そう、と気軽な気持ちでできるものじゃない。考察、検討、研究、洗練されなきゃ生まれないものだ。その集大成と称される魔法がいくつかある。その一つが召喚魔法だ」
ほほう。
って、自分の知らない世界の人間を呼び寄せるんだから、まぁそれくらいのスケールのでかさはあるんだろうな。
「逆に、どれだけの時間や知恵をかき集めてもできない魔法もある。不死や死者蘇生の類だな」
人命に関する魔法か。
まぁ分かる。
「つまり、この世界で一番高度な魔法は召喚魔法、というわけだ」
「まぁ、分かる。それで?」
「おかしいと思わないか?」
「何が?」
「それ程の魔力、魔術をもってして、よその世界の物を呼び寄せる。なぜその術師たちが、泉や雪崩現象から生まれる魔物討伐に参加しないのか、とな」
え?
……まぁ……。
そう言われてみれば……うん。
シアンの様子が変わった。
というか、雰囲気が、か?
どのみちやな予感しかしねぇ。
とは言っても、面倒事を押し付けてくるような感じじゃあねぇな。
「さて、今日はもう客も来ないようだし、もう寝ちまうかな」
「晩ご飯の時間すらまだ来てないと思うのだが?」
「否定するとこ、時間の前に客云々だろうよ。話があるんなら、それが長けりゃ客を待たせにゃならんし、この国の王子がこんな田舎の店に来てるなんて噂が立ったら、この村どうなるか分かったもんじゃねぇぞ?」
もっともこいつがここに来てるのを、不特定多数の人達が目撃している。
今更、だよな。
「実はアラタ、お前に詫びに来たのだ」
……何度言えばわかるんだ?
詫びはもういらねえつってんだろ!
「あのな、それについてはさんざん」
「いや、アラタ。君が想像している詫びではないのだ」
「何だそりゃ?」
「アラタ。おそらく君は、……父上の非礼、無礼を私が詫びようとしている。そう思っているのだろう?」
お前が俺に被害を与えるようなことは、はっきり言えば全くない。
俺がお前を嫌うのは、父親がアレだってことと、今やお前がこの国の権力者だっつーこと以外に理由はない。
もしも父親がアレじゃなく、そしてお前が一般人だったなら……特に何の感情も湧かない相手だったな、うん。
だから、話を聞いてくれと言われれば、仕事の邪魔にならないなら、いくらでも聞いてただろうよ。
お前自身は俺に対して罪とか何とかってのはないんだから。
だから、詫びに来たと言われれば、父親の代わりにとしか思えん。
だがそうじゃないってことは……。
こいつ……俺の知らない間に、俺に損害を与えた?
まさか、ススキモドキから採ってきた米の半分を食ったとか?
詫びを入れてほしいようなことと言ったら……そんくらいしか思いつかんが?
「そのような……父親がやらかしたことを詫びるのは、ある意味とても簡単なことだ。あの件に比べれば、な」
「あの件?」
あの、などと言われたって、俺にゃあ心当たりはない。
勿体ぶりすぎだろ。
いや待て。
ここでなし崩しに話を続けさせちゃ、それこそ……。
「……手っ取り早く話、終わらせてくんねぇか? お前、この国……ひょっとしたら世界的に有名人だしな」
「国内においては、有名なのはアラタ達とそうは変わらんのだが……」
「俺らと? 変わらないわきゃねぇだろうが」
「ファンクラブ、なるものがあると聞いたぞ? この店の……仲間達一人一人に。無論アラタにも」
「……やれやれ……」
そっち方面かよ。
つか、桁が違うだろうよ。有名度の。
「話ズレてんぞ? とっとと話せ。そしてとっとと帰れ」
「アラタ、茶化さないの。何となく思いつめたような顔してるわよ? シアンってば」
分かってる。
分かってるよ。
でも今は長話に付き合える時間帯じゃねぇし。
「あの、奥の方に行きません? お茶でも飲んでのんびりしながらでも」
のんびりってお前。
閑古鳥鳴いてるって言ってるようなもんじゃねぇか。
そこまで閑散としてねぇからな?
時間がくりゃ客は殺到する店なんだぞ?
つか、お前は主に会計してるから分かんだろうが!
「……厚意に甘えるとしようか。ちょっとお邪魔するよ」
「じゃあこちらの方へどうぞ」
クリマーまでっ。
ったく……もう……。
「なるべく早めに済ませろよ?」
※※※※※ ※※※※※
外からは見えない奥の部屋。
そこに、モーナーとフィールドの二人以外全員揃った。
一体何をやらかす木なのやら。
「お茶菓子まで出さんでいいだろうが」
「アラタの料簡、狭いわねぇ」
コーティ、うるせぇよ。
「……で? お忍びで店に来て、コーティに通話機を渡すってのは口実だろ。お前の本命は、ここでする話、だな?」
能力を使えばそれくらいのことはすぐ分かる。
だが……、なかなか言い出しづらいこともある。
そんな口実でも作らないと、その話しづらい話をするために運ぶ足も軽くはないこともある。
「お見通しか。流石、旗手の一人……いや、元旗手、だね」
「……話づれぇんなら日を改めな。話し始めるのに時間がかかるんじゃ、こっちも」
「……今回は、父の詫びをするつもりは毛頭ない。いや、父だけの、と言い直した方がいいか」
「だけ……って……。父と他の誰かの悪事を詫びに来た、ということか?」
自ずとそんな解釈ができる。
まぁなんだ。
こいつも大変だな。
悪政を強いる親父に耐えかねて、母親と一緒に父親を追いやって、急遽ピンチヒッターで政治を執り、異世界から来た連中には、引き続いて面倒を見て……。
だがその役目に自らなろうとしたわけだし、頑張れとしか言いようがないんだが。
それだけならできなくはない。
が、更に問題抱えて……。
「アラタは、ここに来て……五年くらい経ったか?」
「何だ? 昔話でもする気か? あいにくそんなに暇じゃねぇよ」
「……この世界のことをどれくらい理解できてるのかな、と思ってな」
「人間と魔物がどうのって話くらいなら、いろいろレクチャー受けたよ」
「そうか。……魔法についてはどうだ?」
魔法?
確か、魔力を最初から持ってる人間はいない、みたいなことを聞いたような気がしたが……。
「光と闇、そして地、水、火、風、雷の魔法が主だったものだ。複雑で強力な魔法は、これらの組み合わせによって生まれる」
「……また回りくどい話になるのか?」
「辛抱してくれ。それを踏まえて、という話だ」
……しょーがねぇ。
付き合うか。
みんなもシアンの話を真剣に聞くつもりのようだしな。
「ただ単純に、適当に組み合わせて新たな魔法を生み出そう、と気軽な気持ちでできるものじゃない。考察、検討、研究、洗練されなきゃ生まれないものだ。その集大成と称される魔法がいくつかある。その一つが召喚魔法だ」
ほほう。
って、自分の知らない世界の人間を呼び寄せるんだから、まぁそれくらいのスケールのでかさはあるんだろうな。
「逆に、どれだけの時間や知恵をかき集めてもできない魔法もある。不死や死者蘇生の類だな」
人命に関する魔法か。
まぁ分かる。
「つまり、この世界で一番高度な魔法は召喚魔法、というわけだ」
「まぁ、分かる。それで?」
「おかしいと思わないか?」
「何が?」
「それ程の魔力、魔術をもってして、よその世界の物を呼び寄せる。なぜその術師たちが、泉や雪崩現象から生まれる魔物討伐に参加しないのか、とな」
え?
……まぁ……。
そう言われてみれば……うん。
0
お気に入りに追加
1,585
あなたにおすすめの小説
引きこもり転生エルフ、仕方なく旅に出る
Greis
ファンタジー
旧題:引きこもり転生エルフ、強制的に旅に出される
・2021/10/29 第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞 こちらの賞をアルファポリス様から頂く事が出来ました。
実家暮らし、25歳のぽっちゃり会社員の俺は、日ごろの不摂生がたたり、読書中に死亡。転生先は、剣と魔法の世界の一種族、エルフだ。一分一秒も無駄にできない前世に比べると、だいぶのんびりしている今世の生活の方が、自分に合っていた。次第に、兄や姉、友人などが、見分のために外に出ていくのを見送る俺を、心配しだす両親や師匠たち。そしてついに、(強制的に)旅に出ることになりました。
※のんびり進むので、戦闘に関しては、話数が進んでからになりますので、ご注意ください。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
孤高のミグラトリー 〜正体不明の謎スキル《リーディング》で高レベルスキルを手に入れた狩人の少年は、意思を持つ変形武器と共に世界を巡る〜
びゃくし
ファンタジー
そこは神が実在するとされる世界。人類が危機に陥るたび神からの助けがあった。
神から人類に授けられた石版には魔物と戦う術が記され、瘴気獣と言う名の大敵が現れた時、天成器《意思持つ変形武器》が共に戦う力となった。
狩人の息子クライは禁忌の森の人類未踏域に迷い込む。灰色に染まった天成器を見つけ、その手を触れた瞬間……。
この物語は狩人クライが世界を旅して未知なるなにかに出会う物語。
使い手によって異なる複数の形態を有する『天成器』
必殺の威力をもつ切り札『闘技』
魔法に特定の軌道、特殊な特性を加え改良する『魔法因子』
そして、ステータスに表示される謎のスキル『リーディング』。
果たしてクライは変わりゆく世界にどう順応するのか。
お気楽、極楽⁉︎ ポンコツ女神に巻き込まれた俺は、お詫びスキルで異世界を食べ歩く!
にのまえ
ファンタジー
目が覚めたら、女性が土下座をしていた。
その女性に話を聞くと、自分を女神だと言った。そしてこの女神のミス(くしゃみ)で、俺、鈴村凛太郎(27)は勇者召喚に巻き込まれたらしい。
俺は女神のミスで巻き込まれで、勇者ではないとして勇者特有のスキルを持たないし、元の世界には帰れないようだ。
「……すみません」
巻き込みのお詫びとして、女神は異世界で生きていくためのスキルと、自分で選んだスキルをくれた。
これは趣味の食べ歩きを、異世界でするしかない、
俺、凛太郎の異世界での生活が始まった。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる