146 / 1,457
変えたいんだ!
しおりを挟む
『…今日は、やけに熱いですね…何かありましたか?』
いや、まあ…ユズキに転移して来た後の話を色々と聞いてな。
俺は、一応とはいえ、貴族家に生まれたわけだ。
『そうですね』
確かに、贅沢は敵って感じで節約生活ではあったよ、子供の頃。
でも特に食べる物に困った事は無いし、生活環境だってきちんと整えられてた。
だが、ユズキは街の食堂で働いて居た時に、ゴミを漁る生活をしている人を何人も見たらしい。その中には、まだ小さな子供も居たそうだ。
『あ~王都の城壁の外に、バラックの立ち並ぶスラムっぽい場所があります』
炊き出しとか配給なんてものは無かったらしい。王都なのにだぞ?
『無いですね~』
仕事も住む所も着る物も食べる物も、何も…何も無い人達が、数え切れないほど居たらしい。
でもサラだって居たんだから、王城を見たろ? 煌びやかな晩餐会や舞踏会。
一口でも手を付けた皿は、残せば全部廃棄。しかも最高級品の食材を、最高のシェフが調理してる料理なのに、廃棄だぞ?
貴族の間では、食品ロスは当たり前なんだろう。だがその金で、食べ物で、どれだけの人が救わると思う!?
『毎日、王城の生ゴミはものすごい量出てましたよ』
忘れてたよ…平和なこの世界で暮らして来て、地球であった事を。
地球だって、衛生的で安全な飲み水すら手に入れられない人たちが何億人もいたんだぞ? 注射一本で治る病気でも、その注射をうって貰う金すら無い人達が…毎日何千人も死んでいってたんだ。たかが麻疹で何万人もの子供が死んでいってたんだ。日本だと、予防接種でほとんど死なないのにな。
俺は、そんな世界は嫌なんだよ! この世界にそうなって欲しくないんだ!
でも現状そうなんだよ!
俺は…そんな現状を、ずっと見て見ぬふりをしてきたのかもしれないと思ってさ…
ユズカ達は、この世界でそんな底辺を見て来たそうだ。
自分達は、親切な食堂の夫婦に助けられて、幸福だったってさ。
でも、飢える子供達を助けたいと思ったって。
2人は、まだ15歳の何の力も持たない子供だぞ?
俺は前世入れれば、もう60が目の前だ。
いい大人が、そんな事に考えが及ばないなんて…自分が情けない。
『大河さん…それで、この世界を変えたいんですか?』
ああ、この世の全ての国や制度を変えるなんて、全ての飢える人を救うなんて、大きなことは言えないけど、せめてこの国だけでも、少しでもいいから変えたいんだ!
『でもこの国が…王制が変わらない限り、そんなに大きな変化はないような気もしますが?』
分かってる。だからメリルにもミルシェにもミレーラにも話したよ。もしもの場合は、国をひっくり返すかもってね。
『王女に言っちゃたんですか? 王城に報告されたら国家転覆を疑われますよ?』
確かにそうだよ。だが、飢える人を減らすために、それが必要ならする覚悟は有るって、言った。
『無茶しますね…メリルは、何と言いましたか? 仮にも国王の娘ですよ? 相手は、ほぼ階級社会のてっぺんですよ?』
メリルは、「私はあなたについて行くだけです。それが例え父に仇なす事になろうとも」だって。
『お…女の鑑です! 男前な王女です!』
ミルシェとミレーラは、「あなたの好きな様になさってください。私達はあなたの妻になるのですから、全力であなたの夢を支えます」って、言ってくれた。
『古き良き日本の肝っ玉母ちゃん! 武将の妻ですか!?』
一旦、この世界に混乱と混沌が起きるかもしれない。カズムに付け入る隙を作っちゃうかもしれない。もしかしたら、俺自身がカズムなのかもしれないな。
衣食足りて礼節を知るって言うだろ? 目指すは法と秩序のある、飢える事の無い世界!
社会主義では駄目だ! 資本主義では貧富の差が広がる。
だから、思い切ってイスラムの様な、政教一致、教会国家型を目指してもいいかもしれない。
但し、仕組みには手を加える必要があるけどな。
すでにネス教は、この国では絶大な支持を受けているから手を付けやすい。
国王よりも高位に、教義と宗教関係者を据える事が重要だ。
だが宗教関係者に権力を持たせない。現在の貴族院と庶民院は残しても構わないが、最終決定はネスに決めさせよう。
うん、ネスの改良が必要だ…いや、思い切って新たに自立行動出来るネスを創っても良いな。
でも完全な計算機ではいけない。ロボットの反乱の様な自体は避けたいから、ファジーな部分も必要だ。
ナディアや天鬼族の3人や妖精達の様な、人格を持ったAIを搭載した神託専用のネス。まさかイスラム世界もキリスト世界も、実際に神が降臨して政策に口を挟む事は無いだろう。
これならいけるかもしれない…まあでも、今は計画だけ。
この社会を変えずとも、俺の産業革命で飢える人が無くなれば、それも良し。
もちろん働きたく無い奴の事までは知らん! そんな大人は、逝ってよし!
だが子供達は助ける。罪もない子供達が飢えて死ぬ社会は、ぜってーに潰す!
『燃えてる…大河さんが、破〇魔定光ぐらい熱い! 男の道〇喧嘩道!』
背中〇刻む覚悟 命の限〇生きる♪ って、歌っちゃったよ!
『後ろには下がれ〇い覚悟しろ~♪』
これは流石にマイナーなアニメすぎて、ドン引きされるか…
『いえ、かなりの人が曲は知ってるはずです! なんたって、珍獣ハ〇ターイ〇トのテーマ曲なんですから!』
そうだけど…多分、イモ〇の為の曲だと思ってるはずだぞ?
『がーーーーん!』
いや、まあ…ユズキに転移して来た後の話を色々と聞いてな。
俺は、一応とはいえ、貴族家に生まれたわけだ。
『そうですね』
確かに、贅沢は敵って感じで節約生活ではあったよ、子供の頃。
でも特に食べる物に困った事は無いし、生活環境だってきちんと整えられてた。
だが、ユズキは街の食堂で働いて居た時に、ゴミを漁る生活をしている人を何人も見たらしい。その中には、まだ小さな子供も居たそうだ。
『あ~王都の城壁の外に、バラックの立ち並ぶスラムっぽい場所があります』
炊き出しとか配給なんてものは無かったらしい。王都なのにだぞ?
『無いですね~』
仕事も住む所も着る物も食べる物も、何も…何も無い人達が、数え切れないほど居たらしい。
でもサラだって居たんだから、王城を見たろ? 煌びやかな晩餐会や舞踏会。
一口でも手を付けた皿は、残せば全部廃棄。しかも最高級品の食材を、最高のシェフが調理してる料理なのに、廃棄だぞ?
貴族の間では、食品ロスは当たり前なんだろう。だがその金で、食べ物で、どれだけの人が救わると思う!?
『毎日、王城の生ゴミはものすごい量出てましたよ』
忘れてたよ…平和なこの世界で暮らして来て、地球であった事を。
地球だって、衛生的で安全な飲み水すら手に入れられない人たちが何億人もいたんだぞ? 注射一本で治る病気でも、その注射をうって貰う金すら無い人達が…毎日何千人も死んでいってたんだ。たかが麻疹で何万人もの子供が死んでいってたんだ。日本だと、予防接種でほとんど死なないのにな。
俺は、そんな世界は嫌なんだよ! この世界にそうなって欲しくないんだ!
でも現状そうなんだよ!
俺は…そんな現状を、ずっと見て見ぬふりをしてきたのかもしれないと思ってさ…
ユズカ達は、この世界でそんな底辺を見て来たそうだ。
自分達は、親切な食堂の夫婦に助けられて、幸福だったってさ。
でも、飢える子供達を助けたいと思ったって。
2人は、まだ15歳の何の力も持たない子供だぞ?
俺は前世入れれば、もう60が目の前だ。
いい大人が、そんな事に考えが及ばないなんて…自分が情けない。
『大河さん…それで、この世界を変えたいんですか?』
ああ、この世の全ての国や制度を変えるなんて、全ての飢える人を救うなんて、大きなことは言えないけど、せめてこの国だけでも、少しでもいいから変えたいんだ!
『でもこの国が…王制が変わらない限り、そんなに大きな変化はないような気もしますが?』
分かってる。だからメリルにもミルシェにもミレーラにも話したよ。もしもの場合は、国をひっくり返すかもってね。
『王女に言っちゃたんですか? 王城に報告されたら国家転覆を疑われますよ?』
確かにそうだよ。だが、飢える人を減らすために、それが必要ならする覚悟は有るって、言った。
『無茶しますね…メリルは、何と言いましたか? 仮にも国王の娘ですよ? 相手は、ほぼ階級社会のてっぺんですよ?』
メリルは、「私はあなたについて行くだけです。それが例え父に仇なす事になろうとも」だって。
『お…女の鑑です! 男前な王女です!』
ミルシェとミレーラは、「あなたの好きな様になさってください。私達はあなたの妻になるのですから、全力であなたの夢を支えます」って、言ってくれた。
『古き良き日本の肝っ玉母ちゃん! 武将の妻ですか!?』
一旦、この世界に混乱と混沌が起きるかもしれない。カズムに付け入る隙を作っちゃうかもしれない。もしかしたら、俺自身がカズムなのかもしれないな。
衣食足りて礼節を知るって言うだろ? 目指すは法と秩序のある、飢える事の無い世界!
社会主義では駄目だ! 資本主義では貧富の差が広がる。
だから、思い切ってイスラムの様な、政教一致、教会国家型を目指してもいいかもしれない。
但し、仕組みには手を加える必要があるけどな。
すでにネス教は、この国では絶大な支持を受けているから手を付けやすい。
国王よりも高位に、教義と宗教関係者を据える事が重要だ。
だが宗教関係者に権力を持たせない。現在の貴族院と庶民院は残しても構わないが、最終決定はネスに決めさせよう。
うん、ネスの改良が必要だ…いや、思い切って新たに自立行動出来るネスを創っても良いな。
でも完全な計算機ではいけない。ロボットの反乱の様な自体は避けたいから、ファジーな部分も必要だ。
ナディアや天鬼族の3人や妖精達の様な、人格を持ったAIを搭載した神託専用のネス。まさかイスラム世界もキリスト世界も、実際に神が降臨して政策に口を挟む事は無いだろう。
これならいけるかもしれない…まあでも、今は計画だけ。
この社会を変えずとも、俺の産業革命で飢える人が無くなれば、それも良し。
もちろん働きたく無い奴の事までは知らん! そんな大人は、逝ってよし!
だが子供達は助ける。罪もない子供達が飢えて死ぬ社会は、ぜってーに潰す!
『燃えてる…大河さんが、破〇魔定光ぐらい熱い! 男の道〇喧嘩道!』
背中〇刻む覚悟 命の限〇生きる♪ って、歌っちゃったよ!
『後ろには下がれ〇い覚悟しろ~♪』
これは流石にマイナーなアニメすぎて、ドン引きされるか…
『いえ、かなりの人が曲は知ってるはずです! なんたって、珍獣ハ〇ターイ〇トのテーマ曲なんですから!』
そうだけど…多分、イモ〇の為の曲だと思ってるはずだぞ?
『がーーーーん!』
3
お気に入りに追加
1,639
あなたにおすすめの小説
異世界へ全てを持っていく少年- 快適なモンスターハントのはずが、いつの間にか勇者に取り込まれそうな感じです。この先どうなるの?
初老の妄想
ファンタジー
17歳で死んだ俺は、神と名乗るものから「なんでも願いを一つかなえてやる」そして「望む世界に行かせてやる」と言われた。
俺の願いはシンプルだった『現世の全てを入れたストレージをくれ』、タダそれだけだ。
神は喜んで(?)俺の願いをかなえてくれた。
希望した世界は魔法があるモンスターだらけの異世界だ。
そう、俺の夢は銃でモンスターを狩ることだったから。
俺の旅は始まったところだが、この異世界には希望通り魔法とモンスターが溢れていた。
予定通り、バンバン撃ちまくっている・・・
だが、俺の希望とは違って勇者もいるらしい、それに魔竜というやつも・・・
いつの間にか、おれは魔竜退治と言うものに取り込まれているようだ。
神にそんな事を頼んだ覚えは無いが、勇者は要らないと言っていなかった俺のミスだろう。
それでも、一緒に居るちっこい美少女や、美人エルフとの旅は楽しくなって来ていた。
この先も何が起こるかはわからないのだが、楽しくやれそうな気もしている。
なんと言っても、おれはこの世の全てを持って来たのだからな。
きっと、楽しくなるだろう。
※異世界で物語が展開します。現世の常識は適用されません。
※残酷なシーンが普通に出てきます。
※魔法はありますが、主人公以外にスキル(?)は出てきません。
※ステータス画面とLvも出てきません。
※現代兵器なども妄想で書いていますのでスペックは想像です。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~
深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。
ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。
それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?!
(追記.2018.06.24)
物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。
もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。
(追記2018.07.02)
お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。
どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。
(追記2018.07.24)
お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。
今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。
ちなみに不審者は通り越しました。
(追記2018.07.26)
完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。
お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる