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三波新、放浪編
ここも日本大王国(仮) その9
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無事に救出された三人は泣きじゃくっている。
そんな彼らから助けてもらった子供な冒険者達五人は狼狽えている。
モーナーはいまだにしっかりと動けず。
ヨウミと俺は、ここに留まるよりほかにできる事がない。
これ以上混乱させる事態が起きてほしくないもんだが、そんな状況は、俺達の希望通りには動いてくれない。
村の外から勢いよくやってきたそれらは、救助活動を続けている冒険者達の意思はお構いなしでそのままダンジョンに突入。
しばらくしてその勢いのままダンジョンから飛び出しこっちに向かってきた。
目的地はここに違いない。
そしてススキをかき分けてやって来たのは……。
「て、テンちゃん……ライム……」
「マッキー! エージ!」
「ぶ、無事なの?!」
「しっかりして! リーダー!」
「マッキーさん! 大丈夫?! は、早く、回復を!」
灰色の天馬とその頭に乗っている魔物に向かってヨウミが呟いた。
それより、その天馬の背に乗っている三人のうちの二人を早く回復させなければ。
だが二人は意識朦朧。
ヨウミと一緒に二人を支えながら下ろし、とりあえず畳んたタオルを枕代わりにして地面に寝かせた。
見たことのないもう一人も天馬の背から降り、その直後再びその二体の魔物はダンジョンに向かって駆け出して行った。
残った正体不明の男の素性を知るよりも、今は二人の容態を確認し、とにかく回復させることが先だ。
「そこの五人のうち何人か、俺達の寝室から布団持ってこい! 二人を寝せるんだ! ヨウミ! まだ貯蔵庫におにぎりがあったな? 持って来い!」
「あ、え、あ、うん!」
小さい傷は数えきれない。
目に見えない怪我もあるだろう。
大量でもないが、出血は体中にへばりついている。
「み、みんなあ。俺のことはいいからあ、あの二人に回復の薬とかあ、術かけてくんねえかあ?」
「は、はいっ」
「薬はもう全部使いきりましたから、あとは術だけですが……」
魔力が切れたか?
ならこいつらにも食わせた方がいいだろうが、ストックが間に合うか?
「布団二人分、持ってきたよー」
「敷きますね。……よいしょっと……」
「敷いたら二人を寝せるぞ」
「僭越ながら私も手伝いましょう」
天馬に置き去りにされた男が申し出てきた。
どこの誰かは分からんが、ずっと天馬に付き添ってきたのなら、この二人の容態や救助の現場状況も大体分かってるはずだ。
手伝ってもらって足を引っ張られることはないだろう。
「あ、あぁ。頼む。……しょっと。あとは……救助に向かった連中の帰り待ちか。だがマッキーとエージの看病は続けないとな」
その男の装備品の全身鎧は、曇り一つない、周りを映す鏡のような輝きを保っていた。
チラ見したが、真っ先に印象に残った特徴がそれだ。
高価そうだが、防御力もハンパ無いように感じる。
こんな奴、隣村の酒場にはいなかったな。
いたらすぐに目に付いたはずだ。
とりあえず今はそれどころじゃない。
「ご飯はあったな? 具もあったはず。おにぎりの作り置き増やしておくか。二人には、のどに詰まらせないようにしながら、一口でも食わせてやっといてくれ」
「うむ。承知した」
いや、あんたに言ったつもりはないんだが。
まぁいいか。
※
おにぎりは、考えてみりゃ救助活動をしている冒険者達にも効果はある。
いくつあっても余ることはないし、余っても商品にすればいいことだ。
それに、マッキーとエージはまだ意識不明。
無事な者が九人。
看病は連中に任せよう。
とりあえずおにぎりを作るための、精米までの作業をすることにした。
「何か、手伝いましょうか?」
正体不明の優男に、またしても声をかけられた。
こいつ、何者なんだ?
「気持ちは有り難いけどよ、何の目的でこの村に来たのか分かんねぇ奴に、俺の信頼に関わる仕事の手伝いはさせられねぇな」
ここでずっと生活していくことにした。
けれども、余計なしがらみはいらない。
それで俺の世界での生活はしくじったんだ。
こいつの素性を尋ねることで、こいつに財を搾取される生活のきっかけになりかねない。
この村の人間でもなきゃ隣村に来た冒険者でもない。
得体のしれない者とは、わずかな接触だって避けるべきだな。
「あぁ、すまない。こちらもいろいろと混乱していて、自己紹介が遅れてしまった。私は日本大王国の皇太子で、ゴナルト国王とミツアルカンヌ王妃の……分かりやすく言えば一人息子。エイシアンム。よろしく」
……うわーい。
近寄ってほしくない奴がまた一人増えちゃったよー。
よろしくしたくない。
「よろしくしたくない」
「してもらいたいのだが、それはおいといて」
うわ。
ノリのいい奴とか思われる小細工じゃあるまいな?
権力者がすり寄るなんて、背中に嫌な汗が出る。
ぞっとする話だし、ぞっとしない話でもある。
どうやって追っ払おうか。
つか、護衛の人っていないのか?
「まず、詫びさせてもらえないだろうか。召喚した旗手達の一部がアラタ殿に無礼を働いてしまった」
詫びはいらない。
お前らが近づかなければ。
「そして我々も……、旗手の報告に振り回されてしまい、アラタ殿に迷惑をかけてしまった」
あぁ、本当だよ。
だから作業の邪魔しないでくれ。
口笛拭きながら片手間でできるような仕事じゃねぇんだ、米の実り具合の判定はよ。
「私はアラタ達の内情を知らなかった。だからこそ悲劇を生んでしまった」
悲劇?
そんな大仰なもんでもなかろうし、そんなことあったか?
まぁ今の現状は悲劇だな。
今のところ犠牲者は出てないようだが。
「アシナ殿の言うことには、野生の魔物を仲間にしたそうだったが、他の旗手達からの証言と食い違いがあり、先程まで問い詰めていたのだ。そうしたらば、アラタ殿の仲間の魔物を離反させこっちに引っ張り込んだのだとか」
はい?
何それ。
あいつらが自分の判断で俺達と別れたんだろ?
人間と野生の魔獣が一緒に暮らせるわけがない、と。
言い出しっぺは俺だったが、あいつらもそれに同意したはずだ。
一体どう言うことなんだ?
そんな彼らから助けてもらった子供な冒険者達五人は狼狽えている。
モーナーはいまだにしっかりと動けず。
ヨウミと俺は、ここに留まるよりほかにできる事がない。
これ以上混乱させる事態が起きてほしくないもんだが、そんな状況は、俺達の希望通りには動いてくれない。
村の外から勢いよくやってきたそれらは、救助活動を続けている冒険者達の意思はお構いなしでそのままダンジョンに突入。
しばらくしてその勢いのままダンジョンから飛び出しこっちに向かってきた。
目的地はここに違いない。
そしてススキをかき分けてやって来たのは……。
「て、テンちゃん……ライム……」
「マッキー! エージ!」
「ぶ、無事なの?!」
「しっかりして! リーダー!」
「マッキーさん! 大丈夫?! は、早く、回復を!」
灰色の天馬とその頭に乗っている魔物に向かってヨウミが呟いた。
それより、その天馬の背に乗っている三人のうちの二人を早く回復させなければ。
だが二人は意識朦朧。
ヨウミと一緒に二人を支えながら下ろし、とりあえず畳んたタオルを枕代わりにして地面に寝かせた。
見たことのないもう一人も天馬の背から降り、その直後再びその二体の魔物はダンジョンに向かって駆け出して行った。
残った正体不明の男の素性を知るよりも、今は二人の容態を確認し、とにかく回復させることが先だ。
「そこの五人のうち何人か、俺達の寝室から布団持ってこい! 二人を寝せるんだ! ヨウミ! まだ貯蔵庫におにぎりがあったな? 持って来い!」
「あ、え、あ、うん!」
小さい傷は数えきれない。
目に見えない怪我もあるだろう。
大量でもないが、出血は体中にへばりついている。
「み、みんなあ。俺のことはいいからあ、あの二人に回復の薬とかあ、術かけてくんねえかあ?」
「は、はいっ」
「薬はもう全部使いきりましたから、あとは術だけですが……」
魔力が切れたか?
ならこいつらにも食わせた方がいいだろうが、ストックが間に合うか?
「布団二人分、持ってきたよー」
「敷きますね。……よいしょっと……」
「敷いたら二人を寝せるぞ」
「僭越ながら私も手伝いましょう」
天馬に置き去りにされた男が申し出てきた。
どこの誰かは分からんが、ずっと天馬に付き添ってきたのなら、この二人の容態や救助の現場状況も大体分かってるはずだ。
手伝ってもらって足を引っ張られることはないだろう。
「あ、あぁ。頼む。……しょっと。あとは……救助に向かった連中の帰り待ちか。だがマッキーとエージの看病は続けないとな」
その男の装備品の全身鎧は、曇り一つない、周りを映す鏡のような輝きを保っていた。
チラ見したが、真っ先に印象に残った特徴がそれだ。
高価そうだが、防御力もハンパ無いように感じる。
こんな奴、隣村の酒場にはいなかったな。
いたらすぐに目に付いたはずだ。
とりあえず今はそれどころじゃない。
「ご飯はあったな? 具もあったはず。おにぎりの作り置き増やしておくか。二人には、のどに詰まらせないようにしながら、一口でも食わせてやっといてくれ」
「うむ。承知した」
いや、あんたに言ったつもりはないんだが。
まぁいいか。
※
おにぎりは、考えてみりゃ救助活動をしている冒険者達にも効果はある。
いくつあっても余ることはないし、余っても商品にすればいいことだ。
それに、マッキーとエージはまだ意識不明。
無事な者が九人。
看病は連中に任せよう。
とりあえずおにぎりを作るための、精米までの作業をすることにした。
「何か、手伝いましょうか?」
正体不明の優男に、またしても声をかけられた。
こいつ、何者なんだ?
「気持ちは有り難いけどよ、何の目的でこの村に来たのか分かんねぇ奴に、俺の信頼に関わる仕事の手伝いはさせられねぇな」
ここでずっと生活していくことにした。
けれども、余計なしがらみはいらない。
それで俺の世界での生活はしくじったんだ。
こいつの素性を尋ねることで、こいつに財を搾取される生活のきっかけになりかねない。
この村の人間でもなきゃ隣村に来た冒険者でもない。
得体のしれない者とは、わずかな接触だって避けるべきだな。
「あぁ、すまない。こちらもいろいろと混乱していて、自己紹介が遅れてしまった。私は日本大王国の皇太子で、ゴナルト国王とミツアルカンヌ王妃の……分かりやすく言えば一人息子。エイシアンム。よろしく」
……うわーい。
近寄ってほしくない奴がまた一人増えちゃったよー。
よろしくしたくない。
「よろしくしたくない」
「してもらいたいのだが、それはおいといて」
うわ。
ノリのいい奴とか思われる小細工じゃあるまいな?
権力者がすり寄るなんて、背中に嫌な汗が出る。
ぞっとする話だし、ぞっとしない話でもある。
どうやって追っ払おうか。
つか、護衛の人っていないのか?
「まず、詫びさせてもらえないだろうか。召喚した旗手達の一部がアラタ殿に無礼を働いてしまった」
詫びはいらない。
お前らが近づかなければ。
「そして我々も……、旗手の報告に振り回されてしまい、アラタ殿に迷惑をかけてしまった」
あぁ、本当だよ。
だから作業の邪魔しないでくれ。
口笛拭きながら片手間でできるような仕事じゃねぇんだ、米の実り具合の判定はよ。
「私はアラタ達の内情を知らなかった。だからこそ悲劇を生んでしまった」
悲劇?
そんな大仰なもんでもなかろうし、そんなことあったか?
まぁ今の現状は悲劇だな。
今のところ犠牲者は出てないようだが。
「アシナ殿の言うことには、野生の魔物を仲間にしたそうだったが、他の旗手達からの証言と食い違いがあり、先程まで問い詰めていたのだ。そうしたらば、アラタ殿の仲間の魔物を離反させこっちに引っ張り込んだのだとか」
はい?
何それ。
あいつらが自分の判断で俺達と別れたんだろ?
人間と野生の魔獣が一緒に暮らせるわけがない、と。
言い出しっぺは俺だったが、あいつらもそれに同意したはずだ。
一体どう言うことなんだ?
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