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三波新、定住編
ある日森の中卵に出会った その5
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頬に何かが当たった。
と言っても、何かの雫のような。
水じゃない。
それに気付いて目を開けてみた。
目を閉じた時に見えるものとそんなに変わらない世界がそこにあった。
目が見えなくなったんだろうか。
全身に、上から均等に重力がかかっている。
背中に受ける感触から、地面の上で仰向けになってるってのは分かった。
しかし、目が利かなくなったのは……治るのかな。
目に傷を負った。
目が見えない。
そんなことを知ったら、みんな優しくしてくれるかな……。
ん?
なんか遠くから、カラフルな色の奴がやってくる。
「アラタ! メ、サメタカ!」
ライムだ。
ということは……。
目を閉じた時に見えるような光景の世界って……。
そうだ。
底なし沼っぽいとこにハマって……落ちて……。
そう言えばマッキーがライムに何かを叫んで……。
一緒に落ちた?
ということは……地下の世界か。
「う……起き上がれるな。痛みも……どこにもない、か」
「ブジ、ナニヨリ!」
「あぁ……。ライムが守ってくれたのか」
「ヘイキ、ヘイキ」
となると、心配なのはマッキーとテンちゃんか。
こっちは無事なことを何とか伝えられりゃいいが……。
って、卵っ!
卵はどうした?!
「おい、ライム。お前に任せてた卵は」
「タマゴモ、ブジ」
「そ……そうか……」
ここでもし、ものの見事に割れてたら、ここまでの苦労も水の泡。
いや、泥に沈んだ俺。
それはともかく……。
誰かが近くにいる。
数は一つ。
敵意は今のところ感じられないが……。
「ライム、気をつけろよ? 何かがいるぞ。こんな暗闇じゃ視力は当てにならない」
「シンパイ、ナイ。ナカヨシ」
「仲良し? 何が?」
「ミアーノ、ンーゴトライム、ナカヨシ。イマ、クルヨ」
みあーのんーごとらいむ?
ライムは自分の名前だろ?
みあんのんーごと?
何のことだ?
まぁ、仲良しになったって言うなら、命は危機から脱したと考えていいか。
そして、今ここに来ると言ったライムのその通り、誰かが近づいてきた。
「お、起きたんか? ライムン、良かったなぁ」
らいむん?
ライムの愛称か?
「あぁ……。えーっと、暗がりでよく見えんが、助けてくれてありがとう」
「あぁん? 助けたのはお宅の相棒だで? おりゃあ、ただここに寝かせたらいいんちゃうかって。寝心地悪いことにゃあ変わらんがな。あ、おりゃあミアーノってんだ、よろしくなぁ」
「そ、そうか。俺はミナミ・アラタ。アラタって呼ばれてる」
何と言うか、いきなり馴れ馴れしい言葉遣いをされるのは苦手なんだが。
それに、人間というには、何となくこう……。
感性が違う?
だから初対面の人相手でも、そんな言葉遣いをするのかもしれんが。
「アラタッ! ミアーノ、アンナイスルッテ」
「案内?」
忘れてた。
ここから地上に上がって、あの二人と合流しないと。
「んでもなぁ、どっちにするん?」
「どっち?」
「いや……、どえれぇモン見せられちまったらよぉ……。こっちもせっかく作った罠、壊されかねんからよぉ」
「どえらい?」
「その……卵な。魚竜の卵だろ。相棒が食おうとしてたんだけどよぉ……。誰かに贈り物かぁ?アラタぁ人間だろ? 人間がよくここまで無事にもちこめられたもんだなってなぁ」
「罠? あの沼のことか? って言うか……ミアーノさんは……人間じゃ、ない?」
考えてみればそうだ。
普通の人間がこんなとこに来れたとしても、いきなりライムと遭遇して仲良しになれるはずはない。
だが……おかしいな。
人間じゃなくても同じことじゃないか?
「あぁ。魔法は使える。で、泥で網を作って、獲物がかかるとそいつを下に落とす。んで餌にするんだが、人間は食ったらまずいからよぉ」
「まぁ、人間を食ったらまずいだろうからな」
そりゃ人間を食ったらまずいだろう。
……いや。
人間を食う種族もいるって聞いたな。
「んぁ? いや、人間がまずいんだって。いくら飢えてても、人間は食えん。人間に限らねぇけどな」
その気になれば食えるのか。
いや、なんだそりゃ。
怖ぇよ!
「人間よりうめぇモンがたくさんあるってのに、何が悲しゅうて人間食わにゃならんのだ」
しかも食うこと前提の話になってないか?!
待て。
罠?
罠なら、気配で察知できたはずなんだが、どういうことだ?
「じゃ、じゃあ人間を仕留めるため、の?」
「何で悲しゅうて、不味い人間をハメるための罠考えにゃならんのだ。そんなしょーもない話より……どっちにすんの?」
「どっち……って……」
「仲間んとこに連れて行けばいいのか、その卵を親元に戻すのがいいのかっつー話だや? ライムンから聞いたで、卵を返しに森に入ってきたんだろ?」
ライム、随分いろんな話してくれたんだな。
助かることは助かるんだが……。
「どれくらい時間がかかる? ちなみに卵なら、めぼしい場所にいけば、どの巣で生まれたかは分かると思う」
いくつか一緒に生み出されたとしたら、兄弟姉妹がいるはずだ。
その気配はたぶん似たものだと思う。
「らしいなぁ。巣の方が近いと思うけどなぁ。まぁ俺らも、仲間に会わせた後巣に道案内ってのは……やっぱしんどいかな」
どちらか片方、というなら仕方がないことだが……。
「油断したもんが食われる。したたかな奴が食う。そんな世界だからな」
そうだった。
すでに、弱肉強食の世界に足を踏み入れていたんだった。
幸い、初めて遭遇した森の住人に食われなかったのは……不味いから、って、俺はどんだけ……まぁいいけどさ。
命拾いしたってことでよしとするか。
待てよ?
俺ら?
ミアーノの一人称は「おりゃあ」っていう、妙な訛りだったのに。
俺らっつったら……。
「ひょっとして、仲間がいるのか?」
「んー? 今言ったろ? 相棒がいるって。そいつが最初にあんたらを見つけたんだよ。人間なんて不味いぞって忠告してから口喧嘩。そしたらその……ライムンが仲介してくれてな。ンーゴっつーんだが」
ミアーノトンーゴ、ってライムが言ってたな。
ミアーノとンーゴってことだったのか。なるほど。
「ライム、ミアーノトンーゴ、トモダチッ!」
「んだんだ、仲良しだもんなあー」
「ナカヨシーッ」
珍しいな。
ここまで感情をあらわにしたことなかったが……。
今まで遠慮してたのか?
「かなり暗ぇけど、そいつんとこまで案内するわ。足元とか気ぃつけぇなー」
「お、おう……うわっ!」
なんだこいつ!
ライムの体から出る光で、初めてこいつの姿を見れた。
全身毛だらけ……短い毛で覆われてて、爪が鋭く、長い。
そして顔が……ネズミっぽいが……顎が……ない……。
「どしたん? あ、俺の姿か? 初めて見るか。ま、慣れてもらうしかねぇなあ。アハハハ」
「ど、どこで喋ってんだ……。つか、それでどうやって飯食うんだ?」
「目の間の下、尖ってんだろ? 鼻と口。口を食いもんに当てて、中を溶かして吸うんだ。声は口の中から出てるはずだぞ?」
「お……おう……」
溶かすのか。
ハムスターみたいな可愛い顔だが、輪郭はそれよりもシャープな感じだ。
「ンーゴ見たら、もっと腰抜かしそうだなー。あははは」
「同じ種族か?」
「んにゃ。ミミズのでけぇ奴」
ミミズ……。
地下の世界は、森の世界よりも不気味すぎる……。
せめて深海魚みたいに、体の一部が光ったりしてくれてたら、いくらかは気が紛れるだろうけど……。
と言っても、何かの雫のような。
水じゃない。
それに気付いて目を開けてみた。
目を閉じた時に見えるものとそんなに変わらない世界がそこにあった。
目が見えなくなったんだろうか。
全身に、上から均等に重力がかかっている。
背中に受ける感触から、地面の上で仰向けになってるってのは分かった。
しかし、目が利かなくなったのは……治るのかな。
目に傷を負った。
目が見えない。
そんなことを知ったら、みんな優しくしてくれるかな……。
ん?
なんか遠くから、カラフルな色の奴がやってくる。
「アラタ! メ、サメタカ!」
ライムだ。
ということは……。
目を閉じた時に見えるような光景の世界って……。
そうだ。
底なし沼っぽいとこにハマって……落ちて……。
そう言えばマッキーがライムに何かを叫んで……。
一緒に落ちた?
ということは……地下の世界か。
「う……起き上がれるな。痛みも……どこにもない、か」
「ブジ、ナニヨリ!」
「あぁ……。ライムが守ってくれたのか」
「ヘイキ、ヘイキ」
となると、心配なのはマッキーとテンちゃんか。
こっちは無事なことを何とか伝えられりゃいいが……。
って、卵っ!
卵はどうした?!
「おい、ライム。お前に任せてた卵は」
「タマゴモ、ブジ」
「そ……そうか……」
ここでもし、ものの見事に割れてたら、ここまでの苦労も水の泡。
いや、泥に沈んだ俺。
それはともかく……。
誰かが近くにいる。
数は一つ。
敵意は今のところ感じられないが……。
「ライム、気をつけろよ? 何かがいるぞ。こんな暗闇じゃ視力は当てにならない」
「シンパイ、ナイ。ナカヨシ」
「仲良し? 何が?」
「ミアーノ、ンーゴトライム、ナカヨシ。イマ、クルヨ」
みあーのんーごとらいむ?
ライムは自分の名前だろ?
みあんのんーごと?
何のことだ?
まぁ、仲良しになったって言うなら、命は危機から脱したと考えていいか。
そして、今ここに来ると言ったライムのその通り、誰かが近づいてきた。
「お、起きたんか? ライムン、良かったなぁ」
らいむん?
ライムの愛称か?
「あぁ……。えーっと、暗がりでよく見えんが、助けてくれてありがとう」
「あぁん? 助けたのはお宅の相棒だで? おりゃあ、ただここに寝かせたらいいんちゃうかって。寝心地悪いことにゃあ変わらんがな。あ、おりゃあミアーノってんだ、よろしくなぁ」
「そ、そうか。俺はミナミ・アラタ。アラタって呼ばれてる」
何と言うか、いきなり馴れ馴れしい言葉遣いをされるのは苦手なんだが。
それに、人間というには、何となくこう……。
感性が違う?
だから初対面の人相手でも、そんな言葉遣いをするのかもしれんが。
「アラタッ! ミアーノ、アンナイスルッテ」
「案内?」
忘れてた。
ここから地上に上がって、あの二人と合流しないと。
「んでもなぁ、どっちにするん?」
「どっち?」
「いや……、どえれぇモン見せられちまったらよぉ……。こっちもせっかく作った罠、壊されかねんからよぉ」
「どえらい?」
「その……卵な。魚竜の卵だろ。相棒が食おうとしてたんだけどよぉ……。誰かに贈り物かぁ?アラタぁ人間だろ? 人間がよくここまで無事にもちこめられたもんだなってなぁ」
「罠? あの沼のことか? って言うか……ミアーノさんは……人間じゃ、ない?」
考えてみればそうだ。
普通の人間がこんなとこに来れたとしても、いきなりライムと遭遇して仲良しになれるはずはない。
だが……おかしいな。
人間じゃなくても同じことじゃないか?
「あぁ。魔法は使える。で、泥で網を作って、獲物がかかるとそいつを下に落とす。んで餌にするんだが、人間は食ったらまずいからよぉ」
「まぁ、人間を食ったらまずいだろうからな」
そりゃ人間を食ったらまずいだろう。
……いや。
人間を食う種族もいるって聞いたな。
「んぁ? いや、人間がまずいんだって。いくら飢えてても、人間は食えん。人間に限らねぇけどな」
その気になれば食えるのか。
いや、なんだそりゃ。
怖ぇよ!
「人間よりうめぇモンがたくさんあるってのに、何が悲しゅうて人間食わにゃならんのだ」
しかも食うこと前提の話になってないか?!
待て。
罠?
罠なら、気配で察知できたはずなんだが、どういうことだ?
「じゃ、じゃあ人間を仕留めるため、の?」
「何で悲しゅうて、不味い人間をハメるための罠考えにゃならんのだ。そんなしょーもない話より……どっちにすんの?」
「どっち……って……」
「仲間んとこに連れて行けばいいのか、その卵を親元に戻すのがいいのかっつー話だや? ライムンから聞いたで、卵を返しに森に入ってきたんだろ?」
ライム、随分いろんな話してくれたんだな。
助かることは助かるんだが……。
「どれくらい時間がかかる? ちなみに卵なら、めぼしい場所にいけば、どの巣で生まれたかは分かると思う」
いくつか一緒に生み出されたとしたら、兄弟姉妹がいるはずだ。
その気配はたぶん似たものだと思う。
「らしいなぁ。巣の方が近いと思うけどなぁ。まぁ俺らも、仲間に会わせた後巣に道案内ってのは……やっぱしんどいかな」
どちらか片方、というなら仕方がないことだが……。
「油断したもんが食われる。したたかな奴が食う。そんな世界だからな」
そうだった。
すでに、弱肉強食の世界に足を踏み入れていたんだった。
幸い、初めて遭遇した森の住人に食われなかったのは……不味いから、って、俺はどんだけ……まぁいいけどさ。
命拾いしたってことでよしとするか。
待てよ?
俺ら?
ミアーノの一人称は「おりゃあ」っていう、妙な訛りだったのに。
俺らっつったら……。
「ひょっとして、仲間がいるのか?」
「んー? 今言ったろ? 相棒がいるって。そいつが最初にあんたらを見つけたんだよ。人間なんて不味いぞって忠告してから口喧嘩。そしたらその……ライムンが仲介してくれてな。ンーゴっつーんだが」
ミアーノトンーゴ、ってライムが言ってたな。
ミアーノとンーゴってことだったのか。なるほど。
「ライム、ミアーノトンーゴ、トモダチッ!」
「んだんだ、仲良しだもんなあー」
「ナカヨシーッ」
珍しいな。
ここまで感情をあらわにしたことなかったが……。
今まで遠慮してたのか?
「かなり暗ぇけど、そいつんとこまで案内するわ。足元とか気ぃつけぇなー」
「お、おう……うわっ!」
なんだこいつ!
ライムの体から出る光で、初めてこいつの姿を見れた。
全身毛だらけ……短い毛で覆われてて、爪が鋭く、長い。
そして顔が……ネズミっぽいが……顎が……ない……。
「どしたん? あ、俺の姿か? 初めて見るか。ま、慣れてもらうしかねぇなあ。アハハハ」
「ど、どこで喋ってんだ……。つか、それでどうやって飯食うんだ?」
「目の間の下、尖ってんだろ? 鼻と口。口を食いもんに当てて、中を溶かして吸うんだ。声は口の中から出てるはずだぞ?」
「お……おう……」
溶かすのか。
ハムスターみたいな可愛い顔だが、輪郭はそれよりもシャープな感じだ。
「ンーゴ見たら、もっと腰抜かしそうだなー。あははは」
「同じ種族か?」
「んにゃ。ミミズのでけぇ奴」
ミミズ……。
地下の世界は、森の世界よりも不気味すぎる……。
せめて深海魚みたいに、体の一部が光ったりしてくれてたら、いくらかは気が紛れるだろうけど……。
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