突然異世界に来ましたが、自分が好きな銃と共に好きに生きます

竹桜

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第八十五話 海に

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 突然だが、俺は、今、無人島に来ている。

 まぁ、無人島に来ていると言ったが、ここには、お風呂まである宿がある。

 この無人島は、1日1組貸し切ることが出来るリゾート地だ。

 なぜ、ここを貸し切ったかと言うと、セレネのためだ。

 普通のリゾート地でも一応大丈夫だが、セレネに負担を掛けたくないので、ここにした。

 そして、俺は、水着を着て、海を見ながら、5人のことを待っていた。

 10分ぐらい海を見ていると、後ろから声が聞こえて来た。

 俺は、後ろを振り返った。

 「どうですか?レオクさん」赤色のバンドゥビキニを着たアリスが、聞いて来た。

 「どうかな?レオク」と、緑色のワンショルダービキニを着たクメリが、聞いて来た。

 「どう?レオク」と、黒色のリボンデザインの水着を着て麦わら帽子を被ったセレネが、聞いて来た。

 「ど、どうでしょうか?に、似合っていますか?レオクさん」と、青色のフリルデザインの水着を着たマーレが、聞いて来た。

 「どうでしょうか?レオクさん、似合っていますか?」と、真っ白のハイネックビキニを着て真っ白の帽子を被ったエリスが、聞いて来た。

 「5人とも似合っているよ」と、答えた。

 俺に褒められて、5人は、喜んでいた。

 アリスとセレネは、初めて見る海に感動していた。

 アリスとセレネは、興味津々に海に触りに行った。

 海水を触ったアリスとセレネは、驚きと感動が、混ざった表情を浮かべた。

 俺とクメリとマーレとエリスは、そんな2人を見て、ほっこりしていた。

 俺は、前の世界でも海を見ていたので珍しいものではない。

 クメリとエリスは、冒険者の仕事で海に来たことがあるようだ。

 マーレは、前は、毎日のように、海を見れたので、特別なことではない。

 アクアリア公爵家の領地は、海に面しており、貿易が盛んに行われている。

 今回来ている無人島は、アクアリア公爵家の領地から、それなりの距離が、離れた場所にある。

 俺達がほっこりしていると、アリアとセレネは、膝が浸かるところまで海の中に入っていた。

 アリアが、「皆さんどうしたんですか?早く遊びましょう」

 セレネが、「みんな、どうしたの?早く、来て、いっぱい、遊ぼ」

 その言葉を聞いた俺達は、お互いに顔を合わせ、少し笑いあってから、アリスとセレネの方に向かった。

 俺達は、夕方になるまで、目一杯遊んだ。

 遊んでいる恋人達は、とても楽しそうな表情を浮かべていた。

 夕日が海に沈み始めた。

 いい時間と思い、恋人達に、声を掛け、先に海から上がった。

 海に出た俺に、恋人達は、後ろから声を掛けてきた。

 俺が、後ろを振り返った。

 そこには、夕日に照らされ、輝いている美しい恋人達がいた。

 「ありがとうございました、レオクさん。私、とても楽しかったです」と言い、アリスは、夕日よりも美しい笑顔を浮かべた。

 「ありがと、レオク。僕、こんな楽しい海は、初めてだったよ」と言い、クメリも夕日よりも美しい笑顔を浮かべた。

 「ありがとう、レオク。私、初めて、海、見た。とても、楽しかった」 と言い、セレネも夕日よりも美しい笑顔を浮かべた。

 「何度も見てきた海ですけど、1番楽しかったです。ありがとうございました、レオクさん」と言い、マーレも夕日よりも美しい笑顔を浮かべた。

 「私も皆さんと過ごせて本当に楽しかったです。ありがとうございました、レオクさん」と言い、エリスも夕日よりも美しい笑顔を浮かべた。

 「それなら、俺も嬉しいよ」と、返した。

 その後、俺達は、宿に帰った。


 

 
  
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