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番外編 フェリスと部屋デート

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 今日は、僕の屋敷には、フェリスしかいない。

 テレスとアリアは、元クラスメイトとお茶会をしに行った。セシリーは、教会に仕事をしに行った。エーリゼは、冒険者の仕事をしに行っている。

 僕は、フェリスの部屋を訪れて色々と話をしていた。

 「ねぇ、アレク、昼寝、しよ」と、行ってきた。

 「良いけど、夜寝れなくなったりしない?」と、聞いた。

 「それは、アレクに、起こして、貰うから、大丈夫」と、答えてきた。

 「分かったよ。じゃあ、2時間ぐらいしたら起こすね」と、言った。

 「じゃあ、昼寝、しよ」と言い、僕の手を取って、ベットの方に向かった。

 フェリスは、ベットの中に入り、布団を少し上げ、「アレク、こっち、来て」と、言ってきた。

 僕は、布団を上げたところに向かい、フェリスと一緒の布団に入った。

 「アレク、抱き、付きながら、寝ても、いい?」と、聞いてきた。

 「うん、いいよ」と、返した。

 「やった」と喜び、フェリスは、僕に抱きついてきた。

 抱きついたフェリスは、嬉しそうな笑顔を浮かべた。

 僕は、そんな可愛いフェリスを見て、フェリスの頭を撫でた。

 フェリスは、僕に頭を撫でられて、可愛い顔で僕に甘えてきた。

 「アレク、好き、好きだよ」と言い、僕の顔の下から、可愛らしい笑顔を浮かべた。

 「こんな、時間が、永遠に、続けば、いいなと、思ってる」と、僕に深く抱きついた。

 「うん、僕もそう思ってるよ。だって、こんなにもフェリスは、可愛いんだから」と、言った。

 「ありがと、アレク」と言い、僕の胸に顔を埋めた。多分だが、この時のフェリスの顔は、赤かっただろう。

 「おやすみ、フェリス」と言い、フェリスの背中をさすった。

 「うん、おやすみ、アレク」と言い、僕に抱きついたまま、昼寝をした。

 フェリスが寝てのを確認してから、フェリスの寝顔を堪能した。

 そんなことをしていると2時間が経ち、僕は、フェリスを起こすことにした。

 「フェリス、起きて、2時間経ったよ」と、起こした。

 「うーん、後、5分」と、フェリスは、寝ぼけた顔をした。

 そんなフェリスを見て、可愛いと思ってしまい、「しょうがないなぁ、後5分だよ」と、言ってしまった。

 5分が経ち、僕は、もう一度フェリスのことを起こした。

 「フェリス、起きて、5分経ったよ」と、言った。

 「うん、起きる」と言い、起き上がり、欠伸をして、目を擦っている。

 僕は、そんな無防備なフェリスの唇にキスをした。
 
 キスされたフェリスは、驚いて固まり、徐々に顔が赤くなって行った。

 「フェリスは、やっぱり可愛いね」と、言った。

 「あ、ありがと、アレク。私、今が、とても、幸せ、だよ」と言い、突飛切りの笑顔を浮かべた。
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