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近衛兵ギュールス=ボールド
出陣当日の早朝 作戦会議
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翌日のまだ日が昇る前。
団長室では近衛兵師団で出撃する三部隊が揃っている。
戦況は一時一時によって変わるため、どこへ出撃するかは予め決められない。
正規の軍が出てから、傭兵部隊にはどこに向かってもらいたいかを対策本部に通達される。
団長室の中にある調度品などは、普段の位置とは違い隅に寄せられている。
いつもならソファーの前に置かれている広いテーブルは部屋の中央に移動されていて、ソファも調度品のそばに並べられている。
出撃するシルフ族の兵達は入り口の方も含めた三方の壁沿いに、一部隊七人ずつの二十一人が並ぶ。
そして入り口の正面の奥にある団長席の机の前にロワーナ、その横にギュールスが控える。
「さて、式に出る前に改めて伝えよう。今回いろんな意味で初めての事を我々は体験する。まず、女性シルフ族のみで編成されるこの部隊で、初めての男性兵士が編入になった。しかもシルフ族以外の種族であることもそうだし、それが混族であるということもそうだ。そして何より」
それ以上に重要なことがあるのかと全員がロワーナに注目する。
「初めて軍の兵士として採用された者が、いきなり近衛兵師団に編入されたということが何より驚くべきことだろう」
『混族』としての定義などについてその認識はまちまちだがやはりそれが一番目に付く点である。
しかし軍にとっての一番重要なところはむしろ、ロワーナが最後に挙げた採用の件である。
これにはギュールスも、指摘されて初めて気が付き、自分でも驚いている。
「ましてや全員どころか部隊内でも軍事訓練を行わずして実戦に出る。初めてのこと尽くしで戸惑うこともあるかもしれん。まずは様子見ということで、新たに加入したギュールス=ボールドには、前職であった傭兵としての働きを個で発揮してもらうことする」
連携をとれるはずがない。故にこれまでの仲間同士での連携の邪魔になるかもしれない。
その問題点を出さないためには、メンバーの一員ではあるが作戦に参加する一人とはせず、戦場へは単身で動いてもらうということだ。
それについてはまず問題は起きることはないだろうと、全員が納得する。
「夜間、そして明け方までの戦況の報告から、首都ライザラールの北方に隣接する都市、ウラウナガーンの更に北にある我が国の国境の辺り」
そう言いながら全員もそばに寄るように指示を出し、二枚の地図が置かれたテーブルの前に近寄る。
「国境付近の森林にある崖があり、その上がブラウガ高原。ここが鍵となる」
細く長い指揮棒のようなもので地図上のその地名の場所を指し示す。
もう一枚の地図はそのあたりの鳥瞰図。地形が地図よりも把握しやすく描かれている。
「我々だけではその高原で防衛線を張ることは出来ないと思われますが」
第二部隊の一人から質問が上がる。
確かに高原はあまりに広すぎる。
取り囲むように魔族の集団に襲い掛かられたら、各個撃破されることは間違いない。
「うむ。通達された内容は、この地点の防衛ではなく、この地点の辺りで都市への侵入を阻止するようにとのことだ。この高原の地形を見てほしい」
とてつもなく広そうなその高原の南方はなだらかな斜面。地面の草原はそのまま続いている。
その下り坂の斜面が水平になっていると思われる地点から木々が点在。そして林に繋がる。
「一本ごとの幹がとても太い森林が南側に広がっているのが分かるだろう? そして所々沼がある湿地帯でもある。この都市を襲うとしたら間違いなくこの一帯が通り道となる」
「足止めして、集団が細かくなったところで攻撃をかけ、持久戦に持ち込むということですね?」
「うむ。我々の後詰の軍も来る。彼らの到着と準備が整うを待って撤退になるだろう。魔族の集団のとどめは彼らに任せる。それまで数を減らすこと」
「後詰があるんですか?!」
素っ頓狂な声を出したのは、その声で全員から注目を浴びているギュールス。
傭兵時代は、役割を果たすことが出来れば良し、出来なかったらば仕方がないという生存優先の、融通が利く作戦しか言い渡されたことがなかった。
地点や地域の死守という言葉はロワーナからは出なかったが、防衛するのが当たり前、出来るのが当たり前。できないとは言わせない。そんなことを思わせる語意を持った言葉。
「ギュールス、お前には初めてのことだから驚くことはほかにもあるだろう。だが今は我慢しろ。一応重要な話なのでな」
ロワーナは団長の顔をしている。
それを見てギュールスは、この時間が終わるまで発言を控えることにした。
「湿地帯ゆえに精霊の力を借りれば魔族の火炎関連の魔力が伴った攻撃は無駄になるだろう。それは我々にも言える。だが普通に樹木に火が付いたら精霊どころではない。足止めの役割も果たせない。それぞれの命の安全を維持すると同時に、高原の南側の森林の維持にも心掛けるように」
「水関連の魔力については?」
「うむ、逆にそれが脅威になるだろう。だがこちらには崖はないし斜面もない。土石流の心配はないが水圧で樹木が倒れる可能性もないとは言えん。留意するように」
「あ、あのっ」
団長から注意をされたばかりだというのに思わず声を上げてしまったギュールス。
全員から睨まれるが、ロワーナは意外にも彼を責めるようなことは言わなかった。
「質問か? 簡潔に聞くように」
感情に身を任せた声ではないことを理解したのか、彼の質問を求めるロワーナ。
「か、火炎は禁止は理解できますが、あ、相性のいい雷撃とかは……と……」
これまでの気弱なギュールスの姿に見慣れていた第一部隊のメンバーは、またも心配そうにギュールスを見る。
しかし他の部隊の者達はその質問に関心する。
「うむ、いい質問だ。足止めの役に立つ樹木の形状がそのまま維持できれば問題はない。だが樹木も生き物だ。微弱な雷撃ならば問題はないだろうが魔族への攻撃としては意味がない。だが魔族に効果がある雷撃は、樹木は形状を維持したまま生命を終える可能性がある。将来的に森林が死滅する可能性があることを考えると得策ではないな」
「森林が維持できる限り精霊の力も維持できる、と……」
重ねて発言するギュールス。だがその語尾が弱くなり、誰もが最後まで聞き取ることが出来ない。
しかし何を言わんとしているのかまでは理解は出来る。
「今回討伐する魔物は、名称不明、形状は飛行可能の翼を有する蛇。長さは我々の身長の半分くらい。数は五百」
「ごっ」
驚きの声を上げかけるギュールスだが、そこは懸命に堪える。
そして名称不明の魔物の存在も聞いたことがない。
そこで初めてギュールスは知る。
傭兵達に宛がわれる作戦の危険度が、国軍が担当する作戦のそれと比べてどれほど低いのかを。
得体のしれない五百の魔物を、後詰の部隊でとどめを刺すことが出来るくらいにまで、この二十三人で数を減らせ、というのである。
ギュールスはただ驚くばかり。
「……ギュールス、不安か?」
いきなりロワーナに問われたギュールスは彼女に答える。
「……相手の性質にもよります。……四百は倒さないと話になりませんよね?」
「できればさらに多く、かな。報告によれば霊体、精霊の類ではなく魔獣の類のようだ。どうだ? お前のその力をもってして、達成できるか?」
「……分かりません」
その答えを聞いたロワーナは厳しい顔をギュールスに向けた。
「出来ない、という答えでいいのか?」
が、今度はロワーナがギュールスの返事を聞いて驚く。
「いえ、数の通り残せるかどうかが分かりません。……別に、全滅させても問題は……」
ロワーナだけではない。二十一人全員がギュールスに驚きの目を向ける。
「も、勿論ないが……出来るのか?」
「あ、そうか。……自分の力を振るっても、誰も自分を……」
「あ、あぁ。私は大歓迎だ。ここにいる者達の中でお前の力を嫌悪する者がいるなら、今後この部隊から外れてもらうことになるだけだ」
ロワーナからの返事には、流石にその全員が怒りの感情をこめてギュールスを睨みつける。
第一部隊の七人も、やれるものならやってみろと言わんばかり。
その力を嫌うかもしれない者達とギュールス一人の天秤をかけ、ギュールスを選ぶと言うのだから、精鋭揃いの彼女たちの感情は無理もない。
しかしギュールスは地図と鳥瞰図の戦場になると思われる区域を、穴が開くのではないかと思われるほど凝視していた。
団長室では近衛兵師団で出撃する三部隊が揃っている。
戦況は一時一時によって変わるため、どこへ出撃するかは予め決められない。
正規の軍が出てから、傭兵部隊にはどこに向かってもらいたいかを対策本部に通達される。
団長室の中にある調度品などは、普段の位置とは違い隅に寄せられている。
いつもならソファーの前に置かれている広いテーブルは部屋の中央に移動されていて、ソファも調度品のそばに並べられている。
出撃するシルフ族の兵達は入り口の方も含めた三方の壁沿いに、一部隊七人ずつの二十一人が並ぶ。
そして入り口の正面の奥にある団長席の机の前にロワーナ、その横にギュールスが控える。
「さて、式に出る前に改めて伝えよう。今回いろんな意味で初めての事を我々は体験する。まず、女性シルフ族のみで編成されるこの部隊で、初めての男性兵士が編入になった。しかもシルフ族以外の種族であることもそうだし、それが混族であるということもそうだ。そして何より」
それ以上に重要なことがあるのかと全員がロワーナに注目する。
「初めて軍の兵士として採用された者が、いきなり近衛兵師団に編入されたということが何より驚くべきことだろう」
『混族』としての定義などについてその認識はまちまちだがやはりそれが一番目に付く点である。
しかし軍にとっての一番重要なところはむしろ、ロワーナが最後に挙げた採用の件である。
これにはギュールスも、指摘されて初めて気が付き、自分でも驚いている。
「ましてや全員どころか部隊内でも軍事訓練を行わずして実戦に出る。初めてのこと尽くしで戸惑うこともあるかもしれん。まずは様子見ということで、新たに加入したギュールス=ボールドには、前職であった傭兵としての働きを個で発揮してもらうことする」
連携をとれるはずがない。故にこれまでの仲間同士での連携の邪魔になるかもしれない。
その問題点を出さないためには、メンバーの一員ではあるが作戦に参加する一人とはせず、戦場へは単身で動いてもらうということだ。
それについてはまず問題は起きることはないだろうと、全員が納得する。
「夜間、そして明け方までの戦況の報告から、首都ライザラールの北方に隣接する都市、ウラウナガーンの更に北にある我が国の国境の辺り」
そう言いながら全員もそばに寄るように指示を出し、二枚の地図が置かれたテーブルの前に近寄る。
「国境付近の森林にある崖があり、その上がブラウガ高原。ここが鍵となる」
細く長い指揮棒のようなもので地図上のその地名の場所を指し示す。
もう一枚の地図はそのあたりの鳥瞰図。地形が地図よりも把握しやすく描かれている。
「我々だけではその高原で防衛線を張ることは出来ないと思われますが」
第二部隊の一人から質問が上がる。
確かに高原はあまりに広すぎる。
取り囲むように魔族の集団に襲い掛かられたら、各個撃破されることは間違いない。
「うむ。通達された内容は、この地点の防衛ではなく、この地点の辺りで都市への侵入を阻止するようにとのことだ。この高原の地形を見てほしい」
とてつもなく広そうなその高原の南方はなだらかな斜面。地面の草原はそのまま続いている。
その下り坂の斜面が水平になっていると思われる地点から木々が点在。そして林に繋がる。
「一本ごとの幹がとても太い森林が南側に広がっているのが分かるだろう? そして所々沼がある湿地帯でもある。この都市を襲うとしたら間違いなくこの一帯が通り道となる」
「足止めして、集団が細かくなったところで攻撃をかけ、持久戦に持ち込むということですね?」
「うむ。我々の後詰の軍も来る。彼らの到着と準備が整うを待って撤退になるだろう。魔族の集団のとどめは彼らに任せる。それまで数を減らすこと」
「後詰があるんですか?!」
素っ頓狂な声を出したのは、その声で全員から注目を浴びているギュールス。
傭兵時代は、役割を果たすことが出来れば良し、出来なかったらば仕方がないという生存優先の、融通が利く作戦しか言い渡されたことがなかった。
地点や地域の死守という言葉はロワーナからは出なかったが、防衛するのが当たり前、出来るのが当たり前。できないとは言わせない。そんなことを思わせる語意を持った言葉。
「ギュールス、お前には初めてのことだから驚くことはほかにもあるだろう。だが今は我慢しろ。一応重要な話なのでな」
ロワーナは団長の顔をしている。
それを見てギュールスは、この時間が終わるまで発言を控えることにした。
「湿地帯ゆえに精霊の力を借りれば魔族の火炎関連の魔力が伴った攻撃は無駄になるだろう。それは我々にも言える。だが普通に樹木に火が付いたら精霊どころではない。足止めの役割も果たせない。それぞれの命の安全を維持すると同時に、高原の南側の森林の維持にも心掛けるように」
「水関連の魔力については?」
「うむ、逆にそれが脅威になるだろう。だがこちらには崖はないし斜面もない。土石流の心配はないが水圧で樹木が倒れる可能性もないとは言えん。留意するように」
「あ、あのっ」
団長から注意をされたばかりだというのに思わず声を上げてしまったギュールス。
全員から睨まれるが、ロワーナは意外にも彼を責めるようなことは言わなかった。
「質問か? 簡潔に聞くように」
感情に身を任せた声ではないことを理解したのか、彼の質問を求めるロワーナ。
「か、火炎は禁止は理解できますが、あ、相性のいい雷撃とかは……と……」
これまでの気弱なギュールスの姿に見慣れていた第一部隊のメンバーは、またも心配そうにギュールスを見る。
しかし他の部隊の者達はその質問に関心する。
「うむ、いい質問だ。足止めの役に立つ樹木の形状がそのまま維持できれば問題はない。だが樹木も生き物だ。微弱な雷撃ならば問題はないだろうが魔族への攻撃としては意味がない。だが魔族に効果がある雷撃は、樹木は形状を維持したまま生命を終える可能性がある。将来的に森林が死滅する可能性があることを考えると得策ではないな」
「森林が維持できる限り精霊の力も維持できる、と……」
重ねて発言するギュールス。だがその語尾が弱くなり、誰もが最後まで聞き取ることが出来ない。
しかし何を言わんとしているのかまでは理解は出来る。
「今回討伐する魔物は、名称不明、形状は飛行可能の翼を有する蛇。長さは我々の身長の半分くらい。数は五百」
「ごっ」
驚きの声を上げかけるギュールスだが、そこは懸命に堪える。
そして名称不明の魔物の存在も聞いたことがない。
そこで初めてギュールスは知る。
傭兵達に宛がわれる作戦の危険度が、国軍が担当する作戦のそれと比べてどれほど低いのかを。
得体のしれない五百の魔物を、後詰の部隊でとどめを刺すことが出来るくらいにまで、この二十三人で数を減らせ、というのである。
ギュールスはただ驚くばかり。
「……ギュールス、不安か?」
いきなりロワーナに問われたギュールスは彼女に答える。
「……相手の性質にもよります。……四百は倒さないと話になりませんよね?」
「できればさらに多く、かな。報告によれば霊体、精霊の類ではなく魔獣の類のようだ。どうだ? お前のその力をもってして、達成できるか?」
「……分かりません」
その答えを聞いたロワーナは厳しい顔をギュールスに向けた。
「出来ない、という答えでいいのか?」
が、今度はロワーナがギュールスの返事を聞いて驚く。
「いえ、数の通り残せるかどうかが分かりません。……別に、全滅させても問題は……」
ロワーナだけではない。二十一人全員がギュールスに驚きの目を向ける。
「も、勿論ないが……出来るのか?」
「あ、そうか。……自分の力を振るっても、誰も自分を……」
「あ、あぁ。私は大歓迎だ。ここにいる者達の中でお前の力を嫌悪する者がいるなら、今後この部隊から外れてもらうことになるだけだ」
ロワーナからの返事には、流石にその全員が怒りの感情をこめてギュールスを睨みつける。
第一部隊の七人も、やれるものならやってみろと言わんばかり。
その力を嫌うかもしれない者達とギュールス一人の天秤をかけ、ギュールスを選ぶと言うのだから、精鋭揃いの彼女たちの感情は無理もない。
しかしギュールスは地図と鳥瞰図の戦場になると思われる区域を、穴が開くのではないかと思われるほど凝視していた。
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