763 / 1,457
呪術式加熱調理器具
しおりを挟む
ユズユズの2人が最初に手掛けたのは、電子レンジをこの世界で再現できないかという事だった。
もちろん、地球でごく一般的に普及している様な形では無い。
何たって、俺のユズキも電子レンジに関する詳しい構造なんて知らないから、そのままそっくり再現なんて出来っこない。
確か高周波のマイクロ波…マイクロウェーブで、食品とかの中にある水分子を激しく振動させることによって加熱しているとか何とかと聞いた事がある。
何でマイクロウェーブで水分子が激しく振動するんだ?
振動したら、何で加熱できるんだ?
仕組みは知ってても、動作原理を良く知らないんだから、再現しようとしたって、そのままの形では無理だ。
ユズキも、マイクロウェーブが出てるとは知ってるが、周波数がどうとか言ってたけど、結局は電波の出し方が分からないそうだ。
それじゃユズキはどうだって? 知ってると思う? あのお気楽新妻が。
てなわけで、同じ物は再現できないが、呪法具でなら出来そうだという事で挑戦。
何で電子レンジなのかって聞いてみた所、どうもユズキのお仕事に直結している事だとか。
この屋敷だけでも、そこそこの人数が寝起きしている。
全員分の食事を作って、配膳をきちんとタイミングよく行う事なんて難しい。
つまりは、『今からご飯を食べましょう』と言って、『はい、どうぞ』と配膳する事が大変だという事。
俺も気が付かなかったけど、一般的な貴族の家ってのは、主人が食事と言った時間が食事時。
有能な執事であれば、上手く主人がそう言い出すタイミングを調理時間とすり合わせて誘導するらしいのだが、まだまだ若いユズカには無理な事。
ドワーフメイド衆達だって、味噌汁とかの汁物ならば何とか出来るかもしれないが、焼き魚とか煮物なんて事前に用意していたら冷めてしまうから、完成間近まで作っておいいて、俺が食事と言い出した時に仕上げをするとか。
もちろん、そんな事をすれば味は多少なりとも落ちてしまうのだが、これは仕方がないと割り切っているそうだ。
いや、これに関しては、時間を決めておかない俺も悪いのだが…。
つまり、こうだ。
ギリギリまで調理を行っておいて、食事時に合わせて最終調理をする。
メイドや執事達は、食事時は戦争になる事がいつもの事で、食事時は使用人にとってとても大変。
ついでに、食事がしたいと思った主人を少なからず待たせてしまうって点も、調理をする者にとっては心苦しい事なんだとか。
混雑時のファミリーレストランみたいな物だな。
すぐに料理が提供されているファミリーレストランだって、お昼とか夕方の混雑時に入れば、注文から10分20分も料理が来るのを待つ事だってある。
まあ、メニューにもよるだろうが…。
そうならない様に、事前に調理を終えておき、提供前にレンジでチンすれば簡単で手間も省ける。
そう、ユズキに熱弁された。
なるほどと納得せざるを得ない、已むに已まれぬ事情が、この開発の根底にあったのだ。
そして苦節…数日?
電子レンジ…あらため、呪術式加熱調理器具の試作品が完成した。
贅沢にも魔石を10個近く使用する、電子レンジというにはちょっと大型の物だ。
大きさの問題は追々改良していくとして、一応の目途はたったかな。
まずは、前世でお馴染だったミカンの箱を縦横高さで2個ずつ重ねた様な、つまりはミカン箱8個分相当の木製の四角柱が本体。
正面には扉がついており、それを開けると、底面を除いて扉の内側を含め内面に魔石が5個付いている。
それぞれに水分子のみを高速振動させる呪法が刻まれている。
何て書いてるのかって? それを教えたら企業秘密にならないから教えない。
底面にはターンテーブルが付いており、加熱と同時にゆっくりと回転し、終了時にはゆっくり停止する。
また、加熱時には箱の内側天井に付いている魔石が微かな光を放ち、調理中である事を教えてくれる。
加熱の強弱とか加熱時間に関しては、完全自動としている。
庫内温度、湿度、加熱対象の重量、加熱状況などを魔石式検知器で常時監視・検出して動作するので、残念ながら現段階では解凍とか、ちょっと暖めたいとかは出来ない。
常に一定の温度まで加熱してしまうのが欠点と言えば欠点だが、ここは今後の改良点としておこう。
つまりですな、庫内に食品を入れて、扉を閉めたらスイッチオン。
加熱終了したら、チンッ! って音がして、暖かい食事が完成ってわけ。
すばらしい!
思わずユズキと手を取り合って喜んでいると、ユズカが俺を突き飛ばしてユズキと抱き合って喜んでいた。
ちなみに、ユズカは何もしていない。ただ、見てただけ。
いや、声で頑張れとは応援はしていたが、作業は応援していない。
ついでに、突き飛ばしてくれたが、俺は一応お前達の主人だぞ?
完成した試作品をキッチンに設置し、嫁ーずやドワーフメイドさん達に披露すると、もの凄く感動していた。
直後に、ドワーフメイドさんが、これで簡単にゆで卵が出来ると張り切って生卵を並べていた。
そして加熱して爆発した…卵が…。
そうだった…生卵は駄目なんだよな…忘れてたよ。
吃驚仰天のドワーフメイドさんと、しまった! と、目を覆い点を仰ぐ俺とユズキであった。
ちなみに、ドワーフメイドさんと一緒に生卵をレンジに入れていたユズカよ…いくら卵サンドが食いたいからって、お前は一緒になってやっちゃ駄目だろうが!
生卵なんてレンジでチンしたら爆発するのなんて、常識だろーが!
え、知らない? いつもユズキがしてくれてるから? お、お前…新妻だよな?
ユズキも嬉しそうにしない! ちょっとはユズカに料理を教えろ!
※こっそり新作投稿しています。
姫様はおかたいのがお好き
不定期更新ですが、( `・∀・´)ノヨロシクオネガイシマス!
もちろん、地球でごく一般的に普及している様な形では無い。
何たって、俺のユズキも電子レンジに関する詳しい構造なんて知らないから、そのままそっくり再現なんて出来っこない。
確か高周波のマイクロ波…マイクロウェーブで、食品とかの中にある水分子を激しく振動させることによって加熱しているとか何とかと聞いた事がある。
何でマイクロウェーブで水分子が激しく振動するんだ?
振動したら、何で加熱できるんだ?
仕組みは知ってても、動作原理を良く知らないんだから、再現しようとしたって、そのままの形では無理だ。
ユズキも、マイクロウェーブが出てるとは知ってるが、周波数がどうとか言ってたけど、結局は電波の出し方が分からないそうだ。
それじゃユズキはどうだって? 知ってると思う? あのお気楽新妻が。
てなわけで、同じ物は再現できないが、呪法具でなら出来そうだという事で挑戦。
何で電子レンジなのかって聞いてみた所、どうもユズキのお仕事に直結している事だとか。
この屋敷だけでも、そこそこの人数が寝起きしている。
全員分の食事を作って、配膳をきちんとタイミングよく行う事なんて難しい。
つまりは、『今からご飯を食べましょう』と言って、『はい、どうぞ』と配膳する事が大変だという事。
俺も気が付かなかったけど、一般的な貴族の家ってのは、主人が食事と言った時間が食事時。
有能な執事であれば、上手く主人がそう言い出すタイミングを調理時間とすり合わせて誘導するらしいのだが、まだまだ若いユズカには無理な事。
ドワーフメイド衆達だって、味噌汁とかの汁物ならば何とか出来るかもしれないが、焼き魚とか煮物なんて事前に用意していたら冷めてしまうから、完成間近まで作っておいいて、俺が食事と言い出した時に仕上げをするとか。
もちろん、そんな事をすれば味は多少なりとも落ちてしまうのだが、これは仕方がないと割り切っているそうだ。
いや、これに関しては、時間を決めておかない俺も悪いのだが…。
つまり、こうだ。
ギリギリまで調理を行っておいて、食事時に合わせて最終調理をする。
メイドや執事達は、食事時は戦争になる事がいつもの事で、食事時は使用人にとってとても大変。
ついでに、食事がしたいと思った主人を少なからず待たせてしまうって点も、調理をする者にとっては心苦しい事なんだとか。
混雑時のファミリーレストランみたいな物だな。
すぐに料理が提供されているファミリーレストランだって、お昼とか夕方の混雑時に入れば、注文から10分20分も料理が来るのを待つ事だってある。
まあ、メニューにもよるだろうが…。
そうならない様に、事前に調理を終えておき、提供前にレンジでチンすれば簡単で手間も省ける。
そう、ユズキに熱弁された。
なるほどと納得せざるを得ない、已むに已まれぬ事情が、この開発の根底にあったのだ。
そして苦節…数日?
電子レンジ…あらため、呪術式加熱調理器具の試作品が完成した。
贅沢にも魔石を10個近く使用する、電子レンジというにはちょっと大型の物だ。
大きさの問題は追々改良していくとして、一応の目途はたったかな。
まずは、前世でお馴染だったミカンの箱を縦横高さで2個ずつ重ねた様な、つまりはミカン箱8個分相当の木製の四角柱が本体。
正面には扉がついており、それを開けると、底面を除いて扉の内側を含め内面に魔石が5個付いている。
それぞれに水分子のみを高速振動させる呪法が刻まれている。
何て書いてるのかって? それを教えたら企業秘密にならないから教えない。
底面にはターンテーブルが付いており、加熱と同時にゆっくりと回転し、終了時にはゆっくり停止する。
また、加熱時には箱の内側天井に付いている魔石が微かな光を放ち、調理中である事を教えてくれる。
加熱の強弱とか加熱時間に関しては、完全自動としている。
庫内温度、湿度、加熱対象の重量、加熱状況などを魔石式検知器で常時監視・検出して動作するので、残念ながら現段階では解凍とか、ちょっと暖めたいとかは出来ない。
常に一定の温度まで加熱してしまうのが欠点と言えば欠点だが、ここは今後の改良点としておこう。
つまりですな、庫内に食品を入れて、扉を閉めたらスイッチオン。
加熱終了したら、チンッ! って音がして、暖かい食事が完成ってわけ。
すばらしい!
思わずユズキと手を取り合って喜んでいると、ユズカが俺を突き飛ばしてユズキと抱き合って喜んでいた。
ちなみに、ユズカは何もしていない。ただ、見てただけ。
いや、声で頑張れとは応援はしていたが、作業は応援していない。
ついでに、突き飛ばしてくれたが、俺は一応お前達の主人だぞ?
完成した試作品をキッチンに設置し、嫁ーずやドワーフメイドさん達に披露すると、もの凄く感動していた。
直後に、ドワーフメイドさんが、これで簡単にゆで卵が出来ると張り切って生卵を並べていた。
そして加熱して爆発した…卵が…。
そうだった…生卵は駄目なんだよな…忘れてたよ。
吃驚仰天のドワーフメイドさんと、しまった! と、目を覆い点を仰ぐ俺とユズキであった。
ちなみに、ドワーフメイドさんと一緒に生卵をレンジに入れていたユズカよ…いくら卵サンドが食いたいからって、お前は一緒になってやっちゃ駄目だろうが!
生卵なんてレンジでチンしたら爆発するのなんて、常識だろーが!
え、知らない? いつもユズキがしてくれてるから? お、お前…新妻だよな?
ユズキも嬉しそうにしない! ちょっとはユズカに料理を教えろ!
※こっそり新作投稿しています。
姫様はおかたいのがお好き
不定期更新ですが、( `・∀・´)ノヨロシクオネガイシマス!
0
お気に入りに追加
1,639
あなたにおすすめの小説
異世界へ全てを持っていく少年- 快適なモンスターハントのはずが、いつの間にか勇者に取り込まれそうな感じです。この先どうなるの?
初老の妄想
ファンタジー
17歳で死んだ俺は、神と名乗るものから「なんでも願いを一つかなえてやる」そして「望む世界に行かせてやる」と言われた。
俺の願いはシンプルだった『現世の全てを入れたストレージをくれ』、タダそれだけだ。
神は喜んで(?)俺の願いをかなえてくれた。
希望した世界は魔法があるモンスターだらけの異世界だ。
そう、俺の夢は銃でモンスターを狩ることだったから。
俺の旅は始まったところだが、この異世界には希望通り魔法とモンスターが溢れていた。
予定通り、バンバン撃ちまくっている・・・
だが、俺の希望とは違って勇者もいるらしい、それに魔竜というやつも・・・
いつの間にか、おれは魔竜退治と言うものに取り込まれているようだ。
神にそんな事を頼んだ覚えは無いが、勇者は要らないと言っていなかった俺のミスだろう。
それでも、一緒に居るちっこい美少女や、美人エルフとの旅は楽しくなって来ていた。
この先も何が起こるかはわからないのだが、楽しくやれそうな気もしている。
なんと言っても、おれはこの世の全てを持って来たのだからな。
きっと、楽しくなるだろう。
※異世界で物語が展開します。現世の常識は適用されません。
※残酷なシーンが普通に出てきます。
※魔法はありますが、主人公以外にスキル(?)は出てきません。
※ステータス画面とLvも出てきません。
※現代兵器なども妄想で書いていますのでスペックは想像です。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~
深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。
ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。
それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?!
(追記.2018.06.24)
物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。
もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。
(追記2018.07.02)
お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。
どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる