121 / 493
三波新、定住編
おにぎりのひみつ ま、サミーもそれ食って大きくなるなら、それに越したことはない
しおりを挟む
「そんな仕組みになってたのかあ。全然知らなかったぞお」
モーナーも俺のおにぎりを評価していた。
言葉数がいつもよりやや少ない。
ミアーノの話を聞いて驚きと感嘆のあまりに、ということなんだろうな。
ライムはその話を聞いてから、おにぎりを食うペースがいきなり上がった。
テンちゃんは相変わらず。
だが、サミーと遊びたがってる。
さっさと自分の分を食い終わってすぐ、サミーの毛づくろいをしている。
サミーは俺の胡坐の上で、涼しい顔をしておむおむとひたすらおにぎりを食べている。
「そういえば、冒険者の中にはとても有り難がる人いたわよね。非常食として役に立ったにしては、ちょっと大げさだと思ったんだけど」
「魔力を消費するのを仕事にしてる奴らぁ、ひょっとしてそーゆーこと感じ取れてたんじゃね? 体力回復よりゃあ即効性あるからなー」
なるほどねぇ、とヨウミは呟きながらも首をかしげている。
実感が湧かなきゃ疑わしい気持ちは消えねえか。
「でも、ドーセンさんのところのお客さん達には評判ですよね」
「あれは田んぼの米でしょ? 魔力も何もないお米を、それでも品質で仕分けりゃいくらかはいいご飯を炊けるんじゃない?」
「そっちの社会の話にゃ、よぅ分らん。まぁ魔力が使えるもんがたくさんいりゃ、世界にある魔力の量はあがるし、使えるもんが少なくなりゃ、いずれは減ってく。そんな仕組みじゃねーかの?」
なるほどね。
理論的には理解できるが、魔力を実感できなゃ、この話を理解するとこ止まりで終わりだ。
理解もできなさそうな奴が、俺の膝の上にいる。
おにぎりを食い終わると、またも俺の頭の上によじ登る。
それはいいんだが、生まれて二十四時間しか経ってないんだよな。
よく動く。
それにハサミの力が結構強い。
俺の頭に上る時ハサミを使うんだが、ちと痛くなってきた。
「慣れてるわねー。流石お父さん」
「お父さんやめろ。それとテンちゃんは、俺の頭の上にいるときはサミーの毛づくろい止めろ」
テンちゃんの唾液を被って喜ぶ趣味はねぇ。
毛づくろいできる生き物は、頭の上に上ったサミーは、いつもなぜかご機嫌のようで、「ミャッ、ミャッ」と小さい声でテンポよく鳴いている。
まぁ機嫌がいいのはいいことだ。
だが、一つだけ迷惑なことがある。
「サミーよぉ、俺はまだ昼飯を一口も食ってねぇんだけど」
「ミッ?」
「……いや、『ミッ?』じゃなくてな。別のとこでくつろいでくんねぇかな?」
「ミュ~……」
今度は肩に移動する。
えっちらおっちらと、落ちないように懸命に動く様子をみんなは微笑ましく見ているんだが、俺の食事が一向に進まない。
困った時だけのお前ら頼みなんだがな。
「ほらほら、アラタがご飯食べられないでしょ? サミー、こっちにおいで?」
ヨウミが手を差し伸べるが、何やら俺の肩の上でもそもそと蠢いている。
どうやらハサミで毛づくろいしようとしているらしい。
テンちゃんが舌を出してサミーを舐めようとしていた。
「おい。肩の上によだれ垂らすのも禁止」
「よだれなんか垂らさないよっ!」
テンちゃんが憤慨している。
とりあえずサミーは降りてくんないかなぁ。
ヨウミが手を伸ばすと、それを嫌がるように反対の肩に機敏に移動した。
「ミィ~」
「怖くないよー。でないと、お父さんがご飯食べられないんだって」
「だからお父さん言うな! ギョリュウの習性って、親から離れられないとかってあるのか?」
「さあなぁ。おりゃあ知らねぇな。ンーゴは……も知らねぇよな」
ギョリュウと一番距離が近いミアーノが知らないなら、他のみんなは知ってるわけがない。
種族としての特徴なのか、個体としての個性なのか。
甘えたい年齢なのか人見知りなのか……。
「……って、何でライムが膝の上に上がってくるんだよ。お前はもうでかくなって膝の上に収まらねぇだろうが」
「ヤダ」
やだってお前……。
しかし、でかくても丸みを帯びてプニプニ動いていれば、そこはかとなく可愛らしさは感じてしまうもんなんだな。
「ライム……、ひょっとしてライバル意識持ってるんですか?」
「らいばる? ナニソレ」
体のてっぺんを伸び縮みさせている。
「ライバル意識っつーより、嫉妬とかじゃねえの? どうでもいいけどサミーといいライムといい……飯食わせろよ」
「申し訳ないんですが、サミーには敵わないと思いますよ? 人気者になりたいのなら……一緒にいて楽しい思いをさせてくれるとか……」
「でもライムには、おにぎりのセットの飲み物を加工して、品質を高めるっていう重要な役目を果たしてるじゃない。私達には欠かせないメンバーの一人よ?」
クリマーもマッキーもなかなかいいことを言うじゃないか。
ということで、素直に聞いて膝から退いて……。
「色気漂わせると、アラタの気を惹くことはできるんじゃない?」
おいこら馬鹿天馬!
お前は何をぼけた……。
いや、色ボケたこと言いやがるんだ!
……素早くどいたライムの反応がすごく気になるが。
「お? おぉ?」
「ちょっと、ライム……」
ライムは体の形状を変えて、滑らかな彫刻像みたいな形に変えていく。
どんな……って……そりゃ……。
「こら、ライム。流石にそれはやめなさい。って言うかテンちゃん。なんてこと言うのよあんたは!」
俺以外に起こることはないヨウミも、流石にこれは厳しくせにゃ……。
艶やかに光る虹色の体がな。
女性のその……。
えぇい!
サミーはサミーで俺から離れる気はなさそうだし、どうすんだこれっ!
※※※※※ ※※※※※
サミーとライムは何とか俺から離れてくれて、ようやく昼飯にありつけた。
その間、慣れてきたのか、サミーはみんなにじゃれつき始めた。
社交性が高まってくれりゃいいがなぁ。
「それにしてもアラタあ」
「ん?」
「ギョリュウって、こんな動物だったんかあ?」
「動物って……。報告した通り、エイっていう魚そっくりの体。あとサミーみたいにハサミを持ってた」
「魚っていったらあ、川で時々見かける生き物だよなあ? 手足がなくてえ、ヒレがあってえ」
「そそ」
川魚は見たことあるんだな。
でもずっとここで生活しているモーナーは、海の魚は見たことはないか。
「本とかで見たことあるけどお……あんな毛、生えてなかったよなあ?」
「親はうろこに覆われてた。全然違う」
「まぁなんだ、産み捨てられる運命の卵の中身は、だあれも見たこたないからな。俺ら、この世界での初体験したメンバーっちゅうこったな」
ミアーノの言う通りではあるんだろうが、そんな暢気なことを言ってていいのか。
この中で育児経験のある奴ぁ……クリマーは弟だしなぁ。いねぇなぁ。
「食いもんとか、俺らと同じもん食わせていいのか? まぁ……短命な魔物だったら仕方がないにせよ……」
「かもしんねぇな。寿命が一年二年って言われても納得できるやぜ?」
だったら伸び伸びと遊ばせてやるのが一番なんだろうが、長生きする個体なら、それでわがままに育っていくのも問題だな。
「ネルコハ、オキル」
やかましいっ。
モーナーも俺のおにぎりを評価していた。
言葉数がいつもよりやや少ない。
ミアーノの話を聞いて驚きと感嘆のあまりに、ということなんだろうな。
ライムはその話を聞いてから、おにぎりを食うペースがいきなり上がった。
テンちゃんは相変わらず。
だが、サミーと遊びたがってる。
さっさと自分の分を食い終わってすぐ、サミーの毛づくろいをしている。
サミーは俺の胡坐の上で、涼しい顔をしておむおむとひたすらおにぎりを食べている。
「そういえば、冒険者の中にはとても有り難がる人いたわよね。非常食として役に立ったにしては、ちょっと大げさだと思ったんだけど」
「魔力を消費するのを仕事にしてる奴らぁ、ひょっとしてそーゆーこと感じ取れてたんじゃね? 体力回復よりゃあ即効性あるからなー」
なるほどねぇ、とヨウミは呟きながらも首をかしげている。
実感が湧かなきゃ疑わしい気持ちは消えねえか。
「でも、ドーセンさんのところのお客さん達には評判ですよね」
「あれは田んぼの米でしょ? 魔力も何もないお米を、それでも品質で仕分けりゃいくらかはいいご飯を炊けるんじゃない?」
「そっちの社会の話にゃ、よぅ分らん。まぁ魔力が使えるもんがたくさんいりゃ、世界にある魔力の量はあがるし、使えるもんが少なくなりゃ、いずれは減ってく。そんな仕組みじゃねーかの?」
なるほどね。
理論的には理解できるが、魔力を実感できなゃ、この話を理解するとこ止まりで終わりだ。
理解もできなさそうな奴が、俺の膝の上にいる。
おにぎりを食い終わると、またも俺の頭の上によじ登る。
それはいいんだが、生まれて二十四時間しか経ってないんだよな。
よく動く。
それにハサミの力が結構強い。
俺の頭に上る時ハサミを使うんだが、ちと痛くなってきた。
「慣れてるわねー。流石お父さん」
「お父さんやめろ。それとテンちゃんは、俺の頭の上にいるときはサミーの毛づくろい止めろ」
テンちゃんの唾液を被って喜ぶ趣味はねぇ。
毛づくろいできる生き物は、頭の上に上ったサミーは、いつもなぜかご機嫌のようで、「ミャッ、ミャッ」と小さい声でテンポよく鳴いている。
まぁ機嫌がいいのはいいことだ。
だが、一つだけ迷惑なことがある。
「サミーよぉ、俺はまだ昼飯を一口も食ってねぇんだけど」
「ミッ?」
「……いや、『ミッ?』じゃなくてな。別のとこでくつろいでくんねぇかな?」
「ミュ~……」
今度は肩に移動する。
えっちらおっちらと、落ちないように懸命に動く様子をみんなは微笑ましく見ているんだが、俺の食事が一向に進まない。
困った時だけのお前ら頼みなんだがな。
「ほらほら、アラタがご飯食べられないでしょ? サミー、こっちにおいで?」
ヨウミが手を差し伸べるが、何やら俺の肩の上でもそもそと蠢いている。
どうやらハサミで毛づくろいしようとしているらしい。
テンちゃんが舌を出してサミーを舐めようとしていた。
「おい。肩の上によだれ垂らすのも禁止」
「よだれなんか垂らさないよっ!」
テンちゃんが憤慨している。
とりあえずサミーは降りてくんないかなぁ。
ヨウミが手を伸ばすと、それを嫌がるように反対の肩に機敏に移動した。
「ミィ~」
「怖くないよー。でないと、お父さんがご飯食べられないんだって」
「だからお父さん言うな! ギョリュウの習性って、親から離れられないとかってあるのか?」
「さあなぁ。おりゃあ知らねぇな。ンーゴは……も知らねぇよな」
ギョリュウと一番距離が近いミアーノが知らないなら、他のみんなは知ってるわけがない。
種族としての特徴なのか、個体としての個性なのか。
甘えたい年齢なのか人見知りなのか……。
「……って、何でライムが膝の上に上がってくるんだよ。お前はもうでかくなって膝の上に収まらねぇだろうが」
「ヤダ」
やだってお前……。
しかし、でかくても丸みを帯びてプニプニ動いていれば、そこはかとなく可愛らしさは感じてしまうもんなんだな。
「ライム……、ひょっとしてライバル意識持ってるんですか?」
「らいばる? ナニソレ」
体のてっぺんを伸び縮みさせている。
「ライバル意識っつーより、嫉妬とかじゃねえの? どうでもいいけどサミーといいライムといい……飯食わせろよ」
「申し訳ないんですが、サミーには敵わないと思いますよ? 人気者になりたいのなら……一緒にいて楽しい思いをさせてくれるとか……」
「でもライムには、おにぎりのセットの飲み物を加工して、品質を高めるっていう重要な役目を果たしてるじゃない。私達には欠かせないメンバーの一人よ?」
クリマーもマッキーもなかなかいいことを言うじゃないか。
ということで、素直に聞いて膝から退いて……。
「色気漂わせると、アラタの気を惹くことはできるんじゃない?」
おいこら馬鹿天馬!
お前は何をぼけた……。
いや、色ボケたこと言いやがるんだ!
……素早くどいたライムの反応がすごく気になるが。
「お? おぉ?」
「ちょっと、ライム……」
ライムは体の形状を変えて、滑らかな彫刻像みたいな形に変えていく。
どんな……って……そりゃ……。
「こら、ライム。流石にそれはやめなさい。って言うかテンちゃん。なんてこと言うのよあんたは!」
俺以外に起こることはないヨウミも、流石にこれは厳しくせにゃ……。
艶やかに光る虹色の体がな。
女性のその……。
えぇい!
サミーはサミーで俺から離れる気はなさそうだし、どうすんだこれっ!
※※※※※ ※※※※※
サミーとライムは何とか俺から離れてくれて、ようやく昼飯にありつけた。
その間、慣れてきたのか、サミーはみんなにじゃれつき始めた。
社交性が高まってくれりゃいいがなぁ。
「それにしてもアラタあ」
「ん?」
「ギョリュウって、こんな動物だったんかあ?」
「動物って……。報告した通り、エイっていう魚そっくりの体。あとサミーみたいにハサミを持ってた」
「魚っていったらあ、川で時々見かける生き物だよなあ? 手足がなくてえ、ヒレがあってえ」
「そそ」
川魚は見たことあるんだな。
でもずっとここで生活しているモーナーは、海の魚は見たことはないか。
「本とかで見たことあるけどお……あんな毛、生えてなかったよなあ?」
「親はうろこに覆われてた。全然違う」
「まぁなんだ、産み捨てられる運命の卵の中身は、だあれも見たこたないからな。俺ら、この世界での初体験したメンバーっちゅうこったな」
ミアーノの言う通りではあるんだろうが、そんな暢気なことを言ってていいのか。
この中で育児経験のある奴ぁ……クリマーは弟だしなぁ。いねぇなぁ。
「食いもんとか、俺らと同じもん食わせていいのか? まぁ……短命な魔物だったら仕方がないにせよ……」
「かもしんねぇな。寿命が一年二年って言われても納得できるやぜ?」
だったら伸び伸びと遊ばせてやるのが一番なんだろうが、長生きする個体なら、それでわがままに育っていくのも問題だな。
「ネルコハ、オキル」
やかましいっ。
0
お気に入りに追加
1,585
あなたにおすすめの小説
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
お気楽、極楽⁉︎ ポンコツ女神に巻き込まれた俺は、お詫びスキルで異世界を食べ歩く!
にのまえ
ファンタジー
目が覚めたら、女性が土下座をしていた。
その女性に話を聞くと、自分を女神だと言った。そしてこの女神のミス(くしゃみ)で、俺、鈴村凛太郎(27)は勇者召喚に巻き込まれたらしい。
俺は女神のミスで巻き込まれで、勇者ではないとして勇者特有のスキルを持たないし、元の世界には帰れないようだ。
「……すみません」
巻き込みのお詫びとして、女神は異世界で生きていくためのスキルと、自分で選んだスキルをくれた。
これは趣味の食べ歩きを、異世界でするしかない、
俺、凛太郎の異世界での生活が始まった。
美女エルフの異世界道具屋で宝石職人してます
網野ホウ
ファンタジー
小説家になろうで先行投稿してます。
異世界から飛ばされてきた美しいエルフのセレナ=ミッフィール。彼女がその先で出会った人物は、石の力を見分けることが出来る宝石職人。
宝石職人でありながら法具店の店主の役職に就いている彼の力を借りて、一緒に故郷へ帰還できた彼女は彼と一緒に自分の店を思いつく。
セレナや冒険者である客達に振り回されながらも、その力を大いに発揮して宝石職人として活躍していく物語。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
上流階級はダンジョンマスター!?そんな世界で僕は下克上なんて求めません!!
まったりー
ファンタジー
転生した主人公は、平民でありながらダンジョンを作る力を持って生まれ、その力を持った者の定めとなる貴族入りが確定します。
ですが主人公は、普通の暮らしを目指し目立たない様振る舞いますが、ダンジョンを作る事しか出来ない能力な為、奮闘してしまいます。
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍2巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる