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第67話 テレスとのデート

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 テレスが突然に、僕と1人ずつデートしようと言ってきた。そして、全員が賛成したことで、婚約者1人ずつデートすることになった。順番は、婚約順にした。

 テレスと話し合い、王都で服屋を中心に回るデートをすることにした。

 今日は、テレスとのデートの日。

 「じゃあ、テレス、行こうか」と、手をテレスに差し出した。

 「うん、行こう」と、手を取ってくれた。

 そして、手を繋ぎながら、王都を回った。

 最初は、昼時だったので、昼食を取ることにした。

 入った店は、最近王都で有名になった魚を食べることができるところに入った。

 店に入り、料理を注文し、来るまで、テレスと話していた。

 料理が来て、2人で食べ始めた。

 「この料理、初めて見たけど美味しいね」と、感想を言った。

 「この料理は、ナレタカ王国の郷土料理だよ。こちらの地方では、珍しいから」と、答えた。

 「へぇー、こんな料理もあるんだね」と、言った。

 食事を終え、会計をして、店を出た。

 「アレクくん、ここの服屋に入ろうよ」と、言ってきた。

 「うん、入ろう」と、答えた。

 服屋の中には、様々な服があった。

 いくつかの服をテレスが選んで、僕に向けて、「どれが似合うかな?」と、聞いてきた。

 僕は、持ってきた服の中から、テレスに似合いそうな2着を選んだ。

 「じゃあ、この2つを着てみるね」と言い、試着室に向かった。

 「どうかな?アレクくん」と聞いてきた。

 テレスは、赤い髪に合う色のワンピースを着ていた。

 「うん、とても似合っているよ」と、答えた。

 「嬉しい。じゃあ、もう1個も着てくるね」と言い、試着室に戻っていった。

 「これも似合っているかな?アレクくん」と、聞いてきた。

 テレスは、赤い髪に合う色の違うワンピースを着て着ていた。

 「うん、これも似合っているよ」と、答えた。

 「褒めてくれて、ありがとう。でもこの服、留めている場所が1つだから怖いんだよね」と、言った。

 「まぁ、普通にしていれば、大丈夫だと思うよ」と、言った。

 「そうだよね」と、テレスが笑顔を浮かべたら、何かが外れる音がした。

 えっと、テレスが声を漏らし、ワンピースが脱げてしまった。

 ワンピースが脱げたテレスは、薄い赤色の下着が丸見えになってしまった。

 僕は、すぐに顔を逸らし、テレスの下着を見ないようにした。でも、少し見てしまった。

 その時のテレスの顔は、真っ赤になっていた。

 直ぐに、テレスは、試着室に戻って、着てきたワンピースに着替え、「アレクくん、その、見た?」と、赤いままの顔で、聞いてきた。

 「見てないよ。直ぐに顔を逸らしたから」と、答えた。

 「そっか、それなら良かった」と、言った。

 1番最初に着た、ワンピースだけ購入して、服屋を出た。

 その後は、王都を回り、今回のデートを終えた。

 
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