アンチノミー:再び動きだす人生をあなたと

いまだ痛みの治まらない左頬に触れてみる。熱くなった肌をそっと指先でなぞる。やっぱり腫れている。冷やさなきゃ、そう思ったけど冷凍庫に氷は残ってないはずだ。それに何よりも、疲れ切った体が億劫がって動こうとしなかった。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,155 位 / 192,155件 現代文学 8,171 位 / 8,171件

あなたにおすすめの小説

塚口真司短編集

現代文学
人に言えない話、抱え込んだままの話、心を強く抉る話

ある複雑な家族の話

浅野浩二
現代文学
ある複雑な家族の話

インスタントフィクション

ゆとり
現代文学
400文字以下の短編でまとめられた小説集

コトノハトケル

はずれいと
現代文学
この作品は 僕がずっと残したかった でも言えずに溶けてしまいそうだった そんな言葉たちを拾い上げるために 作りました 荒削りな部分もあるでしょう しつこい部分もあるでしょう 意味の分からない部分もあるでしょう それでも決して捨てきれなかった想い それが本作です 詩を書くのは初めてですので予めご了承ください また単なる詩だけでなく 今まで書いたイラストを元にした …いや、描きながら思った詩も 載せていきたいと思っています エブリスタでも同時公開中です ★絵本ひろばでは絵本も公開しています★ 「星屑人形とはじまりの日」 ぜひ応援してください…! PROFILE____________ 【はずれいと】 ノンバイナリーの絵描き Twitterやってます(@haz_leito) イベントなどの情報も載せてますので是非Twitterも見てみてください…!

リバースバンドリバース

kamin0
現代文学
中下大学に通う大学二年生、辺野人成は、軽音サークルで出来た友人達と平和な夏休みを過ごそうとしていた。そんなある日、辺野の元に高校時代の同級生、初恋の人青井空が訪ねてきて言った。 「また高校のメンバーとバンドを組んでほしい」 なんでも、高校時代の恩師、川瀬先生が重い病にかかってしまい、その川瀬先生が最後の願いとして、辺野がかつて組んでいたバンド、『バンドリバース』の演奏が聴きたいらしいのだ。ためらう辺野だったが、高額の報酬に目がくらみ、結局その提案を承諾してしまう。その後、順調に元メンバーを集める辺野達だったが、一人のメンバーが既に死亡していることを知る。しかもその元メンバーは呪い殺されたというのだ。これをきっかけに辺野達は、呪いとはなにか、そして呪いに関わる人々の苦悩と後悔を知ることになる。

須臾物語(140字)

真ヒル乃
現代文学
140文字で綴る、心象風景&自動記述もどきの物語。 明るいものから暗いものまであります。1章に5話ずつ入っています。

ショートドラマ劇場

小木田十(おぎたみつる)
現代文学
さまざまな人生の局面を描いた、ヒューマンドラマのショートショート集です。 / 小木田十(おぎたみつる)フリーライター。映画ノベライズ『ALWAIS 続・三丁目の夕日 完全ノベライズ版』『小説 土竜の唄』『小説 土竜の唄 チャイニーズマフィア編』『闇金ウシジマくん』などを担当。2023年、掌編『限界集落の引きこもり』で第4回引きこもり文学大賞 三席入選。2024年、掌編『鳥もつ煮』で山梨日日新聞新春文芸 一席入選(元旦紙面に掲載)。

冠婚葬祭の一日

モンキー書房
現代文学
 もしも、成人式と結婚式と葬式とお盆が一度に来たら?  わたし安達わらびは、成人式に出席するため、実家へと帰った。するとそこには、祖母が亡くなって通夜や葬式の準備で慌ただしく動き回る両親と、こんなときに挙式しないほうがいいんじゃないかとオロオロする従妹の姿があり……  どれを優先して出るべきだろう?