40 / 124
第四十話 クメリの実力
しおりを挟む「な、なにこれ?」と、クメリが、驚きながら、聞いて来た。
「これが、銃だよ」と、答えた。
「念の為、聞くけど、これは、魔法とかじゃないよね?」と、クメリが、聞いて来た。
「違うね。これは、魔法では無く、科学の武器だね」と、答えた。
クメリが、「うーん、科学は、よく分からないけど、異世界の武器ということは、よく理解出来たよ」
クメリは、銃の威力を理解してくれたため、ボス部屋て銃を使えることになった。
俺は、素材を集めながら、クメリと銃の運用方法について話し合った。
話し合った結果、銃の運用方法が、決まった。
ボス部屋の中に入ったら、フルオートで撃てる銃で、射撃する。
次に、クメリが、近距離で攻撃している時は、正確に狙いをつけられる銃で、攻撃する。
もし、クメリが、一旦距離を取るようなら、フルオートで撃てる銃で、援護する。
俺が、近距離攻撃しないのは、ナイフ術が低いのと、格闘術が、対人間用だからだ。
元の世界には、この世界の魔物ような存在は、いなかった。
だから、対人間用の格闘術しか、身に付けることが出来なかった。
まぁ、対人間だったら、大きな武器になるがな。
道中は、ナイフの投擲とナイフでの近距離攻撃と格闘術で対応する。
ボスが、極端に大きいので、対人間用の格闘術で、対応出来なかったが、道中の魔物は、そこまで大きくないので、対人間用の格闘術で、対応できる。
取り敢えず、俺達は、28階層を出て、ボス部屋に向かった。
ボス部屋に着いたら、ドアを開けた。
中には、ウッドマンがいた。
ウッドマンは、俺達に気付き、両手を上げながら、突撃して来た。
俺は、MP5K-PDWをダブル・ドラムマガジンが挿入された状態で出した。
俺は、突撃してくるウッドマンの両足に狙いを定め、撃った。
撃っているMP5K-PDWの排莢口からは、薬莢が排出され、銃口から、白い煙を出し、硝煙の匂いを撒き散らした。
100発の銃弾は、ウッドマンの両足に吸い込まれ、両足を吹き飛ばした。
ウッドマンは、地面に倒れた。
そして、ウッドマンに、大きな隙が出来た。
クメリは、そんな大きな隙を見逃すはずも無く、ウッドマンの頭を拳で、粉砕した。
次は、31階層に行き、道中の敵を倒して、ボス部屋に向かった。
ボス部屋の中には、デザートワームがいた。
俺は、ステンMK-IIをマガジンが挿入された状態で出した。
潜ったデザートワームに狙いを定め、撃った。
撃っているステンMK-IIの排莢口からは、薬莢が排出され、銃口からは、白い煙を出し、硝煙の匂いを撒き散らした。
デザートワームは、体から、緑色の血を流しながら、地面から出て来た。
デザートワームは、俺に向かって、突撃して来た。
冷静じゃないデザートワームは、上から拳を振り下ろそうとしているクメリには、気が付いていなかった。
クメリは、そのまま、デザートワームに拳を振り下ろして、デザートワームを倒した。
最後は、36階層に行き、道中の敵を倒してボス部屋に向かった。
ボス部屋の中には、メタルトータスがいた。
トンプソン・サブマシンガンをドラムマガジンが挿入された状態で、出した。
撃っているトンプソン・サブマシンガンの排莢口からは、薬莢が排出され、銃口からは、白い煙を出し、硝煙の匂いを撒き散らした。
メタルトータスは、甲羅に篭って、弾丸をやり過ごした。
クメリは、メタルトータスの甲羅に正拳突きで、攻撃した。
メタルトータスは、痛さのあまり、甲羅から出て来た。
トンプソン・サブマシンガンを地面に捨て、ホルスターから、改造したS&M M19を出し、頭に狙いを定め、撃った。
改造したS&M M19の銃口からは、白い煙を出し、硝煙の匂いが嗅ぐことが出来た。
メタルトータスは、頭を撃ち抜かれて、そのまま倒れ、素材を残して、消えた。
今日の狩りを終えて、思ったことは、効率が断然良くなっている。
銃には、弾薬の数決まっているため、どうしても連続して攻撃は難しい。
だが、クメリが、居てくれれば、その連続攻撃が、可能になる。
さらに、道中の魔物を倒す効率を上げることができ、周回の回数を増やすことが出来る。
クメリとパーティーを組めて、本当に良かったと心の底から思った。
3
お気に入りに追加
163
あなたにおすすめの小説
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
異世界をスキルブックと共に生きていく
大森 万丈
ファンタジー
神様に頼まれてユニークスキル「スキルブック」と「神の幸運」を持ち異世界に転移したのだが転移した先は海辺だった。見渡しても海と森しかない。「最初からサバイバルなんて難易度高すぎだろ・・今着てる服以外何も持ってないし絶対幸運働いてないよこれ、これからどうしよう・・・」これは地球で平凡に暮らしていた佐藤 健吾が死後神様の依頼により異世界に転生し神より授かったユニークスキル「スキルブック」を駆使し、仲間を増やしながら気ままに異世界で暮らしていく話です。神様に貰った幸運は相変わらず仕事をしません。のんびり書いていきます。読んで頂けると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる