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第二十話 冒険者達の襲来
しおりを挟むサリラと恋人になった後は、いつもの日常を過ごした。
過ごしている時に、リタは、サリラと普通に話すことが出来ようになっていた。
4人で話していると、寝る時間が来たので、セレリア達は、寝る準備を始めた。
寝る準備を1番に終えたサリラが、何故か顔を赤くして、私に近づいてきた。
「どうしたんだ?」と、聞いた。
サリラは、その質問には、答えずに、私に顔を近づけ、頬擦りをした。
頬擦りをしたサリラは、嬉しさと恥ずかしが混ざった表情を浮かべ、逃げように、自室に走り去ってしまった。
セレリアから、教えて貰ったんだろう。
可愛いな。
セレリア達が、寝てから、整備と警備と護衛以外の配下達を集めた。
水色の宝石を探すように、命令した。
配下達は、頭を下げ、影と一体化し、消えた。
私は、釣り具と餌を持ち、近くの湖に向かった。
夜の間は、結構暇なので、何をしようかと考えた結果、釣りをすることにした。
釣りは、時間を潰すことができ、結構楽しい。
釣りをしていると、シャドーアサシンが、サリラに似合いそうな水色の宝石を持ってきた。
私は、配下達に命令をやめさせ、新しい命令を出した。
朝になったら、いつもの朝を過ごし、シャドートラベリングを使って、街に向かった。
私は、またまたあのアクセサリー店に向かった。
水色の宝石を素材にした指輪を頼んだ。
帰る時に、また支店長に、宝石を頼まれた。
私は、それを了承し、家に帰った。
3日後、私は、その宝石を持って、またアクセサリー店を訪れた。
指輪を受け取り、宝石を売却した。
その後、私は、三日月の夜に、サリラに、指輪を渡した。
サリラは、嬉しそうな表情を浮かべ、指輪を受け取ってくれた。
そして、サリラと恋人になってから、5日が経った。
セレリア達と中庭の東屋で、お茶しながら、話していると、シャドーアサシンから、報告がやってきた。
どうやら、冒険者達が、この古城の近くにいるようだ。
私は、シャドーアサシンに、冒険者達に手出し無用と命令した。
こんな古城には、来ないだろうと思っていたが、冒険者達は、やってきてしまった。
私は、シャドードラゴンに命令を出した。
追い払えと。
シャドードラゴンは、城の影から、姿を現した。
冒険者達は、突然、影から現れたシャドードラゴンに、尻餅をつき、驚いた。
そして、そのまま、街の方に向かって、逃げてしまった。
一応、シャドーアサシンを1体つけ、街まで戻ったことを確認した。
冒険者達は、街に辿り着くことが出来た。
シャドーアサシンを撤退させ、私は、セレリア達との会話を楽しんだ。
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