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しおりを挟む前回、ここにきてから何日が過ぎたんだろうか?
かなり時間が空いてしまった。
久しぶりに、刑事としての仕事をこなして充実感に包まれていた。
簡単な仕事であったが自分は正義の組織に属するスパイで世のため人のために働いていると言う事実に心が癒された。
それと同時に、もうこれが最後かもしれないと言う不安にも苛まれる。
ぼんやりしていると、いかにもと言う感じの高速下のラブホテルに着いた。
黒のセダンをピロティーの駐車場に停める。
忙しくて2日風呂に入っていない。
汚い格好のまま来てしまったが、アンに嫌われないだろうか…そんな考えが頭をよぎったがそもそも好かれてなんかいないだろうと、自分の自惚れた考えを嘲笑する。
エントランスを通り過ぎてエレベーターに乗り、5階に着いた。
501号室をノックする。
すぐに初老の男が出てきて「たまには他のにするか?」と尋ねてきた。間髪入れずに「いつものだ。」と答える。気持ち悪い笑顔を浮かべて609号室の鍵を渡してきた。
奪うように受け取ると、すぐに6階に向かう。この時間がもどかしくて仕方がない。
いつもは、5階にいることが多いが今日は6階か。遠いな。
まだ、アンの顔を見てもいないのに、興奮して既にチノパンの中で勃起し始めていた。
でもそんなことどうでもいいのだ。
何も気にすることはない、ここはラブホテル。誰も俺のことなんて気にしない。もし見られても、変態にしか思われない。それにこの見た目だ。こんな典型的なチンピラの格好した男に絡む奴なんていない。
気がつくと609号室の部屋の前に立っていた。
会いたい気持ちが強過ぎて、手が震える。
鍵を開けると、そこにはアンがいた。
アンは、全裸で目隠しをされ、拘束台に縛られていた。
口枷もされている。
拘束台に縛られる姿も美しい…
寝ているのか薬で眠らされているのか、裸でまたを広げたまま。
俺がドアを開けたのにビクともしない。
思わず駆け寄り、アンの股の間に顔を埋める。
膣から豆へと舌を動かす。
アンは動かない。
長い間、股を広げていたのかアンの股間は冷たかった。
じゅるると音を立てながらアンの豆を吸い上げる。
アンが微かに身をよじる。
目が覚めたようだ。
アンを全てむしゃぶり尽くしたい…
膣穴に舌を潜り込ませると、アンが声を上げた。
「あぁ…」
アンの声に更に興奮を高める。
膣穴の上の方を激しく動かす。
グチュグチュグチュグチュ…
音をたてるたびに、アンの声が溢れる。
もう我慢なんてできない。
ベルトを外して投げ捨てチノパンとトランクスを一気に下ろす。
痛いほど聳り勃つらイチモツをアンの膣穴に突っ込んだ。
濡れたアンの中は表面と異なり暖かい。
じんわりと快感が体の中に広がる。
アンの膣穴がキツく閉まる。
立ったままで拘束台に縛られているアンの中に挿れて激しく腰を動かす。
夢中で動かしているともう逝きそうになってしまった。
ふと、我を忘れていた事に気がつく。
アンはピンクのボールのような口枷をつけている事に気づく。
挿れる事しか考えていなかった、自分を悔いる。
それでも腰を止められずパンパン突き続けたら、アンの全身に力が入った。
「んんん…ハァ…」
挿入したまま可愛い頬をそっと撫でてみた。
身を乗り出したからか、奥までグイッと入ったのがわかった。アンもそれに反応して、キュッと膣を締め付けてくる。
「勝さん…?」
俺の本名ではないもう一つの名前を呼ばれてハッとした。
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そうだ。今の俺は俺であって俺ではない。
俺は、他人の名前を呼ばれたような気がした。答えるのが嫌で、アンの鎖骨に深いキスをしながら噛みついて跡をつけた。
(…傷つけたくない。でも気持ちを抑えられない。)
逝きかけていたものの、挿入していたモノをアンが痛くないようにゆっくり引き抜いた。
名前を呼ばれた事で、失っていた冷静さを取り戻した。
アンの拘束具を外す。
冷え切った体のアンを抱きしめた。
「風呂、溜めてやるから入るか?俺も、きたねーし。」
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