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第一章
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ということは、おれ今水属性なのか。すげぇな。
属性って決まって生まれて来るから、土属性以外になるなんて思ったことも無かった。貰う魔力の属性に変化出来るなんて、おれ普通に凄くない?ん?魔力を貰う方法ってセックスじゃん?それってつまり…
「おれ誰とセックスしたか言いふらしながら生きるってこと…っ!!?」
「ぶふぅ…っ!」
「マ、マシロ…っ」
「マシロ君!?」
「だってそうじゃん!今瞳が青色なのもカール様とえっちしたから青いんでしょっ!?」
「マシロ君…っ、お、落ち着いて…っ」
「フィリップ先生はえっちして中出しされた人を公言しながら外歩けるの!?人と会えるの…っ!?」
「なか…っ!?お願いだから落ち着いてぇっ!!」
「どう落ち着けって言うんだ、チクショーっ!!」
はぁはぁはぁ、…騒いだらなんか落ち着いてきた。
「…ごめんなさい、取り乱して…」
「あ、いや…。無理もないよ…」
フィリップ先生が背中を擦って労ってくれる。優しさが染みるぜ。
…まあ、よく考えたらこんな体質の人間なんておれしかいないだろうし、言わなきゃ分かんないだろうし。ここにいる人達は…協力者な訳だし、仕方ない。仕方ないんだ…。
どっちみち誰かにえっちして貰わなきゃ死んじゃうんだ、その事実以上の恥はないだろう。気にしてたら文字通り死んじゃう。
「なんかちっぽけな事に思えてきました」
「…マシロ君は強い子だね…」
泣かないでフィリップ先生。おれも泣いちゃう。
「いいじゃないか、エロくて」
「早く僕の色に染め直したい」
「お前らは黙ってろ」
「マシロ君って口悪いよね」
あんた等が酷いだけです、カール様。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ところで、マシロ君の体質に関して私なりに分かったことを共有してもいいかな?」
「何が分かったんですか?」
「まあ実証している訳では無いから、殆ど私の推測になるけれど。中に注ぐ事で核に魔力が溜まると言うのは間違い無い。マシロ君、これに手を置いて」
魔力量測定器に手を置く。
数値がどんどん上がっていき…2606っ!?
「え!?おれすげぇ増えてる…っ!!」
「喜んでいるところ悪いけど、これは命の貯蓄だよ、マシロ君。これがいったい何時間保つ数値なのか検証しないと」
「…なるほど」
「この数値は私が君に注いだ魔力。君自身は消費するしか出来ないから、くれぐれも魔法を使うなどで無闇に減らさない事」
「…わかりました」
「恐らく一定数値以下、つまり生命活動に支障が出る程に減ると発情状態になると思われる」
「え"!発情って昨日みたいな…」
「私と一緒の時は大歓迎だけど、なるべくギリギリの状態にならない様に余裕を持っておく方がいいと思うよ」
確かにあの状態になっちゃったおれヤバ過ぎる。毎回あんなの精神的に死ぬ。でもそうなると素の自分のまま中出しして下さいってお願いしなきゃいけないのか…。詰んだな。
「こまめに測るのもいいけど、どの数値で発情するのかが分からないからな…。先ずはこの数値を突き止めよう」
「じゃあ何時間か置きに魔力量測ればいいってことですか?」
「そんなまどろっこしい事しなくても、マシロ君が射精すればすぐに減るよ」
「しゃ、射精…っ!?」
何言ってんだこの人… !?
「マシロ君も覚えていると思うけど、君のお腹が膨れる程注いだのにその程度の数値は少ないと思わないかい?」
「た、たしかに… はっ!」
ゴゴゴゴゴ…っと背後の王子から凄まじい圧を感じる… っ!!こ、こえぇーっ!
「私これでも頑張ったんだよ?アイテムまで使ってこれでもかと注いだというのに…」
「…腹が膨れる?…アイテム?」
地を這うような呟きが…っ。
カール様気付いて…っ!!
「なのにこの低い数値は君が射精したからで間違いないだろう。服も寝具も全て駄目にするほど沢山出していたし、仕方ないね」
「ぐぅ…っ!カール貴様…っ!!」
「王子!!王子落ち着いて…っ!!」
「殿下お気を確かに…っ!!」
今にもカール様を殺す勢いの王子をフィリップ先生と2人掛かりで止める。力が半端ない!
「改めて思い出しても最高の夜だったね、マシロ君♪」
「ーーっ!!」
お願いだからこれ以上煽らないで!!
「マシロっ!!」
「はいぃぃっ!!」
ガシッと王子に両肩を掴まれる。鬼気迫る王子怖すぎる。イケメンが怒るとこんなに怖いのかよ。というか、何で王子がこんなにキレてるの!?怒るのおれじゃない!?
「今夜だ」
「…ぇ?」
「今夜僕が確かめてやる…っ!!」
えええええぇぇぇーっ!!
「こ、こんやぁ!?」
「いいね♪結果は私にも教えて下さいね殿下」
「ちょ…っ!」
「本当は今すぐにでもその瞳を塗り替えてやりたいが」
「今すぐはムリ…っ!!」
「…分かっている。僕も準備が必要だ。マシロ、今夜は覚悟してね」
準備…?覚悟…?なにされちゃうのおれ…。
ぐうぅ~~…
・・・・・・
「取り敢えず、何か食わして下さい…」
属性って決まって生まれて来るから、土属性以外になるなんて思ったことも無かった。貰う魔力の属性に変化出来るなんて、おれ普通に凄くない?ん?魔力を貰う方法ってセックスじゃん?それってつまり…
「おれ誰とセックスしたか言いふらしながら生きるってこと…っ!!?」
「ぶふぅ…っ!」
「マ、マシロ…っ」
「マシロ君!?」
「だってそうじゃん!今瞳が青色なのもカール様とえっちしたから青いんでしょっ!?」
「マシロ君…っ、お、落ち着いて…っ」
「フィリップ先生はえっちして中出しされた人を公言しながら外歩けるの!?人と会えるの…っ!?」
「なか…っ!?お願いだから落ち着いてぇっ!!」
「どう落ち着けって言うんだ、チクショーっ!!」
はぁはぁはぁ、…騒いだらなんか落ち着いてきた。
「…ごめんなさい、取り乱して…」
「あ、いや…。無理もないよ…」
フィリップ先生が背中を擦って労ってくれる。優しさが染みるぜ。
…まあ、よく考えたらこんな体質の人間なんておれしかいないだろうし、言わなきゃ分かんないだろうし。ここにいる人達は…協力者な訳だし、仕方ない。仕方ないんだ…。
どっちみち誰かにえっちして貰わなきゃ死んじゃうんだ、その事実以上の恥はないだろう。気にしてたら文字通り死んじゃう。
「なんかちっぽけな事に思えてきました」
「…マシロ君は強い子だね…」
泣かないでフィリップ先生。おれも泣いちゃう。
「いいじゃないか、エロくて」
「早く僕の色に染め直したい」
「お前らは黙ってろ」
「マシロ君って口悪いよね」
あんた等が酷いだけです、カール様。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ところで、マシロ君の体質に関して私なりに分かったことを共有してもいいかな?」
「何が分かったんですか?」
「まあ実証している訳では無いから、殆ど私の推測になるけれど。中に注ぐ事で核に魔力が溜まると言うのは間違い無い。マシロ君、これに手を置いて」
魔力量測定器に手を置く。
数値がどんどん上がっていき…2606っ!?
「え!?おれすげぇ増えてる…っ!!」
「喜んでいるところ悪いけど、これは命の貯蓄だよ、マシロ君。これがいったい何時間保つ数値なのか検証しないと」
「…なるほど」
「この数値は私が君に注いだ魔力。君自身は消費するしか出来ないから、くれぐれも魔法を使うなどで無闇に減らさない事」
「…わかりました」
「恐らく一定数値以下、つまり生命活動に支障が出る程に減ると発情状態になると思われる」
「え"!発情って昨日みたいな…」
「私と一緒の時は大歓迎だけど、なるべくギリギリの状態にならない様に余裕を持っておく方がいいと思うよ」
確かにあの状態になっちゃったおれヤバ過ぎる。毎回あんなの精神的に死ぬ。でもそうなると素の自分のまま中出しして下さいってお願いしなきゃいけないのか…。詰んだな。
「こまめに測るのもいいけど、どの数値で発情するのかが分からないからな…。先ずはこの数値を突き止めよう」
「じゃあ何時間か置きに魔力量測ればいいってことですか?」
「そんなまどろっこしい事しなくても、マシロ君が射精すればすぐに減るよ」
「しゃ、射精…っ!?」
何言ってんだこの人… !?
「マシロ君も覚えていると思うけど、君のお腹が膨れる程注いだのにその程度の数値は少ないと思わないかい?」
「た、たしかに… はっ!」
ゴゴゴゴゴ…っと背後の王子から凄まじい圧を感じる… っ!!こ、こえぇーっ!
「私これでも頑張ったんだよ?アイテムまで使ってこれでもかと注いだというのに…」
「…腹が膨れる?…アイテム?」
地を這うような呟きが…っ。
カール様気付いて…っ!!
「なのにこの低い数値は君が射精したからで間違いないだろう。服も寝具も全て駄目にするほど沢山出していたし、仕方ないね」
「ぐぅ…っ!カール貴様…っ!!」
「王子!!王子落ち着いて…っ!!」
「殿下お気を確かに…っ!!」
今にもカール様を殺す勢いの王子をフィリップ先生と2人掛かりで止める。力が半端ない!
「改めて思い出しても最高の夜だったね、マシロ君♪」
「ーーっ!!」
お願いだからこれ以上煽らないで!!
「マシロっ!!」
「はいぃぃっ!!」
ガシッと王子に両肩を掴まれる。鬼気迫る王子怖すぎる。イケメンが怒るとこんなに怖いのかよ。というか、何で王子がこんなにキレてるの!?怒るのおれじゃない!?
「今夜だ」
「…ぇ?」
「今夜僕が確かめてやる…っ!!」
えええええぇぇぇーっ!!
「こ、こんやぁ!?」
「いいね♪結果は私にも教えて下さいね殿下」
「ちょ…っ!」
「本当は今すぐにでもその瞳を塗り替えてやりたいが」
「今すぐはムリ…っ!!」
「…分かっている。僕も準備が必要だ。マシロ、今夜は覚悟してね」
準備…?覚悟…?なにされちゃうのおれ…。
ぐうぅ~~…
・・・・・・
「取り敢えず、何か食わして下さい…」
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