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神父・悪魔@悪魔に堕とされたのか、悪魔を落としたのか(神父視点)

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神父×悪魔



「神父さま~、なんでまた俺を呼び出すのさ~」

そう気だるげに、わざとらしく様づけして、説教され慣れている彼は、
早く終わらないかな~と視線はいつもどこかにやって聞いているふりをしている。

「心当たりはあるはずです。最近よく下町に出てるそうだが」

「チッ、みんなバラすの早すぎるって…」

彼はいわゆる悪魔だ。
人の精をエネルギーの源とする。
人間で言う食事と同じで、必要な生命活動だ。

だが、彼は少し手加減ができない。
それはまだ生まれて数十年しか経っていない幼さゆえか、それとも地獄の長である堕天使サタン様の遺伝子ゆえか。


「村の者にあれほど手を出すなと…」
とまたくどくどした説教が勝手に口から出てしまう。
建前ばかりを並べたいかにも神父っぽい正論で彼を諭す。

「はいはい」

そんな生返事から彼は反省する気がないのはもうとっくに分かりきっていて

「私とだけでは物足りないですか」

「…っ」

「では少し部屋を変えましょうか」

笑顔を作ってみたものの目が笑ってなかったのか、
今日初めて少し表情を引き攣らせた彼と目が合う。
おしおきされるのがわかったからか、まあ嬉しくはなさそうだったが、
逃げる気もないようだった。


◆◆◆


「んんんんんっ…ふっ…んぁ…」

彼にとってのお仕置きはおもちゃで遊んでやること。

人間の精を全く感じられない、
無機質な快感をただただ与える。

目隠しをして、喋れないようにタオルで口を塞ぎ、後ろ手に手錠をし、脚はしっかり開脚させて枷をする。
“そういう”行為のための椅子に彼を縛ると、美しくもあり、まだ少年の体とは思えない色気を放つ。
後ろは震える張型で塞ぎ、前は今日はあえて縛らないであげる。
快感もいきすぎるとちゃんとおしおきになるから。



日が高いうちから始まったおしおきは日が沈んだ今も続いている。

反抗的だった彼も、口を塞がれれば抵抗できなくなる。
今ではタオルも顔も快感にとろけた液体でぐしょぐしょだ。

「ふんーん‼︎……ふんーん‼︎…」

「どうした⁇反省したか?」

何かを懸命に訴えてくる彼の頭を撫で、何も気づかないふりをして優しく声をかける。
床のカーペットは彼の吐き出したものでとうに汚れているのに、
それ以上のもので汚すのはまだ慣れないらしい。

時々の休憩に水を少しずつ飲ませてきた。
そろそろ彼も限界が近くなってきたかもしれない。
あえて、少し理性を思い出させることでより、彼にちゃんと学習してもらえるように。


「んーっ…ん」

頭を撫でられて人の体温に少し安心したからか暴れる体は少し大人しくなり、
反省したよとばかりに媚び始める。
かわいいけど、もうちょっとだけ、彼の限界を見たくなる。


「“”」

そう彼の名前を呼ぶと、体を硬直させ、懸命に頭を振って拒否を示す。

悪魔は真名を呼ばれると逆らえなくなるのだ。
それゆえに、彼はこの村に、いや俺の手元に今も縛られている。
彼の名は代々この教会の神父に密かに引き継がれる。

村に悪さをしないよう、彼を管理して躾けるのも神父の仕事のうち。

「んん‼︎…んん‼︎…」
いやいやと首を振り彼は懇願する。

、ここでしてごらん。
悪さをした反省はちゃんとしてほしいけど、我慢は体に良くないからね。」

そして彼の溢れそうなほどパンパンになっているお腹を少しマッサージして手伝ってあげる。


「ふっ…んんん‼︎んーん‼︎」

その刺激に彼はどうにか枷を外そうともがく。

「わかった、外してやるから少し大人しなさい」

折れたように見せかけるが、
今からどうあがいても外の厠まではもたないだろう。

焦らすように、少しかちゃかちゃと外すのを手間取っているふりをする。
そんなもたもたにイライラしてか、
彼の体は一層暴れる。

「ほら、足の枷は外れましたよ」

「んん!!…ふっ…んんっ…」

怒りよりは、生理的な排泄感に差し迫ってか、
彼はきゅっと脚を閉じて、少し漏れ始めたものを抑えようとする。

先に目隠しと口のタオルを先に外してやると、
彼の目は涙でうるみ、
いつも反抗的にぎらついている目つきはすっかり快感に溶かされているようだった。

「っ…神父さまっ…はやく~」

「少し待ちなさい」

目から今にも涙が溢れてしまいそうなくらいうるうるとして、
足踏みをして急かす。
体を動かしていないと我慢もままならないらしい。

「ね~まだ‼︎」

「あっ!そうそう、がちゃんと反省してないとこれを外してやれない。もうしないと約束してくれるか。」

「わかった‼︎する!するから~、はやく‼︎もう限界っ…」

真名でした約束は絶対的ものなのに、
彼にこんな形で取り付けるのは少し狡いかもしれない。

「わかった」

カチッと両手の鍵が外れる音がする。

「あっ…」
そう小さく声を漏らし、
安心ししてしまったからか、
彼の下に少し水溜まりができる。
解放された手でそこを抑えようとするが、少し身震いして腰が立たなくなったように、ドアの近くで彼は座り込んでしまった。

「もう間に合うまい。この水桶を使いなさい」

「っ…/////」

そう彼の前に桶を差し出し、
彼を支えながら膝立ちにさせる。

「あっ…やだ」

「ほら、手を外してごらん」

そう優しく彼にとっての羞恥の死刑宣告をする。

頑なな彼の手を解き、
彼のそこを持って、排泄の続きを促す。

口づけをして、彼の頑な理性を少し飛ばしてあげる。


「っ…やっ…んんん」

そう小さな悲鳴とともに桶に水が注がれる音がする。

接吻をしながらの排泄は格別らしいと聞いたことがある。

「んっ…ふっ…んぁ…」

そこから何も出なくなる頃には、
彼は俺の支えなしにはもう立っていられなくなっていて、
快感に恍惚とした表情を浮かべていた。

「ん…はぁ…はぁ…はぁ」

さっきまでの無機質な快感とは違い、
人からの口づけは砂漠の水のようなもので、
彼は口が離れていくのが名残惜しいような声をだす。

「…しんぷ…さまっ…もっと…」

のそのそと彼は体を回転させて、
俺に寄りかかるような姿勢で向き合う。

鞭の後はちゃんと飴をもらえるのを知っている彼はすっかり快楽の虜になっていた。

そしてゆっくり体重をかけて押し倒してきた…。














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